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無事仕事も入ってきて無事無双新作も遊べるようになって(ほぼ同時だったので忙しさが急上昇)その他にもちょこちょこ色々。
そして今年も夏の祭典White Nightに行ってきました。
メルボルンの気候ってほんと予測不能で、White NIghtも昼の暑さがほんのり残った夜から涼しい上にぬかるみにブーツで踏み込むような時もあったり。今年は歩き回る分には涼しいとは感じないちょうど真ん中みたいな気温でした。
ただ日が長いのは変わらずなのでいつもは開始の7時に家を出るくらいでイルミネーションを楽しむのですが、今年は7時のworld stageでウクライナの踊りが見たかったので早めに家を出ました。
バレエやってると(というか今回バレエレッスンのち、でしたからね)ヨーロッパの各地のダンスは色々と共通点があって面白い。コサックダンスとかマズルカに似てる部分がバレエと共通要素あって見ててちょっとやってみたくなりました。それにしても男性の踊りはコサック系は足腰がものすごい大変だ。
ほんとはその次の次にやる中国の踊り(旧暦正月ですし)も見たかったのですがじっとしてるとまだ明るくても寒かったので残念ながら次に行くことに。
White Nightの夜はシティの一部が歩行者オンリーになるのでどこに行くにも歩きですしどこに行っても混みますがそれもまたわくわくします。なかなかシティから博物館方面までは普段歩かないもんなあ。そんなに遠くないのに。
去年に引き続きRoyal Exhibition Buildingのプロジェクションマッピング最高でした。
世界遺産にもかかわらず普段影の薄いあの建物が、その建物の元々のデザインを活かしたり(例えばスタンバイ中の建物が脈動するようなエフェクトとか)その上に全然違う世界を映像で描くのとか、その映像のテイストもとにかくツボなんだよなあ。幾何学的だったり生物的だったり、特にこの時代、このスタイルみたいな意味での偏りが少なかったり。
今回はしれっと良いポジションで見れてよかった。写真は撮りながらだけどゆっくり見入ることができたので。ちなみに最初の写真はモチーフ的に蛇だと思われるのですがどうしてもチンアナゴに見えました(笑)
これもかっこよかったな。昼間にみてもかなりかっこよさそうなハエ型スチームパンク風車両。
博物館・Royal Exhibition Building辺りは展示物しか光がないので歩き回るにも写真とるにもちょっと大変。
そして州立図書館は今年は外側だけ。バレエ後で足が疲れてたりして並ぶ気になれなかった。
でも外だけでも面白い展示でした。こちらも私が好きな生物・植物など中心のレトロ系アートコレクション。はっきりした形と色のオーストラリアの花ってこういう場面ですごい映えますね。
ただもったいなかったのが一枚目の展示。Paradise/Diseaseという真ん中の文字を共通にした映像だったのですが柱で絵も字もいいとこが隠れちゃったり。アイディア好きなんだけどな-。
私のお気に入りは右の写真のノミたち。動きがなんか機械的・スチームパンク風要素があって素敵でした。
今回ナイスアイディアだったのが音楽のパフォーマーをこういう風にSwanston Streetに面するバルコニーに配置したこと(他にもMelbourne Town Hallのバルコニーでオペラとか、別の長めのバルコニーでポリスコスで歌って踊ってなんかもやってました)。なんたって一番人通りが多い通りなのでこういう形のほうが奏者にとって安全だし集中しやすいですし、風景としても街と一体になる感があって面白い。
そして今年もBar Ampereに寄って一人飲み。ちょっと静かだったのでカウンターに座って一人アブサンしちゃいました。店の雰囲気的にいける、と思えました。そしてつまみに大好きなアイスクリームサンドイッチ。アブサンはオーストラリア(NSW)産のDemoiselle Matilda。なんとなくlemon myrtleみたいな?ちょっとこれまで飲んだアブサンとは違う味が入ってました。メニューにはなんとメルボルン産の樽生産のアブサンも。結構お値段高かったのですがhouse wineみたいなhouse absinthe扱い?こんど詳しく聞いてみようかな。
色んな見世物に写真を撮ろうと人が群がる中、同じくらい注目を集めてたのがこちら。デモ行進とかの時でも出てくる警察の騎馬隊。色々メルボルンでも物騒な事件があったりしたこともあってFlinders Streetあたりに2箇所配置されてました。人も多いし一晩中のお祭りですがありがたいことです。
Flinders Streetといえば今年はそこら辺のプロジェクションマッピングはちょっと控え目でしたね。Federation Squareも生イベントはなかったか。多分人を分散させる目的もあるのかなーと思うのですがちょっと寂しくもあります。
そして今年は東・南にでるトラムのシティ側の終点がDomain Interchangeと祭り会場から大分離れたところにあったのにもちょっとびっくりでした。幸い来た時くらいに知ったので最後にそこまで歩く分の体力と時間も温存できましたが。まあそれでも入院時代は(しかも冬に)よく歩いてたんですけどね、シティからDomain Interchange。ただ足がバレエですでに疲れてるので今回はちょっとだけきつかった。William Streetのトラムに乗って乗り換えという手もあったのだろうけどシティのそっち側に歩くよりはこっちの方が安心?みたいなイメージ。
というわけで足は今日ものすごく筋肉痛でしたが一通り楽しめました。相変わらずの人出ですがリラックスしてマイペースに回って楽しめるイベントなのがありがたいです。今回は音楽ものに行くのが少なめだったのでまた次回のお楽しみに。
今日の一曲はお休みです。
そんなこんなのうちに真・三國無双8発売ですってよ!「ってよ」部分はまだsteamで発売してなくて来週までお預けをくらってる現状のあらわれです。
前作とは操作とか結構変わってるみたいなので最初それでかかりっきりになりそうです。でもゲーム含めてブログはちょくちょく更新しようかと思ってます・・・がまた停滞するかも。
そしてそんなこんなのうちに(二度目)オケのお仕事確定です!
Zelman Orchestraのオールフランスではないけどフランス周りのコンサート。
詳細・・・はなんか公式ページに出てないので割愛。ただ私は火の鳥のピアノパートを弾くことになってます。
いつもはメシアンの「火の島」(Île de feu)ですが今度こそストラヴィンスキーの「火の鳥」(L'Oiseau de feu)です。
ストラヴィンスキーは「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」の三大バレエを生まれた頃からいっぱい聞いてて(両親も聞くだけでなく私が生まれる前から弾いたりもして)、ユースオケでの初コンサートが「火の鳥」(1919年版組曲)でラストが「春の祭典」、その間に「ペトルーシュカ」もチェロでやって、大学のオケで「ペトルーシュカ」こんどはチェレスタでやって(ピアノも狙ってたんだけどな!)。
・・・という付き合いが長く深い作曲家であるのですがピアノでストラヴィンスキーを弾くのは人生初。あと今回弾くことになってる「火の鳥」が前述1919年版の組曲でなく書き直しされた1945年版の組曲ということで若干パニクっております。こっちの組曲もコンサートで聴いたことあるんですけど手持ちの録音も1919年版だし楽章構成が増えててピアノもその分音が多くてショックを受けております。
そもそも火の鳥はバレエ初演が1910年でストラヴィンスキーが28歳、それを35年後に手直しできるってすごいなあと思います。多分需要があるってのもあるんだろうけどストラヴィンスキーは美術でいえばピカソに匹敵するくらい色んなスタイルを経てるので振り返ることができるのは・・・なんだろう、人間として何があると振り返られるんだろう(汗)常人じゃあできなさそうな話です。
二つのバージョンをじっくり聴き比べたわけじゃないですがいつも1945年版を聞くと「ぱりっとしてるなあ」と思います。ロシアからフランス・アメリカに移動したことの反映もあるのかな。
そして奇しくもコンサートがあるちょうどその週あたりに公演があるThe Australian Balletの「Murphy」(オーストラリアの振り付け師Graeme Murphyへのtribute作品)のセンターピースが「火の鳥」で。どっちのバージョンかは分かりませんがこれは観に行った方がよさそうだなーと。タイミングとしてはこんな偶然なかなかない。
(火の鳥を弾く・踊るが両立したらもっと面白いんですがね)
実際にバレエとしての火の鳥はテレビ他映像でちょっとずつ、あと写真でだけしか見たことないのでちょっとこれから映像見つけてみようかなーと思ってます。三大のうちだと公演数も多いと思うしクラシック寄りもモダン寄りもあるはずなので色々見てみたい。
そういえばThe Australian Balletのバレエ・リュス絡みのDVDとかもあったような。バレエに関しては欲しい範囲のリソースが少ないのをひしひし感じてますが手持ち映像ももっと増やしたい。
ということで今日からパート練習始めて色々のたうち回ってますが曲自体は知ってるのでリハーサルでビビらない程度には仕上げていきたいです。何より魔王カッチェイのとこで弾けるのが嬉しい!前のエントリーで書いたとおり指揮者さんがどんなかは分かりませんが曲に関してはものすごく楽しみにしています。
今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 「火の鳥」(1945年版組曲)より「火の鳥のバリエーション」
私にとってストラヴィンスキーはいつも「完璧な音楽」を書く印象があります。ラヴェルとかラフマニノフもほぼ同等の完璧さと思いますがなんか「完璧」があるとしたら真っ先にストラヴィンスキーを挙げたくなる。
それがかならずしもいつも聞きやすいとかとっつきやすいとかそういう事はないんですが、初期のストラヴィンスキーを代表するこの「火の鳥」はそこまでちょうどいい感じで網羅してて広く愛される性質を感じます。
火の鳥のバレエとしてのあらすじで面白いなと思うのが王子が姫を救って結ばれるラブストーリーながらお姫様はあくまで脇役で主人公は火の鳥と王子(自分が思うにこの順番)というところ。
だから組曲でもお姫様はパ・ドゥ・ドゥがメインでソロのバリエーションは火の鳥のもの。しかもまだ王子に出会う前の完全なる野生の姿です。
ソロが人間じゃないものだと音楽にも如実に表れますね。お姫様とのデュオは美しいメロディーが印象的ですが火の鳥のソロ、そして王子との踊りではまるで魔法の炎みたいな気まぐれで華やかで爆発するような音形が特徴的。
このバリエーションもワルツの3拍子と思いきやヘミオーラを多用したりイレギュラーな感じでリズムを入れてみたり、ハープやピアノのグリッサンド(鍵盤をすべらせる指の甲が痛いんだよ!)がいっぱい出てきたり。
ストラヴィンスキーは鳥モチーフ作品は他に「夜鳴きうぐいす」があって独特の表現ながらちょくちょく鳥の声の表現がかなり正確なのですが、この火の鳥のバリエーション・・・なんかどことなくニワトリ感ありません?ちょっと最初の方なんですが。手塚治虫方面の火の鳥(これも長いこと読んでる)だとちょっとニワトリ近いですけど。
それにしてもいいですねえ、火の鳥にしろ夜鳴きうぐいすにしろ人間じゃない生き物を演じるの。特に鳥の表現はいくらでも見てみたい。白鳥だけじゃないんだぜ。
リンクする録音探したらストラヴィンスキー自身が指揮してるのが出てきました。春の祭典は音質がちょっとあれですが火の鳥はすっごいきれいに音が聞こえる。ピアノを聞け!とまではいいませんがピアノの音が聞こえるにはこれくらい音質が良くないと無理がありますからね。
2回目のトウシューズレッスンはなにかコツを掴んだのかぐっとできるようになって(後でクールダウンしたのもあり)目立った筋肉痛もなく。
ただその土曜日から3日メルボルンには珍しい高湿度で高気温の日が続いてかなり参ってました。暑いのはいいんだけどもうちょっとメルボルン的にまともな暑さで来てくれい。
さて、今年も早々にオケの仕事が入ってきました。といってもまだリハーサルスケジュールも確認メールが来てないので(だいたい想定できるけど一応メール飛ばさにゃ)詳細はまたこんど。仕事が忙しい時期に重なりはするけど弾きたかったので無理しないようにかつ後悔しないようにスケジュール管理したいところ。
お世話になるのはいつものオケなのですが去年まで振ってた指揮者さんが引退して(まだ若いには若いんですけどね、なんか演奏の方メインにするみたいで)新しい指揮者さんなのでちょい心配。
人見知りももちろんあるんですけどね、辺縁楽器を大切にしてくれる指揮者に当たることって(特に顔見知りじゃないと)少ないんで。
11才くらいでチェロを初めてほぼすぐ小学校のオケに入れられてからもう20年以上オケにいるってことになるんですよね。(そろそろなんでも数えるとかなりの年数になるお年頃になってきましたな!)学校に隣の男子校にユースオケに大学にコミュニティオケに色んな人のバトンで弾いてきましたが奏者と同じくらい、またはそれ以上に指揮者も色々で。
自分にとって尊敬できる指揮者とそうでない指揮者はかなりはっきり分かれますが(一緒に仕事できるかどうかはまた別の基準)特にピアノ・チェレスタ弾きがメインになってからはゲストプレーヤーとして大事にしてくれる指揮者さんに応えたい気持ちは強くなったかな。
色々評価指標を仕事でみることもあるのか、自分が指揮者をどういう指標で評価しているのかは常日頃気になります。尊敬してるしてないがそんなにはっきり分かれるんだからなんらかの基準はあるはずだよなあ。指揮のテクニック(振りの見やすさと密接に関連してはいるんだけどイコールではない)だったり奏者への接し方だったりリハーサルの運び方だったりレパートリーの選びセンスだったり。人柄も一応あるのかな。でも人柄必須というわけではなさそう(個人としては)。
前指揮者の能力のバランスはコーエーの三国志シリーズでいうと統率・政治力・魅力の兼ね合いみたいなことを書きましたが多分自分にとって大切なのは統率かな。実際の演奏の出来と演奏体験、リハーサルでの満足感なんかに直結しやすいパラメータですよね。あと私が重視する演奏中のコミュニケーションに限ってはコミュニケーションも統率の内だと思います(演奏外だと政治力)。統率されたいというか「(音楽の限り)どこまでもついてきます!」と思える指揮者さんは一緒にお仕事するにあたって楽なのかも。そういう意味では「魅力」的なカリスマより「統率」的なカリスマの方が肌に合う。
その3つのパラメーターが全部ある程度求められることを考えても、あと実際指揮台で振ること意外にも音楽の解釈だったりリハーサルのプランだったり奏者との演奏内外のコミュニケーションだったりオケの方向性(でいいのかな)だったり、はたまた次世代の教育だったりそういう総合的な諸々を考慮しても指揮者ってのは多方向に色んなスキルが求められて大変なお仕事だと思います。
憧れはするけど自分は到底無理(特にコミュニケーション辺り)。
だから指揮台に立ってる時点ですごいとは思うはずなんですけどなんで自分は(心の中で)指揮者に対して厳しい目を向けるのか。ひどい奏者です。
ということで弾くのは楽しみですが仕事との折り合いをつけることと新しい指揮者さんのバトンで弾くことに関してはまだまだ保留という心持ち。
レパートリーなど基本的なコンサートお知らせはもちろんですがリハーサルに関していい報告ができることを願ってます。あとどんなオケでのお仕事もそうですが話のネタになる出来事もあるといいな。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 交響曲第3番第3楽章
もちろんこの曲にはピアノ・チェレスタパートがないので今度弾くのとは関係ありません。それもまた後日に。
オケ関係の仕事は弾く以外にもちょこちょこやってて、例えば大学のオケのマネージャーもやったり、あとユースオケでオーディション用のオケ曲のパートのexcerpts(主にチェロ)を選んだりもしたことがあります。色々みんな面白い経験でした。
ユースでもプロとそんなに変わらないexcerptsを選ぶのですが(実際の演奏だけでなくそういうとこもユースオケでの経験は本当に貴重)、どんな楽器にも定番のexcerptsがあります。例えば木管楽器はよくメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」のスケルツォが出ますし、ホルンだと低音狙いでショスタコ5番が出たり。
チェロはというと何らかのブラームスの交響曲が出ることが多いです。だいたい2番か、あと3番のこの第3楽章の冒頭部分。
もうこのメロディーはチェロが弾いて超がつくほど素晴らしいメロディーの一つだと思います。後でホルンとか他の楽器も弾きますがチェロが一番!(これだいたいのチェロのメロディーで言ってますがバイアスとか気にしない)ホルンの孤高な感じとくらべて感傷的なのがまた良い!
ただオーディションで一人でこれを美しく歌い上げるのはちょっと緊張する。音程きっつく書かれてるメロディーだよなあほんと。
ブラームスの交響曲は第1番で22年かけて大きめの作品に仕上がった印象がありますが(それでもまあ45分くらい?)、第3番は時間的にも規模的にもちょっとこじんまりとしている感じ。第1楽章でしっかり存在感示してからはうまいこと両手で包めるサイズにまとまってる。むしろピアノ五重奏曲の方がでっかく聞こえないかな、そんなことないかな。
でもそんなこじんまりでもしっかり世界観は交響曲で、どどーんと派手なでっかい交響曲に濃さも負けてないしそれでいて先人とも違う独特のポジションにおさまってるいいなあブラームス。
ピアノ弾きになってからオケブラームスにはなかなか縁がないですけど(聴くのはもちろん行くのですが)ブラームスの交響曲でチェロが活躍してるとやっぱり嬉しくなります。きっと世界のどこかでオーディションで弾いてる人も勝手に応援したい。
手持ちのショルティ指揮の録音を探してたらカラヤン指揮でブラームス3番+ドヴォルザーク8番というちょっと変わった組み合わせの録音をみっけ。どこがとは説明できないですがなんか似てる。チェロのメロディーが多分似てる。あとヨーロッパの自然感。
筋肉痛に苦しんでたのもありますがiPhoneが新しくなってばたばたしてた方が大きかったです。
最新のでなく7ですが素の容量が増えたのと画面が大きくなったのでアプリはじめ内容を整頓中です。とりあえず動画はいくつか入れておいた。一番気軽に楽しくみれる録画を3つほど。
意外と新しいOSと携帯で使えなくなったアプリなんかもあり、ずっと放置しておいたあいだに対応しなくなって遊べなくなったゲームなんかも勿体ないのですが。こっちに来てすぐ学校で流行ったSpin DoctorというMacintoshのゲーム(今は立派なレトロゲーム!)もiOSで復活してたのに・・・とうとう遊べなくなったか・・・
あんまりたくさんアプリを並べてもごちゃごちゃしますがこれを機に面白いもんインストールしてもいいかなーと思ってるのですがさて何か出会いはあるか。
ちなみにボードゲームパンデミックのiOS版は前のiPhoneから引き続き遊べて一安心。一人で複数プレイヤー操作or携帯をみんなで回して遊ぶタイプのゲームになってます(steam版はまだ正式発売ないのか・・・)。あと最近見たら同じくボードゲームの7wondersもiOS(iPadとiPhone)で遊べるようになったらしいのでそちらもそのうち入手したいです。
まだ筋肉痛が治ってないときにシティにも行って来ました。(下り階段がきつかったー!)
Bookbinders DesignとMilligramで数ヶ月前からRobert Osterの万年筆インクが売ってるようになったので以前からサンプルで試して買うと決めてたTorquayとJadeを買って来ました。店舗てそのまま買えるのは便利ですねー。
それからMilligramではナガサワ文具センターのオリジナルインク、神戸インク物語のシリーズが一部取り扱いになってちょっとお値段は張りますが万年筆愛好家としてわくわくでいっぱい。
店員さん(facebookで入ってる万年筆コミュの一員)にDe Atramentis(日本で言うドクターヤンセン)のインクも薦められたのでいずれ。30mLなので比較的試しやすいはず。
万年筆の軸の方はとりあえず今あるものを使い回す感じですね。新しい軸が欲しいなーとぼんやり思うことも少ないですしこれが欲しい!という万年筆もあんまりなく。
インクもこれが欲しいと決めてる数色以外で突然欲しくなることも少なくなりました。
ただ今持ってる軸とインクをどう組み合わせて使うかが難しい。万年筆とインクの相性、それから使いどころを考えるとどうもうまくいってないところがある。
例えば去年アプレスキーを予約購入したときにうっかり買ってしまったセーラーのプロギアスリム、多分一番手にしっくり来てる万年筆なんだけど入れてるインクがパステル系かつ店舗限定インクの鶴舞ブルーなのもあって頻度としてはそんなに使ってないのが勿体ない。
ただインクフロー的に他のペンに鶴舞ブルー入れるのも違うしどうしよう。セーラーもう一本いっちゃうか?・・・となるんですよね。恐ろしい。
さて明日も筋肉痛です。暑くなるみたいですがレッスンのあとクールダウン(気温でなく)ちょっとでもしてから帰らないとですね。
今日の一曲はお休み。最近休みがちだったりあと音楽関係エントリーも少なめなのでそちら方面余裕を作りたいところです。
いやあ休みは長かった。
去年のバレエ納めが23日で今年初のバレエレッスンが20日で。
何かバレエ的なものは家でちょこちょこやってましたが(それが影響したのか靴下が指先より先につま先立ちですり減るとこに穴が開きました)レッスン再開がものすごく待ち遠しかったです。過去最高なんじゃないかな(とはいっても2年半調べですが)。
そしていつものレッスンに加えて今年からトウシューズ始め!ということでかなり張り切ってました。
私の通ってる教室は土曜日の大人のビギナーのクラス(1時間半)の後にトウシューズのbasic beginnerのクラスが30分あります。もちろんいつものレッスンの内容をトウシューズでやるのは無理ですし(もっとトウシューズで踊る経験を積んだ人でやってる人もいますが)、完全にビギナーな内容でもウォームアップ無しに挑むわけにはいかないので続けてレッスンを受けられるのが便利。
前も書いてますが「一応」むかーし小さいときにトウシューズを履いたことはあったのですがもうこれは初めて扱いでよかったですね。
それよりいつものレッスンでちゃんとできてないことが数倍になって戻ってくる感じでちょっと参りました。重心がなんでこんなに後ろにいってしまうんだろう、とか上半身に変な力入ってるなーとか。
そしてもちろんトウシューズだからこそ新たにor余計に難しいこともたくさん。
バレエシューズでつま先立ちしたときと比べてトウシューズでつま先立ちすると膝が完全に伸びにくかったり。体重のかかりかたも違うしやっぱりつま先は痛い(特に体重がまっすぐかかってないと)。
そして数cmの違いとはいえバーを使わない状態でポワントに乗るのはやっぱり怖い。でもなんとかわずかにあったセンターレッスンも生き延びました。
いざやってみると痛いの結構嫌いだしバレエシューズでできてたのが全くできなくなるのも結構早くに腹が立ってしまうのですがそれでも不思議なことにできないとは思わないですし続けられるような気もなんとなくして。辛抱して毎週通いたいと思ってます。
そして久しぶりのバレエレッスンというだけでなくトウシューズ初挑戦もあってものすごい筋肉痛です。ふくらはぎが一番ひどくて(サロンパスはヒラメ貼り)その他にも太腿前、下尻、それから痛いとまではいかなかったですが足の裏がしばらく熱かったり。いつも使ってる筋肉をより強く、そしてもしかして今までバレエで使ってなかった筋肉まで使ってたかも。
そんなわけで今日は一日下半身が筋肉痛で動きにくかったです。というかまだまだ続いてます。明日はもうちょっとは動けるようになってるといいなあ。そして来週はこれほど痛くないといいんだけどこれも当分の辛抱かな。
今日の一曲: ピョートル・チャイコフスキー 「白鳥の湖」より第4幕「小さな白鳥の踊り」
もう当たり前のことなんですがバレエを習ってからほんとバレエの映像を見る目が変わりましたね。特にこの「白鳥の湖」とか「ジゼル」とかはレッスンでやったのが基本形になってるようなステップがそこここにあってやっぱ基本ちゃんとするのは難しいけどちゃんとやらなきゃなーという気持ちにひたすらなります。ポワントで細かいパ・ド・ブレで進んでるのとか見ると「あー今日全然できてなかったなー」とか思ったり。
あとはフォーメーションの美ってのが分かるようになった気がします。小さいときの発表会を振り返ると(去年のでもですが)実際踊り手として踊るときにフォーメーションとか立ち位置の難しさって一種のめんどくささを伴う印象ですが(個人の感想です)見てる方からしたらほんと美しいですもんね。
特にこの曲を含む「白鳥の湖」の白いチュチュに身を包んだ白鳥たちが複数羽で踊るナンバーではフォーメーションとその変化は見てて楽しいですね。
踊りのことは別としてもこの第4楽章のフィナーレ前の静けさな「小さな白鳥の踊り」は白鳥の湖の中で、というかチャイコフスキーの作品の中でトップクラスに美しい曲だと思います。
変ロ短調という絶妙な複雑さのキーでシンプルでナチュラルなメロディーとハーモニー、静けさに悲しさと不安を忍ばせるような曲調、そしてメロディー・カウンターメロディーを務める楽器の活躍(チェロ含む!)が素晴らしい。
やっぱチャイコフスキーは「動」「大」もいいですが「静」と「小」の美しさも大事にしたいです。
リンク先の録音はなんかチャイコバレエ作品のいいとこ取り!と称して色々詰め込んだお得そうな録音。ハイライトやるなら普通各作品で事足りないか、とも思うのですが2枚でこれだけ入るのはすごいですな。