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前回のエントリーに拍手ありがとです~
本題前に一つ。
米ネットラジオチャンネルQ2 Musicによる現在活躍中の作曲家にスポットを当てた番組Meet the Composersのシーズン2の放送に向けて行われているクラウドファンディング企画、あと50時間ほどで締め切りだそうです。
当初の目標額は達成されていますが、追加ターゲット(ボーナストラックなど)が設定されています。どこまで金額を伸ばせるか!?
マレーシアに行ってご飯が美味しくて、こっちに帰ってきたら帰ってきたで食べたい美味しいものがあったりで、なんだか食欲が先走ってる感が否めない今日この頃です。
中でも特に朝ご飯ものの好物が多いなーと思ったのでちょっと紹介&まとめてみようと思いました。
マレーシアなどで食べたものもありますが、食べに行ったり作ったり合わせれば全部メルボルンで食べられるはず。
1)Congee(中国粥)
シンガポールとかでもよくありますが、メルボルンでもフードコートの中華やさんとかで見つかることも。鶏がらだしのお粥です。何の変哲もないお粥ではあるのですが、揚げ玉ねぎや揚げパンが入ってたり、それからなんといってもピータンがいい。ピータンそのままではあんまり食べないのですが、崩してお粥に混ぜると塩加減も味もちょうど良くて美味しいのです。ついでにゆでた青梗菜とかもついてる場合もあるとさらにおいしい。
ただ熱くて食べるのに時間がかかるのが難点ではありますね(笑)猫舌にはつらい。
2)バクテー(肉骨茶)
マレーシア・シンガポールの朝ご飯。元は1日2回ご飯の労働者の朝ご飯だった(とどっかで読んだ)のでがっつりです。バクテーは豚のスペアリブをハーブで煮込んだ料理なのですが、マレーシアだと色と味の濃いたれのようなスープ、シンガポールでは透明でさらさらのスープとかなり違う料理になってます。私はどっちかというとシンガポール風の方が食べやすくて好きなのですがマレーシアのも美味しい。しかも既にかなり味が付いているのに唐辛子をつけた甘辛醤油をつけて食べるってとこが驚き、でもそれがいい。(というか唐辛子甘辛醤油だけでもおいしい)
メルボルンでもバクテーを出すレストランもあるみたいですし(見たところマレー風が多い)、バクテーの素みたいなものもアジア系のスーパーで購入できます。
3)フレンチトースト
朝からこんなに甘いもん食べていいのかなあ、と思いつつたまに食べてしまうのがフレンチトースト。たまに食べるだけにとどめておきたいので家では作らず外で食べるようにしています。
そもそも外でもっとご飯を食べよう!ということになったののきっかけがロルカのフレンチトーストで。あそこはブリオッシュのフレンチトーストなんですよね。店によって使うパンにも違いがあるし、付け合わせも違ったり。そしてやっぱりフレンチトーストには紅茶を合わせたいです。
4)Eggs Benedict
もはや日本でもおなじみ?なのかな?のエッグベネディクト。こちらではカフェの朝ご飯の定番です。パンの上にソテーしたほうれん草、ハムorスモークサーモン(私はサーモンが好き)、そしてポーチドエッグをのせてオランデーズソースをかけた料理です。ちなみにマヨネーズ嫌いの私ですがこの料理でのオランデーズソースは好き。既に卵がのってるとはいえあれがないと始まらない。そういえばこないだ自宅近くのカフェで食べたベネディクトさんおいしかったなー。風邪引き始めなのに一皿きれいにたいらげてしまった(笑)
5)Shakshouka(シャクシューカ)
これも前述近所のカフェでおいしい一皿。中東~北アフリカあたりの料理で、イスラエルの朝食でもあるそうです(Wikipediaより)。トマトソースの中に卵を落として焼いた料理だそうですが(ロルカのHuevos Flamencaとにてますね)、いつも食べるのはスパイス(詳細不明)が聞いてて、ほうれん草や山羊乳チーズなども入っています。チョリソーも(有料で)足せるみたいですがなくても十分ボリュームがある。トマトの酸味とスパイスの複雑な味でなんか元気がでる朝ご飯でもあります。
・・・よーく見てみると5品中4品も卵を使った料理ですね。実際卵ものすごく好きです。なので朝食料理が好きなのかな。
あと普段からこういう料理を食べたい、というわけでもなくやっぱりたまに出て食べるくらいがちょうどいい気がします。普段は普段でお気に入りのシリアルを食べるのも楽しみで。ケロッグのSustainなんですが。
そしていずれ何年かのうちに今のとこから引っ越すことはほぼ確定なのですが、先ほど書いたように近所のカフェの料理がとにかく好きなのでなるべく今のエリアで引っ越ししたいです。ちょっと歩いてもいいから。指をクロス。
あ、そういえば豪ABC Classic FMのカウントダウンの投票が今日始まった模様です。今回のテーマはちょっと特殊?なのですが詳細については次回のエントリーで。
今日の一曲: ジョージ・クラム アメリカ歌曲集第7巻「Voices from the Heartland」より第2楽章「Ghost Dance」
今年のグラミー賞のノミネート作品にもなったクラムのCD、やっとこないだ入手しました。
クラムによる21世紀のプロジェクト、アメリカ歌曲集のサイクルもこの第7巻で終わりだそうです(あ、しまった第6巻まで手に入れてない)。イギリスから渡ってきた白人の歌、黒人霊歌、アメリカ先住民の歌、さまざまなソースから曲を集めてアレンジしたりメロディーを書き直したりはたまたオリジナルの民謡を作曲してしまったり、音楽的にも文化的にも色々と面白い歌曲集。その勢いは最後の最後まで続いています。
クラムの音楽を好きになっても、新しい曲に出会うと最初はじっくり聞き込みが必要になる場合も多く。ただどっかで初聴きでもぐっと掴まれるものがあって、それがきっかけになって色々聞こえたり見えたりするようになるのが好きです。
今回でいうとそのきっかけがまずこの第2楽章「Ghost Dance」のリズムの力強さで、そして第7楽章の「Beulah Land」の美しさであって。
「Ghost Dance」、とにかく好きです。クラムはバルトークに影響を受けていて、この曲のリズムや打楽器やアグレッシブで原始的とも言える性格が正にそうだと思うのですが、同時にそれがバルトークを超えているようなところがあって。人間のリズムじゃないような。
今歌詞を見てみたら(アメリカ原住民のPawnee族の歌だそう)歌詞も空だったり夜の訪れを待つことだったり、歌い手の魂の目覚めだったりカラスのように叫ぶ声だったり、自然や原始の魂を感じるようなもので。ものすごくゆさぶられる。リズムは本能的な部分が司るってクラムがいってたけどこのリズムは司りすぎだよ。凄いなクラム。
同時に思いだしたのがこないだ読んでたアーサー・ミラーの「るつぼ」で彼の人々が踊りやなんかを禁じ暮らしていたという説明。先住民との戦いに言及があったこともそうだけど、こういう本能、原始の魂の昂ぶりみたいなものを嫌っていた、というかことごとく避けて抑圧していたんだろうなーという。この曲を聴いてなんかそこのところしっくりくるものがありました。凄いn(略)。
ちなみにクラムがバルトークに影響を受けてたのは音楽から比較的分かりやすいと思いますが、マーラーからも多大な影響を受けてたそうで。それがこの歌曲集の最後の最後の楽章に現れているそうです。私もまだ2~3回くらい聞いただけでまだ何もつかみ取れた感が全くないのですがいつかここで語れるくらいには分かるといいなー。
(あとカップリング曲のスペイン歌曲集はさらにまだ分からないとこたくさんなのでこれもまた別の日に・・・)
上にリンクしたようにAmazonでmp3版があるのですが、クラムの作品、特に歌曲はCDを買ってジャケットの説明・歌詞をいつも参照できるようにする方が好きです。純粋に心持ち的な話なんですけどね。でも試聴はあるよということで。
本題前に一つ。
米ネットラジオチャンネルQ2 Musicによる現在活躍中の作曲家にスポットを当てた番組Meet the Composersのシーズン2の放送に向けて行われているクラウドファンディング企画、あと50時間ほどで締め切りだそうです。
当初の目標額は達成されていますが、追加ターゲット(ボーナストラックなど)が設定されています。どこまで金額を伸ばせるか!?
マレーシアに行ってご飯が美味しくて、こっちに帰ってきたら帰ってきたで食べたい美味しいものがあったりで、なんだか食欲が先走ってる感が否めない今日この頃です。
中でも特に朝ご飯ものの好物が多いなーと思ったのでちょっと紹介&まとめてみようと思いました。
マレーシアなどで食べたものもありますが、食べに行ったり作ったり合わせれば全部メルボルンで食べられるはず。
1)Congee(中国粥)
シンガポールとかでもよくありますが、メルボルンでもフードコートの中華やさんとかで見つかることも。鶏がらだしのお粥です。何の変哲もないお粥ではあるのですが、揚げ玉ねぎや揚げパンが入ってたり、それからなんといってもピータンがいい。ピータンそのままではあんまり食べないのですが、崩してお粥に混ぜると塩加減も味もちょうど良くて美味しいのです。ついでにゆでた青梗菜とかもついてる場合もあるとさらにおいしい。
ただ熱くて食べるのに時間がかかるのが難点ではありますね(笑)猫舌にはつらい。
2)バクテー(肉骨茶)
マレーシア・シンガポールの朝ご飯。元は1日2回ご飯の労働者の朝ご飯だった(とどっかで読んだ)のでがっつりです。バクテーは豚のスペアリブをハーブで煮込んだ料理なのですが、マレーシアだと色と味の濃いたれのようなスープ、シンガポールでは透明でさらさらのスープとかなり違う料理になってます。私はどっちかというとシンガポール風の方が食べやすくて好きなのですがマレーシアのも美味しい。しかも既にかなり味が付いているのに唐辛子をつけた甘辛醤油をつけて食べるってとこが驚き、でもそれがいい。(というか唐辛子甘辛醤油だけでもおいしい)
メルボルンでもバクテーを出すレストランもあるみたいですし(見たところマレー風が多い)、バクテーの素みたいなものもアジア系のスーパーで購入できます。
3)フレンチトースト
朝からこんなに甘いもん食べていいのかなあ、と思いつつたまに食べてしまうのがフレンチトースト。たまに食べるだけにとどめておきたいので家では作らず外で食べるようにしています。
そもそも外でもっとご飯を食べよう!ということになったののきっかけがロルカのフレンチトーストで。あそこはブリオッシュのフレンチトーストなんですよね。店によって使うパンにも違いがあるし、付け合わせも違ったり。そしてやっぱりフレンチトーストには紅茶を合わせたいです。
4)Eggs Benedict
もはや日本でもおなじみ?なのかな?のエッグベネディクト。こちらではカフェの朝ご飯の定番です。パンの上にソテーしたほうれん草、ハムorスモークサーモン(私はサーモンが好き)、そしてポーチドエッグをのせてオランデーズソースをかけた料理です。ちなみにマヨネーズ嫌いの私ですがこの料理でのオランデーズソースは好き。既に卵がのってるとはいえあれがないと始まらない。そういえばこないだ自宅近くのカフェで食べたベネディクトさんおいしかったなー。風邪引き始めなのに一皿きれいにたいらげてしまった(笑)
5)Shakshouka(シャクシューカ)
これも前述近所のカフェでおいしい一皿。中東~北アフリカあたりの料理で、イスラエルの朝食でもあるそうです(Wikipediaより)。トマトソースの中に卵を落として焼いた料理だそうですが(ロルカのHuevos Flamencaとにてますね)、いつも食べるのはスパイス(詳細不明)が聞いてて、ほうれん草や山羊乳チーズなども入っています。チョリソーも(有料で)足せるみたいですがなくても十分ボリュームがある。トマトの酸味とスパイスの複雑な味でなんか元気がでる朝ご飯でもあります。
・・・よーく見てみると5品中4品も卵を使った料理ですね。実際卵ものすごく好きです。なので朝食料理が好きなのかな。
あと普段からこういう料理を食べたい、というわけでもなくやっぱりたまに出て食べるくらいがちょうどいい気がします。普段は普段でお気に入りのシリアルを食べるのも楽しみで。ケロッグのSustainなんですが。
そしていずれ何年かのうちに今のとこから引っ越すことはほぼ確定なのですが、先ほど書いたように近所のカフェの料理がとにかく好きなのでなるべく今のエリアで引っ越ししたいです。ちょっと歩いてもいいから。指をクロス。
あ、そういえば豪ABC Classic FMのカウントダウンの投票が今日始まった模様です。今回のテーマはちょっと特殊?なのですが詳細については次回のエントリーで。
今日の一曲: ジョージ・クラム アメリカ歌曲集第7巻「Voices from the Heartland」より第2楽章「Ghost Dance」
今年のグラミー賞のノミネート作品にもなったクラムのCD、やっとこないだ入手しました。
クラムによる21世紀のプロジェクト、アメリカ歌曲集のサイクルもこの第7巻で終わりだそうです(あ、しまった第6巻まで手に入れてない)。イギリスから渡ってきた白人の歌、黒人霊歌、アメリカ先住民の歌、さまざまなソースから曲を集めてアレンジしたりメロディーを書き直したりはたまたオリジナルの民謡を作曲してしまったり、音楽的にも文化的にも色々と面白い歌曲集。その勢いは最後の最後まで続いています。
クラムの音楽を好きになっても、新しい曲に出会うと最初はじっくり聞き込みが必要になる場合も多く。ただどっかで初聴きでもぐっと掴まれるものがあって、それがきっかけになって色々聞こえたり見えたりするようになるのが好きです。
今回でいうとそのきっかけがまずこの第2楽章「Ghost Dance」のリズムの力強さで、そして第7楽章の「Beulah Land」の美しさであって。
「Ghost Dance」、とにかく好きです。クラムはバルトークに影響を受けていて、この曲のリズムや打楽器やアグレッシブで原始的とも言える性格が正にそうだと思うのですが、同時にそれがバルトークを超えているようなところがあって。人間のリズムじゃないような。
今歌詞を見てみたら(アメリカ原住民のPawnee族の歌だそう)歌詞も空だったり夜の訪れを待つことだったり、歌い手の魂の目覚めだったりカラスのように叫ぶ声だったり、自然や原始の魂を感じるようなもので。ものすごくゆさぶられる。リズムは本能的な部分が司るってクラムがいってたけどこのリズムは司りすぎだよ。凄いなクラム。
同時に思いだしたのがこないだ読んでたアーサー・ミラーの「るつぼ」で彼の人々が踊りやなんかを禁じ暮らしていたという説明。先住民との戦いに言及があったこともそうだけど、こういう本能、原始の魂の昂ぶりみたいなものを嫌っていた、というかことごとく避けて抑圧していたんだろうなーという。この曲を聴いてなんかそこのところしっくりくるものがありました。凄いn(略)。
ちなみにクラムがバルトークに影響を受けてたのは音楽から比較的分かりやすいと思いますが、マーラーからも多大な影響を受けてたそうで。それがこの歌曲集の最後の最後の楽章に現れているそうです。私もまだ2~3回くらい聞いただけでまだ何もつかみ取れた感が全くないのですがいつかここで語れるくらいには分かるといいなー。
(あとカップリング曲のスペイン歌曲集はさらにまだ分からないとこたくさんなのでこれもまた別の日に・・・)
上にリンクしたようにAmazonでmp3版があるのですが、クラムの作品、特に歌曲はCDを買ってジャケットの説明・歌詞をいつも参照できるようにする方が好きです。純粋に心持ち的な話なんですけどね。でも試聴はあるよということで。
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