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前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
書くの忘れてましたがこないだ24日で在豪19年になりました。もうすぐ20年!
パスポートの更新も今年ですが日本パスポートの更新はもしかした今回で最後になるかな?
「住む」ことに関してはメルボルンに住み続けるということ以外はまだまだ見通しつきませんがとりあえず引き続きここからお届けしますー。
無双7の晋ストーリー、IFも終わりました。こちらも安定感のあるストーリーの進み方だったのですがエンディングでキャラが全員揃わなかったのはちょっと残念だったな。司馬懿夫妻はなんとなくわかるし鍾会もしょうがないし、賈充・・・もなんとなーく分かるけどうーむ。文鴦もいなかったような。アナザーIFのエンディングもそうですがなんか色々今後の晋に関して考えること解釈することでてくるんだよなあ。
もうちょっと晋をフィーチャーしたステージがプレイしたくなります。
昨日はなんだかWorld Bipolar Day=世界双極性障害の日らしく(調べてみたらゴッホの誕生日にちなんでるそうですね)、facebookの方でフォローしてるメンタルヘルス団体から色々記事やらリンクやら流れてきたり、豪ABCのテレビチャンネルのQ and Aという番組でメンタルヘルスをトピックとして扱っていた様子。若い人のメンタルヘルスを専門にしてる団体Headspaceが同時に若い人のメンタルヘルスとそれをとりまく問題(ドラッグやいじめ、田舎でのメンタルヘルス事情など)についてつぶやいています。
そんな中ふとめに止まったのがこちらの記事(英語)。双極性障害で気分の高揚とか落ち込みとかの話はよく出るけどこういう症状の話はあんまりでないよね、という内容です。
この記事で紹介されているのが(1)攻撃性、暴力、危険な行動、(2)精神病様症状、(3)認知能力の低下なのですが、これ結構大事だと思います。
双極性障害といえば前述のとおり気分のアップダウンに特徴付けられる病気で、(1)~(3)が全部の患者さんに現れるわけじゃないのですが、気分のアップダウンが前に出てこういう症状について話すことも少なければ広く知られる機会も少ないと思います。
この「話に出る」というのがまた難しくて。
まず患者さん自身が話しにくい、ということがあります。どうも気分の落ち込みとか焦燥とかがメインに感じられてそういう症状に気づきにくかったり、(2)に関しては「他の病気だったらどうしよう」みたいな懸念で話しにくかったり、(1)もそういう衝動や気持ちは倫理的に正しくないから話しにくかったり。あともともとこういう症状を説明するのが難しいのが(3)によってさらに難しくなったり。(この(3)が諸々方面でものすごくやっかいなんですよね!)
それから(1)や(2)に関して患者さんの周りの人が話しにくいというのも大きな問題だそうです。
そもそもこういう症状があるということを患者さんや周りの人が知っていないと話すまでも至らない、つまりは逆に周知することで話に上がるケースが増える、ということでいいのかな。
私もある程度(1)と(3)を自覚してるところはあるのですが、確かに私もそこらについて話しやすいとは思ってないかな。確かにあんまり話さないし(ここで含む)。
(1)については自覚してるとは言いましたが行動には全く至らない程の、本当に問題にならない程度のものなので認識はしてるながらも進んでドクターに話したことはないです。(純粋に程度の問題で、こりゃ危ないぞと思ったらもちろん相談しますが)
(3)についてもちゃんと知ってはいるし、認知能力が低下してるときはそれを考慮して無理しすぎないようにはしてる(=自分の中では周知してるし適用してる)のですが、他の人にそれについて話すことは少ないかもしれない。仕事とかピアノとか日常全般ほぼ一人でしてるからってのも多いのかな。
でもこの「認知能力の低下」に関してはレクチャーとか行ってた頃からここでエントリー一つ割いて書きたいなーとは思ってたんですよね。でも難しい。
ただ今正に認知能力がだんだん低下している(意欲はまだ低下してないので余計に)を感じている所なのでちょっと考えどきなのかもしれません。書きどき、とは言いませんが。
先ほどの記事が掲載されたサイトは双極性障害の患者さんやその周りの人に向けたサイトみたいですね。中身はまだ見てないのですがこの記事やトピックのラインアップを見るとちょっとよさげな感じがするのでもうちょっと詳しく見てみようと思います。
明日は第2回パブで碁の会(仮)に行って来ます。楽しみー。
今日の一曲: リゲティ・ジェルジュ オペラ「ル・グラン・マカーブル」より「Mysteries of the Macabre」
最近ちょっと思い立って「ル・グラン・マカーブル」を聞き直していました。といってもリブレットやスコア(あと映像)がないと何度聞いてもなかなか身にしみてこないのですが、それでも何もなしで聴いて結構楽しい曲。難しいしカオスだけどそれが楽しくて好き。
世界の終わりにまつわる乱痴気騒ぎを描くこのオペラのハイライトの一つがこの「Mysteries of the Macabre」というアリア。ソプラノ歌手演じる秘密警察ゲポポによる、これからくるこの世の終わりを予告する、奇怪な記号的な言葉の連なりのアリアです。秘密警察というよりは予言者的な立ち位置ですね。
オペラの中だと第2幕(第3場)の一部ですが、ソプラノのパートの間にも色々あるので、独立したアリアとして演奏するときはその途中をさらにカットしてソプラノとオケ(+α?)で成り立つように仕立ててあります。これが「Mysteries of the Macabre」とタイトルが付いています。
このオペラ全体誰にとってもものずごい難しい曲ですが、もちろんこのソプラノのパートも難しい。メロディー(と言えれば)も言葉もどうやって歌ってる!?なところが多々。(あと元のオペラはドイツ語なのですが英語など他の言語に翻訳されてる版もあって、その翻訳どうしてるんだ!?ということも職業上結構気になります)
とにかく超絶技巧よりさらにぶっとんだ歌い手のパートにびっくりしっぱなし。アデスの「The Tempest」のアリエルもそうですが現代オペラは音楽と人間の未知の領域に進んでいくなー。それがまた楽しいのですが。
演奏が難しかったり大編成だったり、そもそもまだ作曲されて50年も経ってない比較的新しいオペラなので録音もそうたくさんあるわけではありませんがamazonで録音を探すとDVD含め色々出てきますし、googleで画像検索してみたりすると個性の強いプロダクションが色々見つかります。
手持ちの録音が見つからなかったのでとりあえず試聴できる録音をリンクしてみました。この録音だとディスク2の最初が「Mysteries of the Macabre」の部分です。
それとは別にようつべで見つけたこの動画が面白い。今年の演奏で、ロンドン交響楽団+サイモン・ラトル指揮+Barbara Hanniganソプラノ。ソリストの衣装も奇抜ながら歌がとにかくすごいのです。そしてラトルさんが楽しそう。ちなみにベルリンフィルの演奏の一部抜粋動画(こちら)では途中ラトル無双が見れます(笑)
書くの忘れてましたがこないだ24日で在豪19年になりました。もうすぐ20年!
パスポートの更新も今年ですが日本パスポートの更新はもしかした今回で最後になるかな?
「住む」ことに関してはメルボルンに住み続けるということ以外はまだまだ見通しつきませんがとりあえず引き続きここからお届けしますー。
無双7の晋ストーリー、IFも終わりました。こちらも安定感のあるストーリーの進み方だったのですがエンディングでキャラが全員揃わなかったのはちょっと残念だったな。司馬懿夫妻はなんとなくわかるし鍾会もしょうがないし、賈充・・・もなんとなーく分かるけどうーむ。文鴦もいなかったような。アナザーIFのエンディングもそうですがなんか色々今後の晋に関して考えること解釈することでてくるんだよなあ。
もうちょっと晋をフィーチャーしたステージがプレイしたくなります。
昨日はなんだかWorld Bipolar Day=世界双極性障害の日らしく(調べてみたらゴッホの誕生日にちなんでるそうですね)、facebookの方でフォローしてるメンタルヘルス団体から色々記事やらリンクやら流れてきたり、豪ABCのテレビチャンネルのQ and Aという番組でメンタルヘルスをトピックとして扱っていた様子。若い人のメンタルヘルスを専門にしてる団体Headspaceが同時に若い人のメンタルヘルスとそれをとりまく問題(ドラッグやいじめ、田舎でのメンタルヘルス事情など)についてつぶやいています。
そんな中ふとめに止まったのがこちらの記事(英語)。双極性障害で気分の高揚とか落ち込みとかの話はよく出るけどこういう症状の話はあんまりでないよね、という内容です。
この記事で紹介されているのが(1)攻撃性、暴力、危険な行動、(2)精神病様症状、(3)認知能力の低下なのですが、これ結構大事だと思います。
双極性障害といえば前述のとおり気分のアップダウンに特徴付けられる病気で、(1)~(3)が全部の患者さんに現れるわけじゃないのですが、気分のアップダウンが前に出てこういう症状について話すことも少なければ広く知られる機会も少ないと思います。
この「話に出る」というのがまた難しくて。
まず患者さん自身が話しにくい、ということがあります。どうも気分の落ち込みとか焦燥とかがメインに感じられてそういう症状に気づきにくかったり、(2)に関しては「他の病気だったらどうしよう」みたいな懸念で話しにくかったり、(1)もそういう衝動や気持ちは倫理的に正しくないから話しにくかったり。あともともとこういう症状を説明するのが難しいのが(3)によってさらに難しくなったり。(この(3)が諸々方面でものすごくやっかいなんですよね!)
それから(1)や(2)に関して患者さんの周りの人が話しにくいというのも大きな問題だそうです。
そもそもこういう症状があるということを患者さんや周りの人が知っていないと話すまでも至らない、つまりは逆に周知することで話に上がるケースが増える、ということでいいのかな。
私もある程度(1)と(3)を自覚してるところはあるのですが、確かに私もそこらについて話しやすいとは思ってないかな。確かにあんまり話さないし(ここで含む)。
(1)については自覚してるとは言いましたが行動には全く至らない程の、本当に問題にならない程度のものなので認識はしてるながらも進んでドクターに話したことはないです。(純粋に程度の問題で、こりゃ危ないぞと思ったらもちろん相談しますが)
(3)についてもちゃんと知ってはいるし、認知能力が低下してるときはそれを考慮して無理しすぎないようにはしてる(=自分の中では周知してるし適用してる)のですが、他の人にそれについて話すことは少ないかもしれない。仕事とかピアノとか日常全般ほぼ一人でしてるからってのも多いのかな。
でもこの「認知能力の低下」に関してはレクチャーとか行ってた頃からここでエントリー一つ割いて書きたいなーとは思ってたんですよね。でも難しい。
ただ今正に認知能力がだんだん低下している(意欲はまだ低下してないので余計に)を感じている所なのでちょっと考えどきなのかもしれません。書きどき、とは言いませんが。
先ほどの記事が掲載されたサイトは双極性障害の患者さんやその周りの人に向けたサイトみたいですね。中身はまだ見てないのですがこの記事やトピックのラインアップを見るとちょっとよさげな感じがするのでもうちょっと詳しく見てみようと思います。
明日は第2回パブで碁の会(仮)に行って来ます。楽しみー。
今日の一曲: リゲティ・ジェルジュ オペラ「ル・グラン・マカーブル」より「Mysteries of the Macabre」
最近ちょっと思い立って「ル・グラン・マカーブル」を聞き直していました。といってもリブレットやスコア(あと映像)がないと何度聞いてもなかなか身にしみてこないのですが、それでも何もなしで聴いて結構楽しい曲。難しいしカオスだけどそれが楽しくて好き。
世界の終わりにまつわる乱痴気騒ぎを描くこのオペラのハイライトの一つがこの「Mysteries of the Macabre」というアリア。ソプラノ歌手演じる秘密警察ゲポポによる、これからくるこの世の終わりを予告する、奇怪な記号的な言葉の連なりのアリアです。秘密警察というよりは予言者的な立ち位置ですね。
オペラの中だと第2幕(第3場)の一部ですが、ソプラノのパートの間にも色々あるので、独立したアリアとして演奏するときはその途中をさらにカットしてソプラノとオケ(+α?)で成り立つように仕立ててあります。これが「Mysteries of the Macabre」とタイトルが付いています。
このオペラ全体誰にとってもものずごい難しい曲ですが、もちろんこのソプラノのパートも難しい。メロディー(と言えれば)も言葉もどうやって歌ってる!?なところが多々。(あと元のオペラはドイツ語なのですが英語など他の言語に翻訳されてる版もあって、その翻訳どうしてるんだ!?ということも職業上結構気になります)
とにかく超絶技巧よりさらにぶっとんだ歌い手のパートにびっくりしっぱなし。アデスの「The Tempest」のアリエルもそうですが現代オペラは音楽と人間の未知の領域に進んでいくなー。それがまた楽しいのですが。
演奏が難しかったり大編成だったり、そもそもまだ作曲されて50年も経ってない比較的新しいオペラなので録音もそうたくさんあるわけではありませんがamazonで録音を探すとDVD含め色々出てきますし、googleで画像検索してみたりすると個性の強いプロダクションが色々見つかります。
手持ちの録音が見つからなかったのでとりあえず試聴できる録音をリンクしてみました。この録音だとディスク2の最初が「Mysteries of the Macabre」の部分です。
それとは別にようつべで見つけたこの動画が面白い。今年の演奏で、ロンドン交響楽団+サイモン・ラトル指揮+Barbara Hanniganソプラノ。ソリストの衣装も奇抜ながら歌がとにかくすごいのです。そしてラトルさんが楽しそう。ちなみにベルリンフィルの演奏の一部抜粋動画(こちら)では途中ラトル無双が見れます(笑)
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