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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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メル響2015年シーズン公開されました!
今日はピアノも休んでだらだらしていたらどうしても眠りに落ちてしまってどうも頭が重いです。どうしてこうなった。動かないにしてもこんなに眠くなることはそんなに多くないはずなんですが・・・

前回のエントリーで書いたとおりメル響(ただいまヨーロッパを演奏旅行中)の来年のコンサートシーズンが最近発表されたので今日はめぼしいコンサートを紹介します。何よりも私が楽しみにするために(あと実際来年シーズン紹介エントリーは後々参照してたりします)。
それではいきなり。(あくまでも自分が面白そうだと思ったコンサートのみで網羅はしてません。室内楽コンサートはだいたい省いてます)

<1月~2月>
メル響の1年が始まるのは1月最後の日、31日のスター・トレックのコンサート。来月もうチケット予約が始まるので宣伝はすでに始まってます。ファンにはたまらないコンサートなんだろうなー。
2月には毎年恒例Sidney Myer Ballでの無料野音コンサートシリーズ。今年は2番目のコンサートでバルトークの管弦楽のための協奏曲をやるのが楽しそう。
さらに2月の終わりには去年に引き続きChinese New Yearコンサートとして中国の作曲家Tan Dunを招いたコンサートが開催されるそうで楽しみ(今年の10月のTan Dunギター協奏曲のコンサートはいけないので)。
そういえば最近お知らせが入ってきて2015年夏にSummersalt Festivalという芸術関係のフェスティバルが6週間メルボルンで開催されることになったそうで、メルボルンの様々な芸術団体が参加する中にメル響も挙げられてたので↑のコンサートのいくつかもその一部になるのかな?

<3月~4月>
今年始まったマーラーサイクルは来年も続いて3月に交響曲第3番の演奏があります。巨大な巨大な交響曲。4月にはバイオリニストSarah Changが来豪してブルッフを弾くそうですがブルッフはともかく(彼女の演奏だったらもうちょっと違う曲が聴きたかった)同じコンサートで演奏されるニールセンの4番とかアイヴスとか、なかなかお目にかかったことがないレパートリー揃いで楽しみです。

<5月>
毎年恒例の新しい音楽の祭典Metropolis Festivalは5月の中旬くらいにいくつかコンサートがあります。武満やシェーンベルクなど様々な現代音楽の作曲家がフィーチャーされるなか私が大学で初めてオケピアノを弾いた曲であるヴァレーズの「砂漠」が演奏されるコンサートTan Dunのチェロ協奏曲「Crouching Tiger Concerto」のコンサートは聴き逃したくない。

<6月>
6月もなかなかすごいラインアップ。ブリテンの戦争レクイエムがあったりマーラーの交響曲第4番があったり。マーラー4番(歌のソリストは母校の先輩!)のコンサートではWispelweyのプロコフィエフ(Sinfonie-Concertante)が今度こそ聞けるかな?(前回は指揮者の都合で曲が変わった)

<7月>
7月も引き続きてんこもり。オーストラリアの作曲家Nigel Westlakeが音楽を書いた豪米制作の映画「ベイブ」の20周年を記念したコンサートシベリウス7番とラヴェルのボレロのコンサート、そしてチャイコフスキーのスラヴ行進曲・プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番とブラームス4番という私の好きな曲しかないコンサート

<8月~9月>
8月にはまずスクリャービンが入るちょっと変則的な?オールロシアンコンサートにラフマニノフのピアノ協奏曲第3番とシュトラウス「英雄の生涯」が入ったテンションが上がりそうで濃いコンサートもあり。
9月は声楽方面でRenee Flemingによるラヴェル歌曲など自分がちょっと知ってきょくが演奏されるコンサートもあるようですが行けるかな。

<10月>
なんか今年の年末にもやるような気がしますが来年の10月もシェヘラザードやるそうです。ドヴォルザークのバイオリン協奏曲も聴けるのは嬉しいな。
そして月末にはガーシュインの「パリのアメリカ人」、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調、サン=サーンスのオルガン交響曲(もちろんタウンホールで!)という終始すっきりな楽しいコンサートもあり。

<11月>
11月の目玉はシベリウス&ニールセンのオール北欧プログラム。これは聞き逃せない。そして同じバイオリンのソリストで弦楽中心のコンサートもMelbourne Recital Centreでやるそう。こちらもいい曲揃いでよさげですねー。
12月は毎年恒例&伝統の「メサイア」とクリスマスキャロルコンサートだけみたいですね。

来年は解説系のコンサート(Ears Open WideやKeys to Music)も増えてますし、クラシック以外のジャンルとのコラボ的なコンサートも幅が広がってますし。
さらに子供向けのコンサートがFamily Classic for KidsとJams for Juniorsに増えてるのも来年からかな?年齢分けがちょっと???ですが時間を短くしたり聴衆参加アクティビティを取り入れたり年齢でその内容をちょこちょこ変えてみたりいろんな試みしてるみたいで面白そう。
子供のためのコンサートでの工夫とか知りたいです。

ということで20世紀以降音楽となるとちょっと自分にはたりない部分も結構ありますが、それでも2015年楽しみです。
(ついでにプロで弾けるようアクションを起こせる年になるか!?とは思ってますが完全にチキンなのでさてどうなるか。)


今日の一曲はお休み。キューはまだ存在しています。面白い曲を紹介できるようぼちぼちがんばります。
(ただクラシック以外にはちょっとの間手が回らなさそうです~)


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Age of Wonders 3の拡張のお知らせが来たー
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~

ちょっと今日はTwitter経由で知った漫画「三国志ジョーカー」(青木朋)をがーっと読んでました。三国志もので新しく作品を読むのは大分久しぶり。色んな異質なものもののアンサンブルがこうもうまくいくものかーと驚きながら細かいところで笑ったり楽しかったです。読んでよかったー。

さて、今回メル響の2015年シーズンを紹介するかAoW3の拡張版のお知らせについて書くか悩んでたのですが後者にしました。
Triumph Studioから公式の告知があって9月にAge of Wonders 3の最初のExpansion版が出ることが決定しましたよ!
タイトルはGolden Realms。プレビュー動画含む詳細(英語)はこちらです。価格は未定。

今回は残念ながらクラスの追加はないようですがHalflingsが戻ってきたました!キャンペーンゲームは彼らが主役。虐殺により数が少なくなりAoW3メインゲームの舞台である土地を追われ、新天地で冒険を始めるストーリー。ただ敵は同じHalflingってところがちと大変ですなー。
他にもDwelling(FeyやドラゴンのようなNPC種族)として蛇族Nagaが登場します。Gluttonは以前のAoWに何度も登場してますね。
他にも開発ブログで紹介されてた新要素諸々などの追加もあるようです。

中でもプレビューに出てきたFeathered Serpentが楽しみです(これはどっちの種族のユニット?)。とにかく長い生き物が好きなのはデフォルトですが高い機動力に加えてテレポート(phase)、そしてHealingまで揃ってるという、戦闘自体はもちろん他のユニットのサポートにも痒い手が届きそうなユニットです。
(今他のユニットを回復させるのだとHeroキャラクターが前線まで出てくるリスクがあるのでそれを温存できたらちょっといいよなーと)

フォーラムではこの拡張のスケールや詳細などちょっと評価が分かれてるところもあるようで。
印象としては開発側は多分早い段階で最初の拡張を出したかった、でも結構バグや不具合不都合なども出てきていて二つを両立させるのにかなり苦労していた、という感じかな。色々発売周りから見てるとそういう感じにみえます。でも新しいクラスなしはそれでも残念。
もちろんこれからまだ拡張版は出る予定だそうなので今後にもまだまだ期待しています。

自分は相変わらずスロープレイヤーなのでぼちぼち進めています。
最近Steamでのガイドページ(たとえばここ)やフォーラムでのそういう感じのスレを読んでカスタムキャラが司るSphereをキャラクターのイメージから実際のゲームプレイで実用的になるようにちょっとずつ調整して、今ランダムマップで使いやすいかお試し中。

わかりやすい例をあげるならArcher、Storm Sisterなど遠くから攻撃するのユニットが要のHigh ElvesにはWind Adept(風のレベル1)の「Seeker Enchantment」という間接攻撃の障害物を無視する魔法が嬉しいのでWind Adeptを選んでみたり。
あとSorcererは召還ユニットのほとんどが浮遊・飛行なのでEarth Mastery(地のレベル2)の広域強力魔法「Earthquake」を自軍のダメージリスクが低く使えるのが大きいアドバンテージになるかも、とか。

今ちょっとHigh Elf SorcererのHazel君でランダムマップ攻略練習してますが、SorcererとSeeker Enchantmentは実戦でちょっとやりくり難しい。Magic Fistを初めとした攻撃魔法でダメージ貢献したりHPがちょっとだけ残った敵にとどめをさしたりがんがんしたい、というのとSeeker Enchantmentを間接攻撃ユニットにかけて回りたい、という欲求は1ターンで全ての主将・副将から1回しか魔法が使えないというシステムでは不完全燃焼になるような。

ただ今回初期のマップの性質?それとも私の手違い?でしばらく都市を自分の領土にできない状態が続いて、その後領土が増えても主力部隊が自分の都市から離れて動き回ってることが多く。
そういうときでもSorcererだったらほぼ即座に召喚魔法を使って兵力upできるのが頼もしいです。しかも召喚ユニットはどれも実力安定ですし。
ただSorcererが召喚出来るユニットはどっちかというと直接攻撃寄りなので、エルフだと前述Archer(金メダルまで育てるとものすごい強力!)やStorm Sister(麻痺撒きもかなりの確率)とバランスを取れる・・・かな。
どうしてもやっぱり不都合のほうがうまくいったことよりも実感しやすいです。

さて次回はメル響のあれを。今メル響はヨーロッパで演奏旅行まっただ中で色々向こうからTwitterなどで便りがくるのが楽しいです。


今日の一曲: セルゲイ・ラフマニノフ 交響的舞曲 第2楽章



今年前半に両親がマレーシア交響楽団のコンサートでこの曲を聴いてわりと良い印象だったようなのでこないだABC Shopに行った時に他の諸々トランペットやホルンなどのCDと一緒にこの曲のCDも買っちゃいました。
ラフマニノフが書いた最後の曲で、ピアノ2台版とオケ版どちらも魅力的な曲。音楽全般ではオケ版とピアノ版がある曲は大抵オケ版が好きな私ですが、この曲はどうもピアノ2台版が好きなんです。説得力でピアノ版を超えられるオケ演奏に出会ってないってことなのかなあ・・・
ただ今回は↑の経緯なのでオケ版を紹介します。

クラシック音楽では色んな作曲が編曲されていて、そのうちの一部は作曲家自身によって編曲されているものもあります(この交響的舞曲もそうですね)。
でもどうしても別の楽器のために書き直すと再現できないとことか違ってくるところとか(悪い意味では必ずしもないですが)出てきてやっぱ難しいなーと思うことが多いのですが。
そんななかこの第2楽章の最初の金管の和音を聞くと一瞬で「あ、ラフマニノフはピアノ版でもこういう音を出したかったんだな」ってのが感じられる、その感覚が大好きで。

あとオケとピアノで違ってどっちも良い、というのがこの曲のワルツの雰囲気。オケで弦のピチカートに乗せる弦や木管のメロディーの軽さ、ふわっとした強弱の作り方なんかはピアノ版には
ない素晴らしさ。ピアノ版はピアノ版でメロディーの後ろの細かい音のめりはりの際立ち方が気持ち良かったりします。あとはこの曲全体を彩るハーモニーの微妙な暗さもピアノの音の方がきれいに出るかなあ。

ラフマニノフってピアニストではありましたが合唱も声楽もオケもなんでも人並み以上に、というか素晴らしく書ける作曲家で。特に打楽器の使い方のこだわりなんかすごいと思います。(ただ弾くには難しいことも多いようですが)ただそれが聞けるのはこの第2楽章じゃなくて第3楽章の方か。
それからラフマニノフの楽器使いで私がとても好きな「暗いビオラの低音部分のソロ」がここでも出てきてちょっとにやり。(交響曲第2番の第1楽章なんかでも出てますね、にやりします)

とにかくオケ版もピアノ2台版もいい曲なのですよ、交響的舞曲。巷で聞かれることはそんなに多くない曲なのですが。私にとってはラフマニノフの作品のなかでトップクラスに心の大切な曲です。
前にも何回か紹介していますがこれからもぽつぽつ繰り返し紹介していきたいと思います。

演奏は両親に買った同じのを。こないだ亡くなったマゼール指揮でベルリンフィル演奏、同じくラフマニノフのちょっと知られてないオケ作品「岩」「死の島」と収録。「死の島」は元ネタになったベックリンの絵を知ってる人には特にお勧めです。


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Succubus Quest短編~老司書の短い夢~+Expansion「白の史書と色づく魔物」コンプリート。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

やっとピアノも通常運転に落ち着きました。なんといっても気持ちがそっち方面落ち着いてなにより。
そしてちょうど昨日新しい眼鏡をもらってきました。前も書いたように右目はそれだけでは完璧にクリアとはいかない仕様ですが前より全部クリアに見える。看板とか楽譜とかもそうですし、PCや3DSの画面ももうちょっと遠くで見れるようになってよかったー。癖で近づかないようにしないと。

最近ゲームはポケモンでは厳選ちまちま(色違いが孵化で出たりちょっと珍しいポケモンがミラクル交換で回ってきたり)、AoW3ではカスタムキャラをプレイ重視でちょっと調整してみながらのランダムマップやったり。
AoW3が再開できたのもSuccubus Quest短編を無事全部クリアできたため。結局夜の絵本(図鑑的なあれ)を100%コンプリート+ギャラリーモード解禁+パートナー全部解禁までたどり着くのにはゲーム2周+3周目3/4周くらいかかりました。多分これ以上短くはできないはず。
ということで前も一回書きましたが改めてゲーム紹介&感想。

Succubus QuestはSQDTによる18禁同人RPGゲームのシリーズで、全編通してバトルが夢魔とのSexになってることが特徴となっています。
シリーズには長編・短編・Expansionとあります。そのうち短編単体のみフリーでダウンロードできます。他は有料。でも短編を全クリアするにおいてExpansion部分からの引き継ぎは結構大きかったと思います。そして短編といってもけっこうsolidな長さと内容あります。長編はプレイ動画を某所で見たのですがクリアできる自信がない・・・(長さとシステムの違いと他色々)
ちなみに短編はローグライクと同じく中途セーブファイルがロードすると消えるようになってます。セーブについては色々しかけもあったり。

あらすじをなんとか説明する試み。
王立図書館の司書長アイゼクトは国王の命令で「夢魔」なる生き物の伝説について調べている。彼自身はその存在にかなり懐疑的なのだがそんなアイゼクトの前に「夢魔」が現れる。彼は若き頃の姿になり夢の世界に引き込まれ、遠い思い出となった少女や現実の世界の人物、歴史上の人物などが混在する「夢の世界」を夢魔たちと戦いながらさまようこととなる。
(共通のキャラクター含め短編が長編と同じ世界で同じ時間軸に絡みあってることが分かるのですが細かいところはちとわからない。そしてExpansionはサイドストーリーとして短編から枝分かれしている感じ。)

このゲームに登場する夢魔はユニークキャラクター(主にボス)もいますし、他のいわゆる雑魚キャラも多数居ます。いろんな神話が元ネタになってるのがまた私がそそられるところ。夜の図鑑に登録されて背景読めたり様々なパターンのグラフィックが見れるのも嬉しい。(図鑑系好きだなー私)
総じてみんな可愛いですしいろんなタイプのキャラクターがそろってるのもまた魅力的。好きなタイプがきっといる。前も書いてましたが私はサロメ、ラミアはじめ蛇系、ジャバウォック・ジャブジャブ、Expansionのユニコーンがお気に入り。

ストーリー中でお供になって様々なスキル・魔法でサポートをしてくれるユニークキャラクターも頼もしいですし、そろいも揃って魅力的なキャラたちでなごみます。パーティとして旅してるわけじゃなくて呼んだら出てくるだけなのがちょっと勿体ないくらい。
あとボス級キャラクターはキャラクターがしっかりしてるだけじゃなくて独特の戦い方もしたりするのがまた良いです。

ストーリーもまたしっかりしていて面白いです。一つ一つのダンジョンに一章ずつストーリーがあって、だんだん夢の核心に迫っていく感じがあって。最後に向けてテンション上がります。複数のエンディングが用意されてるのですが、そのエンディングによってこれまでの物語のいろんなパーツの意味が(同じ台詞などでも)変わってくるのもちょっとぞくぞくする。
特に「迷子の少女」や Expansion部分とかの夢だからこその奇妙な雰囲気がとても楽しいです。台詞回しとか絶妙。(きっと元ネタのアリスを含めイギリス文学方面に精通してるのかしらん、開発者さんは)

あとは以前もちょっと紹介したゲームシステムがうまいこといってると思います。
ダンジョンの中身を地図(ダンジョンの種類)+史書(モンスターの種類)で作る基本システム、それからアイゼクトのゲーム内での命がHPとRealityレベルの2段階で表されてるシステムがいい。
地図と史書の組み合わせでアイテム集めなりレベルアップなりゲームの各段階で色んな目的にダンジョンを設えることができるのは便利。あと「理想郷への道」がこのシステムでどんなダンジョンになるかってのがまた面白い。
ただ経験値獲得のシステムがちと困ったもんで、終盤になると何をやっても経験値がほぼ雀の涙くらいしかもらえないのは(特に1周目は)つらいこともありますね。

RPGとしてはほんとがっつり中身詰まってます。手強い敵の手強さはエロ部分完全に忘れるほど。(ストーリーに関してもそういうとこありますが)
そしてやり込み要素も結構あります。もちろん夜の絵本は1周ではコンプリートできませんし、隠し要素も多少あり。Expansionのダンジョンももっとやり方あったりしますし。
(ちなみに1周目クリア時の装備アイテムは強化したのも含め次回に引き継がれるので全体的に楽になります)

ストーリーを進むのも楽しかったですしいろんな夢魔に出会うのも楽しかったですし、そして今コンプリートした夜の絵本でギャラリーモードで全ての夢魔と好きなだけバトルが出来る(+その気になればもう一周できる)という状況も好きです。とても楽しかった。

あと私は普段サウンドオフで(このゲームに限らず)プレイするのですがこのゲームもBGMがかなり良いゲームだと判明。(もう一周するときはBGMオンでやらないと・・・)ギャラリーモードでは好きな背景+好きなBGMも選べるのですが、ここでは戦闘用BGMしかないのが残念。いちおう動画サイトでBGM集ありましたが。
ということで戦闘用BGMから一つ紹介。


今日の一曲: Succubus Quest短編~老司書の短い夢~Expansion「白の史書と色づく魔物」より楽曲「い・た・ず・ら!」

この曲は試聴がなかったけどゲームの公式サウンドトラックはこちら

ちょっとメロディックだったりセンチメンタルだったりバトル感があったり崩壊感があったりいろんなBGMがあるSuccubus Quest短編+Expansionですがちょっと驚いたのがこの曲。
Expansionでのメインボス、ステラ戦のBGMなのですがあのファンシーな部屋でいわゆるロリであるステラとの戦いのBGMがこんなに無機質でテクノ系?な音楽とは。
(でも大ボスというか見た目以上の敵と戦ってる感はあるかなー。)

リズムフェチでベース好きの私にはある意味不思議の国の雰囲気ぴったりなBGMよりもラストボス(表)戦の切ない音楽よりもツボにくる曲ではあります。打ち込みなんだろうけどこのベースラインを実際に弾いてるのが聴いてみたいですねえ。
あと各パートの組み合わせがものすごく効果的というか、いいアンサンブルだな-と。
ループしてもくどくなりすぎないですし、ほどよく刺激的なBGM。

他にもさっき書いた不思議の国やラストボス戦(表)もいい曲ですし、ラストボス戦(裏)もかなりの名曲だと思います。さすがにそっちを紹介はできなかったですが(あと実際に攻略してるときはそこまで余裕がない・・・)。
そういえばこのゲームのBGMで短編のボス(このステラの姉にあたるエスト)の戦闘BGMの1周が長いというのが面白いですね。長期戦を覚悟するというか。

Succubus Quest短編はオリジナルサントラがあるようです。一部トラック(「い・た・ず・ら!」=「Mischief!」はなかった!)試聴はこちらにあります。アレンジ版とかもあるみたいだけどこれ入手できるのかな、是非欲しいんだけど。

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ハープとチェレスタ、お隣さん
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
今回は前回のエントリーでちょっと言及したハープの子とした話を一部。いろいろ聴いたり話したりしたのものすごく楽しかったのですがリアルタイムでないからどれくらい伝わるか。

前から何度か書いていますがハープもチェレスタ(他鍵盤楽器)もオーケストラにいつもいるわけではない、ゲストプレーヤーな立場の楽器です。オケの端っこで隣に座るときも多く、弾くパートや音の数なんかもちょっと似通ってたりで、一緒に弾くことも多いのでハープ奏者と一緒になったら声かけたり話したりして仲良くなることが多いです。(私はかなり人見知りではありますがハープ奏者に対してはなんかちょっとそれも和らぐような)
ちゃんとリハーサルの外でもコミュニケーションとってると演奏してるときも連携がうまくいくのはこの楽器に限ったことではないですしね。

チェレスタ奏者としてハープ奏者のパートを見たり聴いたり一緒に弾いたりしてると結構似てるなーと思うところがたくさんあるのですが、そうやってハープ奏者から話を聞いてみると実は違うところ(正反対のところも含め)もたくさんあることが毎回分かって、似たところに共感して盛り上がったりもしますが違うところを知ることもものすごく楽しいです。

ピアノ・チェレスタとハープに関して違うことのほとんどは楽器を弾く際の技巧に関するものがほとんどです。考えてみれば水平な鍵盤と垂直な弦、弾く動きはかなり違います。
例えばピアノなら長いアルペジオ(分散和音)を弾く時には指をくぐらせることでなめらかに弾くのですが、ハープは指をくぐらせるのが苦手で手のポジションを素早く移動させることで同じエフェクトを出すそう。
そしてもちろんハープは♯とか♭を弾くのにペダルを操作するので半音的な動きはかなり難しい。
他にも色々ちょこちょこ(特に伴奏音型とかで)ピアノを想定すると普通でもハープでは弾きにくいことは多数あるそうです。

で、作曲家がハープの得意不得意を分からないままパートを書いちゃうことも多々あるそうです。ピアノと似た前提で書かれちゃうと前述の通り難しいそうで。
特に古い音楽(たとえばモーツァルトとか)ほどその傾向は強く、今では割と分かってくれることも多いそうですがなんせ現代音楽なので元が難しい(半音的な動きも多い)。さらに弾きやすい=弾いてて楽しいわけではないそうで(まあどの楽器でもそうですね)。
今回一緒だったハープの子が「ハープのために弾きやすいいいパートを書いてくれる作曲家」として挙げてたのはラヴェル、ドビュッシー、サン=サーンス、マーラー、ヒンデミットあたりだったかな。もう何人かいた。

それでそういう弾きにくい、または弾けないハープパートがもう何百年も巷に満ちあふれていて仕方がないのでハープ奏者は弾けるようにパートを書き直したりなんだりして弾いて、その書き直したパートを代々受け継いでいるそうです。ここら辺の話は打楽器の事情とちょっと似てるかな。(彼らも特定の性質の音の出し方とか先生にエスカレーションすることが多い)
作曲家が書いた楽譜の音の他に色々ノウハウがあってそれを先生から生徒に受け渡していくシステムがどうやらあるようで。

それとは対照的にピアノやバイオリンは作曲家が書いた楽譜に大抵書いてあるというか、奏者が楽譜から諸々読み取っていくシステム。これがハープ奏者からみると不思議みたいです。
ピアノは確かに楽譜から作曲者の意図や自分の解釈とかを読み取っていくのが自然で、ピアノ音楽の性質からしてもそれでいいと思うのですがオケにおいてのピアノ・チェレスタでは果たしてそのシステムでいいのかな、と今回話を聞いて思いました。
今はオケでピアニストとして諸々弾く時には指揮者の読み方もチェレスタの音の表現も全て自分で試行錯誤して自分にとっていいシステムを編み出していくのですが、誰にもそれを残したり教えたりしないのでノウハウの蓄積が個人単位に限られていくんですよね。
特にチェレスタのポテンシャルを高めるにはそういうシステムが必要なんじゃないかと(ぶつぶつ)

逆にハープとピアノ・チェレスタで似てるなーと思うことはオケにおいての立ち位置に多いと思います。
色んなオケに呼ばれて色んな指揮者さんとお仕事して、ハープ奏者もピアニストも似たようなところみてるんですよね、指揮者の評価に関しては。こうして欲しいなーという需要もだいたい同じ。
ハープやチェレスタみたいな周辺楽器(と私は呼ぶ)に理解があるだけでなくやっぱり細かい性格の、細かいところまでこだわる指揮者の方が好まれるというか。そもそもハープとかチェレスタとかの存在自体がディテールなので。

で、ちょっと思ったのがハープやオケピアノ・チェレスタ(特にハープ)の奏者が作曲家や指揮者と話すというか、啓蒙じゃないけどそういう場があったら・・・と思うのですが需要としては私が面白いと思うほどにはないかなあ。
もうちょっと痒いところに手が届いたら、みたいなことはちょっとだけ思います。今決して不当に扱われてると感じてるわけじゃないですがもうちょっと良く・面白くできるんじゃないかなーと。
少し前にはチェレスタの広報みたいなことがあったらいいのかな、と思ってたのですが昨日話してるうちにそれだけじゃないのかなーとちょっと改めて考えを整理してみたくなりました。整理しないで書くとこの段落みたいな体たらくになるので。

最終的に何もまとまらなくてぐっちゃぐちゃになりましたがハープのこと色々知るのも面白かったですしオケで弾く楽しさを改めてかみしめると共にオケで弾くことについてもっと考えたいことも出てきました。
自分が弾いて楽しむ以上のことは形にするのが難しいなあ・・・

難しいこともあれですがもっとオケで弾きたいよー!(できればまたハープの隣で!)


今日の一曲: Paul Stanhope ピッコロ協奏曲



ちょっと前(数ヶ月くらい?)にメル響がABCで出したアデスのPolarisのCDに収録されていたこの曲。オーストラリアのStanhopeによるピッコロ協奏曲です。
ピッコロはフルートを小さくした楽器(長さが半分=1オクターブ上の音がでる)です。オケの中で最も小さい楽器の一つではありますが音量・音質は場所を間違えれば本気で耳をつんざくほどの鋭いもので、フルオケをバックにしてもなんら遜色のない音。
でも音域が限られたりテクニックがトリッキーなところがあったり?など色々理由があってピッコロを専門にする人は少ないですし(そりゃあフルートで似たような音域+それ以上もつかって音も美しく表現豊かで比較的楽にだせればねえ)、ピッコロのためのソロレパートリーもかなり少ない。

私もピッコロの協奏曲を聴くのはこの曲が初めてでした。そしてStanhopeの曲を聴くのもほぼ初めて。景色を描くような作風にピッコロがまるで景色の一部のようにすっと入ってくる、ソロにしてはちょっと独特の存在感に最初からちょっと心くすぐられました。
ピッコロはフルートが得意な息の長いメロディーよりもリズミカルなパッセージの方が音が映えるのですがオーストラリア音楽に特徴的なリズムとピッコロの音の相性の良さに納得です。
そしてなかなか聞く機会がないピッコロの超絶技巧は第2楽章でたっぷり味わいましょう。

同時にこの協奏曲のソロのパートを成り立たせるためには奏者が最初から最後まで通じて音をかすれさせることなく長い一つの線を描くことが必要になると思うのですがこの演奏はほんと見事です。メル響のピッコロ奏者の方なのですがソロとしてもほんとすごいですね!
マイノリティ楽器を輝かせるということにおいてここまでできたらいいんだけどなあ・・・

Stanhopeの音楽は手元にある分(これ含めて3曲)全部すっと入ってくる感じで好きなのでもっと聴き広げていきたいです。決してキャッチーではないですが聴きにくいようなことはない作風で。馴染むのに苦労はないと思います。

日本のAmazonにもmp3アルバム出てますねー。アデスの「Polaris」もこのブログで何度も紹介してますが21世紀の名曲なので是非聴いてみてください。

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無事コンサート終わりました。
また一つコンサートが終わりました。
Stonnington Symphony Orchestra Malvern Town Hall Seriesコンサート2
Malvern Town Hall 8月17日(日)2時30分開演
指揮者:Roy Theaker
ソリスト: Alison Rae Jones (ソプラノ)、Emily Bauer-Jones (アルト)、Stephen Smith (テノール)、Gary Rowley (バリトン)
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 「ジョージ2世の戴冠式アンセム」より「司祭ザドク」
ジュゼッペ・ヴェルディ 「聖歌四編」より「スターバト・マーテル」
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン 交響曲第九番「歓喜の歌」

↑を見て前回と違うところがあるのにお気づきでしょうか。バス→バリトンになってるのは私の凡ミスですがバリトンのソリストが変わってます。
一昨日の夜Stonnington Symphony Orchestraのfacebookページにお知らせがあって本来ベートーヴェンでバリトンのソロを歌うはずだった方が体調不良により歌うことができなくなって急遽代打の歌手に来てもらったとの経緯で。
第九は演奏頻度は高いし誰でも知ってる曲ですがバリトンは第4楽章前半に大きなソロもあり、2日で引き受けるのは大変なこと。昔の裏方経験からこういうハプニングには結構ひやひやしますが(実際裏方の人大変だっただろうな!)舞台裏で聞こえてきたソロはものすごく頼りになる声でほっとしました。本番うまくいってよかったー。

とにかくいい感じの演奏になりました。ヘンデルでスタートはやっぱ自信が付くというか整いますね、オケも合唱も。ちゃんと基本を押さえてれば間違い無いし楽しく演奏できる。
今回キーボードがオルガンの音だとタッチで強弱が付かなくて(ピアノの音だと付くのに)いちいち音量ツマミで調整してたのですがそうでなければ合唱+オケがフォルテのときに派手に音出せたんだけどな、というのが自分の演奏に関する唯一の心残り。

ステージの進行上前半のヘンデルで弾いたあとヴェルディもステージ上で聴いてました。合唱もオケも力強いところのヴェルディらしい内向きな派手さがよかったですが弱音部分はちょっとやっぱ難しいですね。
演奏前に前回も一緒だったハープの子と話してたのですが指揮者の方がどうもちょっとテンポ早めにいく傾向があって。ベートーヴェンのスローな第3楽章もそうだったのですが全体的な音楽の流れはよくなるのですがヴェルディみたいに音一つ一つの移り変わりに細やかな美しさと緊張がある曲だとちょっと勿体ない感じにはなるかなー。

ハープ(それから今回はなかったですがチェレスタ)なんかはオケの音楽の中でもかなりディテール担当の方に入るのでもっとディテールに目を向ける指揮者さんの方が弾くには楽かも、という話をしてました。
今回ハープの子とは待ち時間が長くてすっかり話し込んでしまったのですが(ちなみに次回も一緒)色々面白い話が聞けたので次回のエントリーでできたらまとめたいです。

前回はゲネプロが午後で4時コンサートだったのですが今回朝に家を出ることになったため(あと弾くのがプログラムで最初の曲だった)結局一日中出かけてたことになって、だからなのかどっと疲れがでちゃいました。
とりあえずまた一つコンサート終わり、ということで一時帰国(そうです、するんです)までの数週間ちょっと自分のピアノのレパートリーにちゃんと心と頭を向けたいと思います。


今日の一曲: ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 「ジョージ2世の戴冠式アンセム」より「司祭ザドク」



今ヘンデルのフルネームの日本語表記を調べてたらヘンデルはドイツ生まれでイギリスに帰化した作曲家でイギリスではイギリスの作曲家として扱われてるけど日本ではドイツの作曲家として扱われてる的な話が書いてあってへーとなりました。
オーストラリアはなんだかんだでイギリス圏なのでこっちでもイギリス中心の作品を聞く事が多いですね。「司祭ザドク」もその曲集名で分かるようそんな曲の一つ。

「司祭ザドク」は合唱とオケのための作品で、今回オルガンパートがある版を演奏しましたが通奏低音(主にベースラインをオルガンなどがダブる)がある版もありますし、ハープシコードが入る版もあるそうです。
ヘンデルはバロック時代の作曲家なのでオケの楽器の種類もかなり少なめ。そんななかで唯一の金管楽器であるトランペットのパートはちょこちょこかっこいいことやってるので是非耳をすませて欲しいです。

曲は3部(序奏のゆっくりな部分・3拍子の速い部分・厳かで喜ばしい最後の部分)で成り立ってますが実は歌詞はこれだけしかないです。歌詞を聴き取るの苦手なのでどこをどれくらい繰り返してるか分からないんですが繰り返しすぎでないか(汗)
ちなみにもちろんというかなんというか歌詞は英語です。できるだけオージー訛りは抑えましょう(笑)

この曲、3つの部分全部日本でもどっかで色々テレビとかで使ってるような気がするんですよねー。世界一受けたい授業のあの音楽か?と思ったのですがどうも違うような。うーん。
ヘンデルって多作で、同じキーで似たような曲もたくさん書いてるので特定が難しい。(そもそもこの曲だって「メサイア」のハレルヤコーラスに似てるとこ結構ありますし)
「司祭ザドク」使ってる日本のテレビ番組についての情報があったら教えてほしいなーっとゆるく募集しております。

リンクしたCDはバロック時代とかそこらあたりの音楽色々をケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊が歌ってるCD。どうも巷で有名&ポピュラーらしいアレグリの「Miserere」 やヴィヴァルディの「Gloria」からの1曲など収録されてます。

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