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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Yarra Valleyのワイナリー巡り
ちょっと最近こちらのブログにスパムアクセス・コメントがたびたび襲来してるみたいなのでとりあえず対応中。お見苦しいところあったらすみません~

実はStonnington Symphonyのコンサートがもう今週末の次の週末に迫っていて、ちょっと来週逸れ関連でばたばたあるみたいなので溜まってる分のエントリーは書いとかないと大変(汗)
日常に戻ったは戻ったで色々生じていて追いつくのが難しい・・・

さて今回は両親と行った諸々シリーズの最後。メルボルンがあるヴィクトリア州は郊外に多数ワインの産地がありますが、そのなかでも最大級のワイン地方、北東にあるヤラバレーにいってきました。
両親がメルボルンに来ると大体そっちのワイナリーに2軒くらい日帰りでいってワインを買って、それで郵便局(Post Office)で専用の箱を買って預け荷物に入れられるようにして日本なりマレーシアに持って帰るのが恒例になっています。

今回はYering StationDe Bortoli(リンク先はヤラバレーのワイナリーのサイト、親サイトはこっちみたいです)というワイナリーにいってきました。Yering Stationはほぼ毎回行ってますがDe Bortoliは初めてかな。

実はYering Stationは前回買った白(および他のところでちまちま買っているワイン数本)が開けずに残ってるため今回はワインの購入は見送り。でもテイスティングはしました。軽めの赤(ShirazとViognierのブレンドだったかな)とちょっと渋めだけれど嫌味の無い赤(何かは忘れた)がよかったです。
(そうそう、今回テイスティングをして初めてワインの味の違いを自分で言葉にできるようになったというか、前までは違いは分かるけど「どういう」味なのかをカテゴリでも表現できなかったのでなんか一段と楽しくなりました。もっとワイン飲みたいですぜ)



Yering Stationの見所はワインと景色だけでなく、周りの地域で作ってる食品などもおすすめ。
おつまみとしてだけでなく普段の料理やちょっと特別な料理とか色々な場面で面白そうなものが売ってます。
蜂蜜も特定の花の蜜のが(今回行ったときは少なかったですが)売ってたり、ケチャップも毎回買っていて、今回はココナッツ&ライムのFudge(説明はWikipeさんにお任せ)まで買ってしまいました。他にも調味料とか(チャツネとかあるんだなー)見てると使い道がわからないのに欲しくなる。ワインが飲めなくてもこちらおすすめ。

De Bortoliはワインテイスティングだけでなくチーズのテイスティングもあります・・・ということでワインを買わない代わりにStiltonというブルーチーズを買ってしまいました(笑)
ブルーチーズで後味がきつすぎなく美味しいのに初めて出会って感動してしまったんです。でもこのStilton、後で調べたらなんか産地限定の指定があるとかエリザベス女王のお気に入りだとか寝る前に食べると変な夢みるとかいわくつき?のチーズだそうで。とりあえずおいしいです。

ワインはテイスティングしたうちでダントツに美味しかったのがNoble Oneという貴腐ワイン。甘過ぎず上品な味でした。それこそおつまみなしで飲みたくなるような。モーニントンのRed Hill EstateのMoscatoも濃くて葡萄味がすごかったけどこれはまた違う感じでどっちも欲しい。
それからLa Bohemeシリーズ(プッチーニのオペラの題名、この辺りが出身のオペラ歌手Dame Nellie Melbaにちなんでるそう)のAct Three(Pinot Gris他)も美味しかったです。あとラベルが別に拡大版が額に入れて飾ってあるくらい素敵。



そしてDe Bortoliに行ったときはワイナリー付属のレストランで遅めのランチを食べました。(毎日は開いていない+夕食は土曜のみなので注意)
イタリア料理をベースに地域の食材をふんだんに使った料理が出てきます。盛りが大きすぎなくて変な時間のランチでも家族1人1皿(前菜サイズ)食べれるくらい。もちろんワインも合わせられます。
食事もよかったですがデザートがよかったですねー。アフォガートもバニラアイスにコーヒー+フランジェリコ(ヘーゼルナッツのリキュール)だったり。私が食べたのはルバーブのSemifreddoでした。ルバーブ大好き。

今回は行かなかったのですが同じヤラバレーにあるDomaine Chandonもおすすめです。専門であるスパークリングの充実はもちろん、見学ツアーもやってます。

そして他にもいろんなワイナリーがこの辺りにはあるのですがオーストラリアの田舎らしく一軒一軒が離れているのであらかじめ予定を立てて回ることを強くおすすめします。あとテイスティングとかCellar doorが開いてる時と開いてないときがあったりするのでそれも事前に要チェック。

さて次ワインを味わいに行けるのはいつになるかな。その前に手元のワインを飲まなきゃな。


今日の一曲: ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ホルン協奏曲第2番 第3楽章



最近買ったCDの関係でどうもモーツァルトを聴く・紹介するのが多い気が。
こないだシティのEmporiumにあるABC Shopに両親を連れてってこんなCDあるんだぜーと見て回ってたらこないだのエントリーでちょっと言及した私の大学時代の友達のCDを見つけたのでちょっとそそのかしてみたら父が購入しました(笑)ということで紹介。

こないだ書いたように大学時代から様々なホルン奏者と知り合うきっかけになったのがこのLin Jiangというホルン奏者です。かなり早いうちから頭角を現していて在学中にもうスター奏者でした。
技巧はもちろん、その揺るぎなく勇ましい奮い立たされる音が魅力的で。彼の音は一つ一つに爆発するようなエッジがあるのが特徴的です。ホルンというと丸い性質の音を聞く事が多いのでちょっと違う刺激があるような。

そんな彼がこのCDを(バリー・タックウェルの指揮で)録音する数年前、大学のオケとソリストとして弾いたのがこのモーツァルトのホルン協奏曲第2番。大いに盛り上がったこのコンサートではサロメやばらの騎士ではちゃっかりオケでも弾いてたなあ。

実際このCDで彼が吹くモーツァルトの協奏曲全4曲を聴くと(2,3,4番はほぼ同じ曲とはいえ)第2番が一番似合ってると思います。第1楽章の駆け上がる音階の感じだったり、第3楽章のちょっとしたユーモアだったり、いつもLinの音で聴きたいと思うのです。

で、ABC shopでも売ってるのですが日本のAmazonで念のため調べてみたらこっちでもあるじゃないですか!これは嬉しい!張り切ってリンクしちゃいます。

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