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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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休んだり動いたり
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

今日本から送ってもらった録画のめちゃイケ新年SPをみていたらこないだダウンロードしたクロノスカルテットの「Nuevo」というCDから「Chavosuite」という曲がBGMとして使われてました。ちょっとびっくり。こんなところで出会うと思わなかったのでなんだかとても嬉しいです。
テレビ番組でBGMにどんなクラシック音楽を使ってるか、というのは結構注意して、というか興味を持って聞いています。そのcontextに合っているか(特に食事関連)、というのはもちろん(あとシャレをきかせたチョイスの場合にも注意して)、ちょっとテレビでは使われないマニアックな曲が出てくると嬉しかったり。
特に特番でやってるクイズサバイバルは曲のチョイスがクラシックの表面よりちょっと掘ったところのレパートリーが多くて、(もちろん競技サイドの強いクイズとしても好きなのですが)毎回BGMを楽しみにしています。

話は変わりますがここ数日ちょっとピアノを休むという試みをしていました。
どうもピアノに限らずなのですが欲求がぼんやりしているというか、欲求が動力になってくれるほどないというか。表現欲もそうですし、物欲もそうで。
ピアノは弾きたいような気持ちはあるんですが、どうも不健康なしがみつき方を感じるので今のうちにちょっと休んでおこう、ということに。

それで昨日は一日暖かいなかシティで買い物してました。
Haunted Bookshopではアルケミーゴシックの比較的新しい作品、Death's-Head Butterfly Chokerを買いました。調節可の留め金つきのチョーカーで、実物は見てみると写真よりは大きく感じますが、着けてみるとそこまででもなく。
見ての通り(私にとってはちと苦手な)ピンクが主な色ですが、全体的に落ち着いた色合いで、黒にも合うし自分の肌とも比較的相性の良い暗いピンクでよい感じでした。

そしてCD屋さんでは以下のCDを購入。(まだ聞いていません)
1)アデス Tevot、バイオリン協奏曲など
2)ブリテン テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード、 イリュミナシオン、ノクターン
3)メシアン 峡谷から星達へ・・・

本当はブリテンの「我らの狩りをする先祖達」(毎回題の訳違ってたらごめんなさい)のテノール版、できたらピーター・ピアーズが歌ってる録音が欲しかったのですがそもそもこの曲が入ってるCDが無かった。
でも2)は全曲ピアーズが歌ってる録音です。そしてホルンはセレナードではデニス・ブレイン、そしてノクターンではオーストラリアが誇るバリー・タックウェルが吹いています。ノクターンではブリテン自身が指揮していて。
タックウェル氏には大学時代トリオのレッスンをしていただいたりしたりちょっと接点がですがやっぱり凄い人なんだなあ・・・

1)のTevotはこないだコンサートで聴いた曲です。バイオリン協奏曲は初耳(初めて知った、という意味で)。そして以前アデスが来豪したときのコンサートで聴いて以来の「Three Studies from Couperin」、そしてオペラ「Powder Her Face」からのダンスナンバー。このオペラがまたおもしろそうなのですが色々元の背景など調べないと。

3)はクラムのかなり大規模なオケ曲で、アメリカの自然を舞台&ベースにした曲です。大規模というのはオケの人数ももちろんですが、長さもCD2枚にまたがるほど(トゥーランガリラは1枚にフィットします)。大学の図書館では持ち出しできなかったCDなのでなじみが薄いのですが、ホルンのソロ楽章が特に(その筋では)有名なのでそれも楽しみです。

あとはクセナキスのピアノ作品の録音も欲しかったんですよね。でもMIDI打ち込みの録音しかなくて(ちなみにそういった録音としては世界初だそうです)。結構クセナキスのピアノ曲って弾くのにほぼ不可能、または実質不可能なところもあるそうで、そういう所の難しさとか乗り切り方のヒントというのも含めて人間が演奏している録音が欲しかったのです。今度ネットで見よう。

そんなこんなでマッサージ屋さんにアポなしでいったらちょうどポイントがたまっててそれでマッサージをしてもらって。それからジェラート食べて帰りました。
その反動じゃないですが今日は実になにもせず過ごしました。

ブランチも合わせておいしい物食べて、いろいろ買って、歩き回って、とはしたものの欲求が満たされたという自覚はそんなには強くなく。やっぱり鬱方向の精神的な不調の一部と思われます。
なのでそんなに簡単にリフレッシュできるとは期待してないですが、とりあえずピアノは明日明後日くらいに再開したいです。(やっぱりピアノ・仕事両方ないと一日が長いですねー・・・)


今日の一曲: ベンジャミン・ブリテン テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード より「Elegy」と「Dirge」



こないだ借りたCD、そして今回買ったCDからの曲です。(録音は別物)
ブリテンもまた自分にとっては鬱に心が傾くと独特の魅力を帯びてくる音楽を聴く作曲家の一人です。
とてもイギリスらしく、それから交友のあったショスタコーヴィチとも似たような闇を持った音楽を書くのですが、それがなんかひっくるめて20世紀をある意味代表するようなところがあるような。

それから最近ブリテンの曲にいくつか新しく出会って思ったのですが彼の音楽は「泣く」のがほんとうまいですね。
「戦争レクイエム」のLacrymosa部分だったり( Dies Iraeシーケンスの途中)、「我らの狩りをする先祖達」の「Messalina」(特に最初の部分)だったり、そして今回紹介するこの2曲もそうです。
悲しみをまっすぐ集めて、不純物を混ぜず主にメインの楽器・歌パートに集約してまっすぐ表現する、みたいな。

この曲はタイトルから分かるようにテノール歌手とホルンが弦楽オケに伴奏される形で書かれています。テノールとホルンはダブル主演扱いで、似た音域ながらもそれぞれ違う表現の仕方を生かして、対等で独立した形で主役を演じています。

この連続する2つの楽章のタイトル、ElegyもDirgeも悲歌・哀歌を指す言葉で、どちらの楽章も悲しい・泣くような曲なのですがその性質はだいぶ違います。
ホルンがメインになるElegyは叫ぶような悲しみ。なんというか、男泣きですね、ホルンが泣くと。(色んな楽器の「泣き方」を色んな曲から比べてみると面白そう)
そしてテノールがメインになるDirgeはより弱さのある、嘆くような。特に悲しみのあるフレーズを繰り返すのにまた心がぐっと(下に)持ってかれる。(こういう盛り上げ方はラターのレクイエムのAgnus Deiでもあって、半音動きのフレーズが似てますが中身の感情はだいぶ違いますね)

ピアーズの透明ながらブリテンの音楽にふさわしい暗さがある声も素敵ですし、ブレインのホルンのまっすぐクリーンな音もかっこいい。さらにホルンに関しては他の楽章で駆け回る狩りのホルンとしてのキャラクターも。
ホルンは音も有名で曲もそこそこ知られてるのですがその真のかっこよさが身にしみる曲は案外一般にはマイナーだったり。イギリス周りの音楽でホルンが素晴らしい!となるとさらに未知の域になってしまうような印象があるのですよね。
なのでこの曲はちょっとやっぱり立ち位置ユニークなのかな。

ブリテンの曲のなかでは聞きにくいとは思われないですし、なんといってもツートップのテノール、ホルンの魅力が存分に味わえる曲です。ぜひぜひピアーズ(または他にイギリスのテノール歌手)が歌ってる録音で。(リンクしたのは買ったのとは別のCDですがピアーズが歌ってて試聴があります)

拍手[1回]

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虫にまつわる曲
前回から間が開きましたが前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
最近ちょっと不調、というか色んな方向に色んなことが入ってきて良い方にも悪い方にもごろごろ転がっていました。
一つ一つはここで文に起こすのも難しいんで割愛です。

そんな中昨日フォロー先さんとお話していてアイディアが湧いたので今日はまたトピックでくくって曲をいくつか紹介しようと思います。
今日のくくりは「虫にまつわる曲」。昆虫に限りませんが結局ほぼ昆虫になりました。

まず、タイトルも中身も虫をモチーフにしている曲。
一番有名なのはリムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」ですかね。元はオケ曲ですがラフマニノフのピアノ編曲を始めようつべで見つかるだけでもこれだけの楽器のために編曲されています
狭い音域で速く動く音型が熊蜂のうなるような羽音を表しています。

そして昆虫の中でも美しいというイメージが強い蝶をモチーフにした音楽もいくつかあります。
大抵曲の題がフランス語で「Papillons」なんですよね。ピアノ曲だとシューマンのPapillons、そして同じくシューマンの「謝肉祭」のPapillons、そしてグリークの「叙情小曲集」の「蝶々」(子供が弾くことも多いです)。
あとフォーレがチェロとピアノのための小品「Papillons」を書いてますね。
(ちなみにショパンの練習曲で「蝶々」と呼ばれるop.25-9については題名はあとからつけられたものだそうです)

上記フランス語の「Papillon」もそうなのですが、結構多くの言語で「蝶」と「蛾」には同じ言葉を使うそうで。つまり上記の曲を蝶でなくて蛾の曲と解釈しても(無類の蛾好きとしては)なんら問題はないはずなのですが、実は蝶でなくて蛾をはっきりモチーフにしている曲もあるんです。
それがラヴェルのピアノ曲「鏡」の最初の楽章、「蛾」(Noctuelles)。調をはっきりせず暗闇にきらきら光るような、ゆらめくような色彩が大変魅力的な曲で、夜を飛ぶ蛾のイメージにぴったりです。

あと以前から何回か紹介しているクラムのアメリカ歌曲集第5巻に収録されている「Firefly Song」もものすごく好きな曲です。元の詩がアメリカの先住民(オジブワ族)の歌なのですが、歌詞を見てもクラムの音楽的表現を聞いてもどうもFirefly=蛍、ではなく光・火の周りを飛ぶ蛾の話にしか聞こえないんですよね。

そしてこれもちょっとマイナーですがブリテンがオーボエとピアノのために「2つの昆虫の小品」という作品を書いてるんですよ。ここでモチーフになっているのはバッタとスズメバチという身近な昆虫たちです。オーボエで昆虫、というのもちょっと変わったアイディアですが(オーボエ=鳥類が多いですからね)、ピアノと合わせた独特な表現がブリテンらしくて面白かったり。

ちょっとクラムに戻りますがクラムがよく歌曲にその詩を使っているスペインの詩人、ロルカの作品ではちょくちょく虫が登場するため、クラムの音楽にも結果的に虫が登場することになるんですよね。
例をあげると「古の子供たちの声」の最初の楽章にこおろぎ、スペイン歌曲集「アルハンブラの幽霊達」の「6本の弦」にタランチュラ、など。
クラム以外だとラヴェルのピアノ曲「夜のガスパール」の「絞首台」(元の詩はルイ・ベルトラン)に蝿と甲虫が出てきますね。

あと特定の虫でなく日本の秋でもよくある複数の虫の声が聞こえる、というのを使った作品もあります。
バルトークの「戸外にて」の「夜の音」が筆頭ですね。カエルの声と虫の声。バルトークはこういった虫の声が聞こえるsoundscapeを作品に多用しています。
そしてそれを受け継いだクラム、そしてオーストラリアではロス・エドワーズもそういった夜に聞こえる虫の声を音楽に取り入れてsoundscapeを作っています。
はっきりと書いているわけではないですが、クラムだと「夏の夜の音楽」(最初の楽章特に)、アメリカ歌曲集第2巻の最終楽章「Sometimes I feel like a motherless child」、さらに「Black Angelsでは」もっと超現実的な虫の声が聴けます。
(こういうところも含めてクラムが大好きなんですよ)

あとこれもはっきりと書いてるのをみたことがないんですが、ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」の第2楽章(Cappriccio notturno e Arioso)は初めて聴いたときから蛾を描写していると信じているんですが、これは蛾好きのバイアスがかかってるからですかね?

他にも探したらあると思うんですよね、特に20世紀音楽で。
作曲家の出身地域、というのも関係するのかな、と思いますが明確なパターン・偏りは未だに見いだせず。あと日本の現代クラシック音楽作品はどうなんでしょうね。日本は文化的に虫やその声と関わりが深いですし。

ということで今日の一曲はお休みです。こないだ借りたCD'sからブリテンを一曲次回紹介したいですね。

そして虫といえばただいまポケモンブラックで念願の炎蛾ウルガモスさんを捕まえているところです。諸事情あって昨日から何回も捕まえ直ししております。そういった粘りを発揮するのは今回っきり・・・のはず。
(そういえばほのおポケモンでいえば手元にはシャンデラさん、これからウルガモスさんを捕獲、となるとこないだエンディングの流れで捕まえた伝説のほのお・ドラゴンポケモンレシラムさんは捕まえっぱなしで使わない可能性がさらにアップ、と・・・すまないレシラムさん。)

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ポケモンブラック、無事クリア(=ゲーチス戦に勝った方の)
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
昨日、今日の一曲でショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を紹介しましたが今日から毎日2週間、日本時間夜9時から豪ABCでショスタコの弦楽四重奏曲の特集で全15曲が(作曲順に)放送されるそうです。
演奏はBrodsky QuartetとBorodin Quartetだそう。オンラインでもこちらから聴けます(プログラム詳細もあり)。なんてタイミングの良い。

そして昨夜ブログ更新後にポケモンブラックで四天王とその後の諸々をクリアして第1回エンディングを迎えました!まだまだストーリーは続きますがとりあえず一区切りです。

前々から計画していたことですが四天王とその後のプラズマ団ツートップ(なんか違うな)との戦いではちょっと手持ちを替えました。
パーティーは以下の通り:(NN=ニックネーム)
・ペンドラー♀(NN: Violetta)
・デンチュラ♀(NN: Xanthe)
・フリージオ(NN: Slaya)
・ワルビアル♀(NN: Dila)
・ブルンゲル♂(NN: Physalis)→ ジャローダ♂(NN: Verdi)
・シンボラー♀(NN: Suparna)→ シャンデラ♀(NN: Flamme)

結構慎重に、というかかなり慎重すぎるほど準備して四天王のポケモンに近いレベルでチャレンジしたら結構楽勝で拍子抜けしました(汗)
唯一(ゴーストタイプ専門の)シキミちゃんのところはちょっと止まりかけました。ちょうど自分の手持ちと同じブルンゲルとシャンデラで。前者の耐久と後者の火力はなめちゃいかんですね。
(そして最初にもらったポケモンが進化したポケモン(ジャローダ)は四天王戦欠席。初めてだなあ、そういうの)

そして四天王全員に勝利、チャンピオンとの勝負・・・ではなくイベントが起こって諸々あって。
(ここで「あくのそしき」プラズマ団の本拠地にもかかわらず回復してもらったり手持ちの交換ができたりしたり、それからストーリーに関係あったり次回作の伏線だったり小さいイベントがちょこちょこあったりします)
で、ストーリーの流れで伝説のポケモン・レシラムの捕獲→半ライバル的な存在、プラズマ団の王「N」とのバトル→プラズマ団黒幕ゲーチスのバトルと続きます。(この間ほぼノンストップ)

レシラムは倒しちゃいけなくて捕獲できるまでやり直し、という若干厄介な決まりがありまして、四天王のときよりも回復アイテムを消費するはめに(汗)で、捕まえたあとは「手持ちに入れますか?」という選択があるんですが上記前々から慎重にプランしてきたため手持ちに入れずに進めました。
結果オーライでした。

N戦はゾロアークの「イリュージョン」(手持ちの別のポケモンの姿で出てくる)が見抜けたのがちょっと嬉しかったです。バトルサブウェイで進化前のゾロアに何回か騙されましたからね!さすがに学びましたよ!(笑)

前々からゲーチスの切り札のサザンドラはとんでもなく強いという話をネットで読んでいたので対策はしていました(ペンドラー(むし)、フリージオ(こおり)、デンチュラ(むし)の三頭体制)。ペンドラーは確かに先制できました!ただ惜しくも一撃で沈められなくて、そこは完全に私の準備ミス。申し訳なかった。是非とも一撃で倒させてあげたかったのですが。
サザンドラ以外だとパワーで押されるバッフロン、弱点タイプがなく色んなタイプの技を備えてるシビルドンが難しかった。

なにはともあれ最終的には無事突破できました。そしてN戦・ゲーチス戦も大変戦い甲斐があって楽しかった。それからストーリーの流れ的にも色々面白かったのでもう一回一連の流れを体験したいです。
ただ今回の手持ちがとにかく好きで、メンバーチェンジして挑むのが今はちょっと想像できないかもなあ。
そして先ほども書きましたがゲームはまだ続く。これまで育てる余裕がなかった諸々のポケモンも育てたいのでまたしばらくのんびりと進める予定です。

そして今回ラスボス扱いだったゲーチスさん。なんでもポケモンシリーズで一番の悪人とも言われているがっつり悪役なキャラクターなのですが、ネットではかなりネタにもされているようでものすごく面白いですね。
なかなかこう、諸々作品で登場する悪役でも色んな種類があるのですが、これだけネタにされるのもあんまり見ないような気もするんですよ。
例えば同じポケモンシリーズでもダイヤモンド版の悪役ボス、アカギはそこまでイジられている感じではない印象。
別のゲームだとSacrificeのラスボス、Mardukなんか本当に隙が全くないシリアスな悪役ですし(5柱の神様たちの悪いやつらはギャグ要素もあって面白いですが)、Age of Wonders: Shadow MagicではさすがにShadow Demonsのボス、All-Devourerなんかは(このブログで言及しましたSahiraなんかと比べると格段に)ネタにしづらい。ネタにしづらい、というキャラクターはその性質・キャラクターを掴むのが難しかったりしますね。

ポケモンブラックの場合ゲーチス自身だけでなくプラズマ団関係全般「悪の組織」的なシリアスな側面もありながらかなりツッコミの入れどころっぽい隙もあって、そこのさじ加減とか興味深いです。(かなり詳細に構築されたという話は読みましたがすごいなあ)
なかなかこう、創作ではっきりとした「悪役」を書くことが少なくて、魅力的な悪役が書けたらすっごい楽しいだろうな、という思いが常にあるので・・・
なので今回結果的にNよりゲーチスのほうがツボりました(笑)あと悪役だったらハートゴールドのラムダさんも結構好きです(おじさんばっかりだ!)

長くなりましたのでここらへんで。今日の一曲も短めに。


今日の一曲: ポケモンブラック・ホワイトバージョン 「戦闘!ゲーチス」(でいいのかな、タイトル)



ポケモンはゲームが進化する毎に音楽もどんどん充実して、戻ってきてから(普段は音なしでやってるのですがたまに聞くと)なんだかびっくりすることが多いです。
戦闘の音楽だけでも何種類あるんだろうな。伝説のポケモンとかジムリーダーとかそういう節目の大きい戦いのときには特別な音楽が用意されてることが多く。

で、ゲームボーイの時代から比べて多様な音が使えるようになりましたね。ポケモンの鳴き声もそうですし(シャンデラの鳴き声好きです)、BGMも。ハートゴールドでは伝説のポケモン、ホウオウとのバトルで和楽器を再現した和風の音楽が流れてものすごくテンションあがりましたよ!
他にはダイヤモンド版の、テンガンさんの一番上にでる手前の辺りの音楽が好きで(ただし行くのがめんどくさいのでしばらく聞いていない)。

ブラック版ではNとのバトルの音楽、それからこのゲーチスとのバトルの音楽が作曲の際に色々細工がしてあるというので楽しみにしていました。そしてどちらも好きな曲です。
特に打楽器だけの部分が多いゲーチス戦の音楽はなんか(普段自分が聞いてる音楽がリズム重視が多いからか)考えながら聞いてられるような。「ゲーーーーチス♪」のコーラスも入りますが(笑)そういうところです、ツッコミ入るの。
ティンパニかっこいい。

あと普段自分が聞いてる音楽に通じる、といえば不協和音、トライトーン(減5度)の使用、というか多用ですかね。これはここを筆頭にいろんなところに書かれてるんですがゲーチスの名前と深く関連があるあれで。
あとトライトーンは割と低音打楽器と相性がいいような気がします(メシアンとかクラムとかで聞く限り)。

ということで(ゲーム中には1回しか聞く機会がないながらも)思い出せば延々とリピートされるほど印象の強い曲です。次回作には音楽もパワーアップして再登場だそうなのでそれも楽しみです。

そしてゲームのサントラをほとんどといって買ったことがないのですが(Sacrificeは勝手にiTunesが拾ってくれたり、Age of Wondersはシリーズまとめて購入の特典としてダウンロードできました)、こういうのもちゃんとあるんだな、とリンク。曲が多くなったり季節システムなどで決まった時にしか聴けないBGMもあるのでサントラの存在は色々嬉しいですね。

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今年の豪ABC Classic 100と派生した+α
前回のエントリーに拍手どうもですー。
調子はちょっと持ち直した感じではありますが引き続き低空飛行です。

そんな中音楽方面でちょこちょこ楽しみな知らせがありました。
まずはメル響の謎解き&コンサート、Secret Symphonyの次の回がもうすぐ来るぞ、というお知らせ。
そしてもう一つは豪ABCで今年もClassic 100カウントダウンの投票が始まった、というお知らせです。

Classic 100カウントダウンは今年で3年目。2011年には「20世紀の音楽」、2012年には「フランスの音楽」をテーマにしてきましたが今年2013年は「映画の音楽」。映画に使われたクラシック音楽、そして映画のサウンドトラックが対象で、少し前からリストに加える曲を募集していました。
最終的なリストはこちら。ここから10曲選ぶシステムです。結構長いリストです。今回映画音楽がテーマということで諸々著作権の問題があるのかな、試聴できる曲は少ないみたいですね。

今回どういう基準で投票するか、というのがこれまでと違ってちょっと悩んでいます。
私は映画にはそんなに詳しくなくて(というか少なくとも2年以上映画を映画館で観ていない)、ただリストに載っている曲のうち「映画に使われたクラシック音楽」にあてはまる曲は知ってるものが多くて、あとライトミュージックのコンサートなんかで映画サントラのメドレーなどもいくつか弾いていて。
つまり映画のなかでどう曲が使われているか、というのまで含めての評価はできないんですよ。映画の音楽になると音楽そのものの善し悪しだけじゃなくてそのcontextと効果まで重要なんですが。

ただリストを見てると「こんな曲まで使っちゃってくれてるの!?」という曲も結構あって、そういう(有名な曲だけじゃなくてイメージにあう曲をもっと深く広く探してくれている、そして今生きている作曲家を含む現代クラシック音楽を積極に採用してくれる、という)ところも評価してもいいかな、と思うのです。もちろん映画のためにオリジナルで作曲された作品というのも大事ですけどね。

そして今回の投票の特徴の一つが同じ曲でも使われている映画別に投票できる、ということ。
映画などで既存の曲を使うと使われ方によって曲の印象は変わる可能性があります。なのでそういうところも含めてランキングの最終的なラインアップは楽しみです。

同じ曲でも使われ方によって印象が変わる、ということからちょっと派生して。
音楽の感じ方って本当に色んな要素で無限に変化するんだな、ということを考えてました。
同じ曲でも演奏される場所、演奏する人、前後の曲、演奏される時間や時期、一緒に流す映像、などなど。
そして音楽を受け取る方、つまり聞き手の状態というのも大きいな、と。そこはやっぱり弾き手がコントロールできないけれど重要な要素ですね。

自分も聞き手としてそれを意識しようとはしてるんですが、実際に自分の精神状態によってどれだけ音楽の印象が変わるか、というのを目の当たりにすると本当にびっくりしますね。
ちょっとこないだiTunesのプレイリスト振り分けでショスタコの弦楽四重奏曲をちらちら聴いてて「ほんっとショスタコ素晴らしいなあ!」と思ったり。もちろん普段からショスタコーヴィチの音楽は素晴らしいと思ってるんですが鬱に傾いているときは特別なツボに共鳴するんですよね、ものすごく。
マーラーもこないだ似たようなことがありましたし、あとこないだクロノス・カルテットの演奏で聴いた「12/12」も聴いた当時からあれは夏に良く合う曲、と思っていたら冬に聴くとまた別の魅力を感じたり。
そういうところも合わせて音楽をもっと深く知りたいし考えていきたいです。

ということで今回はここら辺で。ポケモンブラック、クライマックスに向かってるのですが色々ツッコミどころとかもあったりして面白いのでブラック2を買うだけじゃなくてホワイトバージョンでこの一連の流れをまた味わってもいいかな、と思っています(ほんとはプラチナバージョンも欲しかったり)。あと音楽も大変良くてなんだか嬉しいです。そこらについてはまた。


今日の一曲: ドミトリ・ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲第2番 第1楽章



ショスタコの曲はやっぱり派手で比較的わかりやすい交響曲とかオケ曲は有名で割と紹介しやすいのですが、弦楽四重奏曲はなかなかちょっとマニアックな方に入ってしまうみたいで。
ショスタコーヴィチは15つの交響曲と15つの弦楽四重奏を書いていますが、後者はとっても内向的、というか作曲者の内なる思い、ソヴィエト政府の諸々の圧力下で表にできない思いを形にした、ごく近しい人達との間で共有することを目的にした作品。なのでそういうマニアックでわかりにくい、万人受けしたり人に向けて積極的に語りかけるものではないです。

だからといって暗い作品ばかりではないんですよね。(私が好きなのは暗い作品が多いですが)
明るい曲・・・もあるのですが、上記からわかるように心の底から明るい曲ではないです。(あとショスタコ自身も結構ひねくれた人でしたしねー)

この弦楽四重奏曲第2番の第1楽章はイ長調という明るい調で、割と明るい曲調で始まるながらもどこかねじれたような、闇とは言わないものの毒がそこここらに見え隠れして、さらに曲の最初から聞こえるクレッシェンド(音が大きくなる)が何度も何度も繰り返されるのがだんだん怖くなってくるような。
弦楽器のクレッシェンドってほんと鬼気迫る音がでますねー(特に弦楽器同士重ねたとき)

ショスタコーヴィチは弦楽四重奏というオーソドックスなアンサンブルのために本当に素晴らしい、そして斬新な曲を書きますね。弦楽四重奏といえばモーツァルトやハイドンの時代から作品はありましたが、ショスタコーヴィチは個々の楽器の使い方、組み合わせ方などが独特で、これまでの作品にはないパワーを生み出すのが面白いです。
例えば4人をバイオリン2人とビオラ+チェロの真っ二つに分けた使い方とか、オケでも見られるユニゾンのパワフルさを生かすような作曲のしかたとか、この曲でも特徴的な5度の音程の響きとか。

ショスタコーヴィチが書いた15つの弦楽四重奏曲は先ほども書いたように通じ合えるのはちょっと難しいところもある曲ですが、どれも違うキャラクターの素晴らしい曲ばかりです。
最初に聴くおすすめは第1番、第8番、第2番あたりかな。第7番や第9番も好きですし、なんといっても最後の第15番の魅力はまた別格なところがあります(ショスタコーヴィチの晩期の音楽はそうですね)。
特に第8番は作曲の経緯も合わせて有名で比較的演奏頻度・録音の数も多いので是非是非はじめましてしてください。

私も持ってるEmerson Quartetによる全15曲の録音をリンクしてみました。全曲試聴ありです。Emerson Quartetの演奏はクリーンながらパワフルで、生演奏とは思えないくらいのクオリティです。全曲そろえるなら是非この録音で。

拍手[1回]

更新停滞すまぬです
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
そして更新してない間に色んな検索キーワードで訪問があったようで大変ありがたいです。

こないだ書いてた謎の微熱は引いたものの眠気が(汗)
明日は仕事が1日分ほどあるのですがここしばらく昼間はピアノ、それからスーパーに買い物にいったりという生活で。ピアノの時間はそんなに眠気がこないのですが朝・夕方・夜に何度も催眠ウェーブが来るのがとにかく困る。今も来ています、波が。

なんとかネットで調べ物したり読んだり、創作方面の考え事をしたり書き物したり、ゲーム・・・というかポケモンの割と頭脳作業が要らない部分(捕獲など)でなんとか覚醒状態を保ってるのですが。(とりあえずDS開いたまま寝落ちるのは避けたい)

前書いたか分からないんですがカフェインは自分にとっては覚醒の効果はあんまりないんですよ。
むしろあったかいコーヒーとか紅茶を飲むと眠くなる。
カモミールティーは焦燥感に若干効くようなところはあるのですが、でもそれでも他の暖かい飲み物と比べて特に眠気が出るようなこともなく。
とにかく軽躁のとき以外はだいたい眠気・過眠の方にいくことが多いので、色々眠気に関して考えたり分析するにもなかなか難しいのですが。

とにかくこう眠いと諸々はかどらなくて困ります。
ポケモンはまあ大丈夫なのですが(今トキワのもりでタネボー捜索中)、創作が。
最近久しぶりに新しく文書きを始めたのが進まなかったり、書いてる途中で停滞したままのに手がつかなかったり。
あとはプラン中の企画もかなりメモがたまってきたんですがそろそろ整頓・ファイナライズしはじめたいのに眠いと集中できないばかりか全体を見ることがものすごく困難で。

とにかく今もう限界にだいぶ近いです。
ということで今回も短くなりましたし今日の一曲もギブアップですがまた次回。


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