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今日は豪ABC Classic FMでオーストラリアの作曲家をメインにしたコンサートをやってたので聴いてました。でも自分にとっての目当てはゴリホフの3つの歌曲。ソロはオーストラリアのソプラノ歌手Gretta Bradman(偉大なクリケット選手Don Bradmanの孫で去年国際的オペラコンクールで優勝したそうでし)が歌ったのですがすごかったです。
さて、Twitterでの友人に影響を受けてメルボルンに戻ってきてからIngressを初めてみました。
IngressはGoogleによるゲームで、スマートフォンを使って現実世界のマップ上で陣取りゲームする、みたいな感じでいいのかな?自分の足で歩いて各地に散らばるポータルをとってつなりで陣を作っていく(でいいのかな)。ポータルはresonatorというアイテムを設置することで所有できる&レベルが上げられて、ポータルをhackすることで(敵味方関係なく)アイテムが入手できます。
敵のポータルはresonatorを破壊することで中立に戻してから所有できる。多分基本システムこれくらい。
ポータルは実在の郵便局とか宗教的建造物とか屋外彫刻とか割といろいろな種類の場所にあって、なんかそれらしい場所があれば新規追加申請もできるようになってます(今は数ヶ月待ちみたいですが)。
メルボルンだと郵便局や教会(および今まで気づかなかった他の宗教施設も)、駅、公園(及び公園内施設)が色んなところにあるのはもちろん、ストリートアート(MuralとかGraffitiの類い)がかなり数あります。なので住宅街でもポータルが密集してるエリアがちょこちょこある様子。
シティまで行けばいたるところにポータルがあって地図で見ると埋め尽くされている感じ。カフェに座っててもポータル爆破できたりしますよ。
さらにシティはポータルの所有権がかなりめまぐるしく変わるようで、レベルの低い=乗っ取りやすいポータルも多いのでレベルが低いうちにアイテムを入手したり経験値を貯めたりするにはシティの方が向いてるかも。
(少なくともうちの周りだと数人強いプレイヤーがいて最初のうちはポータル奪取を狙うのはほぼ無理でした)
ただポータルをリンクしたりリンクして陣地を作ったりするのにはシティは(ものすごい密集なので)そんなに面白くはないかな。ちまちましてしまう。住宅地だとちょっと大きな陣地ができたりするし陣地の大きさや効率を考える余裕も出てくる(といいながらちょっと今日変なリンクしかたしてちょっと後悔していたり)。
あとIngressは普通に自由にhackしたりポータルとったりなんだりする他にもミッションなるものがあって、特定のポータルを順にor順不同に通ったりhackしたりしてコースを回るようになっています。私も一つヤラ川沿いの散歩がてらやってみました。ミッションはプレイヤー投稿なのですがiPhoneだとどうやらミッションを組めないらしい。(元はAndroid用なので。Googleだから。オーストラリアはiPhoneが多いのでメルボルンでミッション組んでるのほぼ1人ですよ)
Docklandsで屋外彫刻を巡りながらの散歩ミッション組んでみたいな-。
あとそのほぼ1人が以前一部歩いたSt. Kildaの惑星散歩をミッションとして仕立ててくれてるので気温がもうちょっと上がって天気のいい日に攻略したいです。
Ingressが自分に魅力的な理由はいくつかあります。
元々歩くのが好きだけど目的なしに頻繁に散歩にでるのは難しく、どうしても同じところを回ってしまうという悩みがIngressでポータルをとったりミッションをこなしたりすることで散歩コースの目的やアイディアが出来てマンネリになりにくい。知らない場所にも行きやすくなるし。あと同じ場所にも何度も行く理由もできる。
さらに同じ歩くでもちょっと近くのポータルをhackしに行ったりとか細かく道草を食べやすく、距離を増やしやすい。
ただIngressをプレイしながら歩く時の時間の感覚ってのはちょっと慣れないと難しかったりしますね。何かと外で長く時間を過ごしてしまうので注意。
あとIngressで色んなところを歩き回るついでにメルボルン周りで入ったことのないカフェや店などに入って場所見知りを克服しようという試みもやってます(笑)
ついこないだ家の近くの散歩先で公園傍に店もちょこちょこっと並んでるくらいの並びに素敵そうなカフェを見つけたのですが、後から調べてみたら今年のGood Cafe Guideに載ってるじゃないですか(汗)せっかく買ったんだしせっかくコーヒー飲むようになったんだし(料理ももちろんですが)せっかくメルボルンだから活用せねば。
とにかくこれで日本に居た頃の活動量をある程度維持できるかな、とちょっと張り切ってます。
これから夏で色んなところを散歩するのが楽しみですがIngressを利用して秋冬にも外出を続けられるようにしたいです。カフェめぐり。
今日の一曲: ジュセッペ・ヴェルディ 「聖歌四篇」より「アヴェ・マリア」
今年Stonnington Symphonyで演奏された「スターバト・マーテル」に惚れてヴェルディいいかも!と思ったので同じ曲集の他の楽章も聴き進めています。オペラは相変わらずあんまりなのですがヴェルディの宗教的な作品の内向的な感じ(でもまぎれもないイタリア的気質・信仰)がちょっと親和性あるみたいです。
第1曲の「アヴェ・マリア」はオケ伴奏なし、アカペラ四部合唱のための曲です。Wikipediaにもありますがこの曲は「謎の音階」という従来の長調・短調の音階と違う音階をベースに作られたことでも有名です。「謎の音階」に和声をつけたような構成になってるはず。
西洋の音楽では和音の変化による緊張の増減がものすごく大事になってきますが、音階はその緊張を左右する大事な要素の一つ。ちょうど後期ロマン派は(ワーグナーやリストもそうですが)伝統的な音階や和音進行による決まった緊張・緩和のレールから脱却して、長調や短調の枠もぼかしたような曖昧な繊細さのあるハーモニー進行が好まれました。ヴェルディのこの作品もそんな試みの一つと言えます。
このハ長調で始まったけどいきなりどこに行くかわからなくなる、不安定だけれど(オケがないのでなおさらに)ものすごく繊細で魅力的な複雑な色彩を持った、そんな不安定さの中でも通る光はとてもpreciousだと思います。ヴェルディの並ならぬ感性と繊細さ、そして宗教音楽ならではの芯のまっすぐさがとにかく美しい。
そしてこの音楽にあるなんとも形容しがたい信仰の感じってカトリックならではなのかなーとよく思います。スターバト・マーテルもそうですし、メシアンの音楽もそう(王道からはかなり逸れてはいますがベースはカトリックです)。バッハの音楽やブラームスのレクイエムのルター派系統の音楽に含まれる信仰、ロシア系のキリスト教の宗教音楽、イギリスのキリスト教の宗教音楽、純粋に音楽的なスタイルやお国柄の違いだけでなく信仰の性質の違いが音楽に透けて見えるようなところがあるような気がします。それが何か言葉にできないのですが。
とりあえず宗教抜きでも美しい音楽です。アカペラの合唱作品としてなんかものすごく特別なところにいるような感じがある曲。
そしてこの機会に「スターバト・マーテル」の素晴らしさももう一回強調したいです。曲調は真逆とも言えるほど違いますが「移り変わりの美しさ」は共通していると思います。
そしてリンクしたのはスターバト・マーテルの時と同じく「聖歌四篇」が同じくヴェルディ作曲の「レクイエム」とカップリングされているCD。「聖歌四篇」はズービン・メータ指揮です。
レクイエムは(Dies Iraeが)ものすごく有名ですし同じく宗教的な作品ということで「聖歌四篇」とは良い組み合わせですし後者に入りやすくなるコンビネーションでもあるのかな。(あとCDの収録時間的な都合もあるか)
さて、Twitterでの友人に影響を受けてメルボルンに戻ってきてからIngressを初めてみました。
IngressはGoogleによるゲームで、スマートフォンを使って現実世界のマップ上で陣取りゲームする、みたいな感じでいいのかな?自分の足で歩いて各地に散らばるポータルをとってつなりで陣を作っていく(でいいのかな)。ポータルはresonatorというアイテムを設置することで所有できる&レベルが上げられて、ポータルをhackすることで(敵味方関係なく)アイテムが入手できます。
敵のポータルはresonatorを破壊することで中立に戻してから所有できる。多分基本システムこれくらい。
ポータルは実在の郵便局とか宗教的建造物とか屋外彫刻とか割といろいろな種類の場所にあって、なんかそれらしい場所があれば新規追加申請もできるようになってます(今は数ヶ月待ちみたいですが)。
メルボルンだと郵便局や教会(および今まで気づかなかった他の宗教施設も)、駅、公園(及び公園内施設)が色んなところにあるのはもちろん、ストリートアート(MuralとかGraffitiの類い)がかなり数あります。なので住宅街でもポータルが密集してるエリアがちょこちょこある様子。
シティまで行けばいたるところにポータルがあって地図で見ると埋め尽くされている感じ。カフェに座っててもポータル爆破できたりしますよ。
さらにシティはポータルの所有権がかなりめまぐるしく変わるようで、レベルの低い=乗っ取りやすいポータルも多いのでレベルが低いうちにアイテムを入手したり経験値を貯めたりするにはシティの方が向いてるかも。
(少なくともうちの周りだと数人強いプレイヤーがいて最初のうちはポータル奪取を狙うのはほぼ無理でした)
ただポータルをリンクしたりリンクして陣地を作ったりするのにはシティは(ものすごい密集なので)そんなに面白くはないかな。ちまちましてしまう。住宅地だとちょっと大きな陣地ができたりするし陣地の大きさや効率を考える余裕も出てくる(といいながらちょっと今日変なリンクしかたしてちょっと後悔していたり)。
あとIngressは普通に自由にhackしたりポータルとったりなんだりする他にもミッションなるものがあって、特定のポータルを順にor順不同に通ったりhackしたりしてコースを回るようになっています。私も一つヤラ川沿いの散歩がてらやってみました。ミッションはプレイヤー投稿なのですがiPhoneだとどうやらミッションを組めないらしい。(元はAndroid用なので。Googleだから。オーストラリアはiPhoneが多いのでメルボルンでミッション組んでるのほぼ1人ですよ)
Docklandsで屋外彫刻を巡りながらの散歩ミッション組んでみたいな-。
あとそのほぼ1人が以前一部歩いたSt. Kildaの惑星散歩をミッションとして仕立ててくれてるので気温がもうちょっと上がって天気のいい日に攻略したいです。
Ingressが自分に魅力的な理由はいくつかあります。
元々歩くのが好きだけど目的なしに頻繁に散歩にでるのは難しく、どうしても同じところを回ってしまうという悩みがIngressでポータルをとったりミッションをこなしたりすることで散歩コースの目的やアイディアが出来てマンネリになりにくい。知らない場所にも行きやすくなるし。あと同じ場所にも何度も行く理由もできる。
さらに同じ歩くでもちょっと近くのポータルをhackしに行ったりとか細かく道草を食べやすく、距離を増やしやすい。
ただIngressをプレイしながら歩く時の時間の感覚ってのはちょっと慣れないと難しかったりしますね。何かと外で長く時間を過ごしてしまうので注意。
あとIngressで色んなところを歩き回るついでにメルボルン周りで入ったことのないカフェや店などに入って場所見知りを克服しようという試みもやってます(笑)
ついこないだ家の近くの散歩先で公園傍に店もちょこちょこっと並んでるくらいの並びに素敵そうなカフェを見つけたのですが、後から調べてみたら今年のGood Cafe Guideに載ってるじゃないですか(汗)せっかく買ったんだしせっかくコーヒー飲むようになったんだし(料理ももちろんですが)せっかくメルボルンだから活用せねば。
とにかくこれで日本に居た頃の活動量をある程度維持できるかな、とちょっと張り切ってます。
これから夏で色んなところを散歩するのが楽しみですがIngressを利用して秋冬にも外出を続けられるようにしたいです。カフェめぐり。
今日の一曲: ジュセッペ・ヴェルディ 「聖歌四篇」より「アヴェ・マリア」
今年Stonnington Symphonyで演奏された「スターバト・マーテル」に惚れてヴェルディいいかも!と思ったので同じ曲集の他の楽章も聴き進めています。オペラは相変わらずあんまりなのですがヴェルディの宗教的な作品の内向的な感じ(でもまぎれもないイタリア的気質・信仰)がちょっと親和性あるみたいです。
第1曲の「アヴェ・マリア」はオケ伴奏なし、アカペラ四部合唱のための曲です。Wikipediaにもありますがこの曲は「謎の音階」という従来の長調・短調の音階と違う音階をベースに作られたことでも有名です。「謎の音階」に和声をつけたような構成になってるはず。
西洋の音楽では和音の変化による緊張の増減がものすごく大事になってきますが、音階はその緊張を左右する大事な要素の一つ。ちょうど後期ロマン派は(ワーグナーやリストもそうですが)伝統的な音階や和音進行による決まった緊張・緩和のレールから脱却して、長調や短調の枠もぼかしたような曖昧な繊細さのあるハーモニー進行が好まれました。ヴェルディのこの作品もそんな試みの一つと言えます。
このハ長調で始まったけどいきなりどこに行くかわからなくなる、不安定だけれど(オケがないのでなおさらに)ものすごく繊細で魅力的な複雑な色彩を持った、そんな不安定さの中でも通る光はとてもpreciousだと思います。ヴェルディの並ならぬ感性と繊細さ、そして宗教音楽ならではの芯のまっすぐさがとにかく美しい。
そしてこの音楽にあるなんとも形容しがたい信仰の感じってカトリックならではなのかなーとよく思います。スターバト・マーテルもそうですし、メシアンの音楽もそう(王道からはかなり逸れてはいますがベースはカトリックです)。バッハの音楽やブラームスのレクイエムのルター派系統の音楽に含まれる信仰、ロシア系のキリスト教の宗教音楽、イギリスのキリスト教の宗教音楽、純粋に音楽的なスタイルやお国柄の違いだけでなく信仰の性質の違いが音楽に透けて見えるようなところがあるような気がします。それが何か言葉にできないのですが。
とりあえず宗教抜きでも美しい音楽です。アカペラの合唱作品としてなんかものすごく特別なところにいるような感じがある曲。
そしてこの機会に「スターバト・マーテル」の素晴らしさももう一回強調したいです。曲調は真逆とも言えるほど違いますが「移り変わりの美しさ」は共通していると思います。
そしてリンクしたのはスターバト・マーテルの時と同じく「聖歌四篇」が同じくヴェルディ作曲の「レクイエム」とカップリングされているCD。「聖歌四篇」はズービン・メータ指揮です。
レクイエムは(Dies Iraeが)ものすごく有名ですし同じく宗教的な作品ということで「聖歌四篇」とは良い組み合わせですし後者に入りやすくなるコンビネーションでもあるのかな。(あとCDの収録時間的な都合もあるか)
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