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好きな色、好きな服の色はダントツで「黒」。
・・・黒やモノトーンの色を着るのは不景気な時代一所見と言われていますが、自分の好みが不景気と関係してるかどうかはわかりません(笑)
もともと好き、というのはもちろん、演奏家の端くれとして黒を着る機会は多かったです。
ユースオケの時代はオールブラックはトップのオケのみの特権だったのであこがれだった時期もあり。
あと少なくともメルボルンでは燕尾服はメル響のみが着用している・・・のかな?
私が携わった・ちょっとでも関係があるオケやアンサンブルは基本的にみんなオールブラックです。若い人中心のオケだと特にそうですね。(室内楽だと黒+Dash of colourという場合も)
「黒シャツ萌え」というものがあったなら確実に私それです(笑)オールブラックでしゅっとして見えるんですよ。似合う人が多いし、それに楽器を持つとさらに様になって。ほれぼれとします。
まあ女性はどちらにしても全身黒なのですが(笑)
いろいろレパートリーはあるんですよね。黒の演奏服。スカート・パンツの選択はもちろん、トップがシャツだったり、様々な形状の黒のトップだったり、シースルーブラックのトップだったり。
チェリストはパンツの人が多いです。またはロングスカート。
ちなみにソリストはみんな燕尾服orドレスです。女性ソリストのドレスに関しては女性オケメンバーの間で興味の的であり話の種であります。
私はオケや室内楽の時はもちろん、コンサートクラスでのソロ演奏でも基本オールブラック。
やっぱり好きですし、限られたレパートリーで服をやりくりするのも好きですし、なんといっても周りの物と色が同じなので弾いてて気が散らない。
白い長袖シャツ・ブラウスだとその点だめですね、個人的に。白が目の前で動くので気が散るというか。
基本目線がピアノ・チェレスタはどっちかというと下ですのでやっぱりトップもボトムも黒に限る・・・かな。
コンサートクラスでは弾く曲に合わせてちょっとばかり服やネックレスを微妙に変えてみたりしたんですけどね(笑)
一回だけ指揮者の要望でオケ全員カラーシャツ、というときがあったんですけどみんな準備に大変でした(笑)
あんまり評判は良くなかったんですけど、でも楽屋の色彩、それにテンションにもポジティブな影響はあったと思います。マネージャーとして言えば。
演奏服といっても結構安価な服もあります。Direct Factory Outletで買った服とか、あとイギリスで衝動買いしてしまった8ポンド(24ドル=2500円?くらい?)のトップとか(笑)そんな派手なデザインのものとかいりませんしね。
演奏活動的なことをしなくなってから黒を着ることが少なくなり・・・多少飢えてきたんでしょうね、最近ちょっとゴシック系統のファッションもトライしてみたいなあ、なんて・・・(笑)
あと同じ黒でもストーリーに使いたいと思ってるもっとシンプルな、直線的な感じの(ステンレスを連想させる・・・)ファッションもどうかなーと・・・ステンレスアクセサリーも付けて。
服の色彩はどう見えるかよりも、自分の視界に入ってて、自分の一部として心地良いかが優先されます。
黒に関しては人を遠ざける色、といわれてますがそれは多少は望ましいことですし、黒がなんか自分のそういう?一部とぴったり合う部分があるのでしっくりくるので。
それにこれから冬になるに至ってなるべく太陽などの熱を取り込むためにも黒は欠かせません(笑)小学校の理科の通りです!
でもいっぺんに新しい試みを実行することも、服をそろえることももちろん難しいので、どちらも中長期プロジェクトとしてじわじわやっていきたいなーと思います・・・さてどうなることか。
今日の一曲: バルトーク・べーラ 「管弦楽のための協奏曲」 第3楽章
黒・・・といったらだいたいバルトークの一部の曲、そしてショスタコーヴィチの一部の曲なので、頻出してるからなあーと思いながらもまたバルトークを紹介させてもらいます。
かなり紹介文を書くには難しいのを選んだなあ、と思いつつ・・・
バルトークの音楽のなかで、「夜の音楽」と呼ばれるスタイルの特徴がある・・・らしいです。
私も詳しいことはまだわからないのですが(まだ=そのうち調べようとおもってますが)、バルトークの音楽のうちたとえばこの曲のようなゆっくりテンポの曲によくあるスタイルらしいです。
ぼんやりとわかるのは、こういう暗い色調に、上下にアルペジオ(分散和音)が走ったり・・・という特徴。
あとなんというか魂の奥底の夜にある「恐怖」「苦しみ」などを暗喩する、あおる音楽だな・・・という印象もあります。
「管弦楽のための協奏曲」の名前にふさわしく、この曲は全楽章にわたって、さまざまな楽器がフィーチャーされています。
バルトークもまた楽器使いがsuperbな作曲家なので、どんな楽器のプレゼンもなかなか渋くそして優れています。
たとえばこの楽章の真ん中ほどのビオラがセクション全体で奏でる奇っ怪なメロディー。(メロディーと呼ぶにはそれぞれの音が近いんですが)この音域で、どちらかというと不安定といえるビオラの音でこれを弾くことによるインパクトは大きいです。
そしてもう一つ、曲の最初と最後でソロがあるピッコロ(フルートの小さい版)のあのすかすかした音が、曲の壮大さとその中での孤独さを見事に表現します。
昔日本のテレビでやってた、ブーレーズとパリのオケ(どのオケはわかりませんが)の演奏の録画があるのですが、その演奏でのピッコロがものすごくて、ピッコロという楽器の印象とポテンシャルを見直しました、思わず。
ちなみにフランス人はフルート系統に強い、という話も聞きますしね。
バルトークの「夜」の独特な雰囲気は不思議で、ちょっぴり怖くもあり、そして奥深いです。
その雰囲気の実例と、それ以前に素晴らしい音楽としてこの楽章をおすすめします。
・・・黒やモノトーンの色を着るのは不景気な時代一所見と言われていますが、自分の好みが不景気と関係してるかどうかはわかりません(笑)
もともと好き、というのはもちろん、演奏家の端くれとして黒を着る機会は多かったです。
ユースオケの時代はオールブラックはトップのオケのみの特権だったのであこがれだった時期もあり。
あと少なくともメルボルンでは燕尾服はメル響のみが着用している・・・のかな?
私が携わった・ちょっとでも関係があるオケやアンサンブルは基本的にみんなオールブラックです。若い人中心のオケだと特にそうですね。(室内楽だと黒+Dash of colourという場合も)
「黒シャツ萌え」というものがあったなら確実に私それです(笑)オールブラックでしゅっとして見えるんですよ。似合う人が多いし、それに楽器を持つとさらに様になって。ほれぼれとします。
まあ女性はどちらにしても全身黒なのですが(笑)
いろいろレパートリーはあるんですよね。黒の演奏服。スカート・パンツの選択はもちろん、トップがシャツだったり、様々な形状の黒のトップだったり、シースルーブラックのトップだったり。
チェリストはパンツの人が多いです。またはロングスカート。
ちなみにソリストはみんな燕尾服orドレスです。女性ソリストのドレスに関しては女性オケメンバーの間で興味の的であり話の種であります。
私はオケや室内楽の時はもちろん、コンサートクラスでのソロ演奏でも基本オールブラック。
やっぱり好きですし、限られたレパートリーで服をやりくりするのも好きですし、なんといっても周りの物と色が同じなので弾いてて気が散らない。
白い長袖シャツ・ブラウスだとその点だめですね、個人的に。白が目の前で動くので気が散るというか。
基本目線がピアノ・チェレスタはどっちかというと下ですのでやっぱりトップもボトムも黒に限る・・・かな。
コンサートクラスでは弾く曲に合わせてちょっとばかり服やネックレスを微妙に変えてみたりしたんですけどね(笑)
一回だけ指揮者の要望でオケ全員カラーシャツ、というときがあったんですけどみんな準備に大変でした(笑)
あんまり評判は良くなかったんですけど、でも楽屋の色彩、それにテンションにもポジティブな影響はあったと思います。マネージャーとして言えば。
演奏服といっても結構安価な服もあります。Direct Factory Outletで買った服とか、あとイギリスで衝動買いしてしまった8ポンド(24ドル=2500円?くらい?)のトップとか(笑)そんな派手なデザインのものとかいりませんしね。
演奏活動的なことをしなくなってから黒を着ることが少なくなり・・・多少飢えてきたんでしょうね、最近ちょっとゴシック系統のファッションもトライしてみたいなあ、なんて・・・(笑)
あと同じ黒でもストーリーに使いたいと思ってるもっとシンプルな、直線的な感じの(ステンレスを連想させる・・・)ファッションもどうかなーと・・・ステンレスアクセサリーも付けて。
服の色彩はどう見えるかよりも、自分の視界に入ってて、自分の一部として心地良いかが優先されます。
黒に関しては人を遠ざける色、といわれてますがそれは多少は望ましいことですし、黒がなんか自分のそういう?一部とぴったり合う部分があるのでしっくりくるので。
それにこれから冬になるに至ってなるべく太陽などの熱を取り込むためにも黒は欠かせません(笑)小学校の理科の通りです!
でもいっぺんに新しい試みを実行することも、服をそろえることももちろん難しいので、どちらも中長期プロジェクトとしてじわじわやっていきたいなーと思います・・・さてどうなることか。
今日の一曲: バルトーク・べーラ 「管弦楽のための協奏曲」 第3楽章
黒・・・といったらだいたいバルトークの一部の曲、そしてショスタコーヴィチの一部の曲なので、頻出してるからなあーと思いながらもまたバルトークを紹介させてもらいます。
かなり紹介文を書くには難しいのを選んだなあ、と思いつつ・・・
バルトークの音楽のなかで、「夜の音楽」と呼ばれるスタイルの特徴がある・・・らしいです。
私も詳しいことはまだわからないのですが(まだ=そのうち調べようとおもってますが)、バルトークの音楽のうちたとえばこの曲のようなゆっくりテンポの曲によくあるスタイルらしいです。
ぼんやりとわかるのは、こういう暗い色調に、上下にアルペジオ(分散和音)が走ったり・・・という特徴。
あとなんというか魂の奥底の夜にある「恐怖」「苦しみ」などを暗喩する、あおる音楽だな・・・という印象もあります。
「管弦楽のための協奏曲」の名前にふさわしく、この曲は全楽章にわたって、さまざまな楽器がフィーチャーされています。
バルトークもまた楽器使いがsuperbな作曲家なので、どんな楽器のプレゼンもなかなか渋くそして優れています。
たとえばこの楽章の真ん中ほどのビオラがセクション全体で奏でる奇っ怪なメロディー。(メロディーと呼ぶにはそれぞれの音が近いんですが)この音域で、どちらかというと不安定といえるビオラの音でこれを弾くことによるインパクトは大きいです。
そしてもう一つ、曲の最初と最後でソロがあるピッコロ(フルートの小さい版)のあのすかすかした音が、曲の壮大さとその中での孤独さを見事に表現します。
昔日本のテレビでやってた、ブーレーズとパリのオケ(どのオケはわかりませんが)の演奏の録画があるのですが、その演奏でのピッコロがものすごくて、ピッコロという楽器の印象とポテンシャルを見直しました、思わず。
ちなみにフランス人はフルート系統に強い、という話も聞きますしね。
バルトークの「夜」の独特な雰囲気は不思議で、ちょっぴり怖くもあり、そして奥深いです。
その雰囲気の実例と、それ以前に素晴らしい音楽としてこの楽章をおすすめします。
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