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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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色々細々と。
ビオラのCDが来たー!クラムのCDも合わせて聴きました。後者は消化中です。
ビオラのCDというのがこちらなんですが、バシュメットがビオラ、リヒテルがピアノというスーパーな組み合わせな上に生で録音したとは思えない演奏の素晴らしさ、そしてこの2人でこのヒンデミット(op.11-4)、ブリテンのラクリメ、ショスタコが聴けてほんとうに嬉しいです。宝物です。いずれ今日の一曲で紹介します。

今回色々羅列するので埋もれないうちに。
今週ちょっと面白いクラウドファンディング企画の情報が入ってきたので2つほど参加してみました。
1つはここで何回か言及してる米の現代音楽専門ネットラジオチャンネルQ2 MusicのMeet the Composerのシーズン2開催のための資金集め企画。
Meet the Composerは現在活躍中の作曲家のインタビューなどのポッドキャスト(実際聴いたことはないのですがQ2 MusicのラジオやTwitterで話はきいてます)。シーズン2の作曲家ラインアップも決まってるみたいですが私も気になってる作曲家が数人いてこれは応援せねばと思った経緯。特典も様々な現代の作曲家による作品の着信音だったりミックステープだったり、好奇心をくすぐられます(着信音とは書いてますが幅広い試聴サンプルですね)。

そしてもう一つはタスマニアで絶滅の危機に瀕してる野生の鳥類の保護のための企画。
新聞で紹介されてたのもあるのかな、ターゲット額はすでに達成しているのですが追加額で保護対象の種が増えるらしいので寄付額は多い方がよさそう。
それにしてもこれらの鳥類がフクロモモンガによる捕食により危機に瀕してること、そしてそのフクロモモンガはVIC州では数が少ないことで知られてますがタスマニアには本土からの外来種扱いされてることにびっくり。やっぱ環境って一筋縄じゃいきませんね。

最近は久しぶりにポケモンORASをちまちまやってます。
というのもこないだ友人にシェイミを貸してもらって「見た数」は719匹でコンプリートになったのですがゲーム内で証書がもらえるのは「捕まえた数」ということで最後の十数匹を調達してみよう!ということで。
「捕まえた数」とはいえどほとんど要進化で、しかもアイテム持たせて交換とかが多く。
でも多分進化前のポケモンもアイテムも揃ってるはずなので図鑑完成は近い!

今日は歯医者に行って来ました。こないだの歯がなんか痛い件の決着をつけに。
なんか詰め物に微小な空洞が出来て圧迫で痛むみたいなことらしく、多分もう大丈夫。なはず。
今のところ歯は大丈夫・・・だけど口を開けすぎたのか顎がちょっと痛いです。
(あと次回から歯医者行くときは入念にリップクリームを塗って行こうと思います)

昨日は半年ぶりの精神科医とのアポがあって(あっさり済んで嬉しいやら寂しいやら)、その後ピアノ友人とコーヒー飲んで夜にはまたパブで碁に行きました。
音楽仲間と話すのはほんとうに時間を忘れますね。特にはっきり専門分野がある人の話を聞くのがものすごく好き。自分とはレパートリーも方向性も音楽のアプローチも演奏のスタイルも違うからこそ楽しい話もあるんだなあと。

それで碁は負けました。後半に戦線を数カ所失ったのとテリトリーを見誤っていたのが大きかったかな。ただ奮戦したところもあってある程度は陣地獲得できましたが。うーむ。
とにかく盤の読み方が分からないのが大きいかな。これ一つで途中経過もゲームの終わりどきもわからないし、攻め方守り方も分からない。「目」が絡んでくるところまでは分かるんだけどなかなかなー。

そんなわけで昨日は移動が多かったため久しぶりにアーサー・ミラーの戯曲「The Crucible」を読んでみました。学校の英語の授業でやった本なので書き込みだらけ(笑)
ちなみにこういう本。歴史がベースでその違いについて読むのも面白かったり。
今回ざっと読んでみて魔女狩りの発端になった少女達の異常に関する背景だったり、魔女狩りまで発展した背景だったり、とにかく社会的な要素をちょっと整理してみたいなーと思いました。高校生のときよりは整頓できそう。あと読み返してみてアビゲイルの人物像がちょっと微妙に変わった感じ。面白いものですね。
ちなみにアビゲイルが周りの少女達を口止めしようと脅す台詞が好きです。これがティーンの吐く台詞か、と思うとなかなかに恐ろしい、アビゲイルのキャラが立つ台詞。
なぜかVillains wikiで見つかったのでリンク。このサイトはまた面白そうですね(笑)

ちょっと前に仕事が忙しかった時と比べて本を読めるくらいには心に余裕が出来てきたかな。以前買った本だったり三国志関連だったり色々読みたい本はあるのですがその前にこれまた学校以来の懐かしいシェークスピアの悲劇「マクベス」を読み返してみたいです。
「マクベス」も「るつぼ」も戯曲で、授業でみんなで朗読したのが楽しかった思い出があります。また面白い戯曲に出会いたいなー。シェイクスピアももっと読みたい。

さて、CDも増えて今日の一曲キューも伸びてますがとにかくいい曲に出会いっぱなしなので大事に消化していきたいです。


今日の一曲: Hurdy-Gurdy 「Luder Anders/Skuren」



以前も書きましたがクロノス・カルテットからのミックステープに収録されていて好きになった「Tok Jöns」、それを今回アルバム全部購入してみました。似たようなスタイルで色々楽しい曲があって面白い。

今調べてみたらAllmusicによるとアルバム収録曲のほとんどがトラディショナルだそう。民族音楽的な感覚もあるのですが、アレンジはモダンな感じでうまいこと融合している印象。
この「Luder Anders/Skuren」も民族音楽的なちょっと変わったフレーズの長さの繰り返され方がちょっとテクノしているような。

Hurdy Gurdyはちなみに演奏されている楽器の名前でもあります。音はバグパイプに似ているけどれっきとした弦楽器。中世からあった楽器だけど機械仕掛けで(さっきのAllmusicのページによると)シンセ的な要素もあったり。
このCDで演奏しているStefan Brisland-FernerとTotte Mattssonは2人で演奏したり別々のグループで活躍したりしているそうですが、Hurdy Gurdyの音だけでアルバムを作ってみよう!と思い立ってこのCDの制作に至ったそうです。
つまりこのCDで聞こえる様々な音全部Hurdy Gurdyの音。音域結構広いけどどうしているんだろう。

ということで古いような新しいような、でも斬新で新鮮な面白い音楽をお勧めしたいと思います。楽器自体の音は独特で癖があって結構バグパイプ的な音が苦手に感じる人もいるみたいなので万人向けではないのかもしれません・・・けど、作風自体は聴きやすく、やっぱり楽器の音の多彩さが面白いアルバムです。
とりあえず一聴あれ~

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