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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Munchkinとマーラー3番
引き続き秋突入につき色々動きが鈍く重くなりつつあります。
そんなに外は寒くないし実際出ると割と心地よい陽気ではあるんですが、メンタル面がどうも。
慣れでもうちょっとなんとかなるといいんだけどなあ・・・

三國無双7は晋ストーリー史実ルートクリア。エンディングもうーーーむと色々言葉にならず思うこと多かったですがストーリーの過程も色々ぐるぐるしました。他の2国とでなく国内で反乱鎮圧とかクーデターとかやってるのがかなり多くて。IFルートの条件を見ると変化のためのテーマは内の憂いを解決してチームワークを強固にすることになるってことかな。晋は色々と独特。
それにしても「だるい戦い」「劣勢の戦い」がゲームシステムで結構上手に描かれてるような気がします、無双7。負け戦の描写が好き。

そして昨日は友達を家に呼んでMunchkinやりました。拡張「Unnatural Axe」を加えての初めてのプレイ。5人で1ゲーム4時間くらい、全部のカードを見ることはかないませんでしたが拡張なしだと2周目突入してたくらいですかね。
新種族オークの能力が発揮されることはありませんでしたが(出てくることは出てきた)、新モンスターには色々出会いましたしその他新カードも使いました。もうちょっといい使い方できたかなーと思ったものも色々ありましたがそこんとこ要鍛錬。

職業に関してはやっぱりWarrior、Thiefあたりが自分は安定するかなー。といっても今回終盤に手札が極端に少なかったり装備が少なかったりでレベルを下げるリスクを最小限にとどめる保守的プレイスタイルになってしまったのでBackstabもStealも使えなかったのですが。
今回早いうちからトップで、最後でももうちょいで勝てる、というところまで行ったのですがここぞというところで抜けられなかった上に最後の妨害も出来ず。ターンの回り具合のおかげで集中砲火はあんまり受けずに済んだのですが難しい。

そして今日は(ちょっと高いお金を払って)メル響のマーラー3番聴きに行って来ました。まだまだマーラーサイクル続いてます。
マーラーの交響曲の中でも第3番は色々破格のスケールで、伝統的な交響曲の枠から色々あふれ出ている印象があります。
6楽章編成、全部で1時間40分、しかも第1楽章が30分強と長丁場なのでマーラーの交響曲としても、あとコンサート全般としてもなかなか初心者にはおすすめしない曲なのですがマーラーの交響曲をいくつか知って(やっぱり音楽としてある程度予測がつくと長く感じないので)、オケの楽器のかっこよさを知って、それからになるのかな。ものすごくいい曲ではあるのですが、不用意に近づくと耐えがたい体験になりかねない。

Massiveなのは曲の長さだけではなく、音楽としてのスケールや密度もそうですし、楽器編成もそう。木管は4管編成、ホルンは(アシ含め)9人、メゾソプラノのソロや混声合唱や子供の合唱もあります。
マーラーの交響曲はどれもオケの楽器色々かっこいいところたくさんあるのですが、今回かっこいい!と思ったのはホルン、トロンボーン、トランペット、そしてファゴット。
ホルンはもう冒頭からかっこいいし、トランペットもステージ裏のソロからすぐわかるかっこよさなので今回割愛しますが。

トロンボーンは重厚なイメージとはちょっと違う透明さ、ホルンよりさらに柔らかい和音の響き、高音域での天国的な響きがたまらない。音域のイメージと違って意外とベース的な役割に回ることが少ないんですよね。
で、トロンボーンがベース域にいない間誰がオケを下から和音で支えてるかというと4人のファゴット(ファゴット3人+コントラフォルテ)なんですよね。ファゴットが4人いるということもそうですが、ここでコントラフォルテを使うことで音量と音色が安定してうまいこと縁の下から力持ちするのに今回なんかものすごく感動しました。和音がしっかり聞こえていい音なのと、あとコントラフォルテの基音の上にオケがしっかり乗っかっているのが感じられて、それがなにより気持ち良かったです。ファゴット好きだしその魅力ってわりと分かってるつもりだったけどこういうファゴットの魅力もあるんだなー。

前回Stenzさんが来たときと違って今回は休憩無しでぶっ通しのマーラー3番でした。(もちろん音楽の解釈とか細かいところも違いました)
相変わらず第1楽章をずっと聴いてるのは(かっこいいし楽しいながらも)ちょっとしんどいところがあるのですが、それでも最終楽章にたどり着くと「終わるなあああああ」と引き留めたくなる。毎回そうなんですよね。この最終楽章が本当に大好きです。あとユダヤ風味の第3楽章とかも。

前回聴いたときの感想に書いたと思うのですがマーラーは第1楽章を最後に書いて「これ最初に書いてたら絶対最後まで書けなかった」とか言ってたり、今回のプログラムには「実はもう1楽章足すつもりだった」(第4番の最終楽章になりました)とか言ってたと書いてたり、結局できあがったこの巨大な(そして緻密な)交響曲の色々な要素を見るとマーラーは天才が突き抜けすぎて馬鹿なところがあるように思えるのですが、それもやっぱりマーラー(とその作品)の好きなところ。(ただ作品としてはこのあと形式的にある程度落ち着く第4~7番が落ち着いて聴けるかな。)

さてさて、マーラーサイクル第4弾は6月の予定。こちらも歌が入る交響曲で、母校の先輩Jacquerine Porterがソロをつとめるとのことなのでこれは外せない。次回はもっと早くチケットとる(第4番の方がポピュラーなはずだし)。
あとメル響は5月のMetropolisシリーズに複数行きたいコンサートがあるのでお金をなんとかせねば(汗)


今日の一曲はお休み。でも気持ちとしてはマーラー3番の最終楽章をものすごく推して推して推しまくりたい気分です。

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