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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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たまにはアナログのゲームも:「Munchkin」感想
本ブログは音楽関連のエントリーが数としては多いのにゲーム関係のアクセスが最近多めでこれで諸方面大丈夫なのか分からないままだらだら好きなこと書いてます。

ただAge of Wonders 3に関してはちょっと書いてない間に公式フォーラムでゲームバランスの話が進んでてWild Magic Adeptが便利とかShadow Stalker進化系統の素晴らしさとか語れてない間に調整されちゃいそうな雰囲気がひしひし。
基本だらだら書いてますのでAoW3とかsteam公開間近のADOMなどの詳細については公式とか(ちょっと遅れるけどそのうち確実に更新される)Wikiとかを参照してくださいねー。

ということですが今回は旅行中にはまりにはまってしまったTRPG風ゲーム「Munchkin」の紹介。
今回の旅行もそうですが学校以来の友人周りとはどっかの家で集まればPictionaryなりBananagramsなりScrabbleなりボードゲームで盛り上がったりCrypticクロスワードをあーでもないこーでもないしたりする友人集まりで。そんな面子の一部で盛り上がりました。
一応10歳以上・3~6人対象・所要時間1~2時間とありますが今回5ゲームほどやった感想としては:
(1)いい大人がやるのが多分一番楽しい
(2)6人だと結構ゲームの進みがゆっくりになる、少なくとも最初は4人がベスト
(3)ルールを読んで解釈しながら遊ぶと2時間軽くかかる
ですね。

「Munchkin」はテーブルトークRPG(TRPG)をパロディーしたDungeons & Dragons風ゲーム・・・だそうです。なのでTRPGをやったことがある人ならわかるジョークが満載ですがTRPGを全くやったことない私でも楽しいし笑えることいっぱい。

Munchkinで使うのはカード(2セット)とサイコロ、と書くとシンプルそうですがこのカードの中身がなかなか複雑。カードの中には種族や職業、呪いやアイテム(装備とか)、モンスターなど色々種類があって効果も多様。カードに書いてある文字も多い(そしてちゃんと読まないと得することより損することの方が断然多いです)。

ゲームの流れを簡単に説明しようとしてみる試み。
各プレイヤーはキャラクターになって(デフォルトは人間・無職)レベルを上げ、レベル10を目指します。
レベルの上げ方は主にモンスターを倒すこと(他にもいくつかありますが)。自分のレベル数と自分が装備しているアイテムのボーナス数を足して敵のモンスターのレベルと比べ、自分が大きければ勝ち。小さければ逃げるためにサイコロを振ります。逃げられないときはモンスターカードにある災難が降りかかります。
そしてモンスターと戦うときは他のプレイヤーに助けを求めてもいいし(もちろんタダとはいきません)、他のプレイヤーが戦いを妨害してもいいというルール。誰かがレベル10に上がりそうなときは全力で阻止します。このドキドキハラハラの駆け引きがまた楽しい。

妨害といえば呪いのカードも他のプレイヤーを妨害するためのツールです。いつでも使えるからこそ使うタイミングが鍵になる。直接レベルを削るものもあれば装備に影響を与えるものもあり、たいしたことないものもあればかなり堪えるものもある。
ニワトリが頭に乗っけられるくらいじゃ特にこれといって不利になることは少ないけど性別転換の呪いは字面よりずっと厄介だったり(どっちも追加効果込みで)。

モンスターカードも曲者揃い。ゲーム序盤のことを考慮してか高レベルモンスターは低レベルキャラクターが逃げても追わない、みたいなことがあったり色々芸が細かい。モンスター各々が違う特性を持ってるので戦術も色々。他のプレイヤーにモンスターをけしかけたりすることも考慮しなくちゃいけない。
そして曲者なモンスターたちはみんな(絵は)かわいいやつら。お気に入りはPlaticoreです。Hippogriffもかわいい。

こんなにたくさんカードがあるのにゲームの序盤から終盤までゲームバランスが良いのがすごい。運任せの部分が結構大きくても戦略的に考える部分も多いし、ものすごく思考が刺激される。
あとルール全般もカードにある指示もかなり明確に書いてあるのがまた面白い。ちゃんと読めばほぼ迷うことはないはず。

で、やっぱりMunchkinの醍醐味は他プレイヤーとの駆け引きですね。レベルが高かったり、レベルが高くなくてもアイテムたくさん持ってるプレイヤーの力をあの手この手で削ったり、モンスターと戦う際に誰にどんな報酬で助けてもらうか見極めたり。
そこんとこあんまりお互い甘いとゲームが盛り上がらないところはあると思います。(あとのろいのカード含め手札のカードはじゃんじゃん使わないと手札枚数制限にひっかかりますしね)

ということで魅力が伝わったか分からないのですがいい大人が数人で大人げなく楽しむのが楽しいゲームです。
ちょっとルール説明が難しかったりで仲間を増やすのが難しいのが今のところの課題ですね。最初に遊び始めた4人は大分把握してきたぽいのですが(それでもまだ4ゲーム目時点で間違ってたところもあった)。

とにかく今回5回くらい遊んだ4人ははまりにはまったので次回集まって遊ぶのが楽しみです。


今日の一曲を書いたはずなのに消えてしまったのでお休みにします。残念。


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