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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Age of Wonders 3の拡張のお知らせが来たー
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~

ちょっと今日はTwitter経由で知った漫画「三国志ジョーカー」(青木朋)をがーっと読んでました。三国志もので新しく作品を読むのは大分久しぶり。色んな異質なものもののアンサンブルがこうもうまくいくものかーと驚きながら細かいところで笑ったり楽しかったです。読んでよかったー。

さて、今回メル響の2015年シーズンを紹介するかAoW3の拡張版のお知らせについて書くか悩んでたのですが後者にしました。
Triumph Studioから公式の告知があって9月にAge of Wonders 3の最初のExpansion版が出ることが決定しましたよ!
タイトルはGolden Realms。プレビュー動画含む詳細(英語)はこちらです。価格は未定。

今回は残念ながらクラスの追加はないようですがHalflingsが戻ってきたました!キャンペーンゲームは彼らが主役。虐殺により数が少なくなりAoW3メインゲームの舞台である土地を追われ、新天地で冒険を始めるストーリー。ただ敵は同じHalflingってところがちと大変ですなー。
他にもDwelling(FeyやドラゴンのようなNPC種族)として蛇族Nagaが登場します。Gluttonは以前のAoWに何度も登場してますね。
他にも開発ブログで紹介されてた新要素諸々などの追加もあるようです。

中でもプレビューに出てきたFeathered Serpentが楽しみです(これはどっちの種族のユニット?)。とにかく長い生き物が好きなのはデフォルトですが高い機動力に加えてテレポート(phase)、そしてHealingまで揃ってるという、戦闘自体はもちろん他のユニットのサポートにも痒い手が届きそうなユニットです。
(今他のユニットを回復させるのだとHeroキャラクターが前線まで出てくるリスクがあるのでそれを温存できたらちょっといいよなーと)

フォーラムではこの拡張のスケールや詳細などちょっと評価が分かれてるところもあるようで。
印象としては開発側は多分早い段階で最初の拡張を出したかった、でも結構バグや不具合不都合なども出てきていて二つを両立させるのにかなり苦労していた、という感じかな。色々発売周りから見てるとそういう感じにみえます。でも新しいクラスなしはそれでも残念。
もちろんこれからまだ拡張版は出る予定だそうなので今後にもまだまだ期待しています。

自分は相変わらずスロープレイヤーなのでぼちぼち進めています。
最近Steamでのガイドページ(たとえばここ)やフォーラムでのそういう感じのスレを読んでカスタムキャラが司るSphereをキャラクターのイメージから実際のゲームプレイで実用的になるようにちょっとずつ調整して、今ランダムマップで使いやすいかお試し中。

わかりやすい例をあげるならArcher、Storm Sisterなど遠くから攻撃するのユニットが要のHigh ElvesにはWind Adept(風のレベル1)の「Seeker Enchantment」という間接攻撃の障害物を無視する魔法が嬉しいのでWind Adeptを選んでみたり。
あとSorcererは召還ユニットのほとんどが浮遊・飛行なのでEarth Mastery(地のレベル2)の広域強力魔法「Earthquake」を自軍のダメージリスクが低く使えるのが大きいアドバンテージになるかも、とか。

今ちょっとHigh Elf SorcererのHazel君でランダムマップ攻略練習してますが、SorcererとSeeker Enchantmentは実戦でちょっとやりくり難しい。Magic Fistを初めとした攻撃魔法でダメージ貢献したりHPがちょっとだけ残った敵にとどめをさしたりがんがんしたい、というのとSeeker Enchantmentを間接攻撃ユニットにかけて回りたい、という欲求は1ターンで全ての主将・副将から1回しか魔法が使えないというシステムでは不完全燃焼になるような。

ただ今回初期のマップの性質?それとも私の手違い?でしばらく都市を自分の領土にできない状態が続いて、その後領土が増えても主力部隊が自分の都市から離れて動き回ってることが多く。
そういうときでもSorcererだったらほぼ即座に召喚魔法を使って兵力upできるのが頼もしいです。しかも召喚ユニットはどれも実力安定ですし。
ただSorcererが召喚出来るユニットはどっちかというと直接攻撃寄りなので、エルフだと前述Archer(金メダルまで育てるとものすごい強力!)やStorm Sister(麻痺撒きもかなりの確率)とバランスを取れる・・・かな。
どうしてもやっぱり不都合のほうがうまくいったことよりも実感しやすいです。

さて次回はメル響のあれを。今メル響はヨーロッパで演奏旅行まっただ中で色々向こうからTwitterなどで便りがくるのが楽しいです。


今日の一曲: セルゲイ・ラフマニノフ 交響的舞曲 第2楽章



今年前半に両親がマレーシア交響楽団のコンサートでこの曲を聴いてわりと良い印象だったようなのでこないだABC Shopに行った時に他の諸々トランペットやホルンなどのCDと一緒にこの曲のCDも買っちゃいました。
ラフマニノフが書いた最後の曲で、ピアノ2台版とオケ版どちらも魅力的な曲。音楽全般ではオケ版とピアノ版がある曲は大抵オケ版が好きな私ですが、この曲はどうもピアノ2台版が好きなんです。説得力でピアノ版を超えられるオケ演奏に出会ってないってことなのかなあ・・・
ただ今回は↑の経緯なのでオケ版を紹介します。

クラシック音楽では色んな作曲が編曲されていて、そのうちの一部は作曲家自身によって編曲されているものもあります(この交響的舞曲もそうですね)。
でもどうしても別の楽器のために書き直すと再現できないとことか違ってくるところとか(悪い意味では必ずしもないですが)出てきてやっぱ難しいなーと思うことが多いのですが。
そんななかこの第2楽章の最初の金管の和音を聞くと一瞬で「あ、ラフマニノフはピアノ版でもこういう音を出したかったんだな」ってのが感じられる、その感覚が大好きで。

あとオケとピアノで違ってどっちも良い、というのがこの曲のワルツの雰囲気。オケで弦のピチカートに乗せる弦や木管のメロディーの軽さ、ふわっとした強弱の作り方なんかはピアノ版には
ない素晴らしさ。ピアノ版はピアノ版でメロディーの後ろの細かい音のめりはりの際立ち方が気持ち良かったりします。あとはこの曲全体を彩るハーモニーの微妙な暗さもピアノの音の方がきれいに出るかなあ。

ラフマニノフってピアニストではありましたが合唱も声楽もオケもなんでも人並み以上に、というか素晴らしく書ける作曲家で。特に打楽器の使い方のこだわりなんかすごいと思います。(ただ弾くには難しいことも多いようですが)ただそれが聞けるのはこの第2楽章じゃなくて第3楽章の方か。
それからラフマニノフの楽器使いで私がとても好きな「暗いビオラの低音部分のソロ」がここでも出てきてちょっとにやり。(交響曲第2番の第1楽章なんかでも出てますね、にやりします)

とにかくオケ版もピアノ2台版もいい曲なのですよ、交響的舞曲。巷で聞かれることはそんなに多くない曲なのですが。私にとってはラフマニノフの作品のなかでトップクラスに心の大切な曲です。
前にも何回か紹介していますがこれからもぽつぽつ繰り返し紹介していきたいと思います。

演奏は両親に買った同じのを。こないだ亡くなったマゼール指揮でベルリンフィル演奏、同じくラフマニノフのちょっと知られてないオケ作品「岩」「死の島」と収録。「死の島」は元ネタになったベックリンの絵を知ってる人には特にお勧めです。


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