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明日もパブで碁だってよ!(笑)
午後シティ周りに出かけてるからついでに寄っていくつもり。
ちょっとはうまくなるだろうか・・・
ということでブログは今日のうちに更新。ちょっと書きたいこともあったので。
ちょうどここ数日英Classic FMで今年のHall of Fame(こっちのカウントダウン100みたいな投票ランキング企画だけど300位まで発表される)をやってて、聴きはしてなかったのですがちょこちょこTwitterで途中経過が流れてたのを見ていました。
比較的ポピュラー寄りというか、映画音楽・ゲーム音楽なども多数ランクインする面白いランキング。300曲のリストはこちらから。これまでのHall of Fameはこちらで見れるみたいです。
イギリスの事だからヴォーン=ウィリアムズの作品が複数上位ランクインするだろうなーと思ってたら案の定、「揚げひばり」が1位に輝き、「トマス・タリスの主題による幻想曲」が3位にランクイン。
ただこれ過去のランキングを見てるとヴォーン=ウィリアムズの揚げひばり・タリスの幻想曲、それからラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が上位5位に毎回毎回陣取ってるんですよね。不動の人気。
イギリス人は(オーストラリア人もそうですがそれと比べものにならないくらい)イギリスの音楽が好きだということは知ってたのですが、エルガーのチェロ協奏曲やホルストの「惑星」などが上位にランクインするなかそれを常に超えるヴォーン=ウィリアムズの作品の人気には驚くばかりです。
英国の音楽の文化の影響が多大に残るオーストラリアで育って音楽やってるのもあって私もイギリス音楽が大好きで、ヴォーン=ウィリアムズは自分にとってものすごく好きな作曲家の一人です。
日本では吹奏楽作品が有名みたいですが(両親曰く)、弦楽器が活躍する楽曲が多くチェロ弾きとしてその美しさを存分に味わう(弾く・聴く)機会も多かったり、そしてなんといっても「イギリスの印象派」(私曰く)といえる作風がものすごくツボで。
ちょっと聴きにもものすごく美しく、でもちょっと似たような曲は多いし深みがないかなーとは思われるヴォーン=ウィリアムズの音楽ですが、似たような曲でもその色彩一つ一つが愛しくて、なんか許しちゃうんですよね(笑)
メロディーも楽器使いもうまいし、あとゆっくり美しいじゃない作風での毒っぽかったりパワフルなのだったり、ダークな方の魅力も同じくらい独特で、違うツボに入る。
前々から気になってるのですが、ヴォーン=ウィリアムズは結構(クラシックの中での)ジャンル広く作品を残してるのですが、曲単位での人気はかなり偏っている印象を受けます。
前述の2曲に加えて「グリーンスリーヴスによる幻想曲」、吹奏楽のための「イギリス民謡組曲」、くらいかなあメジャーどころは。
9つも交響曲を残してるのに交響曲の演奏頻度はかなり低いのがなにより残念なところ(ただ去年は第一次世界大戦開戦100周年ということで縁のある交響曲第3番が演奏されることが多かったようです)。
自分にとってのヴォーン=ウィリアムズ楽曲ベスト10を選ぶとしたらこうなるかなー。
(1)交響曲第5番
(2)トマス・タリスの主題による幻想曲
(3)『富める人とラザロ』の5つの異版
(4)ヨブ
(5)弦楽四重奏曲第2番 イ短調『ジーンの誕生日のために』
(6)交響曲第6番
(7)10のブレイクの歌
(8)幻想五重奏曲
(9)揚げひばり
(10)交響曲第8番
1から4まではとにかくお勧め。タリスは前述通りイギリス人のお墨付き(多分オーストラリアでも一番出会う機会が多いヴォーン=ウィリアムズじゃないかな)。弦のために書かれた曲でトップクラスの美しさ。
交響曲第5番はもうちょっと評価されてもいいと常日頃思います。ある意味伝統的な手堅いバランスの取れた交響曲なんだけど完成度も高いしイギリスの交響曲を代表していい、素晴らしい音楽だと思うのです。
ラザロは変奏曲みたいな形式の魅力があるのとハープがいい役割してたり。
ヨブは美しい部分はもちろん、悪魔が活躍する部分がいきいきしているのが楽しい。4つの災いのとこが特に。
10曲全体で見るとビオラ贔屓のラインアップになりましたね。タリスを筆頭に、弦楽四重奏第2番は完全にビオラが主役、幻想五重奏曲ではバイオリンとのデュエットが印象的。
幻想五重奏曲みたいなコンパクトで聴きやすい曲もいいけど弦楽四重奏第2番の苦渋い作風も好き。晩年の作風とビオラの音色でそれまでと違った微妙な色彩の表現が活きます。
(ちなみにヨブと揚げひばりではバイオリンのソロがありますよー)
交響曲第6番はダークなヴォーン=ウィリアムズ無双。特に第3楽章のスケルツォではイギリス音楽ではちょっと珍しいサキソフォンが颯爽と現れたり。
交響曲第8番と第3番で迷ったのですがチェレスタ弾きとしては第8番の第1楽章を外すわけにはいかなかった。出番少ないですが印象に残ります。こういう使い方してくれるならもっとヴォーン=ウィリアムズのチェレスタが聴きたかった。
それから歌曲からは「10のブレイクの歌曲」をチョイス。素敵なイギリス歌曲は数あれども伴奏なしで歌とオーボエのデュエット形式で書かれているのが独特な音楽を作っています。ある意味ブレイクっぽいかも。
他にも吹奏楽作品すっとばしたひテューバ協奏曲とかあもあったし交響曲も歌曲も他に色々あったし、収まりきらなかったのが惜しいですが、とりあえずお勧めはここら辺かな。
ヴォーン=ウィリアムズの音楽への愛をもっと叫びたい!イギリス人に負けないくらい(?)ヴォーン=ウィリアムズの音楽が好き!
ということで今日の一曲はお休み。次はまた購入したCDシリーズなど続きます。
(ビオラのCDももうすぐ届くかなー)
午後シティ周りに出かけてるからついでに寄っていくつもり。
ちょっとはうまくなるだろうか・・・
ということでブログは今日のうちに更新。ちょっと書きたいこともあったので。
ちょうどここ数日英Classic FMで今年のHall of Fame(こっちのカウントダウン100みたいな投票ランキング企画だけど300位まで発表される)をやってて、聴きはしてなかったのですがちょこちょこTwitterで途中経過が流れてたのを見ていました。
比較的ポピュラー寄りというか、映画音楽・ゲーム音楽なども多数ランクインする面白いランキング。300曲のリストはこちらから。これまでのHall of Fameはこちらで見れるみたいです。
イギリスの事だからヴォーン=ウィリアムズの作品が複数上位ランクインするだろうなーと思ってたら案の定、「揚げひばり」が1位に輝き、「トマス・タリスの主題による幻想曲」が3位にランクイン。
ただこれ過去のランキングを見てるとヴォーン=ウィリアムズの揚げひばり・タリスの幻想曲、それからラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が上位5位に毎回毎回陣取ってるんですよね。不動の人気。
イギリス人は(オーストラリア人もそうですがそれと比べものにならないくらい)イギリスの音楽が好きだということは知ってたのですが、エルガーのチェロ協奏曲やホルストの「惑星」などが上位にランクインするなかそれを常に超えるヴォーン=ウィリアムズの作品の人気には驚くばかりです。
英国の音楽の文化の影響が多大に残るオーストラリアで育って音楽やってるのもあって私もイギリス音楽が大好きで、ヴォーン=ウィリアムズは自分にとってものすごく好きな作曲家の一人です。
日本では吹奏楽作品が有名みたいですが(両親曰く)、弦楽器が活躍する楽曲が多くチェロ弾きとしてその美しさを存分に味わう(弾く・聴く)機会も多かったり、そしてなんといっても「イギリスの印象派」(私曰く)といえる作風がものすごくツボで。
ちょっと聴きにもものすごく美しく、でもちょっと似たような曲は多いし深みがないかなーとは思われるヴォーン=ウィリアムズの音楽ですが、似たような曲でもその色彩一つ一つが愛しくて、なんか許しちゃうんですよね(笑)
メロディーも楽器使いもうまいし、あとゆっくり美しいじゃない作風での毒っぽかったりパワフルなのだったり、ダークな方の魅力も同じくらい独特で、違うツボに入る。
前々から気になってるのですが、ヴォーン=ウィリアムズは結構(クラシックの中での)ジャンル広く作品を残してるのですが、曲単位での人気はかなり偏っている印象を受けます。
前述の2曲に加えて「グリーンスリーヴスによる幻想曲」、吹奏楽のための「イギリス民謡組曲」、くらいかなあメジャーどころは。
9つも交響曲を残してるのに交響曲の演奏頻度はかなり低いのがなにより残念なところ(ただ去年は第一次世界大戦開戦100周年ということで縁のある交響曲第3番が演奏されることが多かったようです)。
自分にとってのヴォーン=ウィリアムズ楽曲ベスト10を選ぶとしたらこうなるかなー。
(1)交響曲第5番
(2)トマス・タリスの主題による幻想曲
(3)『富める人とラザロ』の5つの異版
(4)ヨブ
(5)弦楽四重奏曲第2番 イ短調『ジーンの誕生日のために』
(6)交響曲第6番
(7)10のブレイクの歌
(8)幻想五重奏曲
(9)揚げひばり
(10)交響曲第8番
1から4まではとにかくお勧め。タリスは前述通りイギリス人のお墨付き(多分オーストラリアでも一番出会う機会が多いヴォーン=ウィリアムズじゃないかな)。弦のために書かれた曲でトップクラスの美しさ。
交響曲第5番はもうちょっと評価されてもいいと常日頃思います。ある意味伝統的な手堅いバランスの取れた交響曲なんだけど完成度も高いしイギリスの交響曲を代表していい、素晴らしい音楽だと思うのです。
ラザロは変奏曲みたいな形式の魅力があるのとハープがいい役割してたり。
ヨブは美しい部分はもちろん、悪魔が活躍する部分がいきいきしているのが楽しい。4つの災いのとこが特に。
10曲全体で見るとビオラ贔屓のラインアップになりましたね。タリスを筆頭に、弦楽四重奏第2番は完全にビオラが主役、幻想五重奏曲ではバイオリンとのデュエットが印象的。
幻想五重奏曲みたいなコンパクトで聴きやすい曲もいいけど弦楽四重奏第2番の苦渋い作風も好き。晩年の作風とビオラの音色でそれまでと違った微妙な色彩の表現が活きます。
(ちなみにヨブと揚げひばりではバイオリンのソロがありますよー)
交響曲第6番はダークなヴォーン=ウィリアムズ無双。特に第3楽章のスケルツォではイギリス音楽ではちょっと珍しいサキソフォンが颯爽と現れたり。
交響曲第8番と第3番で迷ったのですがチェレスタ弾きとしては第8番の第1楽章を外すわけにはいかなかった。出番少ないですが印象に残ります。こういう使い方してくれるならもっとヴォーン=ウィリアムズのチェレスタが聴きたかった。
それから歌曲からは「10のブレイクの歌曲」をチョイス。素敵なイギリス歌曲は数あれども伴奏なしで歌とオーボエのデュエット形式で書かれているのが独特な音楽を作っています。ある意味ブレイクっぽいかも。
他にも吹奏楽作品すっとばしたひテューバ協奏曲とかあもあったし交響曲も歌曲も他に色々あったし、収まりきらなかったのが惜しいですが、とりあえずお勧めはここら辺かな。
ヴォーン=ウィリアムズの音楽への愛をもっと叫びたい!イギリス人に負けないくらい(?)ヴォーン=ウィリアムズの音楽が好き!
ということで今日の一曲はお休み。次はまた購入したCDシリーズなど続きます。
(ビオラのCDももうすぐ届くかなー)
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