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前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
引き続きマレーシアより。
出張が多い父の影響で昔から中国語や中国文化(食べ物含む)に縁があり。
父は赴任だとオーストラリア以外にシンガポールやマレーシア(今)に居たり、中国史関係の本を持ってたり。そこら辺から自分も三国志にはまったり、ファンタジージャンルで諸々書き物するときも和方面よりは中華方面で調べ物することが多くなりました。あと大学に中国系の友達がいてその家族や商売をちらと垣間見たり。
で、そんな中国の神話や歴史、文化にちょっと知識があるだけでも中国系文化がある街を歩くと色々なものが目に入ってくるのが今マレーシアに居てものすごく面白いです。
もちろんメルボルンでチャイナタウン周りをぶらぶらすることも多いのですが(あんまんとか甘いもん買う時とか)、メルボルンのチャイナタウンは規模としてはかなり小さくて、神話・シンボルネタを探すのにはちょっと向いてないかなー。一応中国とオーストラリアとの歴史にまつわる博物館もあるのですが。そういうネタ目当てならシンガポールの空港で乗り継ぎしてる時のほうが面白いもの見つかるかも。
クアラルンプールではショッピングモールとかでよく中国系のアンティークもの屋さんとか縁起物やさんを見ます。金色に輝く何かの像とか、でっかい人物の像とか、これ買うものなのかなあと不思議に思うようなものがいっぱい。
それからマラッカのアンティークショップとかも(もっとごちゃっとしているながらも)面白い物がたくさん。
そういうところにどういう物(人)が見つかるか。
中国も日本と(ほぼ)同じ十二支を使っているので、干支ものグッズはよく売ってますね。ちなみに今年は中国では羊でなく「山羊年」だそう。
それから各種龍や麒麟、鳳凰などの瑞獣(母が持ってる漫画「鬼灯の冷徹」に出てくる白澤さんはまだ見つかってない)、亀や馬などの縁起の良かったり身近だったりする動物もあります。あと宝船や金のなる木とかもある。
それからたまに四神、あと去年マラッカに行った時はおそらく龍生九子と思われる装飾を見ました。(といっても姿はよく分からないのでそれらがいる「場所」だけで龍生九子だろうな、と思ってるのですが)
人物となってくるとちょっとトリッキー。名前があんまり漢字で書いてなかったり、ピンインだと難易度が上がる。そして昨日よく見た3人セットの仙人に関しては名前が書いてなかった!誰なんだ!他の諸々と同じで持ってる物やなんかで見る人が見ればすぐ分かるものなんだろうけどな。
ただ関羽はほんとどこでも置いてありますね。さすがは商売の神様。(ガネーシャ像も目撃率高いもんなー)関羽の持ってる青龍偃月刀単体も売ってたり。
ちなみに関羽はメルボルン方面では金鉱で栄えた町、バララットの関帝廟にも居ます。あそこはゴールドラッシュのときに中国人がたくさんやってきた所なので。(さっきのシティの博物館には関帝廟なかったっけ)
そして昨日見た縁起物やさんでは曹操の像も売ってました。なんでも説明文によると2014年(注:去年)は人の上に立つ人間に災いが起こるので曹操にあやかれ(雑な意訳)みたいなことが書いてあって。悪役扱いされてなくて&関羽と一緒のところに飾られてよかったねー。
ということで色々分からないこともあるながらもやっぱり面白い。
なんかいつか縁起物を一つくらい(小さいので)買って行きたいなーと思っちゃいます(笑)
以前シンガポールの空港でちっさい翡翠の蛇のストラップを買ったんですけどね。十二支シリーズでしたが私はへび年ではないです(ただ単に蛇が好きなだけ)。
そうそう、中国系アンティークショップのショーウィンドウには秦の時代のでっかいガムランみたいな金属の宮廷楽器(レプリカ)が飾ってありましたよ。秦といえば車幅だったり単位だったり色々基準が作られた時代ですがこの楽器を見る限り音階もそのころに既にあったことがうかがえて。古代中国の音楽ってもっと知りたいなー。
あと三国志ブームリバイバルに合わせて?「レッド・クリフ」(前後)と「曹操暗殺」のDVD買っちゃいました。といってもこっちで買ったので音声は中国語ですが。字幕の英語がちゃんとしてることを願ってます。
そしてあんまり関係ないですがゲーム屋さんと思われるところにポケナガのノブナガ+ゼクロムのフィギュアが置いてありました。ポケモンは他のバージョンのケースとか飾ってあったけどまさかフィギュアにポケナガが選ばれてるとは。そもそもフィギュアも出てたんだ。
明日からまた観光で月曜日にメルボルンに帰るのでその前にもう一回更新できるかな?ちと微妙なところです。
今日の一曲: モデスト・ムソルグスキー 「展覧会の絵」より「卵の殻をつけた雛の踊り」&「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」(ラヴェルによるオケ編曲版)
「展覧会の絵」はピアノ版もよく知ってますし、オケ版も弾きましたし、富田勲版も楽しくて大好きなんですが、それでもやっぱり幼少のころからこれはオケ版を車の中で聴くのが自分にとっての定番。
なので家族が久しぶりに揃った良い機会なのでちょっと車で聞きました(私の独断ですが)。
元のピアノ版もそうですし、ラヴェルのオケ編曲がそれをまた強調するのですが、「展覧会の絵」の各曲は短いながらも絵画のようにそれぞれの要素がわかりやすく描かれていて、子供にもお勧めな曲だと思います。
特にこの2曲はその描写のストレートさ、そして豊かさが好き。
「卵の殻をつけた雛の踊り」は木管楽器アンサンブルが素早い高音で大活躍。ぴよぴよ言いながら走り回り、転びそうになるひよこたちの動きとsoundscapeそのまんまの世界。(富田勲版もさらに楽しいアレンジになっています!)
「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」は二人の登場人物の言い争いが2つのキャラの違った音楽で現されます。2人ともユダヤ系の人物なのですが(どちらも同じヘブライ風音階で構成されている)、一人は立場が強く恰幅が良い人間で(富裕)、一人は立場が弱くとも根性は強い(貧しい)。シュムイレを表すトランペットのソロがとっても格好いいです。プロムナードの冒頭と同じくらいの見せ場。真似したくなるくらいかっこいい(よく真似しています)。
リンクした録音は春の祭典とのカップリング。ベルリン・フィルでカラヤン指揮。
なんだか相性が良さそうな2曲、試聴もあるので是非どうぞ。
引き続きマレーシアより。
出張が多い父の影響で昔から中国語や中国文化(食べ物含む)に縁があり。
父は赴任だとオーストラリア以外にシンガポールやマレーシア(今)に居たり、中国史関係の本を持ってたり。そこら辺から自分も三国志にはまったり、ファンタジージャンルで諸々書き物するときも和方面よりは中華方面で調べ物することが多くなりました。あと大学に中国系の友達がいてその家族や商売をちらと垣間見たり。
で、そんな中国の神話や歴史、文化にちょっと知識があるだけでも中国系文化がある街を歩くと色々なものが目に入ってくるのが今マレーシアに居てものすごく面白いです。
もちろんメルボルンでチャイナタウン周りをぶらぶらすることも多いのですが(あんまんとか甘いもん買う時とか)、メルボルンのチャイナタウンは規模としてはかなり小さくて、神話・シンボルネタを探すのにはちょっと向いてないかなー。一応中国とオーストラリアとの歴史にまつわる博物館もあるのですが。そういうネタ目当てならシンガポールの空港で乗り継ぎしてる時のほうが面白いもの見つかるかも。
クアラルンプールではショッピングモールとかでよく中国系のアンティークもの屋さんとか縁起物やさんを見ます。金色に輝く何かの像とか、でっかい人物の像とか、これ買うものなのかなあと不思議に思うようなものがいっぱい。
それからマラッカのアンティークショップとかも(もっとごちゃっとしているながらも)面白い物がたくさん。
そういうところにどういう物(人)が見つかるか。
中国も日本と(ほぼ)同じ十二支を使っているので、干支ものグッズはよく売ってますね。ちなみに今年は中国では羊でなく「山羊年」だそう。
それから各種龍や麒麟、鳳凰などの瑞獣(母が持ってる漫画「鬼灯の冷徹」に出てくる白澤さんはまだ見つかってない)、亀や馬などの縁起の良かったり身近だったりする動物もあります。あと宝船や金のなる木とかもある。
それからたまに四神、あと去年マラッカに行った時はおそらく龍生九子と思われる装飾を見ました。(といっても姿はよく分からないのでそれらがいる「場所」だけで龍生九子だろうな、と思ってるのですが)
人物となってくるとちょっとトリッキー。名前があんまり漢字で書いてなかったり、ピンインだと難易度が上がる。そして昨日よく見た3人セットの仙人に関しては名前が書いてなかった!誰なんだ!他の諸々と同じで持ってる物やなんかで見る人が見ればすぐ分かるものなんだろうけどな。
ただ関羽はほんとどこでも置いてありますね。さすがは商売の神様。(ガネーシャ像も目撃率高いもんなー)関羽の持ってる青龍偃月刀単体も売ってたり。
ちなみに関羽はメルボルン方面では金鉱で栄えた町、バララットの関帝廟にも居ます。あそこはゴールドラッシュのときに中国人がたくさんやってきた所なので。(さっきのシティの博物館には関帝廟なかったっけ)
そして昨日見た縁起物やさんでは曹操の像も売ってました。なんでも説明文によると2014年(注:去年)は人の上に立つ人間に災いが起こるので曹操にあやかれ(雑な意訳)みたいなことが書いてあって。悪役扱いされてなくて&関羽と一緒のところに飾られてよかったねー。
ということで色々分からないこともあるながらもやっぱり面白い。
なんかいつか縁起物を一つくらい(小さいので)買って行きたいなーと思っちゃいます(笑)
以前シンガポールの空港でちっさい翡翠の蛇のストラップを買ったんですけどね。十二支シリーズでしたが私はへび年ではないです(ただ単に蛇が好きなだけ)。
そうそう、中国系アンティークショップのショーウィンドウには秦の時代のでっかいガムランみたいな金属の宮廷楽器(レプリカ)が飾ってありましたよ。秦といえば車幅だったり単位だったり色々基準が作られた時代ですがこの楽器を見る限り音階もそのころに既にあったことがうかがえて。古代中国の音楽ってもっと知りたいなー。
あと三国志ブームリバイバルに合わせて?「レッド・クリフ」(前後)と「曹操暗殺」のDVD買っちゃいました。といってもこっちで買ったので音声は中国語ですが。字幕の英語がちゃんとしてることを願ってます。
そしてあんまり関係ないですがゲーム屋さんと思われるところにポケナガのノブナガ+ゼクロムのフィギュアが置いてありました。ポケモンは他のバージョンのケースとか飾ってあったけどまさかフィギュアにポケナガが選ばれてるとは。そもそもフィギュアも出てたんだ。
明日からまた観光で月曜日にメルボルンに帰るのでその前にもう一回更新できるかな?ちと微妙なところです。
今日の一曲: モデスト・ムソルグスキー 「展覧会の絵」より「卵の殻をつけた雛の踊り」&「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」(ラヴェルによるオケ編曲版)
「展覧会の絵」はピアノ版もよく知ってますし、オケ版も弾きましたし、富田勲版も楽しくて大好きなんですが、それでもやっぱり幼少のころからこれはオケ版を車の中で聴くのが自分にとっての定番。
なので家族が久しぶりに揃った良い機会なのでちょっと車で聞きました(私の独断ですが)。
元のピアノ版もそうですし、ラヴェルのオケ編曲がそれをまた強調するのですが、「展覧会の絵」の各曲は短いながらも絵画のようにそれぞれの要素がわかりやすく描かれていて、子供にもお勧めな曲だと思います。
特にこの2曲はその描写のストレートさ、そして豊かさが好き。
「卵の殻をつけた雛の踊り」は木管楽器アンサンブルが素早い高音で大活躍。ぴよぴよ言いながら走り回り、転びそうになるひよこたちの動きとsoundscapeそのまんまの世界。(富田勲版もさらに楽しいアレンジになっています!)
「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」は二人の登場人物の言い争いが2つのキャラの違った音楽で現されます。2人ともユダヤ系の人物なのですが(どちらも同じヘブライ風音階で構成されている)、一人は立場が強く恰幅が良い人間で(富裕)、一人は立場が弱くとも根性は強い(貧しい)。シュムイレを表すトランペットのソロがとっても格好いいです。プロムナードの冒頭と同じくらいの見せ場。真似したくなるくらいかっこいい(よく真似しています)。
リンクした録音は春の祭典とのカップリング。ベルリン・フィルでカラヤン指揮。
なんだか相性が良さそうな2曲、試聴もあるので是非どうぞ。
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