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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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人生、勉強。
学校に入る前から、「勉強」というものがかなり好きですか。
・・・というか自分のありあまる好奇心を「知る」ということで満たそうとしながら追いつかなくて持てあましているんです。昔も今も。
どうがんばっても自分が学ぶスピードは自分の好奇心に一生追いつかないのは自覚していますが、でもそれをなんとかできるだけ満たす行為がなんともいえなく好きなんです。

もちろん今の仕事の分野は入りたてですので本当に勉強することがいっぱいあります。
なんというか、「日本語を学ぶ」ことにかなり労力を費やしているような気がします(笑)
基本的な医学全般のことをざーっと覚えるだけでも大変。
でも何でも面白く思えます。今のところ内分泌系や神経系のことを読んでいるのが特に興味深いです。なんというか、身体の働きのなかでかなりメカニカルなのが面白いらしいです(笑)

あとは創作のために勉強もします。
調べ物はもういつもの事ですし、あと精神医学の知識の多くも創作のための勉強によって身につけたりもしてます。
そのストーリーはそこら辺経験ないこともリアリティが出したい!と思っていて。今はちょっぴりそこまでハードな勉強は中断した形になってますが、まだまだできることはある!と感じて静かに燃えてます(笑)

あとは日本のTVのクイズとかでも勉強ですね。
Qさまでは特に分からない問題があると悔しいです(笑)
漢字問題だと1から10のうち8と10、とかが分からなかったりします。なんにせよ分からなかったものは覚えよう!と意気込んでます。
スピード漢字のときは妹と一緒にScrap paperにTVに合わせて問題をやったりしますし、複数答えがあるクイズ(例:タイムショックの「12アンサーズ」、ヘキサゴンで昔やってた「PKクイズ」など)は一旦DVDを止めてどれだけ答えを思いつけるか妹と競ったりします。
クイズにでてるタレントさんで好きな人も多いんですけど、でも一番楽しい&嬉しいのは自分が正解したとき!ですね(笑)日本史はどっちかというと苦手なのですが、生物、故事成語、世界地理などは比較的得意なのでそれらが回ってくるのを心待ちにしています。
そして日本からDVDが届くのはちょっと時間がかかったり、時間が空いたりするので再放送もがんがんしてます。Qさまや平成教育なんかだと3回くらいみちゃいますね。
ちなみに、これからの目標は平成教育学院の「マス北野の算数」をちゃんとまじめに解いてみる努力をすること」です(笑)

そして最近母とテレビ電話で世界史について盛り上がっていたのですが、自分は世界史が比較的強いけれど、実際知らないことがいっぱいあって、個々の年表が繋がらない(たとえば一つの国でなにかが起こっているとき別の国でなにが起こっているか、とか)ので、そこをちょっとなんとかしたいな~と思いまして。
で、平凡社の「カラー世界史百科」を最初から片っ端から読むことにしました。
それでも限界はありますが、でも年表と図を読むことで、興味があるエリアを探し、絞って後々詳しく読んで行けたらな~と思ってます。
あくまで印象ですが日本の授業だと世界史はあんまり面白くないだろうな~と思うのです。だからやっぱりこじんまりしてわかりやすい日本史が圧倒的人気なのかなーと。
オーストラリアは自国の歴史というものが大変小さいので授業でも世界史が大半を占めています。高校3年でみっちりやったロシア&辛亥革命の歴史の一コマとしてのおもしろさ、高校2年でプロジェクトをやった強制収容所のプレゼン、興味を持って小説を読みまくった古代中国史、そして大学でもたくさんやった音楽史・・・
日本史にはない文化や価値観の衝突や交流などがたまらなく魅力的です♪
世界史は学ぶには大きすぎるようだけれどどこをとっても面白いので、なんとか工夫して学んでいきたいです。

一日に上のどのエリアからでも最低でも一つ何かを学んだり覚えたりしていくことが当面の目標。
できれば「仕事の勉強とは別で」一つ何かを学んだりしたいなあ~と思っています。
実は世界史は次読むページは騎馬民族。これは個人的興味とともに創作にも参考する予定なので楽しみたいです♪


今日の一曲: リゲティ・ジェルジュ ピアノのための練習曲 第11番「En Suspens」



妹に楽譜を大学で借りてもらって今日初見で弾きました!
結構何年か前に一聞き惚れだった曲で、リゲティの練習曲のなかでは結構易しい方です。
そのタイトルが示すように(といってもぼんやりとしか意味が分からないのですが、Suspendという英語の言葉と同じ語源のフランス語っぽいです)不安定でふわふわした曲想がなんといっても好きです。

楽譜を見ると、右手の調と左の調が違うのがまず見て取れます。
これ、途中で反対になるんですけど、算数だと1+2は2+1と同じなのに、音楽は1+2と2+1が耳にずいぶん違って聞こえます。ちゃんとキーチェンジして聞こえますもの。
でもこの二つの調が共生しているがためのこの不安定さ。調性的にもかなりグレーゾーンです。

そしてそのグレーゾーンのなかで揺れるようなリズム。これもまた左と右で違うビートにより動いていて。
けだるくて、ふわふわしていて。
そしてそのけだるさに心地良いグリッサンドが流れたり。

リゲティの音楽はその細胞の、メカニックの一つ一つまで愛すべきエレメントにあふれています。
彼は多分クラシック音楽史上一番「理系」の音楽をかく作曲家で、テクニックの難しさが目立ちますが、そんななかこの曲は繊細な彼の音楽のメカニックがsubtleに生きるのを聴くことができます。

弾くにも聴くにも大のおすすめですよ♪

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