忍者ブログ
~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

独断と偏見でAoW3シリーズ:Specializationの話
前回のエントリーに拍手ありがとうございます!
相変わらず無双メインですがAge of Wonders 3の拡張「Eternal Lords」発売まで10日を切った!ということでたまに開いてちまちま遊んでいます・・・が、なんだか最近のアップデート以来動きが重めになったので拡張に耐えるかちょっと心配だったり。

そんなEternal Lords発売前にやっておきたかったこのエントリー。今回はSpecializationについてです。
 SpecializationとはAoW3でリーダーが学習(研究)して使えるスキルを決定する要因の一つ。前作でいうelement sphereですね。スキルには戦闘中の魔法、内政スキル、召還スキル、環境や地形を変えるスキルなど色々ありますが、そのスキルセット(あの分厚い本に載ってる)はクラスとSpecializationで中身が決まります。スキルが研究可能になる順番はある程度ランダムになってるように見えますがこれを出すにはこっちを先に研究する、というツリー状になっている部分もあるようです。

今作のSpecializationはエレメントっぽいやつに限らず色々ありますが(そして次の拡張でまた増える!)、とりあえず大きく2種類に分けられます。AdeptとMasteryの2つのレベルに分かれてるのとそうでないのと。
2レベルに分かれてるのは主にエレメントっぽいやつ(+次の拡張で追加されるやつ)で、Fire, Water, Air, Earth, Creation, Destruction, そしてGolden Realmsで追加されたWild magic。
戦闘中の攻撃魔法はこの7つの中に入ってることが多いです。そしてMasteryレベルの方が強い魔法・大きい効果のあるスキルを研究・使用することができるわけです。
もちろんキャラクター作成でMasteryを選ぶにはその同じspecializationのadeptレベルを選ぶ必要があります。例えばWater Masteryが欲しかったら3つあるspecializationスロットのうちWater adept + Water specializationで2つ埋まります。

で、2つのレベルに分かれてないSpecializationはExpander, Explorer, そしてGolden Realmsで追加されたPartisan。
こちらは一見地味なラインアップですが内政・戦闘などをサポートするスキルで構成されています。

前述の通りリーダー1人につき3つspecializationが選べるようになっていますが、特にプレイスタイルとか方針にこだわりがある場合以外はMasteryレベルを入れちゃった方がいいと思います。
終盤になると相手も(AIはものすごくそう)上位ユニットをがんがん投入してくるというのもありますし、Masteryレベルのスキルはだいたい効果も有用性も高いので、持ってて損ないよーと一般的に言えると思います。

とはいえAdeptレベルだけ入れておいてもかなり有用なSpecializationもあります。
例えばAir adeptは機動力が高く斥候に向いてるZephyr birdが召還できるのとSeeker enchantmentで距離がある攻撃のサポートになったり、Fire adeptは優秀な召還(hell hound)と優秀な基本攻撃魔法(Fireball)+それのサポート(skin of oil)があったり。Wild magic adeptもlesser elemental召還がかなり強力だったけど今はもしかしたらツリーの順番遅くなってるかもしれない。

Specializationの組み合わせをどうするか?についてはいくつかキーポイントがあります。
基本方針としては「リーダーの種族・クラスでカバーされてないものをspecializationでカバーする」というのが一番大事かな。
例えば兵器類にダメージを与えにくかったらWater adeptなりDestruction masteryなりにそれ用のスキルがありますし、Dreadnoughtのように召還ユニットがなくて序盤の戦力に難がある場合はFire adeptやWild magic adeptを考慮するとか。(兵器以外のユニットに)回復手段がなかったらCreation adept/masteryを入れるのもいいかも。クラスのスキルでいい基本魔法がなかったらspecializationでなんとかする(adeptレベルで対応可)、とか。他にも色々考え方とか工夫はたくさんあります。

そしてMasteryレベルのでっかい魔法(Hellfire、Great Hail, Earthquakeなど)は味方にも多大なダメージがくるリスクがあるのですが、Specializationと種族・クラスの組み合わせでそのリスクが軽減できることもしばしば。
例えばHellfireを使うとき味方がdwarfやdraconianだったら被害も少なくてすむ、とか。Earthquakeは浮遊ユニットには効かないのでSorcererやRogue、Theocratの高位ユニットも有利、とか。

で、先ほど言及したレベルが2つに分かれてないspecializationに関してはそれぞれのスキルをじっくり読んで自分のプレイで不便なこと、足りないとこを埋めるように使うのがいいのかなー・・・
ただIrregular unitが対象になりやすいExplorerは(Irregularが多い)Rogueと相性がいい、というのはわかりやすい。あとDreadnoughtにとってExpanderによる成長強化がありがたい、というのもプレイしてなんとなく分かった。
それから戦闘中の挙動として士気(morale)がかなり大切になるというのもPartisanのWar anthemで実感しました。Folk heroで専用施設でのユニット購入が安くなるのも面白い。

ただ何より今現在自分が分からないのはDestruction adeptとmasteryのうまい使い方(クラス・種族とのコンビも合わせて)ですかね。
なかなか一筋縄ではいかないスキルが(特にadeptレベルで)揃ってて。MasteryレベルのStorm Magic(攻撃魔法の効果アップ)はもっと使ってみたい。

大体ここまで書いたことはこのSteamのガイド(英語)から自分が勉強して試したりなんだりしたことがベースになってます。このガイドはいいですよー。他にもSteamでプレイヤーさんが作ったガイドはちょこちょこいいのがありますが、とりあえず参照して参考にするにはこれがかなり網羅的で良い感じ。

そしてEternal Lordsで組み込まれる新しいSpecializationについてはここここに説明があります。
プレイしてみないとなんとも言えないのですがとりあえずキャンペーンゲームは前回の続きでShadowbornとの戦いになると思われるので敵がShadowborn Specialization持ち(adept又はmastery)が多くなる予感。さてどうなるかなー。


今日の一曲: Pat Metheny 「Spirit of the Air」



今回もこないだiTunes storeで買ったCDシリーズです。
去年ふとNonesuch Radioで気になったギタリスト、調べてみたらACEさんが以前ラジオで言及していたり手持ちのSteve ReichのElectric Counterpointを演奏してる人だったりでなんだか縁があるなと思ってたらこっちでコンサートやるとか話もあってついつい聴きに行ってしまった、そんなPat MethenyのCDをやっと買いました。
バンドスタイルの録音ももちろん欲しかったのですがこの電子制御ありのスタイルが特に好きで、中でもコンサートで聴いて記憶に残ってたのがこのSpirit of the Airでした。

そもそも「Orchestrion」がどういう演奏になっているのか、というとエレキギターはPat Metheny自身が弾いて、あとは鉄琴なりパーカッションだったりマリンバだったりを電子制御で演奏させる・・・ということで合ってるかな。
実際コンサートで聴いたときは鐘とかが(勝手に)演奏されてる動きが見えたりしてそれも面白かった記憶があります。
(そういえばこのメルボルンでのコンサートではグループとしての演奏もOrchestrionスタイルの演奏もどっちもやってたのですが普段からそういう構成なのかな)

で、CDを聴いてみてもやっぱりこの「Spirit of the Air」が好きだなーと。冒頭からの細かい刻み(ずっと続く)が特徴的で、こんなに細かく刻んでも人間が弾いてるところの自由は変わらないし、そしてちゃんとアンサンブルというか一つの音楽になっている感じがあって、曲調も合わせて聴いててものすごく心地いい音楽。

ちなみにこの「Orchestrion」スタイルのアルバムは他に「The Orchestrion Project」もあるみたいですね。「Orchestrion」に収録されてるトラックの他に即興演奏とかもある様子。
まだまだPat Methenyが聴き足りない気持ちでいっぱいだけど次回はグループでの演奏を購入したいです。

あと今リンク貼るのに日本のamazonで探してたらこのアルバムのLPレコードもありました(高かったけど)。やっぱ色んなアーティストがちょこちょこ出してるんだなーレコード。

拍手[0回]

PR
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Comment:
Pass:
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック