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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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メル響2015年シーズン公開されました!
今日はピアノも休んでだらだらしていたらどうしても眠りに落ちてしまってどうも頭が重いです。どうしてこうなった。動かないにしてもこんなに眠くなることはそんなに多くないはずなんですが・・・

前回のエントリーで書いたとおりメル響(ただいまヨーロッパを演奏旅行中)の来年のコンサートシーズンが最近発表されたので今日はめぼしいコンサートを紹介します。何よりも私が楽しみにするために(あと実際来年シーズン紹介エントリーは後々参照してたりします)。
それではいきなり。(あくまでも自分が面白そうだと思ったコンサートのみで網羅はしてません。室内楽コンサートはだいたい省いてます)

<1月~2月>
メル響の1年が始まるのは1月最後の日、31日のスター・トレックのコンサート。来月もうチケット予約が始まるので宣伝はすでに始まってます。ファンにはたまらないコンサートなんだろうなー。
2月には毎年恒例Sidney Myer Ballでの無料野音コンサートシリーズ。今年は2番目のコンサートでバルトークの管弦楽のための協奏曲をやるのが楽しそう。
さらに2月の終わりには去年に引き続きChinese New Yearコンサートとして中国の作曲家Tan Dunを招いたコンサートが開催されるそうで楽しみ(今年の10月のTan Dunギター協奏曲のコンサートはいけないので)。
そういえば最近お知らせが入ってきて2015年夏にSummersalt Festivalという芸術関係のフェスティバルが6週間メルボルンで開催されることになったそうで、メルボルンの様々な芸術団体が参加する中にメル響も挙げられてたので↑のコンサートのいくつかもその一部になるのかな?

<3月~4月>
今年始まったマーラーサイクルは来年も続いて3月に交響曲第3番の演奏があります。巨大な巨大な交響曲。4月にはバイオリニストSarah Changが来豪してブルッフを弾くそうですがブルッフはともかく(彼女の演奏だったらもうちょっと違う曲が聴きたかった)同じコンサートで演奏されるニールセンの4番とかアイヴスとか、なかなかお目にかかったことがないレパートリー揃いで楽しみです。

<5月>
毎年恒例の新しい音楽の祭典Metropolis Festivalは5月の中旬くらいにいくつかコンサートがあります。武満やシェーンベルクなど様々な現代音楽の作曲家がフィーチャーされるなか私が大学で初めてオケピアノを弾いた曲であるヴァレーズの「砂漠」が演奏されるコンサートTan Dunのチェロ協奏曲「Crouching Tiger Concerto」のコンサートは聴き逃したくない。

<6月>
6月もなかなかすごいラインアップ。ブリテンの戦争レクイエムがあったりマーラーの交響曲第4番があったり。マーラー4番(歌のソリストは母校の先輩!)のコンサートではWispelweyのプロコフィエフ(Sinfonie-Concertante)が今度こそ聞けるかな?(前回は指揮者の都合で曲が変わった)

<7月>
7月も引き続きてんこもり。オーストラリアの作曲家Nigel Westlakeが音楽を書いた豪米制作の映画「ベイブ」の20周年を記念したコンサートシベリウス7番とラヴェルのボレロのコンサート、そしてチャイコフスキーのスラヴ行進曲・プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番とブラームス4番という私の好きな曲しかないコンサート

<8月~9月>
8月にはまずスクリャービンが入るちょっと変則的な?オールロシアンコンサートにラフマニノフのピアノ協奏曲第3番とシュトラウス「英雄の生涯」が入ったテンションが上がりそうで濃いコンサートもあり。
9月は声楽方面でRenee Flemingによるラヴェル歌曲など自分がちょっと知ってきょくが演奏されるコンサートもあるようですが行けるかな。

<10月>
なんか今年の年末にもやるような気がしますが来年の10月もシェヘラザードやるそうです。ドヴォルザークのバイオリン協奏曲も聴けるのは嬉しいな。
そして月末にはガーシュインの「パリのアメリカ人」、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調、サン=サーンスのオルガン交響曲(もちろんタウンホールで!)という終始すっきりな楽しいコンサートもあり。

<11月>
11月の目玉はシベリウス&ニールセンのオール北欧プログラム。これは聞き逃せない。そして同じバイオリンのソリストで弦楽中心のコンサートもMelbourne Recital Centreでやるそう。こちらもいい曲揃いでよさげですねー。
12月は毎年恒例&伝統の「メサイア」とクリスマスキャロルコンサートだけみたいですね。

来年は解説系のコンサート(Ears Open WideやKeys to Music)も増えてますし、クラシック以外のジャンルとのコラボ的なコンサートも幅が広がってますし。
さらに子供向けのコンサートがFamily Classic for KidsとJams for Juniorsに増えてるのも来年からかな?年齢分けがちょっと???ですが時間を短くしたり聴衆参加アクティビティを取り入れたり年齢でその内容をちょこちょこ変えてみたりいろんな試みしてるみたいで面白そう。
子供のためのコンサートでの工夫とか知りたいです。

ということで20世紀以降音楽となるとちょっと自分にはたりない部分も結構ありますが、それでも2015年楽しみです。
(ついでにプロで弾けるようアクションを起こせる年になるか!?とは思ってますが完全にチキンなのでさてどうなるか。)


今日の一曲はお休み。キューはまだ存在しています。面白い曲を紹介できるようぼちぼちがんばります。
(ただクラシック以外にはちょっとの間手が回らなさそうです~)


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