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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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メルボルンのお土産など
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
Age of Wonders関連のエントリーにちょこちょこアクセスありますが最近書いてませんね(汗)ちなみに公式では以前紹介した拡張パック「Golden Realms」の情報に加えて拡張での新仕様(新しいクエストの種類)についての情報がアップデートされてますよー、と書いておきます。
ちとばたばたしてますがちょこちょこプレイもしてます。Orc Theocratでユニットの持ちを良くしてみる(&慣れない種族・クラスを使う)試みだったり。

今日は日本に行くにあたって親戚に買うお土産の下見に行きました。(自分の諸々も見ましたが)
毎回買ってるしそんなにベタなものでない方がよかったり色々難しい。
ということで今回はメルボルンのお土産物エントリー。もしかしたら前に書いてるかも知れないけど気にしない。

シティに行けばお土産を買えるところはたくさんあります。一番シンプルというかベタというか観光っぽいオーストラリア・メルボルンのお土産全般はSwanston Streetの南半分(Flinders St駅に近い方)にいくつかお店があります。
ただお土産全般のお店だったら一番いいのはFederation Squareの情報センターのお土産屋さんかな。もう一歩踏み込んだお土産があります。ちょっと今画像が見つからなかったのですがトラム関連品物や絵本など面白いものが見つかります。

オーストラリア・メルボルンの植物や動物が好きならRoyal Botanical Gardens(王立植物園)やMelbourne Museumのギフトショップで良い物があるかも。特にBotanical Gardensで買える植物の絵は種類も豊富で素敵です。ちなみにBotanical GardensMuseumもオンラインショップがあります。

メルボルンのお土産であまり知られていない隠れ家的な店もあります。今はH&MがあるGPOの建物と新しくできたEmporiumの狭間にある小さな細い通り(Drivers Lane)にある「The Melbourne Shop」という店。(それに隣にウィスキーバーがあってびっくりしました)この小さい店にはメルボルンの地図やメルボルンならではの名物(地名やちょっとマニアックなもの含め)をモチーフにしたTシャツやポーチや小物がたくさんおいてあります。オンラインショップはこちら。オーストラリアのメルボルン以外のものもあります。ちなみにうちは妹の提案でここのメルボルンの地名掛け時計を両親に贈りましたよ。

ただ今日現在私が一番おすすめなメルボルンのお土産購入場所はなんと郵便局です。
もちろんどこの郵便局でもいいというわけではなく、シティのLonsdale StとElizabeth Stの角(Emporiumの近く、↑のMelbourne Shopの近くでもあります)にあるAustralia PostのGPO Post shop。ここは最近新しくなってセルフサービスや営業時間外のサービスなんかもやってるみたいです。
それに加えてここではコレクションアイテムに力が入っています。記念硬貨や特別硬貨、特別な切手セット(フットボールやラグビーのチームのなど、他にも色々あるぽい)が色々あって面白いです。
あとここに置いてあるオーストラリアの写真のカレンダーはものすごくオススメ。ここのカレンダーなんですがオーストラリアの様々なテーマで多彩なラインアップ。特に好きなのはもちろん鳥、そして花(オーストラリアの奇妙な花たちの美しい写真が魅力いっぱい)。買ったことないですがパブのやつも面白そう。

ちなみに記念硬貨とかコイン類はBlock Arcadeにもお店があったはず。詳しくはないけどあっちはかなり本格的なコレクター用のお店みたいな印象でした。

あとはAustralian Geographics(シティだとEmporiumにあります)もオーストラリアのお土産ものが売ってます。サイエンス系グッズや本格的な望遠鏡もありますがオーストラリア的なものもこういう感じでバラエティに富んだ品揃え。サイエンスグッズも合わせて子供のお土産にもいいかも。

それから食物系だったらDavid Jonesの食品コーナーが毎回重宝しています。
(シティのDavid Jonesの食品コーナーはBourke St南側の地下1階にあります)
Byron Bay Cookiesのクッキーシリーズや紅茶数々(T2含む)、そして大半が何に使っていいかわからない多様な調味料類。(ただチョコレートなどが売ってるお菓子セクションは輸入ものが多いはず)

その他食物ピンポイントだとHaigh'sやKoko Blackのチョコレート、T2の紅茶(オーストラリアシリーズがあります)なども定番ですね。オーストラリアのチョコレート専門店のチョコレートおいしいですよー。

そういえばこないだからオーストラリアならではの食べ物について書きたいと思ってたのですがちゃんと調べ物してから書きたいので別の機会に。いつかまとめられるといいな。

あと今日は飛行機旅に備えて(?)大学の図書館でいくつかCD借りてきたのですが紹介できるのはいつになるやら。日本でまたCD買うのに。


今日の一曲: フィリップ・グラス 「ドラキュラ」より「Mina's Bedroom/The Abbey」&「The End of Dracula」



複数の楽章・部分で構成されてる音楽の最後だけ紹介するのはなんだか(音楽以外の)続き物の最終巻だけ紹介するのと一緒ではないものの似たような感覚があってなんだか悪いなーという感じがするのですが、この曲だったらこういう紹介のしかたも仕方がないというかなんというかで悩んだ末に最後の2トラックを紹介。
そもそもこのCD、個々のトラックずつ聴くようなCDじゃないんですよね。あえて抜き出すとすればこの2トラックになるかなと。

クロノス・カルテット演奏のフィリップ・グラス作曲「ドラキュラ」はトッド・ブラウニング監督の映画「魔神ドラキュラ」のために作曲された音楽。
元の映画はトーキー映画ですがWikipeさんによると1930年あたり映画に音楽をつけるのが困難だったため既成のクラシック音楽の一部を編曲してちょこちょこっと使っただけだったそうで。
で、1998年にフィリップ・グラスがこの映画のために音楽を作曲してほしいと依頼を受けたという経緯らしいです。
なので映画を見ながらこのCDを流すと音楽とスクリーン上の出来事がマッチするはず(試してませんが)。

元の映画が白黒の古い映画なのでフルオケよりも弦楽四重奏の方が確かにふさわしいような気もしますね。限られた色=限られた音色という単純な連想だけでなく。
あとこの音楽のミニマルミュージックのスタイルと映画に合わせることも考慮するときっちりタイトにアンサンブルを合わせられる弦楽四重奏という編成はベストなのかな。

ミニマルミュージックって繰り返しが正確に同じであることが一つの特徴・キャラクターみたいなところがあって、それが電子音みたいに響くのが効果的な場合も多いのですが、この「ドラキュラ」ではいかにも人が弾いている不可避のずれやイレギュラーがしっくりくるのが面白いですね。今回のこの2曲を通じて出てくるクライマックス的な大きな分散和音の連なりは完璧に弾けないことによって嵐の様なエフェクトになったり。

ただ(息で音出す楽器ではないとはいえ)1時間強常に弾きっぱなしはかなりきつそう。(グラスの演奏については話聞いたことないのですがジョン・アダムズのミニマル時代の作品はものすごくしんどかったと友人から聴いています。オケでそうなので一人一人の負担の多い弦楽四重奏はもっと大変かも。)
特に前述嵐の様なクライマックス部分が映画の後半に何度も帰ってくるのは聴いててちょっとしんどい(汗)でもそういう苦しさが音楽の魅力になるのもまた面白い。

正直最初にこれをクロノス・カルテットの24時間マラソンで聴いたときほんとにしんどかったです。終わりが全く見えないというか、映像がなければ音楽がどういう流れに沿ってるかも分からないしどこに向かってるのもわからないし何よりどれくらい続くのか分からないし。
さらにミニマルミュージックという繰り返しで成り立ってる音楽のスタイルだとさらにキツい。延々と分散和音が続くことも多い。

でもCDとしてトラック構成を見たり全体の長さを見たり、あとCDなしでも2回目聴くときは大分楽になってます。音楽全体に愛着もなんだか湧いてきましたし。むしろ最後の方の音楽の狂おしさに自分の頭が狂いそうな感覚が合わさったあの狂気はもう味わえないのかと思うとちょっと残念でもあり。
なので今CDを通して、または最低でも今回紹介したこの2曲だけ聴いて最初に感じた狂気をちょっとでも思い出せないかと思いながら聴いています。

ということで1)個々のトラックで楽しみにくい、2)全体を聴くにも精神力他いる、などの理由でなかなか気軽に聴いてよ!(気軽に「聴いてよ」&「気軽に聴いて」よ、両方の意味で)とおすすめできる曲ではないですがそれでもどうしてもおすすめしたいです。
クロノスだからこそできる演奏ですしね!

今リンクする録音探してたとき見つけたんですがピアノソロ版もあるんですね。gkbrという言葉を初めて使いたくなりましたよ・・・
ちなみにCDジャケットは今は幻になってしまったのか(少なくともiTunes Storeではなさそう)こちらの方がよかったなあ・・・

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