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前回書くの忘れてましたが前々回のエントリーに拍手ありがとうございます~
ほんとどったんばったんでしたね(汗)今日は色んなものが積もりに積もって(&詰め込みに詰め込まれ)ちょっと仕事でトチって明日から仕切り直し的なことになったので(日曜なので)これはもう休むしかないというサインだと思ってゆっくりしました。昨日バレエで体動かしたのもありやっぱり疲れてる。
ちょっと前からピアノもちょっと休み取りたいなあと思ってて6月のピアノ仕事2つ終わったらどこか近場でもいいから旅行に出たいと思ってまして。今日疲れついでに確定させてきました。
7月になりますが長距離列車The Overlandでアデレード行きです。
オーストラリアでは日本みたいに長距離列車が充実してないのですがある分は調べてみるとけっこうわくわくする。
メルボルンからだと身近なのがメルボルン=アデレード間のThe Overland(丸一日朝から夕方まで)、シドニー=パース間(大陸横断)のIndian Pacific(3泊4日の寝台列車)、そしてアデレード=ダーウィン間(大陸縦断)のThe Ghan(2泊とか3泊とかの寝台列車)があります。ちなみにこの3つは同じ鉄道会社。
寝台列車だと車内サービスだけでなく途中の観光も込みだったりして色々楽しそう。でも結構お金がかかるのでタイミングと価格を見極めるために長期でプランしたい。
こないだ友人のクルーズ旅の話を聞いたのでそういう長距離移動しながら観光もありながらってものすごく憧れますがとりあえず今回はゆっくりする旅。ゆっくり行ってゆっくりしてゆっくり帰ってきて3泊4日を予定しています。
アデレードはメルボルン以上に観光フォーカスじゃない感じの街ですが今美術館で印象派展やってたりワインが美味しかったり(バロッサバレーが近いです)人口に対するレストランの数が多かったり動物園にパンダがいたり万年筆のお店も一つくらいあったり日本庭園があったり各種公園もあるそうなのでゆっくり回れそう。仕事だってちょっとしてもいいし、ゆっくり編み物するのもいいし、ちょっとポケGO回して歩くだけでも楽しめるはず。寒くてもなるべく外歩くぞー。
他にも友人からメルボルン=ホバート間クラフト集まりでのクルーズ(しかもサラマンカマーケットあり)のお知らせなんかも回ってきたり、偶然メルボルン=成都間に直通便がある(しかもそこそこ安い)のを見つけてしまったり、日本もですが色々旅に出るようにせねばなあ。
一人旅に色々出られる人間になりたい。
編み物は今色々練習してますが何かちゃんと作れるものを旅先に持っていきたいですね。いくつか作りたいものはあるのですがどこまで自分が作れるのかよくわからない。あと時間をおおまかにも記録してないので何を作るのにどれくらいかかるかも分からない。とりあえずある程度はマルチタスクできるようにならないと不便なのでそこをなんとかしようと思います。
今日の一曲はお休み。
ほんとどったんばったんでしたね(汗)今日は色んなものが積もりに積もって(&詰め込みに詰め込まれ)ちょっと仕事でトチって明日から仕切り直し的なことになったので(日曜なので)これはもう休むしかないというサインだと思ってゆっくりしました。昨日バレエで体動かしたのもありやっぱり疲れてる。
ちょっと前からピアノもちょっと休み取りたいなあと思ってて6月のピアノ仕事2つ終わったらどこか近場でもいいから旅行に出たいと思ってまして。今日疲れついでに確定させてきました。
7月になりますが長距離列車The Overlandでアデレード行きです。
オーストラリアでは日本みたいに長距離列車が充実してないのですがある分は調べてみるとけっこうわくわくする。
メルボルンからだと身近なのがメルボルン=アデレード間のThe Overland(丸一日朝から夕方まで)、シドニー=パース間(大陸横断)のIndian Pacific(3泊4日の寝台列車)、そしてアデレード=ダーウィン間(大陸縦断)のThe Ghan(2泊とか3泊とかの寝台列車)があります。ちなみにこの3つは同じ鉄道会社。
寝台列車だと車内サービスだけでなく途中の観光も込みだったりして色々楽しそう。でも結構お金がかかるのでタイミングと価格を見極めるために長期でプランしたい。
こないだ友人のクルーズ旅の話を聞いたのでそういう長距離移動しながら観光もありながらってものすごく憧れますがとりあえず今回はゆっくりする旅。ゆっくり行ってゆっくりしてゆっくり帰ってきて3泊4日を予定しています。
アデレードはメルボルン以上に観光フォーカスじゃない感じの街ですが今美術館で印象派展やってたりワインが美味しかったり(バロッサバレーが近いです)人口に対するレストランの数が多かったり動物園にパンダがいたり万年筆のお店も一つくらいあったり日本庭園があったり各種公園もあるそうなのでゆっくり回れそう。仕事だってちょっとしてもいいし、ゆっくり編み物するのもいいし、ちょっとポケGO回して歩くだけでも楽しめるはず。寒くてもなるべく外歩くぞー。
他にも友人からメルボルン=ホバート間クラフト集まりでのクルーズ(しかもサラマンカマーケットあり)のお知らせなんかも回ってきたり、偶然メルボルン=成都間に直通便がある(しかもそこそこ安い)のを見つけてしまったり、日本もですが色々旅に出るようにせねばなあ。
一人旅に色々出られる人間になりたい。
編み物は今色々練習してますが何かちゃんと作れるものを旅先に持っていきたいですね。いくつか作りたいものはあるのですがどこまで自分が作れるのかよくわからない。あと時間をおおまかにも記録してないので何を作るのにどれくらいかかるかも分からない。とりあえずある程度はマルチタスクできるようにならないと不便なのでそこをなんとかしようと思います。
今日の一曲はお休み。
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仕事の合間にどったんばったん、さらには編み物本格的に再開して色んな時間に詰め込むという気をつけなきゃ無茶になるかもしれないけど楽しいんだからしょうがないみたいな生活を送っています。
編み物はまだ練習段階でいくつか練習したい要素があるのですがちょうど今「模様編みとかができるためにちゃんと目を落とさず増やさずに紙に書いてある通りに編む」練習をしています。集中力と注意力が結構続かないので一番頑張るとこかもしれません。慣れるかなあ。そこも難しいとこですね。
さて今日はメルボルン・タウンホールの無料ランチタイムオルガンコンサートに行って来ました。
無料だし1時間とはいえ最初にちょっと紹介スピーチだったり途中で曲の説明とかあったりすると1時間ではきつきつ、というか見事にタイムオーバーでした。でも下に(びっちりではないですが)用意されてた席だけでなくバルコニー席も開放で、途中でタイムアップで退席する人もそんなにいなかったり全体的にそういうとこも含めて良かったです。
オルガンリサイタルは奏者によってかなりレパートリーにバラエティがありますが今回は聴きやすいとこから原曲・編曲交えて色々なところから。
具体的にはこんなプログラムでした。
・カール・マリア・フォン・ウェーバー「オベロン序曲」
・ディートリヒ・ブクステフーデ シャコンヌ ホ長調
・ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 「機会オラトリオ」より序曲
・フランツ・リスト 「巡礼の年第2年:イタリア」より「婚礼」
・ウィリアム・ウォルトン 「宝玉と勺杖」
・パーシー・ウィットロック オルガンソナタより「スケルツェット」
・ヨハン・セバスチャン・バッハ 「われらはみな一なる神を信ず」
・ジョセフ・ボネット 「妖精たち」
・チャールズ・エドガー・フォード 「無窮動と間奏曲」
・フェリックス・メンデルスゾーン 前奏曲とフーガ ホ長調
・ジョン・ウィリアムズ 映画音楽「スター・ウォーズ」より
イギリスもありドイツもありスターウォーズもありのてんこ盛りでした。
この演奏と楽器の場所がオーストラリアだからというのもありますし自分が長らくオーストラリアというクラシック音楽的には英国文化の影響をかなり受けてる環境で過ごしてるのもあるんですけどヘンデル辺りの耳馴染みのナチュラルさ半端ないですね(笑)好き嫌い別にして「ものすごく聞くやつだー」ってアットホームな感じになります。やっぱりヘンデルはイギリスの作曲家。
編曲も色々あってうまくいってるやつ首をちょっとかしげるようなやつ、そして元々オルガン曲だったように聞こえるやつや別物だけどオルガンで弾くことでまた別の面白さがでてくるやつなど色々ですね。
元々オルガン曲だったように聞こえたのがメンデルスゾーン。もしかしたら元のピアノ曲として聞いたら物足りなく思えるかも(ただ曲自体がちょっと奇妙ではあります)。
そして全く新しい魅力が出てきたのがリスト。オルガンの音色の多様さだったり強弱による立体的な音の景色だったりなんだか別世界。ピアノ原曲も会わせてもっとじっくり聞きたい。
そしてメルボルン・タウンホールのパイプオルガンは南半球一の大きさなのでもちろん大きな音の広がりや圧もすごいのですが大きいからこそ表現できるみたいな繊細さもあってそこが今回好きでした。今後またこういうコンサートに行ったらそこに注目してみないと。
それにしてもやっぱりすごいですね、オルガンという楽器。色んな強弱と色んな音(ベルもドラムもある!)が出せてペダルも含めて操るところがたくさんあって、ピアノとはまた違う脳の働きが必要になりそう。またオケでもあのオルガンと一緒に弾ける時がこないかなあ。ローマの松のペダルトーンとかものすごいんだよなあ。
そしてメルボルンに来たらぜひ味わって欲しい音(というか低音はもう振動)です。タウンホールのスケジュール要チェック。
今日の一曲: ウィリアム・ウォルトン 「宝玉と勺杖」
この曲は今日オルガン版を聞く前にオケ版として知ってる曲でした。
エルガーの威風堂々みたいないわゆる「イギリスマーチ」としてイメージされる形式にのっとってる曲ですが同類の曲と比べるとかなり華やかなイメージの曲です。
というのも「宝玉と勺杖」は現イギリス女王・エリザベス2世の戴冠式のために作曲された曲。
昔から使われてる伝統的な曲を使うのもいいですがこういう機会だったら新しく曲をその時代に活躍してる作曲家に書いてもらうのもいいですよね。
そういった経緯があり作曲年は1953年、クラシック音楽ではモダン方面がかなり色んな方向に展開されてる時代ではありますがしっかり「伝統的な」クラシック音楽のスタイル。でもめでたいながらも厳かな公式行事の音楽にしてはちょこちょこはじけてたり攻めたりしてる感じがあって聞いててにやっとするところがある曲です。例えば威風堂々とかクラウン・インペリアルとかスピットファイアーとかあそこらへんイギリスのマーチをいくつか聴いてからこの曲に出会ってみるとなんとなくそこんとこわかるかもしれません。
リンクした録音はオルガン版よりさらに華やかなオケ版。しかもいわゆる「イギリス国民的クラシック音楽のベタ」的アルバムでその華やかさがより分かりやすいようにしてみました。(ただこの手の英国ベタ音楽、各録音でラインアップがちょっとずつ違ってアルバム1つじゃ全部揃わないのが悩み所。あんまりベタばっかり揃えても色々な意味で悶絶するのでなるべく1つですませたい・・・一度本文で各国の音楽のベタをやってみるか?)
編み物はまだ練習段階でいくつか練習したい要素があるのですがちょうど今「模様編みとかができるためにちゃんと目を落とさず増やさずに紙に書いてある通りに編む」練習をしています。集中力と注意力が結構続かないので一番頑張るとこかもしれません。慣れるかなあ。そこも難しいとこですね。
さて今日はメルボルン・タウンホールの無料ランチタイムオルガンコンサートに行って来ました。
無料だし1時間とはいえ最初にちょっと紹介スピーチだったり途中で曲の説明とかあったりすると1時間ではきつきつ、というか見事にタイムオーバーでした。でも下に(びっちりではないですが)用意されてた席だけでなくバルコニー席も開放で、途中でタイムアップで退席する人もそんなにいなかったり全体的にそういうとこも含めて良かったです。
オルガンリサイタルは奏者によってかなりレパートリーにバラエティがありますが今回は聴きやすいとこから原曲・編曲交えて色々なところから。
具体的にはこんなプログラムでした。
・カール・マリア・フォン・ウェーバー「オベロン序曲」
・ディートリヒ・ブクステフーデ シャコンヌ ホ長調
・ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 「機会オラトリオ」より序曲
・フランツ・リスト 「巡礼の年第2年:イタリア」より「婚礼」
・ウィリアム・ウォルトン 「宝玉と勺杖」
・パーシー・ウィットロック オルガンソナタより「スケルツェット」
・ヨハン・セバスチャン・バッハ 「われらはみな一なる神を信ず」
・ジョセフ・ボネット 「妖精たち」
・チャールズ・エドガー・フォード 「無窮動と間奏曲」
・フェリックス・メンデルスゾーン 前奏曲とフーガ ホ長調
・ジョン・ウィリアムズ 映画音楽「スター・ウォーズ」より
イギリスもありドイツもありスターウォーズもありのてんこ盛りでした。
この演奏と楽器の場所がオーストラリアだからというのもありますし自分が長らくオーストラリアというクラシック音楽的には英国文化の影響をかなり受けてる環境で過ごしてるのもあるんですけどヘンデル辺りの耳馴染みのナチュラルさ半端ないですね(笑)好き嫌い別にして「ものすごく聞くやつだー」ってアットホームな感じになります。やっぱりヘンデルはイギリスの作曲家。
編曲も色々あってうまくいってるやつ首をちょっとかしげるようなやつ、そして元々オルガン曲だったように聞こえるやつや別物だけどオルガンで弾くことでまた別の面白さがでてくるやつなど色々ですね。
元々オルガン曲だったように聞こえたのがメンデルスゾーン。もしかしたら元のピアノ曲として聞いたら物足りなく思えるかも(ただ曲自体がちょっと奇妙ではあります)。
そして全く新しい魅力が出てきたのがリスト。オルガンの音色の多様さだったり強弱による立体的な音の景色だったりなんだか別世界。ピアノ原曲も会わせてもっとじっくり聞きたい。
そしてメルボルン・タウンホールのパイプオルガンは南半球一の大きさなのでもちろん大きな音の広がりや圧もすごいのですが大きいからこそ表現できるみたいな繊細さもあってそこが今回好きでした。今後またこういうコンサートに行ったらそこに注目してみないと。
それにしてもやっぱりすごいですね、オルガンという楽器。色んな強弱と色んな音(ベルもドラムもある!)が出せてペダルも含めて操るところがたくさんあって、ピアノとはまた違う脳の働きが必要になりそう。またオケでもあのオルガンと一緒に弾ける時がこないかなあ。ローマの松のペダルトーンとかものすごいんだよなあ。
そしてメルボルンに来たらぜひ味わって欲しい音(というか低音はもう振動)です。タウンホールのスケジュール要チェック。
今日の一曲: ウィリアム・ウォルトン 「宝玉と勺杖」
この曲は今日オルガン版を聞く前にオケ版として知ってる曲でした。
エルガーの威風堂々みたいないわゆる「イギリスマーチ」としてイメージされる形式にのっとってる曲ですが同類の曲と比べるとかなり華やかなイメージの曲です。
というのも「宝玉と勺杖」は現イギリス女王・エリザベス2世の戴冠式のために作曲された曲。
昔から使われてる伝統的な曲を使うのもいいですがこういう機会だったら新しく曲をその時代に活躍してる作曲家に書いてもらうのもいいですよね。
そういった経緯があり作曲年は1953年、クラシック音楽ではモダン方面がかなり色んな方向に展開されてる時代ではありますがしっかり「伝統的な」クラシック音楽のスタイル。でもめでたいながらも厳かな公式行事の音楽にしてはちょこちょこはじけてたり攻めたりしてる感じがあって聞いててにやっとするところがある曲です。例えば威風堂々とかクラウン・インペリアルとかスピットファイアーとかあそこらへんイギリスのマーチをいくつか聴いてからこの曲に出会ってみるとなんとなくそこんとこわかるかもしれません。
リンクした録音はオルガン版よりさらに華やかなオケ版。しかもいわゆる「イギリス国民的クラシック音楽のベタ」的アルバムでその華やかさがより分かりやすいようにしてみました。(ただこの手の英国ベタ音楽、各録音でラインアップがちょっとずつ違ってアルバム1つじゃ全部揃わないのが悩み所。あんまりベタばっかり揃えても色々な意味で悶絶するのでなるべく1つですませたい・・・一度本文で各国の音楽のベタをやってみるか?)
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
あれからまたトラベラーズもちょこっと使いーの編み物練習(まだ練習)始めーのしてます。好きとは言えあんまり詰め込みすぎないように気をつけはしますが・・・多分。
またオケに呼ばれたぞーということでまずはお知らせから。
Stonnington Symphony Orchestra
Sunday Series 1
指揮者:Fabian Russell
アントニン・ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ オーボエと弦楽合奏のための協奏曲(オーボエ:Thomas Hutchinson)
セルゲイ・ラフマニノフ 交響的舞曲
そうなんです交響的舞曲なんです。私の一番好きなラフマニノフ!また弾ける日がこんなにすぐ来ようとはもう嬉しい限りで。
そして指揮者がFabianなのも大変嬉しいです。久しぶりだったーもっとお仕事したい指揮者さんの筆頭な人。
ということで火曜日に初リハーサルだったのですがなんとコントラバスとトランペットが一人もいなかった。トランペットは今回都合がつかなかったみたいですがコントラバスは慢性的に人手不足の様子。前お仕事したZelmanでも募集してるみたいだったしどこも苦しそう。
実際「あるべきところにコントラバスが一人も居ない」という状態を味わったのは長いオケ生活でも初めてだったのですがオケの土台というべき楽器と音がないと明らかな危機感を感じますね。On beatを担当してる人がいない状態でのテンポ上げてくとことか一番わかりやすいですが全体的にすかすかしている。
前回この曲をオケでやったときはどうだったかというのは記憶としては覚えてないのですが(今はここの一番下の録音で試聴&購入できます)、自分のパートに書き込んだ諸々から分かることは多いです。そしてその書き込みで判断すると前回と今回はテンポなどの解釈が全然違う。
Markは割とテンポ変えれるとこは色々強弱してそういう方向から表現してみる傾向で、Fabianは堅実にあまりあっちいったりこっちいったりしない傾向。
ただオケにとって難しいとこは大体一貫してますね。第2楽章の最後の方でだんだんテンポが速くなっていくところとか第3楽章の元の速いテンポに戻ってそこからずっと突っ走ってくとことか。
実際書かれてる音が難しいのもありますが楽譜に書かれてるリズムと(指揮者が振る)拍の兼ね合いが直感的にうまくつながりにくかったりってのはあるかな、どっちのセクションも。音楽を形にするって難しいですなあ。
ハートで弾くのがラフマニノフみたいなイメージありますが頭をがっつり使うラフマニノフが好きです、やっぱり。ラフマニノフに限ったことじゃないですが、あんまりすんなり詳細まですぐ分かっちゃってもそんなに楽しくないのです。特にオケだと新しく気づくことが多くて出会う度になにか発見するのが大好きで楽しいしリハーサルやっててとにかく面白いので。ありがとうラフマニノフ。(でもほんとうはバレエで見たかったんだフォーキン)
あ、そういえば今回弾くピアノパートの楽譜、前回弾いた時につかった楽譜にない数小節が第1楽章の序盤に足されててびっくりしました。版が違うの手持ちの録音2つではどうなってるんだろう、耳で聞いて分かるかな(違ってたら分かるとは思う、くらいの違い)。
来週はリハーサルがないですが再来週はなんとかコントラバスが1人は・・・できたら複数人来るといいなあ。裏方の人達も結構胃がきりきりする案件なので最終的には(でもなるべく早く)解決してくれることを願います。
今日の一曲: グスタフ・マーラー 「大地の歌」第1楽章 「大地の哀愁に寄せる酒の歌」
つい先日「孔明のヨメ。」の著者でもある杜康潤先生の「梨花の下で 李白・杜甫物語」のウェブコミック版(pixivコミック版がこちら、他にニコニコ静画・ComicWalkerにも連載)が連載完結したとのことで速攻全部通してがーっと読みに行きました。もちろんがーっと読むだけじゃなくて作中に出てくる詩とか言及がある詩集(前の時代のもの含め)のリストを作ってあとで調べられるようにしておいたり。これもトラベラーズノートブックのいい使い方。
となるとやっぱり「大地の歌」を今日の一曲でやりたくなっちゃいますよ。杜甫はないですが李白の詩は第1,3,4,5楽章で使われてます。半分以上じゃないですか。19世紀ヨーロッパでもやっぱり詩仙は中国の詩人の中で知名度トップクラスだったのかな。
なんとなくでも上記作品を読んでると李白の作品は欧州ロマン派の音楽(文学も?)に相性が良いのかなと思いますね。一人の人間からあふれ出る感性みたいな芸術の天才としての姿だったり、詩に描かれる一人の人間を主人公とした世界とか自然とか人間のダイナミクスとか。なんか外向きの力がシューマンとかに似てるかもなあ。
そんな李白の詩(を翻訳したりアレンジしたりしたもの)を歌詞としたこの第1楽章も「溢れる」感が強い曲調。マーラーというとどっちかというと(この作品の最終楽章みたいな)内向きに延々杜考えられる曲が好きですし実際そういう曲の方が多い気がします。なのでこの第1楽章は冒頭からなんか新鮮。そして歌曲として考えてもこういう雰囲気とエネルギーの伴奏パートって変わってるかも?
前メル響でこの曲を聞いた時書いたと思うのですが伴奏パートとはいえこの歌曲集は(リヒャルト・シュトラウスの最後の四つの歌も)オケがガチ仕様で書いてあってガチ仕様で弾いてくるので歌う方は大変なんだろうなあと思います。(しかもソプラノとかじゃなくて比較的低めの声部ですし)でもこの容赦ないオケ表現が単純に「歌曲」という世界観に嵌まらない3D映像みたいなさらに&もっと飛び出てくる鮮やかさとドラマチックさを作りだしてるみたいでものすごーくわくわくして聞ける曲です。
それでもやっぱりこの「歌曲集」の表現や世界観を形式以上のものにしている一番大きな要因は最後の楽章「告別」だと思うんですよね。特に聞き慣れてない人にとってどうしても長い楽章は敬遠されがちかなと思うのですが、やっぱり告別なしには語れない。なので最後の最後までおすすめです。
そういえば前回大地の歌ここでやったときからの宿題やってないので未だに誰が歌ってる録音をおすすめすればいいのか決まってません。そのうち。あとマーラーはちょくちょく自分のオケ作品をピアノ版でも書いてるのですが今Amazonでリンク録音見つけたら大地の歌もピアノ伴奏版見つけました。できることなら弾きたい。ついでにバレエ版も見たい(ノイマイヤーさんのです)。
リンクした録音はなんとマーラー9番との2枚組。すごいなあ。私だったら同じ日には聞けないよ。
あれからまたトラベラーズもちょこっと使いーの編み物練習(まだ練習)始めーのしてます。好きとは言えあんまり詰め込みすぎないように気をつけはしますが・・・多分。
またオケに呼ばれたぞーということでまずはお知らせから。
Stonnington Symphony Orchestra
Sunday Series 1
指揮者:Fabian Russell
アントニン・ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ オーボエと弦楽合奏のための協奏曲(オーボエ:Thomas Hutchinson)
セルゲイ・ラフマニノフ 交響的舞曲
そうなんです交響的舞曲なんです。私の一番好きなラフマニノフ!また弾ける日がこんなにすぐ来ようとはもう嬉しい限りで。
そして指揮者がFabianなのも大変嬉しいです。久しぶりだったーもっとお仕事したい指揮者さんの筆頭な人。
ということで火曜日に初リハーサルだったのですがなんとコントラバスとトランペットが一人もいなかった。トランペットは今回都合がつかなかったみたいですがコントラバスは慢性的に人手不足の様子。前お仕事したZelmanでも募集してるみたいだったしどこも苦しそう。
実際「あるべきところにコントラバスが一人も居ない」という状態を味わったのは長いオケ生活でも初めてだったのですがオケの土台というべき楽器と音がないと明らかな危機感を感じますね。On beatを担当してる人がいない状態でのテンポ上げてくとことか一番わかりやすいですが全体的にすかすかしている。
前回この曲をオケでやったときはどうだったかというのは記憶としては覚えてないのですが(今はここの一番下の録音で試聴&購入できます)、自分のパートに書き込んだ諸々から分かることは多いです。そしてその書き込みで判断すると前回と今回はテンポなどの解釈が全然違う。
Markは割とテンポ変えれるとこは色々強弱してそういう方向から表現してみる傾向で、Fabianは堅実にあまりあっちいったりこっちいったりしない傾向。
ただオケにとって難しいとこは大体一貫してますね。第2楽章の最後の方でだんだんテンポが速くなっていくところとか第3楽章の元の速いテンポに戻ってそこからずっと突っ走ってくとことか。
実際書かれてる音が難しいのもありますが楽譜に書かれてるリズムと(指揮者が振る)拍の兼ね合いが直感的にうまくつながりにくかったりってのはあるかな、どっちのセクションも。音楽を形にするって難しいですなあ。
ハートで弾くのがラフマニノフみたいなイメージありますが頭をがっつり使うラフマニノフが好きです、やっぱり。ラフマニノフに限ったことじゃないですが、あんまりすんなり詳細まですぐ分かっちゃってもそんなに楽しくないのです。特にオケだと新しく気づくことが多くて出会う度になにか発見するのが大好きで楽しいしリハーサルやっててとにかく面白いので。ありがとうラフマニノフ。(でもほんとうはバレエで見たかったんだフォーキン)
あ、そういえば今回弾くピアノパートの楽譜、前回弾いた時につかった楽譜にない数小節が第1楽章の序盤に足されててびっくりしました。版が違うの手持ちの録音2つではどうなってるんだろう、耳で聞いて分かるかな(違ってたら分かるとは思う、くらいの違い)。
来週はリハーサルがないですが再来週はなんとかコントラバスが1人は・・・できたら複数人来るといいなあ。裏方の人達も結構胃がきりきりする案件なので最終的には(でもなるべく早く)解決してくれることを願います。
今日の一曲: グスタフ・マーラー 「大地の歌」第1楽章 「大地の哀愁に寄せる酒の歌」
つい先日「孔明のヨメ。」の著者でもある杜康潤先生の「梨花の下で 李白・杜甫物語」のウェブコミック版(pixivコミック版がこちら、他にニコニコ静画・ComicWalkerにも連載)が連載完結したとのことで速攻全部通してがーっと読みに行きました。もちろんがーっと読むだけじゃなくて作中に出てくる詩とか言及がある詩集(前の時代のもの含め)のリストを作ってあとで調べられるようにしておいたり。これもトラベラーズノートブックのいい使い方。
となるとやっぱり「大地の歌」を今日の一曲でやりたくなっちゃいますよ。杜甫はないですが李白の詩は第1,3,4,5楽章で使われてます。半分以上じゃないですか。19世紀ヨーロッパでもやっぱり詩仙は中国の詩人の中で知名度トップクラスだったのかな。
なんとなくでも上記作品を読んでると李白の作品は欧州ロマン派の音楽(文学も?)に相性が良いのかなと思いますね。一人の人間からあふれ出る感性みたいな芸術の天才としての姿だったり、詩に描かれる一人の人間を主人公とした世界とか自然とか人間のダイナミクスとか。なんか外向きの力がシューマンとかに似てるかもなあ。
そんな李白の詩(を翻訳したりアレンジしたりしたもの)を歌詞としたこの第1楽章も「溢れる」感が強い曲調。マーラーというとどっちかというと(この作品の最終楽章みたいな)内向きに延々杜考えられる曲が好きですし実際そういう曲の方が多い気がします。なのでこの第1楽章は冒頭からなんか新鮮。そして歌曲として考えてもこういう雰囲気とエネルギーの伴奏パートって変わってるかも?
前メル響でこの曲を聞いた時書いたと思うのですが伴奏パートとはいえこの歌曲集は(リヒャルト・シュトラウスの最後の四つの歌も)オケがガチ仕様で書いてあってガチ仕様で弾いてくるので歌う方は大変なんだろうなあと思います。(しかもソプラノとかじゃなくて比較的低めの声部ですし)でもこの容赦ないオケ表現が単純に「歌曲」という世界観に嵌まらない3D映像みたいなさらに&もっと飛び出てくる鮮やかさとドラマチックさを作りだしてるみたいでものすごーくわくわくして聞ける曲です。
それでもやっぱりこの「歌曲集」の表現や世界観を形式以上のものにしている一番大きな要因は最後の楽章「告別」だと思うんですよね。特に聞き慣れてない人にとってどうしても長い楽章は敬遠されがちかなと思うのですが、やっぱり告別なしには語れない。なので最後の最後までおすすめです。
そういえば前回大地の歌ここでやったときからの宿題やってないので未だに誰が歌ってる録音をおすすめすればいいのか決まってません。そのうち。あとマーラーはちょくちょく自分のオケ作品をピアノ版でも書いてるのですが今Amazonでリンク録音見つけたら大地の歌もピアノ伴奏版見つけました。できることなら弾きたい。ついでにバレエ版も見たい(ノイマイヤーさんのです)。
リンクした録音はなんとマーラー9番との2枚組。すごいなあ。私だったら同じ日には聞けないよ。
普段家ではソファは座るのではなくリビングで使う物を置く台兼(床に座って)背もたれとして使っているのですがちょっとばかり大変なことになっています。詳細は追々。
まずこないだ頼んでた毛糸の色が来ました。
メルボルンの北西にあるBendigoという街にあるBendigo Wollen Mills。編み物する友人に教えてもらった店の一つです。こうやって毎年毛糸の色サンプルをオンラインで注文できるようにしていて、羊毛だったり木綿だったり竹と混合だったり種類も色々(写真では見えない折り込まれたページもあります)。もちろん毛糸自体のサンプルなので手触りも試せる。
そしてこちらも届きました。
左のMidoriのトラベラーズノートブック、新しくレギュラーラインアップになったブルーです。
オンラインで頼んだ店はイニシャルスタンプは3文字まで無料なのでイニシャル入れてもらいました。レギュラーサイズです。なんか漢詩とか書いててページに納まらなかったら悲しいなと思ったのが主な理由です。そして付けてるストラップは昔シンガポールの空港で買った翡翠の干支ストラップ。1985年丑年生まれですが蛇ものが欲しかったので巳に。いいなあ中国系装飾品。こんどチャイナタウンでどんなものがあるか見に行くかな。
それからトラベラーズノートは木綿の袋が付いてくるのですが代わりに手ぬぐいで包むのはどうかも検討中。
そして昨日それが届いたのを郵便で受け取ってその万年筆&編み物友達の家に行って来ました。片道電車で1時間半(こういうときに編み物があるといいんだよね)。
近くのショッピングセンターでランチとジェラート&ポケモンGO、のち万年筆洗浄や毛糸漁り、夕飯やウォッカソーダやボードゲームや猫にちょっかいやらてんこ盛り内容で遊んできました。
その結果がこちら。
実は自分も色々見てもらおうと毛糸やら本やら編み針やら持ってたのですが袋にいっぱい毛糸いただいて帰ってきました。メリノウールとかアルパカなんかもあります。あともらった分にはないのですがニュージーランドでは害獣になってるポッサムの毛を毛糸に使ってるらしく(混合としてだけぽい)そういう毛糸もありました。練習含めてちゃんと使えるといいなあ。でも今はソファーの上に元々の毛糸ともらった毛糸があふれかえっています(汗)
あとトラベラーズノートも何に使うか決めてなかったのですが編み物に関して色々アドバイスなど聞いたのをメモするのに早速使いました。万年筆で書き心地いいですね。Sheenもちょっと。
今後どう使うかどうカスタマイズして使いやすくなるか楽しみです。
今日の一曲: Unsuk Chiin 「Puzzles and Games from Alice in Wonderland」
(録音はあるのかな?ちょっと見みつからない・・・)
珍しく手元に録音がないパターン。そしてUnsuk Chinという作曲家は前前から名前を聞いてましたが実際聴いたのはついさっきが初めて。
というのも今メルボルンではMetropolisという新しい音楽の祭典をやってて今年は一つも関連コンサートに行けないのでせめて録音をラジオで、と思って夕飯作りながら流してました。
そんなMetropolisで今年フィーチャーされてる作曲家が韓国出身の女性作曲家、Unsuk Chinです。
結局聞けたのはコンサート前半の「Rocaná」と「Puzzles and Games from Alice in Wonderland」ですが彼女の作風ものすごく好きです。同世代のBrett Deanやトマス・アデズと似た複雑さと難しさにわくわくする、特定の国文化にとらわれることのない現代音楽。
特にこの「Puzzles and Games from Alice in Wonderland」がツボでした。なんでも以前に作曲されたオペラ「Alice in Wonderland」からの音楽だそうです。最近よく言いますがこの時代にでっかいオペラができるのはすごいことですしもっとやれ案件ですが(もちろん小規模オペラももっともっと出て欲しい!)、大きなオペラをコンサートで弾けるフォーマットにするのもこの時代でアクティブな動きですね。コンサートでオペラを楽しむ機会もっと増えるといいな。
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」が題材といえば今や実に色んな作品がありますが一度聞いた限りではこのアリスはファンタジーでもなくサイコホラーでもなく風刺とも違った比較的純粋にダークファンタジーという印象でした。軽妙さのあるキャロルの言葉がこのガチな音楽環境で活きるのが面白かった。次回はオペラでもコンサート曲バージョンでも手元にLibrettoを持って聞きたいですね。
ということで少なくとも今日聞いた版の録音は見つかりませんでした。オペラもBavarian Classical Musicなるコレクションアルバムに1トラック(30分)あるだけ。これは「録音出るの待ちリスト」に追加かな。あと今日ラジオで聴いたのがABC Classic FMなのでオンデマンドであったりしないかなあ。
そして最後に話は変わりますがイギリスのPromsのプログラムが発表されたので今年も聴きたい&ブログで話出したいです。忘れないようにしないと。
まずこないだ頼んでた毛糸の色が来ました。
メルボルンの北西にあるBendigoという街にあるBendigo Wollen Mills。編み物する友人に教えてもらった店の一つです。こうやって毎年毛糸の色サンプルをオンラインで注文できるようにしていて、羊毛だったり木綿だったり竹と混合だったり種類も色々(写真では見えない折り込まれたページもあります)。もちろん毛糸自体のサンプルなので手触りも試せる。
そしてこちらも届きました。
左のMidoriのトラベラーズノートブック、新しくレギュラーラインアップになったブルーです。
オンラインで頼んだ店はイニシャルスタンプは3文字まで無料なのでイニシャル入れてもらいました。レギュラーサイズです。なんか漢詩とか書いててページに納まらなかったら悲しいなと思ったのが主な理由です。そして付けてるストラップは昔シンガポールの空港で買った翡翠の干支ストラップ。1985年丑年生まれですが蛇ものが欲しかったので巳に。いいなあ中国系装飾品。こんどチャイナタウンでどんなものがあるか見に行くかな。
それからトラベラーズノートは木綿の袋が付いてくるのですが代わりに手ぬぐいで包むのはどうかも検討中。
そして昨日それが届いたのを郵便で受け取ってその万年筆&編み物友達の家に行って来ました。片道電車で1時間半(こういうときに編み物があるといいんだよね)。
近くのショッピングセンターでランチとジェラート&ポケモンGO、のち万年筆洗浄や毛糸漁り、夕飯やウォッカソーダやボードゲームや猫にちょっかいやらてんこ盛り内容で遊んできました。
その結果がこちら。
実は自分も色々見てもらおうと毛糸やら本やら編み針やら持ってたのですが袋にいっぱい毛糸いただいて帰ってきました。メリノウールとかアルパカなんかもあります。あともらった分にはないのですがニュージーランドでは害獣になってるポッサムの毛を毛糸に使ってるらしく(混合としてだけぽい)そういう毛糸もありました。練習含めてちゃんと使えるといいなあ。でも今はソファーの上に元々の毛糸ともらった毛糸があふれかえっています(汗)
あとトラベラーズノートも何に使うか決めてなかったのですが編み物に関して色々アドバイスなど聞いたのをメモするのに早速使いました。万年筆で書き心地いいですね。Sheenもちょっと。
今後どう使うかどうカスタマイズして使いやすくなるか楽しみです。
今日の一曲: Unsuk Chiin 「Puzzles and Games from Alice in Wonderland」
(録音はあるのかな?ちょっと見みつからない・・・)
珍しく手元に録音がないパターン。そしてUnsuk Chinという作曲家は前前から名前を聞いてましたが実際聴いたのはついさっきが初めて。
というのも今メルボルンではMetropolisという新しい音楽の祭典をやってて今年は一つも関連コンサートに行けないのでせめて録音をラジオで、と思って夕飯作りながら流してました。
そんなMetropolisで今年フィーチャーされてる作曲家が韓国出身の女性作曲家、Unsuk Chinです。
結局聞けたのはコンサート前半の「Rocaná」と「Puzzles and Games from Alice in Wonderland」ですが彼女の作風ものすごく好きです。同世代のBrett Deanやトマス・アデズと似た複雑さと難しさにわくわくする、特定の国文化にとらわれることのない現代音楽。
特にこの「Puzzles and Games from Alice in Wonderland」がツボでした。なんでも以前に作曲されたオペラ「Alice in Wonderland」からの音楽だそうです。最近よく言いますがこの時代にでっかいオペラができるのはすごいことですしもっとやれ案件ですが(もちろん小規模オペラももっともっと出て欲しい!)、大きなオペラをコンサートで弾けるフォーマットにするのもこの時代でアクティブな動きですね。コンサートでオペラを楽しむ機会もっと増えるといいな。
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」が題材といえば今や実に色んな作品がありますが一度聞いた限りではこのアリスはファンタジーでもなくサイコホラーでもなく風刺とも違った比較的純粋にダークファンタジーという印象でした。軽妙さのあるキャロルの言葉がこのガチな音楽環境で活きるのが面白かった。次回はオペラでもコンサート曲バージョンでも手元にLibrettoを持って聞きたいですね。
ということで少なくとも今日聞いた版の録音は見つかりませんでした。オペラもBavarian Classical Musicなるコレクションアルバムに1トラック(30分)あるだけ。これは「録音出るの待ちリスト」に追加かな。あと今日ラジオで聴いたのがABC Classic FMなのでオンデマンドであったりしないかなあ。
そして最後に話は変わりますがイギリスのPromsのプログラムが発表されたので今年も聴きたい&ブログで話出したいです。忘れないようにしないと。
一週間ぶりですこんにちは。
トラベラーズノートはあの後普通のサイズのを頼んで(スタンプ有りなので多分その分の時間待ちながら)わくわく待っております。ちなみに毛糸の色サンプルはまだ届きません(一応二回目送ったけど)。でも近いうちに友人の手持ちの毛糸を見せて&触らせてもらえることになったので楽しみです。
さてここ数日ですっかり秋冬に向きました。なりました、とは予報を見る限り言い切れませんが雨やら風やらの悪天候を経て着実に寒くなってきているようです。ソファーなどの掛け物の模様替えもしましたし服もぼちぼち、あと食べるものも暖かい物・液体物に心が向くように。
そんな中一昨日はちょっとシティの向こうのFitzroyで飲みに行って来ました。
数年前も行ったことのあるThe Everleighというバーで、別のレストランの二階にあるちょっとおしゃれなカクテルバーです。おしゃれなんでお値段もそこそこですが(いわゆるスピリッツを割るだけでないタイプのカクテルメニューが23ドルから)、ゆっくり座っておいしいお酒が飲める雰囲気のいいところ。
そしてカクテルブックも出してるこのバーでは「バーテンダーにおまかせ」というカクテルメニュー(23ドル)があってウェイターさんの質問にいくつか答えるとそれを元にお好みのカクテルを作ってくれるというシステム。今回もそれにしたらスカッチウィスキーベースのカクテルが出てきました。
一昨日は土曜日だったのでシティもその周りもどこにいても賑やかでしたね(特にパブなんかではフットボール終わりの人が結構いたんじゃないかな)。8時前に飲み始めたくらいだったのですがしばらくすると人がじわじわ増えて、多分ご飯終わりのタイミングだったのかな。
メルボルンは外食するには高いですが色々と楽しい街です。
レストランもカフェもバーもバラエティ豊か。食の国籍だけでなく雰囲気とかも。
朝だとカフェで12時前くらいまで限定で朝食メニューをやってるとこが多く(時間は店それぞれ)、ベーグルやトーストといった軽い朝食からアボカド乗せトーストやエッグ・ベネディクトからソーセージ・ベーコンなどの肉ものたっぷりがっつり朝食まで、おいしいコーヒーを楽しむ文化があります。私はとにかく卵が好きでスクランブルもいいのですがポーチドエッグ+トーストにサイド足すとかそういうパターンも活用します。
昼はシティだとレストランで平日昼メニューやってたりカフェの朝じゃ無いメニューやってたりもするのですが、私はフードコートで済ませることも多いです。ベトナムのフォーとか中東系のファラフェルサンドとかギリシャのスヴラキとか色んな国の料理が手軽に食べれる。あとアジア系のパン屋で安く済ませたりとかも。それからシティ北の肉まん屋の存在ありがたい(お財布にも味も)。
ちょっと謎なのがいわゆるアフタヌーンティーとかHigh Teaとかいうものはみんな何時くらいに行ってるんだろう、ということ。シティのアーケードにあるHopetoun Tea Roomを通りかかるといつも並んでるからアフタヌーンに限ったことじゃないんだろうなあ。郊外のミス・マープルもあんまり遅い時間じゃいけないしなあ。
夜の外食はもちろんレストランですね。ただ後に飲みに行くか行かないかに関係なくレストランでもみんなワインとか飲みますね。BYOもありますし(こだわりのワインが家に置いてあるわけでもないので実際にしたことはあんまりないですが)。あとパブとかバーで食べ物を出してるとこもありますがあんまり遅い時間だとキッチン終わってたパターンもあったり。
そしてそこからバーにいったりパブに行ったり、はたまた夜中にもちょっと食べたいと行って遅くまで開いてる飲食店(ファーストフード以外もあるんですよ)に行ったり。多分手軽さでいえば日本には敵わないとは思いますが色々楽しめます。胃袋がついてかない。
寒くなるとラーメンなんかも食べたくなりますね。寒いからこそ外に出るときはご飯も楽しみたいです。外出するモチベーションを上げなければ。お財布が許す範囲で。
今日の一曲: エドワード・エルガー 行進曲「威風堂々」第4番
そうなんですよ威風堂々ってあの有名なやつ(イギリスのPromsで歌ったりするやつ)だけじゃなくて全部で5つ書かれてるんですよ。ただ2番と3番と5番は出会ったことがない。
ちなみに大体の構成(=マーチ+中間部が歌になっている)は第1番と一緒。
なんかでも第4番の方がちょっと高貴な雰囲気というか「おーイギリスじゃ-」という気持ちになるんですよね聞いていて。
あと中間部のメロディーがちょっとひねってる。上り坂二つで始まるメロディーがちょっと変わってる。多分歌うにはちょっと難易度アップかな?
あと地味にティンパニがよく弾いてるのに最近注目しちゃってます。ティンパニが活躍するというとシリアスでがっつりのショスタコ11番とかブラームスのドイツレクイエムの第2楽章とかが思い浮かぶ中、冒頭から背景でちょっとおしゃべりで茶目っ気のある合いの手を入れててそればっかり聞いてるとちょっと笑っちゃう。打楽器全般音域は限られてるけどものすごく表現豊かだなー。
軽く検索かけたら威風堂々が1番から5番まで全部楽しめる録音見つけたのでリンク。さらにユーモアとバラエティで楽しいエニグマ変奏曲、それからイギリス弦音楽のレパートリーのニクいところにいる弦楽セレナードも収録。ちょっと変わった曲構成のアルバムですね。ただ演奏はアメリカのオケなのか。(本当はイギリスのオケで推したい)
トラベラーズノートはあの後普通のサイズのを頼んで(スタンプ有りなので多分その分の時間待ちながら)わくわく待っております。ちなみに毛糸の色サンプルはまだ届きません(一応二回目送ったけど)。でも近いうちに友人の手持ちの毛糸を見せて&触らせてもらえることになったので楽しみです。
さてここ数日ですっかり秋冬に向きました。なりました、とは予報を見る限り言い切れませんが雨やら風やらの悪天候を経て着実に寒くなってきているようです。ソファーなどの掛け物の模様替えもしましたし服もぼちぼち、あと食べるものも暖かい物・液体物に心が向くように。
そんな中一昨日はちょっとシティの向こうのFitzroyで飲みに行って来ました。
数年前も行ったことのあるThe Everleighというバーで、別のレストランの二階にあるちょっとおしゃれなカクテルバーです。おしゃれなんでお値段もそこそこですが(いわゆるスピリッツを割るだけでないタイプのカクテルメニューが23ドルから)、ゆっくり座っておいしいお酒が飲める雰囲気のいいところ。
そしてカクテルブックも出してるこのバーでは「バーテンダーにおまかせ」というカクテルメニュー(23ドル)があってウェイターさんの質問にいくつか答えるとそれを元にお好みのカクテルを作ってくれるというシステム。今回もそれにしたらスカッチウィスキーベースのカクテルが出てきました。
一昨日は土曜日だったのでシティもその周りもどこにいても賑やかでしたね(特にパブなんかではフットボール終わりの人が結構いたんじゃないかな)。8時前に飲み始めたくらいだったのですがしばらくすると人がじわじわ増えて、多分ご飯終わりのタイミングだったのかな。
メルボルンは外食するには高いですが色々と楽しい街です。
レストランもカフェもバーもバラエティ豊か。食の国籍だけでなく雰囲気とかも。
朝だとカフェで12時前くらいまで限定で朝食メニューをやってるとこが多く(時間は店それぞれ)、ベーグルやトーストといった軽い朝食からアボカド乗せトーストやエッグ・ベネディクトからソーセージ・ベーコンなどの肉ものたっぷりがっつり朝食まで、おいしいコーヒーを楽しむ文化があります。私はとにかく卵が好きでスクランブルもいいのですがポーチドエッグ+トーストにサイド足すとかそういうパターンも活用します。
昼はシティだとレストランで平日昼メニューやってたりカフェの朝じゃ無いメニューやってたりもするのですが、私はフードコートで済ませることも多いです。ベトナムのフォーとか中東系のファラフェルサンドとかギリシャのスヴラキとか色んな国の料理が手軽に食べれる。あとアジア系のパン屋で安く済ませたりとかも。それからシティ北の肉まん屋の存在ありがたい(お財布にも味も)。
ちょっと謎なのがいわゆるアフタヌーンティーとかHigh Teaとかいうものはみんな何時くらいに行ってるんだろう、ということ。シティのアーケードにあるHopetoun Tea Roomを通りかかるといつも並んでるからアフタヌーンに限ったことじゃないんだろうなあ。郊外のミス・マープルもあんまり遅い時間じゃいけないしなあ。
夜の外食はもちろんレストランですね。ただ後に飲みに行くか行かないかに関係なくレストランでもみんなワインとか飲みますね。BYOもありますし(こだわりのワインが家に置いてあるわけでもないので実際にしたことはあんまりないですが)。あとパブとかバーで食べ物を出してるとこもありますがあんまり遅い時間だとキッチン終わってたパターンもあったり。
そしてそこからバーにいったりパブに行ったり、はたまた夜中にもちょっと食べたいと行って遅くまで開いてる飲食店(ファーストフード以外もあるんですよ)に行ったり。多分手軽さでいえば日本には敵わないとは思いますが色々楽しめます。胃袋がついてかない。
寒くなるとラーメンなんかも食べたくなりますね。寒いからこそ外に出るときはご飯も楽しみたいです。外出するモチベーションを上げなければ。お財布が許す範囲で。
今日の一曲: エドワード・エルガー 行進曲「威風堂々」第4番
そうなんですよ威風堂々ってあの有名なやつ(イギリスのPromsで歌ったりするやつ)だけじゃなくて全部で5つ書かれてるんですよ。ただ2番と3番と5番は出会ったことがない。
ちなみに大体の構成(=マーチ+中間部が歌になっている)は第1番と一緒。
なんかでも第4番の方がちょっと高貴な雰囲気というか「おーイギリスじゃ-」という気持ちになるんですよね聞いていて。
あと中間部のメロディーがちょっとひねってる。上り坂二つで始まるメロディーがちょっと変わってる。多分歌うにはちょっと難易度アップかな?
あと地味にティンパニがよく弾いてるのに最近注目しちゃってます。ティンパニが活躍するというとシリアスでがっつりのショスタコ11番とかブラームスのドイツレクイエムの第2楽章とかが思い浮かぶ中、冒頭から背景でちょっとおしゃべりで茶目っ気のある合いの手を入れててそればっかり聞いてるとちょっと笑っちゃう。打楽器全般音域は限られてるけどものすごく表現豊かだなー。
軽く検索かけたら威風堂々が1番から5番まで全部楽しめる録音見つけたのでリンク。さらにユーモアとバラエティで楽しいエニグマ変奏曲、それからイギリス弦音楽のレパートリーのニクいところにいる弦楽セレナードも収録。ちょっと変わった曲構成のアルバムですね。ただ演奏はアメリカのオケなのか。(本当はイギリスのオケで推したい)