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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Tan Dunのチャイニーズ・ニューイヤー(コンサートのラジオ放送ちょっと感想など)
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
そしてAge of Wondersのエントリーにアクセス多いですが3を楽しみにしている人が日本にも結構いるのでしょうか。最近Shadow Magicも遊んでないのですがちょっと余裕できたら戻りたいなー・・・

今日はメル響のChinese New YearコンサートがHamer Hallであったのですが、それが豪ABCにより生放送されるということで小躍りして聴きました。
今回の主役は映画音楽でも有名なTan Dun(譚盾)。作曲家としてではなく指揮者として自身の作品、他の中国の作曲家の作品、そして西洋のクラシック音楽のレパートリー(メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲とプロコフィエフのロミオとジュリエット一部)を振りました。
ソリストもメルボルン、中国両方から参戦。中でも中国琵琶の演奏がよかったですねー。楽器が好きだってのもあるのですがオケともうまいこと合わせられてましたし。

クラシックでもお国柄というか国によって強い楽器があったりして、日本はピアノかな?韓国は声楽が強くて中国はバイオリンが強いんですよね。今回メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲を弾いたLu Siqing(呂思清)というバイオリニストもパガニーニ国際コンクールで優勝した経歴があったり。今回そのメンデルスゾーンもアンコールのチャルダッシュ(モンティ作曲)も割とポピュラー中のポピュラーというか、気をつけないとちょっと薄っぺらくなりかねない曲ですが、表現がオーバーになることなくすっきりした演奏で、さらに粒が揃った精密な音の並びだったのが印象的。
日本含めアジアの方のバイオリン演奏って(伝統的な楽器や音楽の影響があるのかしら)どっちかというと音が甘い風味になる傾向(二胡的な)があるのでちょっとびっくりしました。

そしてTan Dunの新作、三重協奏曲「The Triple Resurrection」。ピアノとバイオリンとチェロがソリストとなる協奏曲だったのですが、協奏曲という枠にはまらない自由な作品でした。
Tan Dunはこの作品を彼の映画三部作に絡めているのですが、それらが「映画のための音楽」だったのと逆にこれは「映画に先立つ音楽」だそうです。なので映像が後から来るんですよ。出会う機会はあるかしらん。

Tan Dunはほんと面白い。The Triple Resurrectionは前述のとおり協奏曲という枠にはまらないのですが映画音楽の枠にはめるのももったいない。西洋の枠にも東洋の枠にもはまらず両方を取り入れて、伝統を大事にしながら現代の様々なスタイルの音楽を取り入れたり、それで自分のスタイルをしっかり確立していて(以前購入したクロノス・カルテット演奏「Ghost Opera」のスタイルとの一貫性)。中でもあのリズムの独特さは凄い。Primitiveだけれど新鮮。

そもそもあの人は生い立ちの独特さからして凄いです。
中国がものすごいことになっていた文化大革命(12年生の歴史で習ったりJung Changのワイルド・スワンズで読んだりでちょっと知ってるけど説明は大変なのでwikipeに丸投げ)の中で生まれ育ち、中国から海外に渡る間に様々な経験を蓄積して今世界中で活躍しているという。
文化大革命って文化面だけに限っても過去の色んな伝統とか少数文化を含む「古いもの」を徹底的に潰してきて、その前の時代の色々も含めて音楽をやる余裕がない人も多かったと思われ。
その他いろいろな要素があってこの時期が音楽に関してもブランクになって・・・いるのかな。今Tan Dunと同じくらいの年齢でクラシック界隈で活躍している中国人作曲家って聞かないですし。

そしてTan Dunが休憩中に流れたインタビューで「進歩する速さより速く伝統が消えている」という話をしていたのですが、中国のその時代生まれだからこそ痛感するんだろうなと思いました。他の国(日本やアメリカ、オーストラリア含む)でも進歩とともに伝統が消えていくのは深刻な問題ですが、中国の場合今の急速な進歩に伴い様々な少数民族のそれを含む伝統がすごい速さで消えて行くだけでなく、その両プロセスをぎゅっと凝縮した(+その他多々なる弊害)文化大革命がすでに起こっているのも大きい。

以前書いたように12年生の歴史「Revolutions!」でロシア革命・辛亥革命を勉強したのですが、どちらも帝政→共産主義への変化だったり時代が似ていたりで共通点も色々見られたのですが、中国の革命は(とくに大躍進以後)ものすごく変な感じというか異様さがあったというか。
文化大革命についても粛正のことだたったり紅衛兵の暴走だったり吊し上げの話だったり習ってて怖いなーと当時思ったのですが、今こうやって「その後々への影響」を考えるとまた別のぞっとする怖さがある。

今回のコンサートでTan Dunの作品や他の中国の音楽(3つアンコールがあって全部中国の曲でした)を聞くと小さいころ父が聞いてたラジオの中国語講座の記憶からか中国の音楽になんとなく親しみを覚えたりするのですが、反面そうやって歴史的な観点とそこから続く今現在を考えると中国がなんだかとても遠いものに感じたり。そんな相反的な「中国」を感じるコンサートでした。

メル響は今度は10月だったかな?にTan Dunのギター協奏曲を演奏する予定ですがもしかして私日本にいるかしらんその時。聞きたいんだけどなー。

さて最近音楽で書くことが多いのは嬉しいのですがたまにはメンタルヘルスの話もしたいよな、と思いながらアンテナをちょっと立ててるこの頃。基本的にそっち方向はちょっと慎重なのですが何か見つかるといいな。


今日の一曲: Tan Dun 「Ghost Opera」



以前購入したまま紹介してなかった。そして今も実は紹介できると思っていない(汗)だってプログラムノートとかが手元にないんです・・・ちょっと曲を理解するのに作曲家のヒントが欲しい。
でも今日のコンサートを聴いてこの作品はTan Dunのスタイルの「典型的な」範囲のうちなんだな、と分かってとりあえず安心です。やっぱり1曲聞いただけじゃ見当も付かないですから。

今回のコンサートでも中国琵琶が活躍しましたが、そちらは弦楽オーケストラをバックのソリストという位置。「Ghost Opera」では中国琵琶が弦楽四重奏と対等な位置で一つのアンサンブルを構成します。映像を見ていないので推測ですが琵琶がアンサンブルをリードするとこも少なくないんじゃないかな。

オペラという名ですが歌が入ってるわけではない不思議な曲。全体的に舞台っぽい雰囲気があって、同時に水墨画みたいな色彩もイメージします。
バッハの引用に始まり途中でシャウトがあったり「ものすごく中国っぽいぞー!」という場面もあり、かといってどこの音楽ともいいがたい場面もあったり。
その無国籍的な部分のスタイルがちょっとクラムの無国籍的な音楽部分に似ていたりするんですよね。あと引用のしかたも結構似てるし、水っぽい部分の表現も似ている。(水はTan Dunの音楽で重要なエレメントだとインタビューで言ってましたね)

音楽がよく分からなくともとにかく琵琶が格好いい音楽です。例えば日本の琵琶を語りに使うときのような多彩な描写的表現がいっぱい出てきて本当に表現豊かな楽器だなと。
そして西洋の弦楽器も負けてませんよ。なんせクロノスですからね。東西の弦楽器の掛け合いももちろん聞き所。

そのうちTan Dunの映画音楽も聴いてみたいですね。ヨーヨー・マが弾いてる「Crouching Tiger, Hidden Dragon(邦題:グリーン・デスティニー)」が特に楽しみ。

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コンサートの形いろいろ
前回の記事に拍手ありがとうございました~

ちょっと思い出して書き残しておきたいこと一つ。
こないだ出かける日の朝に夢の中でパニック発作を起こしたんですよ。そして目が覚めなかった。
パニック発作は10年ほど前にそんなにひどくないですが1,2回ほど起こったきりで、こんな形で戻ってくるとは。
でもそれ以来特に関連症状とか変化とかはないので特に心配するようなことはなさそうです。

ちなみに今日facebookでフォローしてるメンタルヘルス団体がこんなイラストを紹介してました。
「何が起きても最悪の想定に光の速さで飛んでいく不安ガール」。ちょっと悔しくなるくらいいいとこ突いて思わず笑いました。確かにいるもんな、不安ガール。

さて、2月といえばコンサートシーズンがだんだんと始まってくる時期で、すでにメル響のSecret Symphonyも動き出していますし、メル響本体もSFドラマ「ドクター・フー」のコンサートをやったりしているようです。

遠出中にそういうクラシックに限らないコンサートについて友達と話をしてて、もちろんというかなんというか「そういうコンサートをもっとやったらいいのにね」という意見で。
ただ後から外部の素人なりに考えてみるとそういうコンサートって結構難しいんじゃないのかな・・・と思うようになってきました。

参考までにメル響がクラシック外でやってるコンサートには今回のドクター・フーだったりLord of the Ringsだったり、Tan Dunの映画音楽だったり、それからゲーム界隈ではThe Elder Scrolls V Skyrimのコンサートなど。こういうコンサートは大抵Melbourne Town Hallで行われ、映像も使ったりするそうです。

Melbourne Town Hallはメイン場所のHamer Hallより若干キャパシティが小さいホールで、前者満員=後者80%入り、くらいになりますかね。
そもそもMTHでやる理由はなんなのかな、と考えた結果やっぱり音楽と映像を合わせるためというのがあるかもしれない。ステージ横にブースみたいのが出来るようになってるので、あそこは。Hamer Hallはそこんとこそううまくいかないものなのかもしれない。

そして普通にクラシックのコンサートをやるよりも関わる人間も多くなる。
映像や演奏に関わる人員はもちろん、こういった映画などの作品ではオケは普段より小さくなることはなく、フルオケまたは普段より大人数になることもありそう。特に打楽器界隈・鍵盤界隈は多くなるんじゃないかな?さらに楽器も普段使わないようなもの(特に打楽器)を借りたり取り寄せたり、ということも必要になるか。
プラス映像との兼ね合いも合わせて&馴れないレパートリーを弾くのでリハーサルが多く・・・なるんだろうか。そこは変わらないのかな。プロだし。

それから楽譜も必然的に作曲者側から取り寄せになる。普段やってるようなレパートリーなら自分とこの楽譜ライブラリから使ったり国内の他のオケから借りることもできますが(ここら辺はちょっと知ってる話)、こういうレパートリーだとそれもできない。
そしてもちろん映像を取り寄せたり編集したりも必要になる。

あとは著作権とか作者への還元とかもあると考えると(チケット予約するのにも普通のシリーズまとめて予約とは別になってますし)、お客さんがいっぱい集まっても必ずしもものすごく儲かるわけじゃないのかもしれない、と素人なりにですが思います。
メル響は大きいオケでこういう大きいこともできたり、それを大きく宣伝したりできます(あとスポンサーにEmiratesがいたりしいます)が、他のオケだとなかなか難しそう。お金の問題もそうですがそれ以外の意味でも企画して実現する余裕ってなかなか得るのが難しい。

でも今はそういう大規模な形でなくとも「純コンサート」とはちょっと違った形のコンサートって増えてきて演奏形態は確かに広がっていると思います。
こないだのCathexisの限られたスペースの中で(とにかく楽器が多かった)映像と照明を効果的に使った演奏もそうですし、Grigoryan Brothersのプラネタリウムでのコンサート、メル響のSecret Symphony各シリーズもそう。
他にもちょろっと話を聞く限りでも踊りや演劇などのエレメントを取り入れたり、静画や映像、詩の朗読を取り入れたり、音楽の表現のため枠にとらわれない色々な試みが色んなところで行われています。

そういうのも考えてみたいなーとか思いながらもやっぱり自分にはそんな余裕は今のところなかなかないですね。個人単位でやってるのと、あと奏者としてできることがほんと狭いですし。
でもやってみたい。ちょっと世界が広がりそう。

それと同時にしっかりクラシックの範囲・純コンサートに特化してそれだけやってるオケも多くあってもいいんじゃないか、と思います。クラシックのレパートリーの多さとそれを外に出していくことの大切さがまず最初に思いつく理由なのですが、あと広げるだけでなく一つの形態を深める大切さもそうですし、私みたいな割と不器用というか活動範囲が狭い人間が力を出せる場があるといいなという気持ちもあったり(やっぱりチャレンジする、広げる機会があるとある程度広がりますが、常に色んなジャンルのことがプロレベルでできる器用な人は少数だと思うです)。

あとは逆に他の音楽・表現ジャンルの人がクラシックとのコラボだったりクラシックの作品を演奏する機会も増えていいんじゃないかな。(ニコニコ動画でエース長官が葉加瀬太郎さんと共演してたのをちょろっと見たのですがあくまでも一例としてそういう形とか)
クラシック側から歩み寄ってる部分って意外と多くて、例えば現代音楽でクラシック外のスタイルに影響を受けて書いてる曲もあったり、もっとがっつりジャンル融合してたりってのもあったり。逆方向だったらクラシック音楽のリミックスとかアレンジとかもあったりしますし、でももっと色んな形態や機会で見てみたい&聴いてみたい。
せっかくジャンル(クラシックとそれ以外に限らず)の垣根が曖昧になってるのでどっちが歩み寄るとかじゃなく色んな方向から色んな方向に力を合わせていくのが一番。

今年もたくさんのコンサートを手帳に書き入れましたが色んな形で音楽を楽しめるといいな。
自分のこともちゃんとせねばですがとにかく聴く楽しみが楽しみです。


今日の一曲: クロード・ドビュッシー 「沈める寺」(富田勲によるシンセサイザー版)



そういう意図で選んだのではないのですが奇しくもクラシックとその外のジャンルの融合作品。

日本で買ったiTunes Store Cardの残り2000円でこのアルバムを買いました。富田勲の展覧会の絵、惑星に続いてドビュッシー作品集。前の2枚と同じく良く知っている曲揃いで、シンセサイザーの音で聴くと最初奇妙に聞こえるのですが、ちょっと聴き込むだけで新しい解釈と色彩が馴染むのがまた面白い。

ドビュッシーのピアノ音楽ってペダルを長く踏むことが多く(うちの先生は基本的にはベースが替わるまで変えなくて良い、と言ってます)、それがシンセサイザーの長ーく伸ばす音と似ているようで違うようで、でも相性が良かったり。
この「沈める寺」では特にその伸ばす音の重なりようが素晴らしいハーモニーと色彩を作っています。ピアノとはまた違うtexture。

シンセサイザー版の「沈める寺」はピアノ版の「沈める寺」と随分曲調が違うようにも思えますが、でも元の話(フランスの西の沖にあり海に沈んだ国イスの寺が姿を現すという伝説)にはどちらのバージョンも忠実なのが面白い。ピアノ版では強弱、和音の厚さやタッチで色彩を表しますが、シンセサイザーでは音色の違いで情景の変化をさらに視覚的に描きます。

これまで聴いた前述2枚では音色は違えど(そこを変換・翻訳してしまえば)そんなに解釈違わないなーという印象だったのですが、富田勲のドビュッシーは自分の解釈と色々違うところがあってものすごく新鮮でした。(ただ「沈める寺」はそこまで違わなかったかも。「雪の上の足跡」とか特にそうで、ちょっと弾き直してみたくなりました)
ピアノ同士でドビュッシーの演奏・解釈がものすごく違ってくるってことはあんまりないぽいのでそういう意味でもこの版を知って良かったです。

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ちびさんとちびちびさんと
またまた田舎の友達の家に行ってきました先週末!
内陸の方は都市部より夏は暑くて、先週も40度超えの日が続いてこれは家のプールで遊べる!とわくわくして行きました。
ただ暑い中7人乗りの車に7人+荷物を乗せて行くのは(エアコンがあっても)ちょっと大変でした。

今回集まって行った理由はそっちに住んでる友達の誕生日祝い、そして第2子誕生祝い。
2人目は男の子で、行ったときには生まれて6週間。自分で動くこともそんなにできないし小さかった-。そして暑いのもあってよくミルクを飲む。
1人目のちびさんはもう2歳半。顔つきから赤ちゃんらしさがすっかり抜けて子供の顔つきになってきたかな。しゃべりも大分センテンス単位の部分が増えてきたり、言語表現が豊かになってきた感じ。もともと自立心が旺盛なためお母さんが弟の世話をしてても余裕な様子でした。

向こうは最高気温こそ連日40度超えながらも夜になれば涼しいくらいに気温が下がって、寝るときは快適でした。
以前平成教育学院で海と陸の温度の変化のしかたが問題に仕立てられてましたが(あれはよかった)、それを実感しましたね。
あと家のつくりの関係で気温があがるサンルームのとこだけ締め切っておけばあとは昼間もエアコンほとんどいらないくらい。アイスは食べましたが。

そしてもちろんプール。外のプールなのですが外が暑いので水も良い具合になっていました。
なるべく家の影がプールにかかってる午後に泳ぐのが良いと言われましたがすっかり暗くなっても(午後9時過ぎ)泳いでる人もいました。ライトがあるので。
ちなみに子供たちはちびさん=付き添いありでプールに入るものの足を動かし続けないと浮き続けることがわからない、ちびちびさん=足先をちょっとプールにつけたら冷たさでびっくりして泣き叫んだそうです。

その他色々めいめいだらだらしましたがいくつか写真を撮ったのでアップします。どっちかというと小ネタ的なラインアップ。


裏のゴルフ場に落ちてたでっかいまつぼっくり。こっちではこれがスタンダードサイズですがこんなにきれいなささくれ立ってないのは最近出会ってない。よく幾何学の話で題材になる螺旋がよく見える。


玄関の前にあった謎の怪しい形状の植物。オーストラリアの植物って色々変わった色形のものが多いですがこれはなんだか実といい皮のむけ方といい不気味の域。インターネットがあるとはいえそこらでみた植物をこれなんだろうと調べるのはちょっと難しいので正体はわかる日は来るのか。


今回友達が持ってって試させてもらったOuzo(ウーゾ)というお酒。ギリシャのアニス系リキュールです(前行ったギリシャ料理店でもありましたね)。風味はアブサンに似ているけど比較的シンプル?で気軽に飲める感じです。ストレートでも水で割っても(白濁します)良いですし、高い気温で暖まってもまずくならないのも良いです。

いやあオーストラリアはやっぱり夏ですね。今度はスキー場があるMount Bullerの方に行ってみるという話もありますし、田舎とはいえ(そして友達みんなで集まる楽しみがメインとはいえ)色々行く場所もあります。
これから子供たちが大きくなって一緒に楽しめることが増えるかな?(ただまだこれからも増える予定ではありますけどね)

無事戻ってきましたがこっちも今週暑いです。
仕事もピアノもあるので家で涼しく過ごしたいです。


今日の一曲はお休み。

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手元に置きたいやつら
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
明日から田舎の友人のところにまた行ってくる予定が入っています。向こうはこっちよりも暑くて週末ずっと40度超えだそうです。家のプールで泳ぎまくります、たぶん。
集合場所まで荷物担いでいかなくちゃいけないのでちょっと悩み中。コンピューターとか一応持ってった方がいいと思うんだけどどうするか。

そして最近停滞気味だった色々もどっかしらんは動くようになってるようです。創作はEvernoteに企画中の諸々を書き出すようになったり、ピアノはヒンデミットの楽譜をまた借りてきたり。
そしてポケモンはなんとかブラック2でこれならいいかなと思える個体値のズバットが孵化できたので一段落。オーストラリアではまだポケムーバーが使えないので活躍はまだお預け。

ポケモンYの方ではモンメンの厳選を続けながら余りをミラクル交換で流したりしています。
やけにヤヤコマ・ヒトツキ・ホルード・マリル・ヒトモシあたりのレベル1が流れてくる、ということはやっぱりみんなそこらへん厳選してるのかな、と思ったり。ミラクル交換での流通がどれくらい流行を反映してるのかというのは気になりますね。

そんな中で前述ズバットがあったり、こないだも書きましたがかけあわせるといい感じの個体値になりそうなメラルバ2匹が回ってきたのでちょっとパーティ色々考えてみようかな、と思いまして。
好きなポケモンがどんな働きができるか考えてるのを書き出すのを兼ねてちょっと紹介。

1)クロバット
孵化したズバットが2段階進化するとクロバットになります。金銀時代からお世話になっていましたが第5世代でアクロバット・ブレイブバードを得るまでこれといって威力のある技を覚えてなかったので(たぶん「そらをとぶ」くらい)どうお世話になっていたかは不明。
反動はあるけど高威力のブレイブバード、フェアリー(大体鈍足)に効果抜群の毒があって、今回鋼でstuckしないようにねっぷうを搭載してみたり。速さの割に「意外と耐久もある」ときいているのですが実際どんなもんか気になりますね。

2)ウルガモス
第5世代で出てきた念願の「強い蛾」。そしてもふもふで可愛い。
ただ4倍弱点の岩を始め苦手な相手が結構いて、最近ファイアロー&その対策の岩技が増えてるとか不利な状況になっていると聴いています。残念。
あとポケモンXYではギガドレインが覚えられないのがちょっと不便。対策wikiで見て使ってみたらいい感じだったのです(サイコキネシスの方が等倍ダメージの相手は多いですが使い勝手はギガドレインの方が良い)。弱点タイプとはいえ特殊主体なら水タイプも余裕で耐えて踏み倒せるすごいぞガモスさん。

3)フリージオ
特殊耐久はすごいけど物理耐久が紙以下という使いどころの難しいポケモン。そんな中特性ふゆうでじしんが効かないのは大変にありがたい(クロバットもそうなんですよね、毒はじしん効果抜群ですから)。持ち前のスピードとタイプでドラゴンに強かったり、XYからフリーズドライ(水に効果抜群の氷技)を覚えて打点を持てる相手が増えたり、あと鋼技ラスターカノンが同族やフェアリーにどれくらい効くか、かな。持ち物も火力を上げるか、それともタスキで2回ほぼ確実に攻撃できるようにするか悩みどころ。あと基本先制技に大変弱いのでへっぽこトレーナーがふいうち持ちを見極められないうちは苦労するかも。

4)アーボック
初代からちょくちょく使ってソウルシルバーでは大活躍した相棒。あのときは大分無理させましたがこれからはテンプレート通り耐久を底上げしてへびにらみ・とぐろをまく・いえき辺りの変化技を中心にサポート主体で活躍させてあげたい(ただこだわりハチマキのフルアタも夢)。割とアーボックって変数が多いというか、攻撃技も色々あったり(鋼に通るようになった先制技ふいうちが捨てがたい)、耐久に振るといっても特性いかくで固い物理をさらに上げるか特殊耐久を補うか、とか器用さが悩み。(ただ攻撃も素早さもそこそこです)
特性いかく、フェアリーに抜群の毒、そして相手の厄介な特性を消せるいえきなど今まで以上に活躍のポテンシャルがあるはずなのでフルに活躍できるようにしたい。

5)エルフーン
今孵化してるモンメンの進化形。むちゃくちゃかわいい。そしてフェアリータイプが追加されて大分強気に出れるようになったっぽい(何せドラゴン技が無効なので。ただドラゴン炎技持ってることも少なくないぞ)。草だけだと苦手な相手だらけだったのがフェアリー追加で得意・不得意がはっきりした印象。
それと共に(対戦wikiを見ると)アタッカーとして活躍できるようになったので特性はすりぬけの方が良いのか・・・?いたずらごころで変化技を先制でぽいぽい投げてた日々がもう懐かしい。

6)ドラミドロ
Yでの毒相棒。特殊耐久が高いのですがフリージオと同じくディフェンダーではなくアタッカー気質。ただフリージオと違って攻撃できるタイプの範囲は広いし技の威力も高く、でも遅い。とんでもなく遅い。そして地震に弱い。それでもなんとか使えてる。自分でもどういう時に使ってるか分からない。今作で出てきた「とつげきチョッキ」なるフルアタで特殊防御を上げるアイテムはこの子に持たせるためのようなもんらしいので(大げさか)、バトルポイントを貯めて速いところげっとしたいです。

7)ボーマンダ
安定の高スピード・広範囲・両刀アタッカー。相変わらず氷は4倍ダメージで耐久もそんなにないしフェアリーにも弱いけどそれはもうしょうがない。いかくで物理攻撃のダメージを減じたり、先手を取って無理矢理倒してしまうことも可能なので普段は割と安心して先頭に立ってもらってます。どう見ても羽根がプラスチックでなんだかドラゴンとしての造形はあれなんですけどほんと愛着がわいて頼りにしています。

8)サンダー
前述クロバットと同じく効果抜群の地面技が効かないのがおいしいでんき・ひこうタイプ。ただ覚えられる技の範囲があんまり広くなく、むしろ狭いのでじめんに反撃しようとするとちょっと大変。あとひこう技もほとんど覚えない。防御面は割と良いので攻撃をなんとか工面しないと。

・・・他にもエンペルトやブルンゲル、シャンデラやヨノワール、ムウマージ、ペンドラーなど隙さえあればパーティに組み込みたいポケモンがいっぱいですが前よりはなんとか絞れるようになってきたようです。
それにミラクル交換でヒコザルなどちょっと珍しいポケモンも入手できるようになったのでそんな偶然の出会いも含め初の図鑑完成も目指してみちゃおうかな。

さて次回の更新は来週に。日焼けと脱水に気をつけて楽しんで来ます。


今日の一曲は遅くなったからお休み。



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今年もオケで弾きます!&グラミー賞クラシックside
引き続き夏ですメルボルン。
今日も最高気温は40度近くの中、相変わらず調子が定まらない背中(枕とか寝相とか)と頭を抱えて外出してきました。
普段は頭痛といえば緊張性頭痛で背中の諸々もあったのでそうかなーと思ってたのですがどうやら今日は暑さで血管が拡張してる方の頭痛らしいです。それに思い至るまでかなり時間がかかったのですが今はぬれタオルを首の後ろに当ててちょっと楽になったかな。

さて、今日良い便りが来ました。
こないだのMelbourne Youth Musicの指揮者養成プログラムで弾いたのが楽しかったのでコーチやってた指揮者さんにこれから弾く機会を増やすにはどうしたらいいか、と聞いたらメルボルンにいくつかあるコミュニティオケ(アマチュアのオケ)にコンタクトしてみたらどうか、とのお話だったので一つメールを送ってみました。
そしたらメールした先のStonnington Symphony Orchestraからお返事が来て今年のコンサートシリーズ3公演でぜひ弾いて欲しいとのことで。
コミュニティオケなので「ちゃんとした楽器」ではなくキーボードで演奏することになるそうですがヴォーン=ウィリアムスの交響曲第3番(チェレスタ)、ヴェルディの「スターバト・マーテル」(オルガン)、そしてムソルグスキーの「展覧会の絵」(チェレスタ)でパートをもらえるそうです。

展覧会の絵はもう小さいころから親しんできた曲で、チェレスタのパートがどんなもんかも想像は付いてるのですが(結構小さいです)、他は全く。ヴォーン=ウィリアムスの交響曲は一応手元に全部あって聴いてはいるのですが、その中でも3番はちょっと印象が薄い。一応IMSLPでパートをチェックしてみたのですが第3楽章にちょろっと弾くところがある様子。聞こえるようなパートかどうかはこれから録音でチェックですね。
そしてヴェルディに関してはオルガンパートということで完全にノーマークでした。そもそも弾く弾かないにかかわらず合唱曲全体そんなに知識はない。ということで曲とパートをチェックするだけでなくここからレパートリーの知識を広げ始めていかないとです。

さて、昨日からグラミー賞についてクラシック界隈の話が色々入ってきて調べてみたら色々面白かったので書いてみようと思います。
グラミー賞の部門にはクラシック音楽に関するものがいくつかあるのですが今回注目したのは現代音楽関連の各部門。

前々からジョージ・クラムがグラミー賞をとったことがある、という話は聞いていたのですが詳しくは2001年に「Star-Child」でクラシック現代作品部門をとっているということで。(あとそのかなり前にピューリッツァーの音楽賞もとってる)
そこからちょっとWikipediaで調べてみていたのですが色々発見があって面白い(日本語のWikipediaに受賞者のリストがあるのですが、英語版のリストの方が見やすいし詳細です)。

1960年代の受賞者はもうしっかりクラシックのコアな作曲家ですが当時は新しかったんだろうなーということだったり、ジョン・アダムズが3回も受賞してたり(ミニマル系の作風から今の作風まで変遷しながら都度受賞している)、メシアンも最後の作品「Concert a quatre」が受賞してたり(本人の手で完成してないのでたぶん生きてない)、クラムが一昨年The Ghosts of Alhambraでノミネートされてたり。

上記英語版のリストにはここ数年の候補作品もリストされてるのですが、それを見るだけでもクラムやペルトのようにかなり前から活躍している作曲家と比較的新しく台頭してきた作曲家が入り乱れててこれまた面白い。19世紀までと違って今は作曲家がぽつぽつと世界の色んなところに点在して1人が1ジャンルみたいなことになってるわけですが、そんななかで古株が成長を続けながら新しい人材もぐんぐん育って、国境関係なく活躍し競い合ってるのが垣間見られていいですね。
(さらに他のクラシック部門まで見てみるとアデスが「The Tempest」で今年オペラの録音の賞をもらってたり、ペルトが「Adam's Lament」で合唱の録音の賞をもらってたり。それから先ほどの古参・新参の構図がより強まったりします)

そして今回Maria Schneiderというアメリカの作曲家が「Winter Morning Walks」というこのクラシック現代作品部門を始めいくつかの部門を受賞しているのですが、その録音でAustralian Chamber Orchestraが演奏しているということで大変めでたいです。
実は来月Australian Chamber Orchestraがその作品の演奏をメルボルンでやるということでさっそく予約しました(笑)でもその曲だけが目当てじゃなく、ちょうど今日大学の図書館でスコアを偶然見て「まだまだアダムズも知らないなー」と思ったジョン・アダムズの曲もやるということで。ついでにラウタヴァーラの作品もほとんど知らないのでこれを機に広げたい。

今日帰宅してからメル響を始め色々こっちで今年行きたいコンサートを手帳にがりがり書き入れてたのですが、現代音楽の演奏が盛んで本当に嬉しい限り。どのコンサートにいけばいいのか迷う贅沢な悩みです。
たまにクラシック音楽はもう衰退してる、とかクラシックは滅びたとかそういう感じの言葉を聞くこともあるのですが、今や音楽の中心ジャンルではないながらも世界中でいろんな作曲家が独自のスタイルで頭角を現してますし、奏者のレベルも高く表現形態も広がり、本当に質の高い音楽がいろんなところで生まれています。
奏者側でも19世紀以前の音楽を好んで弾いたり、「あのころは音楽がよかった」的な態度を見ますが、今の音楽も負けず劣らず素晴らしいですし、そんな今の音楽と昔の音楽どっちも体験できる恵まれた時代だと思います。
クラシック音楽死んでないぞ-。死んでるどころかぴんぴんしてるぞー。ちょっとした黄金時代かもしれないぞ-。

いつも思う(そしておそらくここに前書いた)のですが、特定の時代の奏者ってその前の時代の伝統を(純粋な形でなくてもなんらかの形で)引き継ぎながら、直前の時代・自分の時代の音楽を見据えて良い物を後に残せるように分析・理解・表現して、そしてある程度ふるいにかけるってのも仕事のうちだと思うんです。
今の時代ってちょっと特殊というか、20世紀の主に後半で色々音楽スタイルが分散したり、実験を重ねた結果アイディア・哲学として面白くても音楽としてどうか、みたいな音楽が多数生まれたりして、その他色々あってちょっと今振り返って黒歴史というかそういうあんま触れたくない空気ができてるようなところがありまして。
それでもそんな時代にもちゃんと素晴らしい作品はたくさん作られているので、全体だけを見るのではなく一つ一つ見て、ちゃんと向き合って判断しないと全部一緒くたに埋もれてしまう危険がある。
そこが今の時代ちょっと特殊で難しいところ。すぐ後ろを振り返って評価して、そして今をちゃんと見つめて評価しないといけない。

話がまた長くなってしまいましたが、そこんところも踏まえて今後もここメルボルンで現代のクラシック音楽をたくさん体験して応援したりその存在、魅力を広めていけたらいいな、と思っています。実際のところ後者はどれだけできてるか分からないのですが、ここやTwitterで色々言及したり感想書いたりおすすめしたりを続けたいです。続けます。

さて、今日はちょっとぶりにしっかり書きましたが調子にのって話が長くなりました。今後もしっかり書くようがんばるです。


今日の一曲: エドヴァルド・グリーグ 「ホルベアの時代から」より「リゴドン」



グラミー賞周りから選ぼうとしたのですが勉強不足につき断念。上記のSchneiderの作品が演奏されるコンサートから一曲選びました。
19世紀末に書かれていながらバロック風、つまり新古典的なスタイルを古音楽から現代音楽まで演奏するAustralian Chamber Orchestraがどう弾くか楽しみです。

私も学生時代この「ホルベアの時代から」を弾いたことがあります。前書いたと思いましたが学校のオケは普段弦・吹奏楽に分かれていたので弦楽オケの曲は色々弾きました。(主にイギリスが多かったです。ただこの曲もスタイルとしてはイギリス風)

この「リゴドン」を始めこの組曲の多くの楽章は長調と短調の単純なコントラストでキャラクターをぱっと変えることが多くて、それがわりとシンプル・すっきりしてて心地よかったり。
ちょうどこの頃ワーグナーを始めいろいろ調性が崩れていったり音楽が複雑化していったりということがあり、そういうのも含めて「ホルベアの時代(バロック時代)」はよかったなあーという思いもあったのだろうか、と思います。
前述今の時代もちょこちょこ難しいですが、グリーグの時代も色々音楽的に難しかったんだろうなあ・・・

バロック風の組曲でリゴドンという舞曲が出てくることは多いですが、組曲をしめくくるのを見たのは自分が知ってる限りでは唯一。リゴドンの素朴で元気なリズムを生かしながらフィナーレにふさわしい華やかさもあり、シンプルだけれどエネルギッシュな喜びもある音楽。
弦楽器独特の歯切れの良さが聴いてても弾いてても気持ちいい。
弦楽器という似たような音の楽器だけでもソロにメロディーを弾かせたり、強弱でメリハリをつけたり表情豊かなのが嬉しくなります。これもバロック時代からのノウハウですね。

この組曲がこんどのコンサートでジョン・アダムズの「John's Book of Alleged Dances」という現代の舞曲集ととなり合わせに演奏されるのはちょっと面白そうですね。どんなコントラストになるのか楽しみです。


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