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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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相変わらずちょっとずつ。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

書き忘れてましたが11月の末にロンドン交響楽団がメルボルンに来るコンサート、チケット予約しちゃいました。そこそこお値段しましたがこれは聴きに行かないわけにはいかない。Gergief指揮のオールロシアンプログラム、プロコの1番・ペトルーシュカ・ショスタコ10番とがっつりエキサイティングな曲揃いですが特にショスタコが楽しみ。

そして来週末にメル響がスメタナの「我が祖国」をフルで演奏するというのでこちらも予約。スメタナの「我が祖国」といえば「モルダウ」が有名で単独で演奏される頻度が飛び抜けて多いですが実は全部で6楽章構成、1時間20分くらいの大曲。実は第1楽章の「Vyserhad」が一番好きで、最終楽章も長いこと生で味わいたいと思ってました。フルで演奏するのに出会うのも自分にとっては多分初めてというレアな機会なので土曜の朝早く遠出の予定があるのに両立させちゃう無謀さ。しかも金曜のコンサートは車以外でほとんど行ったことないところですし。

で、来週末の遠出はいつもの田舎の友達の家。向こうはスキーやるとこに近いので寒いだろうな(汗)今年は山で大分雪が降ってるみたいでちょっと遊びに行ってみようかみたいな話があります。二人目も前回と比べると大きくなってるようなので(そりゃあ前回見たのは生まれて6週間だったしな)そういうお出かけも平気になってるかな。

音楽に関しては5月に弾きにいったローカルオケStonnington Symphony Orchestraでヘンデルの「司祭ザドク」のオルガンパートをキーボードで弾くことになりました。コンサートは8月中旬。
オーストラリアもイギリス文化圏とあってヘンデルの人気が高いのですが「司祭ザドク」もプロアマ問わず頻繁に演奏されるポピュラーな合唱曲だそうです。私は弾くの初めて。妹が学校で弾いてたはずだけど本人は覚えてないそう。

そういえば今National Gallery of of Victoria(NGV)のInternationalの方で「Bushido - the way of the Samurai-」(武士道:侍の道)という展示をやってるのがちょっと見に行きたいです。日本の「侍」に関する甲冑や絵などのコレクションらしいです。常設コレクションにもある程度日本の美術品があるのを見たことあるのですが取り寄せてるものもあるのかな?

諸々ゲーム方面も知らせがいっぱい入ってきて座ってるだけで面白い。
ポケモンのオメガルビー・アルファサファイアの新情報はまだまばらかな。メガメタグロスは育てるよりもゲームバランスとかにどれくらい影響があるかの方が興味がある(なんてったってチャンピオンの切り札ですしね、でも後から来たポケモンの関係もあってストーリー中はともかく最終的にはそれほど大きく変わるとは思えないんだよなあ・・・)。
今のところアルファサファイアを買ってミズゴロウで始めたいなあと思ってるんですがその時点ですでに水に偏ってる(汗)ミロカロスを使うのはあきらめるかな・・・

そしてADOMとAoW3もかなり知らせが入ってくる。
AoW3は拡張に向けてどかーんどかーんという程じゃないですがインパクトのある追加要素がいくつかでてきています。今日も種族・都市の戦略的特徴をより際立たせる追加要素の発表がありました。同時にマーメイドが(デフォルトでは無所属)ユニットとして追加確定ということですね。AoW3に関するお知らせは毎回ゲームの運用・戦略に影響があるのが目に見えてわくわくします。

それとはちょっと違ってADOMの開発に関するお知らせはかなり細々した話が多い。ただその一つ一つがコミュニティとの話し合いで調整されたもので、よくよくみると確実にゲームプレイの感覚が変わってきているようです。古参のファンがほんとしっかりしてる。
最近はsteamで公開するのに向けてユーザーインターフェイスなどをわかりやすく、操作しやすく変えてるプロセスが見てて面白いです。確かにADOMは一番最初にプレイしたときにはキー操作とかコマンドとかがちょっと難しかったりするのですが、それをみんな長いこと「慣れ」で片付けてたところがあり。NotEye導入もあるのかな、操作が単純化されてちょっと目から鱗なところが色々あります。

あとは一時帰国のことを考え始めないと、というタイミングにさしかかってきましたね。
だんだん日にちを決める要素も出てきましたし。今年も動くぞ。


今日の一曲: ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ピアノと管楽のための五重奏曲 K.452



母に買ったタックウェル演奏のモーツァルトホルン作品のCD(協奏曲メイン・室内楽メインの2枚組)から1曲。
モーツァルトでホルンというと割と似通ったキーやキャラクターの曲がどうしても多くなってしまうのですが、それでも普段あんまり聞かない小さい曲とかまでタックウェル氏の演奏で聞けるのは嬉しいです。

バリー・タックウェルはオーストラリア出身の世界的ホルン奏者です。母は若い頃ホルンを吹いてて彼のレコードなど買っていたそうですがまさかオーストラリアに行って娘が大学で音楽をやってタックウェル氏と実際に会うことになるとは不思議な縁だそうで。なんかホルンは奏者同士のつながりが広くて一人知り合いになるとほんといろんなホルン奏者に出会うことになるのがすごい面白い。
タックウェル氏はもうかなりお年を召してはいますが演奏も指揮も指導も色々やってるみたいなことをたまに風の便りで(ホルン奏者から)聞きます。元気だなー。

さて、ホルン同士のつながりはもちろんですがホルンという楽器は色んな楽器と音の相性が良く、ホルン同士・金管同士だけでなく木管楽器(木管五重奏など)や弦楽器、ピアノとも室内楽で一緒に演奏します。このCDを見てもホルン二重奏、弦(バイオリン、ビオラ2、チェロ)とホルンの五重奏曲、そしてこのピアノ+木管(オーボエ、クラリネット、ファゴット)とホルンの五重奏曲と様々な楽器の組み合わせが見られます。(どれもちょっと珍しい編成ですね)

このピアノ+木管+ホルンの組み合わせの魅力は音の輝く丸さかな。ピアノを含むどの楽器もものすごくなめらかで金色で。ホルンはこの曲・編成で主役ではなく脇役ですがホルンの音色の性質が他の楽器の音や曲のキャラクターに影響を与えてるところって大きいと思います。

タックウェル氏の演奏を楽しむ、という面だとこの曲でなく協奏曲などが良いと思いますが、でも名脇役としてのホルン、室内楽としてのホルンの美しさはピカイチ。タックウェル演奏のモーツァルトの協奏曲のCDは多分たくさんあると思いますが室内楽もおすすめです。

そして今回このCDを(母に)購入して聞いてタックウェル氏の音に改めて惚れました。
やっぱりオーストラリアが誇るべき奏者ですからね、ABC Shopで何枚かタックウェル氏の演奏CDがあります。今度また購入したい。

そしてオーストラリアでホルンといえば大学の友達で特に天才的な才能を持った奏者が一人いまして(この友達が私のホルンコネの源なのですが)。タックウェル氏の指揮でモーツァルトの協奏曲のCDをABCから出しています。試聴したらいい感じでした。大学の頃から特徴的な音をしてる。(奏者によって音の性質がかなり違うのを聞き比べるのも面白いですよ)

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