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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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アポ&治療方向など
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
なんとか仕事しながらスローダウンしようとしています。

昨日やっとドクターから連絡があって、幸い今日時間があったので今日アポをとって行って来ました。
一応今回経験した軽躁症状は以下のようなものです:
1) 焦燥感、居ても立ってもいられない、動き回らないと気が済まない
2) 思考が速くぐるぐるしてまとまらない、つかまらない、集中力が散漫としている
3) 音楽や笑いなどの刺激によって気持ちがぐっとつり上がる、興奮する、心拍が上がる
4) エネルギーが勝手にだだ漏れ
5) 身体感覚が鈍い(ピアノを弾くときに指先の感覚・聴覚の鈍りによりフィードバック不全、食欲の大幅低下)
6) 興奮状態のせいと思われる気道過敏・咳

今のところ気分安定薬であるリチウム(とビタミンD)を飲んでいますが、この薬は血中濃度がある範囲内じゃないと効果を発揮しないもので。それから高すぎると中毒症状を起こすため気をつけなくちゃいけません。
今年何回か血液検査をやってかなり血中濃度が低いときがあったのですが、次にはかったら通常範囲内で、ということがあったためリチウムは容易に増やさないほうがいい、という話になりました。
結論としては血中リチウム濃度を近いうちにチェック→もしも範囲外だったら再検査して用量を増やすかどうか検討、ということに。

↑が長期的な策なんですが、とりあえず今あるこの症状への早急な対応も必要で。
そのために一時的に薬をもう一つ飲むことになりました。数年前も飲んだことがあるQuetiapine(商品名:Seroquel)を低用量で。この薬は非定型抗精神病薬とよばれるもので統合失調症の治療(=幻覚/妄想などのいわゆる精神病症状と呼ばれるものの治療で、統合失調症の他の症状に効く物ではないです)に使われる薬なのですが、双極性障害の治療にも使われます。
数年前双極性障害の鬱症状の治療のためにQuetiapineを服用していて、自分の体に合わないようなことはないことが分かっていますし、ある程度効果があったことも分かっています。さらに、Quetiapineは非定型抗精神病薬の中でも鎮静作用がでやすい薬で(それによる過眠が原因でやめることになりました。逆にどっちかというと興奮方向に働く非定型抗精神病薬もあります)、今回の軽躁状態を一時的に抑えるには向いているとも言えます。
といってもやはり私はもともとが過眠傾向が強いので、軽躁がひととおり落ち着いたら飲むのをやめたほうがいい、ということで。とりあえずサンプルのQuetiapineをドクターにいただいて、続くようだったら&効果がある程度あるようだったら追加で購入するために処方箋も書いてもらいました。(そして効いているようだけど眠気がひどかったらのためにもっと低用量の処方箋も(汗))

ということでなんだか一見ややこしいことになってしまったのですが(何度も説明いただきました。聴覚の集中力が弱まってるんでありがたいです)、どんな場合にも対応できるようばっちり策をはりめぐらせた、という印象で今回心強かったです。
もう10年以上鬱だったり双極性障害を患ってて、病状は手を変え品を変え悩ませてくるのですがなんらかの手を打つことができるのは幸いで。(面倒くさくはありますが)
手を打ちながら日常でできることを続けてなんとかゆっくり進んでかないと、ですね。

いろんなところで言ってるのですが、健康なんてものは望めないのは重々承知しているのだけどせめて好きな音楽やテレビは自分の状態のことを心配することなく弾いたり見たり聴いたりしたいのですよね。
仕事のときに聴く音楽にここ数日本当に迷ってますし、マーラーとかメシアンとかプロコフィエフとか聖飢魔IIとかを聴く(または弾く)のを避けるのは症状そのものとおなじくらいしんどいことなので(苦笑)。
普通に働いてピアノも弾いて、音楽聴いたりテレビで笑ったり普通に過ごせるようになりたいです。

とりあえずは、Quetiapineを夜飲んで、眠気がでるなら夜にとどまってくれますように、というところかな。
あとはQuetiapineはお酒と相性が悪いはず(鎮静作用が増強する)なのでなるべく長く飲まなくていいように、外にでれる気持ちになったら友達と飲みにいけるよう願ってます。


今日の一曲: ガブリエル・フォーレ 「ドリー」組曲より「子守歌」(ギター2台版)



クラシック音楽は一般的に癒しと言われることが多いですが、実は易刺激性の心にはかなり刺激の強い音楽もものすごーく多いです。
先ほども書きましたが集中力の問題だったり刺激の問題だったりで仕事してるときに聴けるものってかなり限られてくるんですよね。クラシック以外だと日本の民族音楽とかたまの音楽とかくらいかなあ・・・

そんな中クラシカルギターの音色は割と楽に聴けますね。優しい音色で、シンプルな音楽を。
特にこのフォーレの「ドリー」の2台のギターのための編曲(リンクしましたJulian BreamとJohn Williams演奏の「Together」というアルバム収録)は元々のフォーレの音楽の愛しいコンパクトさをギターの音の上品さと色彩で彩ります。
「スペイン風ステップ」みたいな華やかな曲よりも「子守歌」や「ミ・ア・ウ」のような小さなスケールの曲が特に映えますね~なにげに良編曲な作品!そして元々の曲も大好き!(こういう子供心をくすぐる、抱きしめられるくらいのサイズの曲にやっぱり弱いのですね~)

仕事をするのは朝と夕方が多いのですが、ギター音楽は朝優しく心を動かしてくれますし、夕方wind downするのにもまた良く合っています。父がギターを弾いてて親しみが深い、というのもありますがそうでなくても元々ギターの曲も編曲のレパートリーもなかなか粋なものが多いのでおすすめですよ~

拍手[1回]

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コンサート「From Dawn to Dusk - the Terrifying Beauty of George Crumb」感想
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
まだまだ回復しません。スクリャービン×不安定な調子のコンビネーションはいろんな意味で笑える・・・ようで笑えません(汗)ただし音楽に関しては(本当に身を削るという形ですが)なにか掴むものがあったようなところも。

昨日は大雨で調子がさらに悪い中コンサートにいってきました。
なんといってもジョージ・クラムの音楽を大々的にフィーチャーするコンサートと言われたら黙ってられないです(笑)
今回のコンサートはSyzygy Ensembleというアンサンブルのコンサートでしたが、ゲストアーティストには2人も知り合いが居たり。
ちなみにプログラムはこんな感じ。

クラム Vox Balaenae(鯨の声)
クラム Apparition(幽霊)
グレツキ 弦楽四重奏第1番「Already it is dusk」
(休憩)
クラム Black Angels

最高の俺得プログラムで今見てもにやにやしちゃいます。
場所はこないだも訪れたMelbourne Recital Centreの小さい方のホール(Salon)だったのですが、壁の波のような、泡のような模様がVox Balaenaeにぴったり!青い照明(作曲家指定)に映えて、まるで切り取った海の底で音楽を聴いているようでした。
Vox Balaenaeはフルート奏者のfluttertongueなどのパルスが力強くてものすごくワイルドなところも、繊細なところも全て「クラムらしい」、というかクラムがきっと意図したような音楽を感じました。

そしてApparition。いやあこれが歌えるソプラノ歌手ってすごいですね!かっこよかったです!(ちなみに服装がパンツスタイルなのは意図があったのかな)
クラムはアメリカの作曲家ですし、歌詞の詩を書いたWalt Whitmanもアメリカの人ですがそことなくイギリス歌曲みたいな雰囲気があるのが好きです。そして全体的にある暗い夜の闇や毒の草花のような雰囲気も好きですし。弾きたいねえ弾きたいねえ!(実はVox Balaenaeを将来的に昨日一緒だったフルートの友達と弾くかもしれないのですが、弾きたい!という気持ちはこっちのほうが強い)
ソプラノのパートでのこの曲特有の難しさとすばらしさはやっぱり弱音スペクトルにありますね。今回の様な小さなホールの方が向いてますが、どんな場所でもいかにして繊細さを残したままささやきや弱音をはっきりと聞かせ、さらに暗さを出すか、というのがあります。
今回のソプラノの方は声の表情、そして顔の表情においてもものすごくこの曲にぴったりな表現で、音楽以外においても素晴らしい演奏でした。

そして今回初めましてのグレツキ。
繊細な部分とワイルドな部分のコントラストが素晴らしい、どこかヤナーチェクの四重奏曲を思わせるような曲でした。
この曲と次の曲では「惑星」を指揮した彼が第1バイオリンを弾いてたのですが、この2曲は本当にその指揮の経験が生かされるような曲でよかったです。スタンダードな四重奏曲のレパートリーよりもはるかに強いリーダーシップが生かされる、という。

そしてBlack Angels。
途中でチェロの弦が切れる、というアクシデントもありながらものすごくタイトにまとまった、パワフルで独特の雰囲気をひしひしと感じるものすごい演奏でした。
銅鑼を叩いたりガラスの棒を使ったり、水を入れたグラスを弾いたり等スコアや録音でよくしる特殊効果も目の前で見るとやっぱり違いますね。
この曲は胴体がない形の電子楽器を使うのですが(なんとヤマハがこのコンサートのためにそろえてくれたそうで。持つ者は良きパートナーですね!)、それで弾くと最初の部分でまるで戦闘用のヘリコプターが旋回するような音(ノイズ)が聞こえて、それもまたびっくり。はっきりいって怖いです。でもそれが素晴らしい。

まるで長い旅のようなコンサートの後にはちょっといろんな人に挨拶しました。
「惑星」を指揮した彼からは今回のコンサートの事だったり、あとオーケストラプロジェクトにまつわるさらなる事実(オフレコ!)だったり。今回弾いてらしたピアニストの方(先ほどのフルート友達の伴奏を今してるそうです)とはクラムの音楽について盛り上がったり。
さらに四重奏曲2つで第2バイオリンを弾いた人とは5年ぶりの再会。彼が大学のオケでバルトークのバイオリン協奏曲第2番を弾いた時私はチェレスタ弾いてて、覚えててくれたみたいです。なんとこのコンサートには代打として参加してて2日前からしかリハーサルしてないらしく・・・それであの演奏とは本当にたまげました。

Vox Balaenaeを一緒に弾こう、といってる友達(でも口笛がまだ吹けないとのこと(笑))は実はブラジルの音楽にもものすごく興味があって、こんどヴィラ=ロボスのブラジルのバッハ4番練習してみるんだ、といったら演奏するときは呼んでね!と言われまして(笑)私がピアノを弾くのを楽しみにしてくれている人がまた一人増えました。
ただ(特に今の状態では)演奏のことはまだまだ考えることはできないし、やったとしてもヴィラ=ロボスという他の作曲家から大分かけはなれている人の音楽をどうやってプログラムに組もうか、ものすごーく悩むところです。逃避じゃなくて純粋にこれはno idea。

コンサートもものすごく良かったですし、いろんな人と話せて楽しかったですが全体的に言えば自分の調子にはあんまり良いことしてないな、と後から思います。
あんまり今はできることが少ないですしポジティブなoutlookというものは無いに等しいのですがとりあえずしばらく少しでも療養に向けられたらと思います。


今日の一曲: ヘンリク・グレツキ 弦楽四重奏第1番 「Already it is dusk」


グレツキは去年の今頃亡くなったポーランドの作曲家で、そのことを当時ブログに書いたのですが、「もっと彼の音楽を知りたい」という思いがやっと1年経って少し叶うことになるとは。

Already it is dusk=「もう日は暮れて」、という意味です。元になっているのは子供が眠る前に唱える祈りだそうで、訳するとだいたいこういう祈りの言葉になります:

もう日は暮れて、夜は近づく
さあ、私たちに助けの手を賜るよう主に祈りを捧げましょう
私たちを悪からお守りになるよう
そして闇を悪事に用いる者たちから私たちをお守りになるように。

この祈りのメロディーがこの曲のベースにすこしなっている、という訳です。

といっても結構不協和音的で、闇と力に満ちたこの曲。以前紹介した「悲歌のシンフォニー」とはかなり違うスタイルであることを覚悟してください(汗)
でも私を含めて音楽家仲間にはかなりウケがよかったですねー。弦楽四重奏のフルパワー、キャパシティをあまねく使ってるということもありますし、弦楽四重奏だなあ!という音が本当に素晴らしかったのもありますし。
たまに四重奏と言うよりはもう弦楽オーケストラくらいの勢いのときもあって圧巻でした。

ちなみにこれはグレツキが1988年に作曲した曲。結構遅い時期なんです。
それでやっと弦楽四重奏第1番、というのは(他の曲をあんまり知らないながら)もったいない気もしますね。こんなに素晴らしいもの書けるんならもっと早くに始めたらよかったのに!というおせっかいをどうしても考えてしまいます(笑)

心をぐっとわしづかみにするところもあり、同時に心の深いところまでじわじわ、すーっと入ってくるようなところもあり。ものすごく不思議な闇と不思議な音をたたえた音楽です。

ちなみに今回のコンサートでも弾かれたBlack Angelsで有名な、20世紀音楽を多く演奏するKronos Quartetでこの曲の録音があったのでリンクしておきます。(弦楽四重奏第1,第2番が入ってますが第3番も別にあるそうで)好きそうだな、というかさすがやっぱりカバーしてるな、という感じですね(笑)彼らのBlack Angelsも激しくおすすめですよ!

拍手[1回]

軽躁状態の話、続き。
昨日始まった軽躁状態はエネルギーをだだ漏れながら今日の夕方に転向が嵐に変わるまで続きました。
そんなまっただ中、夜中にいろいろ軽躁の体験について書いたのでまずはコピペから。

(コピペ)
躁状態には多幸感が伴うことがあって、あたかもそれ自体が躁状態のことを指すように思われているけれど他のどんな精神疾患における症状と同じく躁状態が過度にハッピーなハイな状態でない場合ももちろんあり。
以前書いたか分かりませんが躁状態が「イライラ感」「焦燥感」として現れる人も少なくないです。

私が軽躁状態になるときは気分ももちろん上がってて、楽しいようなところはどこかにありますし「この状態をクリエイティブなところに使えないか」と思うくらいには普通からずれた、思い出したくもないようなものではない精神状態と体験で。

でもやっぱり軽躁になる度思う、そして声を大にして叫びたいのは「軽躁状態なんてひとつもも楽しくない!」ということです。

外から見ると大分ご機嫌というか元気というか、歌は歌うし跳ね回るしで特に鬱の時の外観と比べると大分良い状態に見られると思います。
ただ内面は自分の精神状態が自分のコントロールをすりぬけてどっかに行ってしまうのに恐怖を覚えながら、頭がぐるぐる回っているのを必死に捕まえようとしながら、身体が無駄に動こうとするのをそこそこに止めながら、走り出したい一階のベランダから飛び出したい衝動を打ち消しながら、訳もなく焦ったり物を破壊したい衝動をなだめながら、時たま自分の中から急激にわき出してくる激しい感覚にどうしようもできずして。
外部からの刺激をなるべく減らして、テレビも音楽も(特に聖飢魔II(汗))避けて、たまにペットボトルを手で握りつぶしたり口の部分を思いっきり噛みしめたりなんだりして。皮膚上のいらいらに身体をかきむしり。言葉を書くときも一つ一つちゃんと何度か考えて。
自分の中のエネルギーが止めようもなく放出されるのを感じながらこの状態が早く落ち着いてくれないか、と訳もわからないいらいらとは別のところでやりすごすのを待つしかないんです。

もうひたすら疲れるんですよね。そのエネルギーの勝手な放出プラス自分でなんとかコントロールしようとする労力。
その疲労のしようは本当に「すりへる」というのがぴったり来ます。

そして腹が立つ。さっき言ったいらいらをデフォルトとして、自分の思考がちゃんと意識的に考え処理できるまえに勝手に飛んでいってしまうことだったり、この状態になるとあらゆる刺激がハイのトリガーになる様にだったり、やりたいことができないことだったり、出ようとしているエネルギーのちゃんとした出先がなかったりすることにいちいち怒る。挙げ句の果てにはちゃんとタイプできないことや自分の部屋の電気がダイヤルで明るさを調節できるタイプじゃないことに腹を立てる。
なんてったって笑うことでトリガーになるもんだから面白いテレビとか見ること、反応することを避けなくちゃいけないのが一番腹立たしい。

で、疲労困憊しながらも脳とエネルギーと感情は動こうとする。
休んでいても休めない、眠くなっても休めない。

人と居ると刺激が増えるし自分が何するかわからないので不安になるので軽躁状態のときは一人が楽、というか一人でよかった、と思います。
でも鬱の時も実は(ある程度ひどくなると)一人の方が楽、一人でよかった、というのがありますね。
要するに調子が悪いと一人の方が楽なのかな・・・少なくとも今自分自身を見ていう限りは。

(コピペ終わり)

今日は頭がぐるぐるしながら身体も思考も疲れ果て。
朝は仕事をしましたがどうもピアノができるような状態ではなかったので、家に居たい気分もなかったし外に出ました。
大学の図書館で読めるかどうかわからないながらオーバーサイズスコア(もちろんクラム)を3冊借りたり、双極性障害についての本を借りたり。Wileyは偉大ですね、なんでもハンドブックとか様々な規模のテキストブックとかがそろってる。
大学の本屋で一応他のテキストブックとかも見てましたが何を見ても何が何だか分からない、選ぶことができないので結局何も買わず。
とにかく散漫としてました。買おうと思ってたものをいくつか買い忘れたりしてますし。
でもTutto BeneのLimoncello(レモン=Limoneとは別物)のジェラートおいしかったです。
他の食べ物もそうなのですが、お腹がすかないながら食べ始めると際限がない、ということでこのジェラートもおかわりしたい気持ちを必死に抑え。

週末はどうしたものか悩んでいます。
一応ドクターには連絡したのですが連絡が帰ってこず。(病院を通してですのでね)
少しは仕事もしなくちゃいけないですし、ピアノはどうしようかなーとか。
明日はクラムのコンサートがあるんで出かける&外食は必須ですが。お酒は控えなくちゃいけないか。
仕事は結構納期が長いのがあって、いまそんな先まで考えられないなーという悩みもあり。
引き続き刺激最低限、無理最低限でいくことになりそうです。

すでにブレーキ大分すりへって心身ともに披露しているので・・・
なるべく早く通常モードに戻りたいです。


(今日の一曲はまたお休みです)

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ちょろっと更新、軽躁状態リアルタイム
ちょっとご無沙汰しています~
仕事が突発的に忙しくなったり、疲れが出たり。
今日はなんだか午後からハイになって軽躁になっているのでろくに書けそうもないです(汗)
トリガーがイマイチ分からないんですよね、軽躁の。聴く音楽の変化で気づくんですが、音楽やら動画みたり笑ったりで累積的に煽ってはっきりと感じるようになる前にもなんか徴候はあるような。
結構後ろ向きにしか気づけない、気づく頃には容易にコントロールできない、というなんとも情けない状態。

双極性障害「第II型」として鬱と軽躁を何度となく経験していますが、自分が恐れるのはやっぱり躁方向の気分障害だと思います。
鬱の気持ちにならまだブレーキがきくというか、説得する余地があるというか。長く経験してる、というのもありますし病院などのプログラムで学んだのが多いのもこっちですし。

軽躁状態、になるととにかくじっとしていることができず。
普通に歩くことができないんですよね(笑)家は狭いのに飛びはねたり踊ったりしながら移動せずにはいられない。
歌う声も大きくなれば(声全体歌う頻度も多くなりますし、身体がかゆく感じますし、貧乏揺すりだったり頭をやけにひねったり動かしたり、とにかく落ち着きがない!
頭のなかが常にぐるぐるして何かやりたいけれど何をするにも何も追いつかない状態。
落ち着きがなさ過ぎて、というか頭の動きが速くなって身体の動きとの調節がうまくいかなくてタイピングしたり、あと文字を書くのも難しくなります。
派手な曲、あとなぜか長い曲・大きい曲を好むようになり。
興奮のあまり走り回ったり飛んだりしたくなるんですよね。小さいときコンクリートの塀に上って飛び降りたみたいに。ちょっと気を抜くとベランダを飛び越えたくなるような気持ちになって(注:うちはアパート1階ですので安心ですが)。
あと軽躁になるとベルリオーズの「幻想交響曲」がぐっと身近に感じますね(笑)春の祭典とかみたいに「それによってエネルギーの発散・興奮のトリガーになる」のではなくとにかくしっくりくる。

ということで軽躁の状態でリアルタイムにどういう状態か、どんな症状がでるかをざっとメモみたいな感じで残しましたがこれが限界なのでここらで。長い文章を構築することもできないので。そしてこれからエネルギーがなくなってくるとしんどいので。
こういう自分の行動だったり思考だったりを病的だな、と思うのですがすぐさま「病的、じゃなくて実際病気なんだよ」というツッコミが入って。

次回はなんとかちゃんと書けるといいなあ・・・


(今日の一曲はお休みです)

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12週目の初対面
遅れましたが前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

そして行って来ました先週末、ただいま絶賛子育て中の友達に会いにSouthern Crossからバスで3時間。
お迎えはいきなり赤ちゃんと相席かも、という話でしたが幸いぐっすり眠ってたのでお父さんとお留守番してたそうです。全般的に夜は良く眠るそうで。
そして赤ちゃんの傍から10分以上離れるのも初めてだったそうです。

赤ちゃんもおおむね機嫌良くいてくれたので(日曜日にはちょっと風邪引いてましたが・・・)起きているときはさんざん一緒に遊ばせてもらいました。
子育ては大体順調だそうで、ちょっとおっぱいの出が少ないので薬飲んでる、という話をしたり(医薬翻訳の人とか看護関係の人とかがいるとメディカルな話が進む進む)。
前回会ったのは14週間前とそんなに前ではないですが、あれから陣痛・出産・授乳などいろいろなことがありましたのでつもる話もたくさん。陣痛は最初から5分おきにきたりとか、出産まで18時間かかったとか、大変なことも多かったそうです。

お母さん曰く「今までできたことは今もちゃんとできるけれど、いちいち赤ちゃんの様子を見て予測したりタイミングをはかったりあらかじめ計画したりすることが必要」ということですがこの週末は私たちもそれを実感しました。結構普通に暮らしているけれど、赤ちゃんの機嫌・調子によって夕飯がちょっと遅れたりなんだり、とにかく赤ちゃん中心に回る生活。
私たちはそれを当事者として一部感じてるわけですが、お母さんにとってはもっとたくさんの意味で「赤ちゃんが自分の全て」ですからね。

土曜日はスーパーに買い物にいくとともに街のパブでみんなでランチ。天気も良くて食べ物もおいしくて、子供向けにプレイグラウンドなどあって雰囲気も良くて。
そして午後は映画Tomorrow, when the war beganをDVDで。映画館ぶり!
もともとこの映画の舞台になってる街の部分はここあたりのエリアをモデルとしているのでテレビスクリーンの中の景色と外の景色が重なって不思議な感じに(笑)

今回もまた前回の絵本作り進めました。(ストーリーの流れ上今回は見開き2ページ担当)大分長いストーリーになりそうですが絵本にはまだまだ早いのでちょこちょこ向こうにいっては進めたいと思います。
他にも絵を描いたり料理をしたり、そして乳母車で馬を見に牧場周りを散歩したり。
あ、今回は生まれて名前の付いてない仔馬が5頭いるとのことだったのでブレインストームしました。どの名前が採用になったかはまだ分かりませんが、今年は「H」から始まる(非人名の)名前だそうで、Hailstorm、Haiku、Hullaballoo、Hyperbole、Honeycombなどたくさん名前が出ました。

そして今回赤ちゃんが眠るときにかける音楽のチョイスを頼まれました。他にも後ほど楽器を勧めたりピアノを教えたりとかも頼まれてすっかり音楽関連のgodmotherになりつつあります(笑)
実際に子育てをしてるのはお父さんとお母さんですがこうやってお母さんの友達である私たちがなんらかの形で関われるのもなんとなくいいですね。
私たちは将来子供を迎えるにあたっていろいろ学ぶこともありますし、お母さんとしてもサポートがありますし。

あとは「結婚」に関しての話もいろいろしましたね。
以前書いたとおり私のこの友達は結婚というステップを踏まずに一緒に暮らして子供を作って、ということなのですが学校以来の私の友達の間だと好きな人と愛し合ってずっといられれば結婚という形でそれを表現する必要はない、形式を踏むために結婚をする必要はない、という見方が多くて。
私は、というとまず人を好きになる、一緒になる、愛し合う、というところが大分ほころびつつありますし、赤ちゃんにしろ交際相手にしろ「自分を求める存在」があんまり望ましくないというか・・・調子悪いときにどれだけ自分が意識的に自分の面倒をみなきゃいけないか、自分のケアを必要としているかというのがどうしても頭をよぎって。
結局私に「理想のタイプ」があるとしたらやっぱり「自分を必要としない人」なのかもしれないな、と思います。これもまた話したことなんですが「愛する人」の他に「夢中になるもの」を持つ人がいい、みたいな・・・音楽家同士でくっつくのはやっぱりお互いの「夢中」を尊重するようなことがあるんじゃないかな、とか。

ということで今回は前回より若干人数は少なかったものの前回とはまた違う意味で楽しかったです。
また近いうちに遊びにいけたらなーとはみんなおもってますがさてどうなるか。

あ、赤ちゃんの睡眠時にルーチン作りもかねて流す音楽に関して、CD1枚分セレクトするつもりでいますが決まったら理由・論理なども含めてこちらにも紹介しますねー。あくまでもプロではないですが、こういう音楽をセレクトすることは今までもやりたいと思ってましたし、今回の依頼で気合いはいっちゃってますので(笑)こうやって少しずつでも経験を積んで行ければと思います。


今日の一曲: フェリックス・メンデルスゾーン 弦楽八重奏 第1楽章



コーエイの三国志ゲームシリーズの少なくとも一部に武将の成長パターンみたいなのがありまして。例えば早熟型だと若いうちに能力パラメーターが上がって年と共に下がったり、晩熟型はその逆だったり。
そういう表し方でいうとメンデルスゾーンは断然「早熟型」だと思います。
早熟型は三国志だと孫策など若くして亡くなった武将に多くて(作曲家で言うとシューベルト、モーツァルト)、メンデルスゾーンも38歳で亡くなってるのですが、それにしてもメンデルスゾーンは初期の作品のインパクトが強くてそこから伸びてないぞーっというイメージが強かったりします。

そんなメンデルスゾーンの作品の中で有名であり、一品とされている弦楽八重奏は彼が16歳のときに書かれてます。16歳ですよ!それにしてこの完成度!確かに若いフレッシュさはあるけれど弦楽器8台をこうも見事にアンサンブルにしてみせるのか、という見事さがあふれてます。

弦楽八重奏はバイオリン4、ビオラ2、チェロ2=弦楽四重奏が2つ、という編成で、室内楽としてはわりと大型の部類に入ります(リハーサルをスケジュールしようとするとまあ難しいでしょうね!)。
弦楽オーケストラをミニマムにしたような、といっても過言ではないアンサンブルで、ものすごく機能豊富で複雑な音楽を奏でることが可能なアンサンブルでもあります。
弦楽四重奏じゃ実現できないメロディーの絡み、オケ的なtexture、音の豊かさなど全てこの曲はフルに活用して、表現していますね。

それにしても16歳ですよこれを!その驚きは感性、というところよりもこの曲をこのアンサンブルで組み立てた「頭脳」、というのもありますし16歳にしてはちょっと落ち着いてる感じの作風だったり。
この曲の完成度が高いからこそ後の作品が見劣りするようなところもありますし(決して他の曲が悪いわけでは・・・うーん)。
いろんな意味ですごいなあ、と感嘆せずには居られない曲です。

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