忍者ブログ
~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

学生時代の・・・Part I - キャンプ
(ここで今日お話しすることはあくまでも私の学校で、私が在学中の時代での話です。他のメルボルンの私立および公立の学校のことについては全く分かりません。)

日本で小学4年を終えて、メルボルンの学校には5年生の2学期(4学期中)から入りました。
3学期になって、キャンプというものがあるのだと知ることになり。

うちの学校は3年生から8年生まで年に一回、9年生に2回、さらに10年生と11年生に年一回参加必須ではないキャンプがあります。
キャンプと行ってもいろいろですが、今日はちょっとばかりその学校キャンプについてまとめたいと思います。

3年生と4年生は合同でキャンプに。1泊でバララットかフィリップ島へ(一年ごとに交替、つまりどっちの場所も行くことになります)。
それぞれのロケーションで学習見学(バララットでは歴史、フィリップ島では自然)がメインで、あとは集団宿泊施設にお泊まり、といった形だそうです(妹他下級生からの話によると)。

5年生はPortseaへ、2泊3日。
オリエンテーリングやアーチェリー、ダンス、写生などのアクティビティに加えて海岸沿いを3kmほどみんなで歩いて、フェリーで帰ったりして海周りで過ごしたりクイズナイトをやったり。
このキャンプは事前にそれぞれ旅のしおりみたいのを作って、それが今でもとってあるので結構覚えているところが大きいです。

6年生は北東の山の方、Myrtlefordへ、3泊4日(?)。
2人が力を合わせてクリアするアスレチックコースや、近くのMount Buffaloの自然を観察するツアーも印象深いですが、なんと言ってもこのキャンプは野外で火をおこす方法を初めて習った回でもありました。
ソーセージ、卵など何種類かの食物プラス予備のロールケーキを持ってグループに分かれるのですが、案外時間が短くて(火をおこすのに時間がかかったりで)結局みんな(毎年)ロールケーキを食べることになるんです。
オーストラリアの山で火を起こすのは気をつけないと危険ですからね。
ちなみにこのセッションで火を付けるなら油分を含むユーカリの葉が使える、と習いました(その反面燃えやすい=火事になると危ない、ということも)。

7年生はグレート・オーシャン・ロードの手前のAngleseaで3泊。
カヤックや水辺のアクティビティ、サーフィンなども体験し、一泊だけ初めてテントで宿泊しました。
夕飯はメタノールを燃料としたコンロでパスタを作ったんですが、まずかったです。燃料が少量入ってしまったのかなんなのか、今でも謎です。

8年生は東北のLake Eildon付近で、3泊全てテント宿泊。
1日マウンテンバイクで移動、1日ラフティング、1日ブッシュウォーキングという形態のキャンプです。
ほとんど居る物は自分でパックに入れて背負います。
私たちの時は、私のいたグループで最終日に食中毒かなにかの胃腸炎がはやって大変でした。
あ、それから7年生からキャンプに持って行くもののリストの中に「Chux」と「Jex pads」なる謎の物体があって。これ、商標名でChux=台所を拭くための半使い捨て布的物体、Jex pads=石けん付スチールたわしなんです。商標名で書くのはいいとしても名前が変で困りました(笑)

9年生の前半には4泊5日(?)の8年生と同じようなキャンプ、そして年末近くには通称12 daysと呼ばれるその名の通り12日間のキャンプがあります。
これは難易度によって3グループに分かれ、すこし日程をずらして少しずつ違うロケーションに行きます。
そのうちマウンテンバイク、ラフティング、ブッシュウォーキング、カヌーなどで移動だとか。

12日で驚いていてはいけません。
10年生の年末に志願者のみが参加するキャンプ、通称Summit to the Seaは22日。その名の通りオーストラリア最高峰のコジウスコ山からSnowy Riverをくだり海まで行くという内容です。
12 daysとSummit は特に学校のキャンプの中ではThe Journey(旅)と呼ばれ、かなりコアなプログラムのキャンプです。

極めつけは11年生の志願者オンリーキャンプ。ヴィクトリア州を遠く飛び出してノーザンテリトリーにある有名なカカドゥ国立公園で同じようなキャンプをやるとか。

こちらではDuke of Edinburghという賞が学校のプログラムを通じて取得できるようになっていて、キャンプ(特に9年生~)もまたその一部です。
体力のため、自然のため、いろいろありますが、キャンプの苦しさ、楽しさを通じて学ぶ物は多いです。

実は私は当時の病状から必須であるはずの9年生のキャンプも一つも行ってないんですが、最近Tomorrow シリーズのHellや、それからグランピアンズ、Wilson's Promontoryなんかもキャンプに行きたいと強く思っています。
心配なのは体力ですが(友達は結構12 daysでも難易度高を選んだ人も結構います)・・・

寒い時期はこちらでも山は雪がすごいのでまた暖かくなったら・・・親友に示談してみたいと思います。


今日の一曲は・・・今日はお休みさせていただきます。
ちょっと思いつきませんでしたし遅くなってしまっているので・・・
また気をとりなおして行きたいと思います。


拍手[1回]

PR
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Comment:
Pass:
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック