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ブログの更新の時間を自由にしてみました。
やっぱり書きたくなくなるとき、というものはあるので。
最近祖父からDVDがきたので夕飯後はクイズに忙しいのもありまして(笑)
ピアノも最近仕事がなくても弾いてないんですよ。
あれもまた気分がちょっと乗らないと「うーん」となっちゃって。
筋肉痛でもそうでなくとも結構些細なことでhinderされるというか。
そのくせ夜の1時とかにふとリゲティが弾きたくなるとか困ったことになるんですよね。
プロでもないのに将来は防音室とか・・・でしょうか。
(まあ聞く方にも使えますしね)
とりあえずピアノにしてもブログにしてもあんまり間が空くとより書かなくなるぞ!と自分を脅して(!?)とりあえずいつも思っている、考えてることをここにかくことにしました。しばしおつきあいください。
こういった本がまずあるんですよ。母が面白そうと買ったのを読んだのですがなかなか内輪ネタで面白い(爆)
で、楽器別に性格の傾向がある、というはなしが主にされているのですが、実はこの本を読む前も私もそれについて考えたことが多々ありまして。(でも必ずしも本の内容と一致するわけではないです。なんせ国が違うもので。これは大きいです)
実際私だけじゃなく友達と話しててそういう話になったこともあります。
その一番顕著な例が下の通りです。
ホルンの友達と、ホルン友達の関係者である友達といて、ホルン奏者の性格について語り合った際の結論:
1)男性ホルン奏者は基本自信家。単純で、ロジカルな思考の持ち主。
2)女性ホルン奏者は「強い女」に見えて、実際内面ものすごく打たれやすいところがあったり、男女関係に関しては些細なことで疑心暗鬼になっちゃったり。
他にも、オケピアニスト・オケマネージャーとしてかなり近い立場で第3者としてオケ全体を見回せる位置にいて例えばチェロとホルンのカップル(ないし親友、家族同士)がどうして多いんだろう、とかトロンボーンの結束はやっぱり強いなあーとか、いろいろ思うことはあるのです。
そしてそういったことも創作の臓器とも言える大事な部分になってたり。
上の本で茂木さんが書いたように、楽器と奏者の関係は相互的だと思います。
人がある性格の特徴を持っているから(または身体的特徴からある楽器がより容易に弾けることで)ある楽器に惹かれ、そして楽器の特徴(弾く姿勢、作曲家がその楽器に求める役割、音、音の出し方、そして演奏に関わる行動など)が奏者の人間性に影響していく、という。
(プラス同じ楽器の人とのつきあいでもまた変わるでしょう。同じ楽器どうしで集まりやすいホルンやチェロ、ビオラなんかは特に)
例えばトランペットやトロンボーン奏者のあの姿勢。
クラリネットが音域によっていろんな違う音色がでるところ。
オーボエ奏者がリードを自分の納得いくようにけずるところ。
ビオラがいつも派手なパートをもらえないところ。
コントラバスの楽器のサイズとそれから推測される奏者の力持ちさ。
テューバのレパートリーの狭さ、そして逆にバイオリンのレパートリーの広さ。
みんなみんな意味があって、それでお互いに影響し合っていくのが自分にとってはやっぱり素敵な関係だな~と。
(注:こういったことから導き出すのはあくまでも自分の奏者や彼らの行動、楽器の観察と、楽器の知識から自分なりの解釈ででたものでみんながそう思うというわけではありません。)
私個人としては(クラシックに限らず)誰にでも一人に一つ(最低でも)、運命の楽器があるんじゃないかと思います。
もちろんさっきいったように人は楽器に影響されるのでもともとパーフェクトマッチ、というわけでもないですが、きっとそうやってお互い影響し合ってぴったり合っていき、お互いにいい影響をもたらす人と楽器の組み合わせがあるんじゃないかとおもうんですよ。上手下手は別として(ただ、「合う」楽器は上達が早いのでは?と根拠なく思っております)
そして教える人や、楽器との相性(安いオーボエでは自分との相性がわかりませんしね、例えば)などいろんな要因がかかわってくるのでしょうが。
私に関しては・・・ピアノはもともと器が広いというかな楽器なのであれですが、でもチェロに関してはわりと・・・他の楽器よりもあってたかな、と思います。性格的には主にチェロで、ちょっとビオリスト的性格も入ってると自己分析しております。
チェロ奏者の性格を分析・考えてると耳が痛いんですよね(苦笑)どうやら私の欠点の多くはチェリストの欠点のようで・・・
タイトルにもあるようにこれは序曲、いや序章で。
いろんな楽器にこうじゃないか、という説はあるのですが、また今度の機会にとっておきます。
チェロとホルンについては結構詳細があるんですが・・・面白いので。
またちゃんと文にできることを願ってます。(Crossing fingers)
今日の一曲: エドゥワール・ラロ 「スペイン交響曲」 第3楽章
バイオリン。
それはピアノに次ぐ機動力を持つ、どこでも運べる、悪魔が弾く楽器とも言われる、そして個々の楽器や奏者により最も差がでやすい楽器。
その最も差が出やすいところと、バイオリン人口の多さを考えるとバイオリンの性格タイプ、というのはひとえにいえないものだとばかり思ってましたが、最近2次創作を含めて自分のプランしたオケの中で「変装」または「変身」をするキャラがほとんど全員といっていいほどバイオリンを弾いていることに気づき、たまげました。無意識ですよ、オケ3つ分!(笑)
あんな不自然な姿勢で、あんな小さい楽器に魂を込めることでどんなに感情が圧縮された音が出るか、というのがバイオリンの音の醍醐味の一つであると思ってます。
同時にバイオリンの音は七変化。軽やかだったり、ひょうひょうしてたり、情熱的だったり。気まぐれ、とか意のまま、という言葉がぴったりです。
技巧のポテンシャルはもうまるで楽器が身体の一部のよう。演じているけどものすごく身についてるからリアリティがあったり?
そんなバイオリンの魅力がつまったこの曲。
情熱と、気まぐれさと、浮気性と、不思議なナチュラルさ。
目の前で姿を変えたり、話術を巧みに操ったり、いろんな表情を見せたり。
どこか狂ったような、でもそうだとしていても本人は至って正気なような。
「悪魔の楽器」バイオリンとしての面も見られます。
そしてこのアンネ=ゾフィー・ムターとうバイオリニストが好きで好きで。
この曲にぴったりのクレイジーさ、強さ、表現の広さと技巧の自然さ、そして自由さを持っていると思います。
彼女の演奏には男性バイオリニストにはないものがあって。それはまた多くの女性バイオリニストが持っていない者でもあるのですが、でもその直感的な印象は「なによりも女性らしい」もので。
ガッツ、というか、強さというか。
よく女性は痛みに強いという話を聞きますけどそういう感じの強さなんですよね。
女性は男性なんか比べものにならないものを生まれながらに与えられていて。
優しさ、繊細さももちろんですが、それも全部持った上でタフなところ。
女性として生まれ持ったパワーの一番極端な例を彼女の音に聞くんです。
もっとこういう路線のバイオリニストが(特に日本からは)増えて欲しいと切実に願ってます。
(実は大学の友達に一人いたんですけどね。私とそうかわらない体格なのにパワーはすごかった!)
だって今は男女平等の社会。もっともっと女性にパワフルに花咲かせてもらいたいです。
やっぱり書きたくなくなるとき、というものはあるので。
最近祖父からDVDがきたので夕飯後はクイズに忙しいのもありまして(笑)
ピアノも最近仕事がなくても弾いてないんですよ。
あれもまた気分がちょっと乗らないと「うーん」となっちゃって。
筋肉痛でもそうでなくとも結構些細なことでhinderされるというか。
そのくせ夜の1時とかにふとリゲティが弾きたくなるとか困ったことになるんですよね。
プロでもないのに将来は防音室とか・・・でしょうか。
(まあ聞く方にも使えますしね)
とりあえずピアノにしてもブログにしてもあんまり間が空くとより書かなくなるぞ!と自分を脅して(!?)とりあえずいつも思っている、考えてることをここにかくことにしました。しばしおつきあいください。
こういった本がまずあるんですよ。母が面白そうと買ったのを読んだのですがなかなか内輪ネタで面白い(爆)
で、楽器別に性格の傾向がある、というはなしが主にされているのですが、実はこの本を読む前も私もそれについて考えたことが多々ありまして。(でも必ずしも本の内容と一致するわけではないです。なんせ国が違うもので。これは大きいです)
実際私だけじゃなく友達と話しててそういう話になったこともあります。
その一番顕著な例が下の通りです。
ホルンの友達と、ホルン友達の関係者である友達といて、ホルン奏者の性格について語り合った際の結論:
1)男性ホルン奏者は基本自信家。単純で、ロジカルな思考の持ち主。
2)女性ホルン奏者は「強い女」に見えて、実際内面ものすごく打たれやすいところがあったり、男女関係に関しては些細なことで疑心暗鬼になっちゃったり。
他にも、オケピアニスト・オケマネージャーとしてかなり近い立場で第3者としてオケ全体を見回せる位置にいて例えばチェロとホルンのカップル(ないし親友、家族同士)がどうして多いんだろう、とかトロンボーンの結束はやっぱり強いなあーとか、いろいろ思うことはあるのです。
そしてそういったことも創作の臓器とも言える大事な部分になってたり。
上の本で茂木さんが書いたように、楽器と奏者の関係は相互的だと思います。
人がある性格の特徴を持っているから(または身体的特徴からある楽器がより容易に弾けることで)ある楽器に惹かれ、そして楽器の特徴(弾く姿勢、作曲家がその楽器に求める役割、音、音の出し方、そして演奏に関わる行動など)が奏者の人間性に影響していく、という。
(プラス同じ楽器の人とのつきあいでもまた変わるでしょう。同じ楽器どうしで集まりやすいホルンやチェロ、ビオラなんかは特に)
例えばトランペットやトロンボーン奏者のあの姿勢。
クラリネットが音域によっていろんな違う音色がでるところ。
オーボエ奏者がリードを自分の納得いくようにけずるところ。
ビオラがいつも派手なパートをもらえないところ。
コントラバスの楽器のサイズとそれから推測される奏者の力持ちさ。
テューバのレパートリーの狭さ、そして逆にバイオリンのレパートリーの広さ。
みんなみんな意味があって、それでお互いに影響し合っていくのが自分にとってはやっぱり素敵な関係だな~と。
(注:こういったことから導き出すのはあくまでも自分の奏者や彼らの行動、楽器の観察と、楽器の知識から自分なりの解釈ででたものでみんながそう思うというわけではありません。)
私個人としては(クラシックに限らず)誰にでも一人に一つ(最低でも)、運命の楽器があるんじゃないかと思います。
もちろんさっきいったように人は楽器に影響されるのでもともとパーフェクトマッチ、というわけでもないですが、きっとそうやってお互い影響し合ってぴったり合っていき、お互いにいい影響をもたらす人と楽器の組み合わせがあるんじゃないかとおもうんですよ。上手下手は別として(ただ、「合う」楽器は上達が早いのでは?と根拠なく思っております)
そして教える人や、楽器との相性(安いオーボエでは自分との相性がわかりませんしね、例えば)などいろんな要因がかかわってくるのでしょうが。
私に関しては・・・ピアノはもともと器が広いというかな楽器なのであれですが、でもチェロに関してはわりと・・・他の楽器よりもあってたかな、と思います。性格的には主にチェロで、ちょっとビオリスト的性格も入ってると自己分析しております。
チェロ奏者の性格を分析・考えてると耳が痛いんですよね(苦笑)どうやら私の欠点の多くはチェリストの欠点のようで・・・
タイトルにもあるようにこれは序曲、いや序章で。
いろんな楽器にこうじゃないか、という説はあるのですが、また今度の機会にとっておきます。
チェロとホルンについては結構詳細があるんですが・・・面白いので。
またちゃんと文にできることを願ってます。(Crossing fingers)
今日の一曲: エドゥワール・ラロ 「スペイン交響曲」 第3楽章
バイオリン。
それはピアノに次ぐ機動力を持つ、どこでも運べる、悪魔が弾く楽器とも言われる、そして個々の楽器や奏者により最も差がでやすい楽器。
その最も差が出やすいところと、バイオリン人口の多さを考えるとバイオリンの性格タイプ、というのはひとえにいえないものだとばかり思ってましたが、最近2次創作を含めて自分のプランしたオケの中で「変装」または「変身」をするキャラがほとんど全員といっていいほどバイオリンを弾いていることに気づき、たまげました。無意識ですよ、オケ3つ分!(笑)
あんな不自然な姿勢で、あんな小さい楽器に魂を込めることでどんなに感情が圧縮された音が出るか、というのがバイオリンの音の醍醐味の一つであると思ってます。
同時にバイオリンの音は七変化。軽やかだったり、ひょうひょうしてたり、情熱的だったり。気まぐれ、とか意のまま、という言葉がぴったりです。
技巧のポテンシャルはもうまるで楽器が身体の一部のよう。演じているけどものすごく身についてるからリアリティがあったり?
そんなバイオリンの魅力がつまったこの曲。
情熱と、気まぐれさと、浮気性と、不思議なナチュラルさ。
目の前で姿を変えたり、話術を巧みに操ったり、いろんな表情を見せたり。
どこか狂ったような、でもそうだとしていても本人は至って正気なような。
「悪魔の楽器」バイオリンとしての面も見られます。
そしてこのアンネ=ゾフィー・ムターとうバイオリニストが好きで好きで。
この曲にぴったりのクレイジーさ、強さ、表現の広さと技巧の自然さ、そして自由さを持っていると思います。
彼女の演奏には男性バイオリニストにはないものがあって。それはまた多くの女性バイオリニストが持っていない者でもあるのですが、でもその直感的な印象は「なによりも女性らしい」もので。
ガッツ、というか、強さというか。
よく女性は痛みに強いという話を聞きますけどそういう感じの強さなんですよね。
女性は男性なんか比べものにならないものを生まれながらに与えられていて。
優しさ、繊細さももちろんですが、それも全部持った上でタフなところ。
女性として生まれ持ったパワーの一番極端な例を彼女の音に聞くんです。
もっとこういう路線のバイオリニストが(特に日本からは)増えて欲しいと切実に願ってます。
(実は大学の友達に一人いたんですけどね。私とそうかわらない体格なのにパワーはすごかった!)
だって今は男女平等の社会。もっともっと女性にパワフルに花咲かせてもらいたいです。
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