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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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色々ついてない日々(笑)
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~

引き続き眠気を主とする秋冬の不調に悩まされています。
それで昨日は抗えずに昼寝たら片頭痛(緊張性じゃなかったです)が起こって頭痛吐き気に悩まされ、今日もちょっとその感じが残ってたり。
片頭痛は寝過ぎに関係あるらしいですしやっぱ寝過ぎはいけませんね。(あとこの季節昼リビングで寝ると冷えて緊張性頭痛も起こることがあるのでそれも)
明日からまた仕事が入ってるので起きてるモチベーションが上がるはず。それから外に出る楽しみも忘れずに。

そして今日はオケのリハーサル・・・だったはずなのですが出かけていったらなんとホールの鍵が開いてなくて、掃除屋さんに来てもらって開けてもらわなくちゃいけないとまさかのアクシデント。
それでリハーサルの前半がまるまるつぶれてヴォーン=ウィリアムズがなしになったため今週も一音も弾かずに帰りました。
幸い夜も寒くなかったため(ここんとこメルボルンは異常に暖かかったらしい)外で連絡待つのも苦にならず、オケのみんなも楽しい雰囲気だったので諸々楽しかったです。

そういえばあと11日なのでコンサート情報貼っときます。
Stonnington Symphony Orchestra
Malvern Town Hallシリーズ コンサート1
2014年5月31日(土)16時開演
指揮者:Mark Shiell
Frederick Septimus Kelly 弦楽のためのエレジー
ジョージ・バターワース 「緑の枝垂れ柳の岸辺」
エドワード・エルガー チェロ協奏曲(チェロ:Kalina Krusteva)
ヴォーン=ウィリアムズ 交響曲第3番「田園交響曲」(ソプラノ:Alexandra Flood)
そんなこんなでどうもついてないっぽいこの頃。
ついでに言えばトリトドン育てるための厳選がどうもうまくいかない。組み合わせはいいんですがどうも運の方面が。おかげでボックスの中が常に青いめにゃめにゃしたものでいっぱいになってます。可愛いですが(ただ進化前のカラナクシよりも進化後のトリトドンの方が可愛い)。

ちなみにAge of Wonders 3はまだランダムマップいいとこなのでそのまま進めてます。
今回無所属のアンデッドとかドラゴンとか巨人の小さい勢力があって、それらと交渉してクエストをこなしたりして和平を結んだり自分の勢力に吸収したりするシステムがあるのですが、比較的早くにドラゴン族を自分の勢力に入れておくのはものすごくおすすめ。途中のクエストでちっさいドラゴンWyvernや超強力なドラゴンが仲間にくわえられたり、その後ドラゴン拠点を吸収して育てると自分でWyvernやドラゴンが生産できるという素晴らしい世界。
ちょうど今Fire Dragon生産施設が出来たところですがターン数的に使う余裕はないかも。でも夢があるので是非。

AoW3はフォーラムを見ると色々プレイスタイルがあって、単一種族で進める(つまり他種族の街を獲ったらAbsorbでなくて自分の種族に必ずMigrateする)純粋主義プレイとかやってる人もいるそう。
今回キャラクターの善悪が最初に選ぶエレメントと行動で左右するので元々Destructionエレメントを持たせてるキャラで悪の道を貫くのもいいかな、と思ってるのですがちょっと面倒なのですよね。
つまりは無所属の勢力と交渉しないで武力で制圧する=ドラゴンとか巨人とか序盤から相手に戦わなけりゃいけないという側面があり。勝てるかもしれないけどめんどい。
(特殊ルールプレイだったらでもAncient Domains of Mystery=ADOMが面白い。色んな制限があるチャレンジゲームの数と性質が半端なくすごいです。)

そんなこんなでだらだらやってますが次回はちょっとiTunesのライブラリ漁って出てきたネタがあるのでちょっと詰めて出してみたいと思います。アイディアは面白いはずなのですがまとまるかどうか。お楽しみに。


今日の一曲: ロディオン・シチェドリン 「弦楽、オーボエ、ホルンとチェレスタのための音楽」



Shchedrinはシチェドリンと読むのか!難しいな!
先月マレーシアに行く前に行ったメル響のコンサートで聴いた曲をやっと紹介。存命のロシアの作曲家で、Wikipediaを見ると最近でも大規模な作品を書いているみたいです。ここら辺の世代の作曲家もまだまだ現役ですね。

最初にこの曲を聴いたときからずっとこの曲の印象は「チャイコフスキーとシュニトケが共存してる」で変わりません。ロシアの音楽の歴史って色々素晴らしい作曲家が出てるのですが間も後も全部抜けてこの2人。良い意味で「古臭さ」とも言える古さと、独特の緊張感と痛みをもつ弦の音色・不協和音がどの時空軸にも文化圏にも実在し得ない、収まらないような言い表しがたい世界を作り上げます。

コンサートの感想のときにも書きましたがシチェドリンはロシアの文学者の作品を題材にすることが多く、さらにバレエのジャンルにも縁が深く。つまりバレエ関係の人もロシア文学が好きな人の接点にもなるポテンシャルがあるんじゃないかな。わくわく。
そしてこの曲はチェーホフの「犬を連れた奥さん」を題材としたバレエから派生した音楽ということでどっちにもかかってます(元の形をどれくらいとどめてるかは分かりませんが)。

そして私が言及せずにはいられないチェレスタの役割。曲の真ん中ほど、それからそれが繰り返される最後の部分でソロがあります。弾くのはそこだけ。(ほとんど弦です)
長く伸ばされる和音の上でオルゴールのようにきらめくチェレスタのソロはまるで時が止まったよう。
一弾き手としてはここはあんまり感情出さずに、むしろ機械的に弾くほうが効果的だと思うのです。止まった感・この世のものでない感が出るように。弾いてみたいなあ。弾いて聞き手の心を射貫きたいですね。

それでこの曲を入手したのがiTunes Storeにあった上記CD。ホルストの惑星(もう5つめです、録音持ってるの)と「other unearthly music」=地球のものではないような音楽の寄せ集め。
なんか面白い曲の取り合わせですよ。バルトークの「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」だったりSF映画メインテーマ3つだったり、シベリウスの「トゥオネラの白鳥」やストラヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」からの一部だったり(ストラヴィンスキーとしてはちょっと意外な作風の曲です)。
そのなかで惑星・弦チェレとこの曲でチェレスタが大々的に活躍する、一種の「チェレスタ神CD」的なCDになっているのがまたおいしい。
CDの曲の組み合わせについてもちょっと考えさせられる面白いアルバムです。
試聴もおすすめです(ただし見事に弦しか弾いてない部分です)。


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