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前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
後から読み返してみるとちょっと言葉のチョイスの厳密さ方面で甘いとこあったかなと思ったり。こういうエントリーは勢いがないとなかなか書けないんだけどもうちょっとじっくりプランすればよかった。
さてシティの北、CollingwoodはSmith Streetにボードゲームをおいてるバー・カフェがあるというので昨日友達と行って来ました。
その名もQueen of Spades Bar。木~日曜日の午後5時から開いているカフェのようなバーのような、2人から多人数(なんか上に多人数用の部屋があるらしい)まで色々なボードゲームを用意している場所です。
食べ物も軽食から腹八分目くらいのご飯まであったり、お茶も色々置いてあったりなので食事を交えながらゆっくり遊べます。
さらにここは(一部のかなりがっつりなゲームを除いて)スタッフがゲームをオススメしてくれたりルールを説明してくれたりするのもあって初めてのゲームでも楽しく遊べ、さらに店の雰囲気もさらにフレンドリー。こぢんまりしてるし心地いいとこです。
今回遊んだのゲームは2つ。
まずはご飯前の食前酒的にTimelineを遊びました。
このゲームのルールはシンプル。カードに書いてある事柄を時系列に並べればいいだけです。(答えはカードの裏に書いてあるのでうっかり裏返しちゃわないように注意!)
結構マニアックを通り越して「そんなの分かるわけじゃないじゃん!」みたいな事柄だったり、はたまた解釈が難しくて難しく考え過ぎちゃう事柄もあったりでかなり難しい。結構遊びごたえはありますし、協力プレイにしても騙し合いプレイにしてもディスカッションがすごくはかどります。
もちろん何度も遊んでると覚えてくるので遊べる回数は限られてますが、だからこそ購入・所有して家で遊ぶよりこういう場所で遊ぶのに向いてるゲーム。あと色々テーマが違うバージョンがあって、例えば音楽・エンタメだったり発明だったり、今回遊んだのは「Diversity」というミックスジャンルのでした。多分これが一番おすすめ。
そしてメインディッシュは「Betrayal at the House on the Hill」(丘の上の裏切り者の家)というゲームでした。
プレイヤーがキャラクターになって動き周り、古い館を冒険していくゲームです。
・・・少なくとも前半は。
見つけた部屋ではキャラクターのパラメータが変化したりアイテムを拾ったりイベントが起こったり、そしてOmenなるシステムがあります。Omenはアイテムだったりイベントだったりするのですが、それと共にサイコロ(特殊なサイコロで目は0と1と2だけ、最大8個使用)を振って出た目によりHauntという大イベントが起こります。
Hauntが起こってからがゲームの後半。そのHauntの内容によってゲームプレイががらっと変わります。
基本的にはプレイヤーの一人が「裏切り者」となって、他のプレイヤー(一丸となる)と戦う形式になります。ここからのルールは裏切り者・他プレイヤー別々のブックレットに書かれていて(お互いに一部知らないルールがあったりする)、それをそれぞれが熟読して戦略を立てるために5分ほど離れて過ごすのも特徴的。そこからはかなり緻密な戦略ゲームになります。
今回は初プレイにして私が「裏切り者」になりました。ルールブックにちょっと落訂があったりしたのですが(28番目のHauntを遊ぶときは注意!)、チームワークでなく一つの脳で自分+モンスター6体を操るのはほんと難しかった。結局接戦で負けたのですがもうちょっと攻めに出てたらよかったかな-。あとHauntが始まる前にもうちょっとたくさん部屋が開いてれば遊びごたえがあったのかも。
ということで調子に乗ってブラウニーまで食べましたが楽しかったです。また行きたいですし丘の上の~もまた遊びたいですしTimelineは人待ち&食べ物待ちゲームとしてちょうど良い。
あとご飯もおいしかった。Parmigianaでもボリュームが控え目なのは嬉しい。あとスープおいてあるって書いてあったのでこれからの時期楽しみ。
今日の一曲: アルフレート・シュニトケ ビオラ協奏曲 第2楽章
仕事するときにIpodをシャッフルにして聞いてるとアデスとかクラム、メシアンは曲が何かわからなくてもその作曲家だとはっきり分かったりするのですが、ベルクとかシュニトケは「もしかしたら・・・?」て当たることが多いです。その2つは入ってる曲数の割りに回ってくる頻度も多い気が=ipodも長く付き合ってると好みができてくる説。
ところでビオラ曲というと有名な曲が少ないだけでなく派手で印象に強烈に残る曲も少ない・・・のが悩みというかなんというか。協奏曲クラスのでかい曲でもなかなか地味な曲ばっかりで。そのテイストが好きでビオラらしいと思うのですがそれでも魅力を伝えるとなると難しい。
派手さはまた別としてこの曲、この楽章なら強烈な印象はあるんじゃないか?というのがこのシュニトケのビオラ協奏曲の第2楽章。シュニトケはショスタコの影響を受けてるのもあってこの協奏曲は3つの楽章がスロー→速い→スローという編成になってるのですがビオラにはこういうのが合ってるかも。
だからこそといいますか速い楽章にぶちこまれたインパクトってほんと凄いです。バイオリン並の分散和音の超絶技巧とパワー攻撃を不協和音で、というのがかっこよくてたまらない。パワフルでダークなビオラすごいぜ!もっとやれ!(笑)
シュニトケの闇はショスタコ&ソヴィエトの闇を濃く継いでると思うのですが、彼の打楽器の時にアンビエンス的、時に奇怪な使い方はまた独特でさらに現代でなんだかツボに入ります。
ちなみにこの曲は私と同い年。シュニトケは結構長生きだったり、映画音楽なんかもたくさん書いてるので音楽だけでなく映像の歴史ももろに浴びてるはず。今ではクラシックといわれるようなホラー映画のテイストに通じるとこ、かなりあるかも。
リンク先はこの曲が捧げられたビオリスト、バシュメットの演奏で。ちなみに曲の中にバシュメットの名前の文字を表すモチーフも入ってるとかなんとか。そのうちスコアみながらじっくり聴きたいです。
後から読み返してみるとちょっと言葉のチョイスの厳密さ方面で甘いとこあったかなと思ったり。こういうエントリーは勢いがないとなかなか書けないんだけどもうちょっとじっくりプランすればよかった。
さてシティの北、CollingwoodはSmith Streetにボードゲームをおいてるバー・カフェがあるというので昨日友達と行って来ました。
その名もQueen of Spades Bar。木~日曜日の午後5時から開いているカフェのようなバーのような、2人から多人数(なんか上に多人数用の部屋があるらしい)まで色々なボードゲームを用意している場所です。
食べ物も軽食から腹八分目くらいのご飯まであったり、お茶も色々置いてあったりなので食事を交えながらゆっくり遊べます。
さらにここは(一部のかなりがっつりなゲームを除いて)スタッフがゲームをオススメしてくれたりルールを説明してくれたりするのもあって初めてのゲームでも楽しく遊べ、さらに店の雰囲気もさらにフレンドリー。こぢんまりしてるし心地いいとこです。
今回遊んだのゲームは2つ。
まずはご飯前の食前酒的にTimelineを遊びました。
このゲームのルールはシンプル。カードに書いてある事柄を時系列に並べればいいだけです。(答えはカードの裏に書いてあるのでうっかり裏返しちゃわないように注意!)
結構マニアックを通り越して「そんなの分かるわけじゃないじゃん!」みたいな事柄だったり、はたまた解釈が難しくて難しく考え過ぎちゃう事柄もあったりでかなり難しい。結構遊びごたえはありますし、協力プレイにしても騙し合いプレイにしてもディスカッションがすごくはかどります。
もちろん何度も遊んでると覚えてくるので遊べる回数は限られてますが、だからこそ購入・所有して家で遊ぶよりこういう場所で遊ぶのに向いてるゲーム。あと色々テーマが違うバージョンがあって、例えば音楽・エンタメだったり発明だったり、今回遊んだのは「Diversity」というミックスジャンルのでした。多分これが一番おすすめ。
そしてメインディッシュは「Betrayal at the House on the Hill」(丘の上の裏切り者の家)というゲームでした。
プレイヤーがキャラクターになって動き周り、古い館を冒険していくゲームです。
・・・少なくとも前半は。
見つけた部屋ではキャラクターのパラメータが変化したりアイテムを拾ったりイベントが起こったり、そしてOmenなるシステムがあります。Omenはアイテムだったりイベントだったりするのですが、それと共にサイコロ(特殊なサイコロで目は0と1と2だけ、最大8個使用)を振って出た目によりHauntという大イベントが起こります。
Hauntが起こってからがゲームの後半。そのHauntの内容によってゲームプレイががらっと変わります。
基本的にはプレイヤーの一人が「裏切り者」となって、他のプレイヤー(一丸となる)と戦う形式になります。ここからのルールは裏切り者・他プレイヤー別々のブックレットに書かれていて(お互いに一部知らないルールがあったりする)、それをそれぞれが熟読して戦略を立てるために5分ほど離れて過ごすのも特徴的。そこからはかなり緻密な戦略ゲームになります。
今回は初プレイにして私が「裏切り者」になりました。ルールブックにちょっと落訂があったりしたのですが(28番目のHauntを遊ぶときは注意!)、チームワークでなく一つの脳で自分+モンスター6体を操るのはほんと難しかった。結局接戦で負けたのですがもうちょっと攻めに出てたらよかったかな-。あとHauntが始まる前にもうちょっとたくさん部屋が開いてれば遊びごたえがあったのかも。
ということで調子に乗ってブラウニーまで食べましたが楽しかったです。また行きたいですし丘の上の~もまた遊びたいですしTimelineは人待ち&食べ物待ちゲームとしてちょうど良い。
あとご飯もおいしかった。Parmigianaでもボリュームが控え目なのは嬉しい。あとスープおいてあるって書いてあったのでこれからの時期楽しみ。
今日の一曲: アルフレート・シュニトケ ビオラ協奏曲 第2楽章
仕事するときにIpodをシャッフルにして聞いてるとアデスとかクラム、メシアンは曲が何かわからなくてもその作曲家だとはっきり分かったりするのですが、ベルクとかシュニトケは「もしかしたら・・・?」て当たることが多いです。その2つは入ってる曲数の割りに回ってくる頻度も多い気が=ipodも長く付き合ってると好みができてくる説。
ところでビオラ曲というと有名な曲が少ないだけでなく派手で印象に強烈に残る曲も少ない・・・のが悩みというかなんというか。協奏曲クラスのでかい曲でもなかなか地味な曲ばっかりで。そのテイストが好きでビオラらしいと思うのですがそれでも魅力を伝えるとなると難しい。
派手さはまた別としてこの曲、この楽章なら強烈な印象はあるんじゃないか?というのがこのシュニトケのビオラ協奏曲の第2楽章。シュニトケはショスタコの影響を受けてるのもあってこの協奏曲は3つの楽章がスロー→速い→スローという編成になってるのですがビオラにはこういうのが合ってるかも。
だからこそといいますか速い楽章にぶちこまれたインパクトってほんと凄いです。バイオリン並の分散和音の超絶技巧とパワー攻撃を不協和音で、というのがかっこよくてたまらない。パワフルでダークなビオラすごいぜ!もっとやれ!(笑)
シュニトケの闇はショスタコ&ソヴィエトの闇を濃く継いでると思うのですが、彼の打楽器の時にアンビエンス的、時に奇怪な使い方はまた独特でさらに現代でなんだかツボに入ります。
ちなみにこの曲は私と同い年。シュニトケは結構長生きだったり、映画音楽なんかもたくさん書いてるので音楽だけでなく映像の歴史ももろに浴びてるはず。今ではクラシックといわれるようなホラー映画のテイストに通じるとこ、かなりあるかも。
リンク先はこの曲が捧げられたビオリスト、バシュメットの演奏で。ちなみに曲の中にバシュメットの名前の文字を表すモチーフも入ってるとかなんとか。そのうちスコアみながらじっくり聴きたいです。
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今日やっと前のエントリーの歌曲3曲を初見で弾きました。リスト編曲なので菩提樹と水の上~は難しかったのでまずはドッペルゲンガーから初めてみようと思います。
あと水の上~は映画バトルロワイヤルで使われてたのですね。自分が見つけてしまった魔物との関連は不明ですが何かさりげなく尋常ないものがあるような音楽なのか、何かいそうな感じなのかも。
昨日行った博物館では昆虫のセクション結構人気だったのですが蜘蛛の生体展示が前来たときと比べて増えてて個人的にはほくほくでした。ふさふさタランチュラ可愛い。子供だと気持ち悪がりながらも傍まで見に行くのですがさすがに大人で水槽に顔近づけてたのは私くらいだったかも。まあオーストラリアはヘビもそうですが蜘蛛も危険なヤツが多いし・・・という理由もありますが。
今日は蜘蛛に関して「クモ恐怖症には性ホルモンが関わってる可能性が?」という感じの記事がTwitterでABC Newsから流れてきたのですが内容は面白いし私は平気とはいえ、「#arachnophobia(クモ恐怖症)」のタグを付けてサムネイルが本物の蜘蛛が動いてるgif動画は配慮がなさすぎだろう。しかも数時間後に別の記事で全く同じ事やってるし。
インターネットの世界(特に英語圏)ではTrigger Warningというものがあります。
ここでTriggerというのは例えばトラウマ体験などに関して昔の記憶が思い出されるきっかけになるものだったり、見たり聴いたりetc.することで精神状態に著しい悪影響を与えかねない内容のもの、という風に理解していますが合ってるかな。
Trigger Warningは例えばリンク先の記事に対して「こういう内容を扱ってるからTriggerになるかもしれない人は気をつけてねorアクセスしない方が良いよ」みたいな警告をキーワードで表したもの。
例えばメンタルヘルス団体のfacebook投稿で記事を紹介するときにTrigger Warningを良く見ます。
摂食障害団体だったらリンク先の記事にダイエットの話だったり過度なダイエット・拒食を促すような雑誌の表紙の写真とかが載ってたらTrigger Warning: Diet, pro-ano contentみたいなことが書いてあったり。
他にも性暴力や家庭内暴力についての内容のキーワードも多いかな。
セクシュアルマイノリティ団体の投稿だと差別・暴力関係のキーワード見た覚えが。
私みたいにそういうTriggerに該当するわけではない人でも「面白そうな内容だけどちょっとしんどいからやめといておこうorもちょっと調子良い日に置いておこう」みたいな調整の助けにはなってます。
そもそもTrigger Warningが一般的なニュースサイトとかよりも特定団体での投稿に多いのはそういう団体のアカウントをフォローしてる母集団が摂食障害の患者さんだったり元患者さんだったり、家族や関連職業の人が一般的な母集団より多いため、Triggerに該当する人の割合も多く。
さらにもちろんそういう団体に関わってる人はそのTriggerの影響の深刻さ、大切さを良く知ってるってのもあり。
字数制限が厳しいTwittterだと難しいけどfacebookとかではよく見るTrigger Warning、こういう配慮はほんと大事だと思います。もちょっと広く知られて&議論されていいと思うなあ。
(似たような話でいうとWHOの自殺に関する報道ガイドラインももっと一般に知られて&メディアに徹底されていただきたいのですが)
あとTrigger Warningについてはもちろん過剰に配慮を求めてはいけないとは思うのですが、最近Triggeredという言葉が本来の意味より軽い意味でネットスラング的に使われてて(そういう配慮をおちょくってそういう方向に行ってるんじゃないかな)、Triggerという存在が軽視されてる感もあり。そういうのも混同せず考慮していただきたい。
で、最初の話に戻ってどうして前述恐怖症タグ+gifがいけないかというとまず一般に蜘蛛を恐怖とは行かなくても不快に思う人口の多さ、それに加えて#arachnophobiaというタグを検索に使うであろう人間の性質(おそらく蜘蛛が怖い・嫌いな人が多い)を考える実際の蜘蛛の写真にとどまらずgif動画を使っちゃうのはあまりにも配慮がなさすぎでは、と思ったわけです。
実際どっちかの記事の中でarachnophobiaを専門家と一緒に克服する試みが進んでる話も出てきて、そんなばーっと軽率に写真見せていいものではないって分かってる風なのに。
メンタルヘルスとかでの比較的ピンポイントのTriggerよりも分かりやすいと思うんだけど。なんか残念。
蜘蛛好き(蛾と同じくでかいのが可愛い)としてはなんか余計なことして人々の蜘蛛嫌いを煽らないでいただきたいと本当に思うのです。あとはこの件に限らず全体的に余計なことはしてくれるなと。以上です。
今日の一曲: ウィリアム・ウォルトン 「ヨハネスブルグ祝祭序曲」
最近ちょっと創作の方が色々(執筆そのものに限らず)進んで色々日常でも考えが創作につながるようになってきたので(前述のクモ恐怖症に性ホルモンが~というのもその一つ)創作でイメージサントラに使ってる曲を一つ。
今書いてるストーリーは架空の町を中心に全てが回るようになってて、この「街」をイメージさせる曲をいくつか選んで詳細とかビジュアルとかを詰めていったりしてます。
夕方に朱に染まる様子を思わせる曲だったり、街の特定の場所を思わせる曲だったり。その中でもこの「ヨハネスブルグ祝祭序曲」は街の全体的な雰囲気や天気、あと大まかな人口のイメージなんかにも役立ってます。
ウォルトンは基本的に都会というか人が住んでるとこの楽曲が有名で(Spitfireにしてもorb & sceptreにしても)、ノスタルジーが特徴のイギリス音楽の中ではちょっと前向きなテイストもあり。祝祭序曲なので人々が生き生きとしててbustlingな光景がうまいことマッチしてるような。
でもジャンル問わずこの街はイギリス音楽と相性がいいような。ブリテンとかビートルズとかも街風景サントラに入ってたり、あとイギリスの流れを受け継いでる+前向きさでオーストラリアの音楽も相性がいい。というか一部はどうしても身近なメルボルンを参照にするからオーストラリア音楽は噛んで当たり前。
あとは軽めでカラフルなフランス音楽、そして風景が見える音楽でおなじみface to ace(といってもバラード多し)なんかもイメージ曲として使ってます。
視覚的にはっきり空間認識して詳細まで景色とか考えるのは苦手ではあるのですが音楽がその助けになってくれてありがたいです。
ということでまた曲自体の話はほとんどせずだったのでリンク録音だけ置いて逃げることにします(汗)
あと水の上~は映画バトルロワイヤルで使われてたのですね。自分が見つけてしまった魔物との関連は不明ですが何かさりげなく尋常ないものがあるような音楽なのか、何かいそうな感じなのかも。
昨日行った博物館では昆虫のセクション結構人気だったのですが蜘蛛の生体展示が前来たときと比べて増えてて個人的にはほくほくでした。ふさふさタランチュラ可愛い。子供だと気持ち悪がりながらも傍まで見に行くのですがさすがに大人で水槽に顔近づけてたのは私くらいだったかも。まあオーストラリアはヘビもそうですが蜘蛛も危険なヤツが多いし・・・という理由もありますが。
今日は蜘蛛に関して「クモ恐怖症には性ホルモンが関わってる可能性が?」という感じの記事がTwitterでABC Newsから流れてきたのですが内容は面白いし私は平気とはいえ、「#arachnophobia(クモ恐怖症)」のタグを付けてサムネイルが本物の蜘蛛が動いてるgif動画は配慮がなさすぎだろう。しかも数時間後に別の記事で全く同じ事やってるし。
インターネットの世界(特に英語圏)ではTrigger Warningというものがあります。
ここでTriggerというのは例えばトラウマ体験などに関して昔の記憶が思い出されるきっかけになるものだったり、見たり聴いたりetc.することで精神状態に著しい悪影響を与えかねない内容のもの、という風に理解していますが合ってるかな。
Trigger Warningは例えばリンク先の記事に対して「こういう内容を扱ってるからTriggerになるかもしれない人は気をつけてねorアクセスしない方が良いよ」みたいな警告をキーワードで表したもの。
例えばメンタルヘルス団体のfacebook投稿で記事を紹介するときにTrigger Warningを良く見ます。
摂食障害団体だったらリンク先の記事にダイエットの話だったり過度なダイエット・拒食を促すような雑誌の表紙の写真とかが載ってたらTrigger Warning: Diet, pro-ano contentみたいなことが書いてあったり。
他にも性暴力や家庭内暴力についての内容のキーワードも多いかな。
セクシュアルマイノリティ団体の投稿だと差別・暴力関係のキーワード見た覚えが。
私みたいにそういうTriggerに該当するわけではない人でも「面白そうな内容だけどちょっとしんどいからやめといておこうorもちょっと調子良い日に置いておこう」みたいな調整の助けにはなってます。
そもそもTrigger Warningが一般的なニュースサイトとかよりも特定団体での投稿に多いのはそういう団体のアカウントをフォローしてる母集団が摂食障害の患者さんだったり元患者さんだったり、家族や関連職業の人が一般的な母集団より多いため、Triggerに該当する人の割合も多く。
さらにもちろんそういう団体に関わってる人はそのTriggerの影響の深刻さ、大切さを良く知ってるってのもあり。
字数制限が厳しいTwittterだと難しいけどfacebookとかではよく見るTrigger Warning、こういう配慮はほんと大事だと思います。もちょっと広く知られて&議論されていいと思うなあ。
(似たような話でいうとWHOの自殺に関する報道ガイドラインももっと一般に知られて&メディアに徹底されていただきたいのですが)
あとTrigger Warningについてはもちろん過剰に配慮を求めてはいけないとは思うのですが、最近Triggeredという言葉が本来の意味より軽い意味でネットスラング的に使われてて(そういう配慮をおちょくってそういう方向に行ってるんじゃないかな)、Triggerという存在が軽視されてる感もあり。そういうのも混同せず考慮していただきたい。
で、最初の話に戻ってどうして前述恐怖症タグ+gifがいけないかというとまず一般に蜘蛛を恐怖とは行かなくても不快に思う人口の多さ、それに加えて#arachnophobiaというタグを検索に使うであろう人間の性質(おそらく蜘蛛が怖い・嫌いな人が多い)を考える実際の蜘蛛の写真にとどまらずgif動画を使っちゃうのはあまりにも配慮がなさすぎでは、と思ったわけです。
実際どっちかの記事の中でarachnophobiaを専門家と一緒に克服する試みが進んでる話も出てきて、そんなばーっと軽率に写真見せていいものではないって分かってる風なのに。
メンタルヘルスとかでの比較的ピンポイントのTriggerよりも分かりやすいと思うんだけど。なんか残念。
蜘蛛好き(蛾と同じくでかいのが可愛い)としてはなんか余計なことして人々の蜘蛛嫌いを煽らないでいただきたいと本当に思うのです。あとはこの件に限らず全体的に余計なことはしてくれるなと。以上です。
今日の一曲: ウィリアム・ウォルトン 「ヨハネスブルグ祝祭序曲」
最近ちょっと創作の方が色々(執筆そのものに限らず)進んで色々日常でも考えが創作につながるようになってきたので(前述のクモ恐怖症に性ホルモンが~というのもその一つ)創作でイメージサントラに使ってる曲を一つ。
今書いてるストーリーは架空の町を中心に全てが回るようになってて、この「街」をイメージさせる曲をいくつか選んで詳細とかビジュアルとかを詰めていったりしてます。
夕方に朱に染まる様子を思わせる曲だったり、街の特定の場所を思わせる曲だったり。その中でもこの「ヨハネスブルグ祝祭序曲」は街の全体的な雰囲気や天気、あと大まかな人口のイメージなんかにも役立ってます。
ウォルトンは基本的に都会というか人が住んでるとこの楽曲が有名で(Spitfireにしてもorb & sceptreにしても)、ノスタルジーが特徴のイギリス音楽の中ではちょっと前向きなテイストもあり。祝祭序曲なので人々が生き生きとしててbustlingな光景がうまいことマッチしてるような。
でもジャンル問わずこの街はイギリス音楽と相性がいいような。ブリテンとかビートルズとかも街風景サントラに入ってたり、あとイギリスの流れを受け継いでる+前向きさでオーストラリアの音楽も相性がいい。というか一部はどうしても身近なメルボルンを参照にするからオーストラリア音楽は噛んで当たり前。
あとは軽めでカラフルなフランス音楽、そして風景が見える音楽でおなじみface to ace(といってもバラード多し)なんかもイメージ曲として使ってます。
視覚的にはっきり空間認識して詳細まで景色とか考えるのは苦手ではあるのですが音楽がその助けになってくれてありがたいです。
ということでまた曲自体の話はほとんどせずだったのでリンク録音だけ置いて逃げることにします(汗)
ちょっとだけ新鮮な風が吹いてきたかも。
昨日は音楽友達のバースデーでBYO家飲み(キリンのシードルを二本持ってきました)でした。
私がまだメシアン弾いてない頃大学でメシアン弾いてた先輩と初めて会ったり、なんかクラシック音楽畑の小ささに驚くこと色々。
大学を出た後海外に行った音楽仲間も多いのですが、海外から帰ってくる(+パートナーを連れてくる)人もそこそこいるようで。住みよさだったり、あと現代音楽音楽(あとダンスもらしいです)で色々やりやすいとい文化背景があるらしく。
それで似たような話だとオーストラリアでメルボルンってのは文化のミックス的に他の都市とかなり違うみたいです。私はあんまり他の州都に行ってないのですが、色んな文化背景の人が混在しててそれが普通、みたいな感じなのはほぼメルボルンだけだとか聞きました。(最近ホバートいったんですけど人口がだいぶ少ないんで比較しづらいですね、でもまあアジア人は少なかったかも)
なので観光はあれですが街の雰囲気という意味でも外国からメルボルンにもっと遊びに・住みに来て欲しいと改めて思いました。
さてその同じパーティーで去年シューベルトを歌った(友人の)友人の歌手に「あんたらのおかげでシューベルト弾きたくなったよ」と話したら「シューベルトの歌曲のピアノ編曲も色々あるよ-」とそそのかされた(?)ので今日探してみたらかなり有りました。しかもリスト編曲中心に。
リスト版の「魔王」は有名ですが他にもたくさんシューベルトの歌曲編曲しているみたいで。しかもシューベルトに限らずリストはピアノ編曲が多い!ベートーヴェンの交響曲やワーグナー辺りも有名ですが幻想交響曲とかまで手がけてたのは初耳。逆にピアノ編曲結構やってるイメージのラフマニノフは曲数は意外と少なかった。
とりあえず著作権ひっかからない20世紀初頭より前の音楽ならIMSLPに楽譜アップされてるので(便利ですよ-)シューベルト歌曲リスト編曲でちょっと探してみて絞り込んでとりあえず以下の3曲を印刷してみました。
(1)「白鳥の歌」より「影法師(ドッペルゲンガー)」
(2)「冬の旅」より「菩提樹」
(3)「水の上で歌う」
(知ってはいるのですが今改めて一覧スクロールしてたら編曲はされてないけど面白そうな歌曲がいっぱい!)
とりあえず(1)は去年その前述元凶の友人達が歌ってかなり記憶にのこった曲。短くてインパクトあるし影だから今弾いてるアデスのDarknesse Visibleと相性がよさげ?ただピアノだけでどうなってるかなー。
「菩提樹」はだいぶ前から好きな歌曲で、ピアノで弾けたらいいなーと憧れがあります。楽譜見たら結構リスト分入ってるみたいで果たして技巧的に弾けるか自信ないのですが今でなくてもそのうち。
そして(3)も実はアデスの音楽から(四重奏曲Arcadianaの楽章タイトルから)知った曲。だいたい20~21世紀から遡って元ネタを見つけるのがデフォルトな自分。それで今日歌曲版・ピアノ版初めて聴いてみたのですが歌詞の自然美題材と対照的になんか魔物が住んでそうな曲ですねこれ(汗)これもピアノ編曲のフレーバーが強いんで見た目難しいんですが・・・夜ガス「絞首台」に続いて魔物に魅入られたい気持ちがひしひし。
ということで初見の楽しみ&ピアノソナタまで行かないシューベルトの楽しみが増えました。
秋冬これで過ごせる、というほどではないですがとりあえず短期的な刺激。
引き続きアンテナ広げて行きたいと思います。
今日の一曲: フランツ・シューベルト「水の上で歌う」(リスト編曲版)
ほんと最近弾きたい音楽の好みが不健全なような。Darknesse Visibleから絞首台から、ついでに言えばその前のウンディーネの水+魔物から、それでこの曲に(実際あるかないかわからないけど)魔物を見つけてしまって。
未だに悩んでるインクサンプルも油断すると青緑の深めなところが多いしなんか似たような変な偏りに囚われているのか・・・
この「水の上で歌う」は調号・エンディングが「変イ長調」で書かれてるのですが実際曲の半分ぐらいが実質「変イ短調」で。今弾いてる即興曲みたいなシューベルトのヘ短調の暗さも独特ですがこの曲みたいなシューベルトの「変イ短調と変イ長調の明暗の紙一重」にも色んな意味でヤバい物を感じます。あとシューベルトの転がるようなきらめくような速めのパッセージ(特に水面を表すような)と変イ短調の組み合わせもなかなかすごいです。
何をするにしてもシューベルトの「変さ」「独特さ」「ヤバさ」って一見素通りしちゃうくらいに繊細でさりげないんですよね。この曲にしても歌詞が前述のとおり自然美を歌う美しい詩なのですが、でも最初この曲を聴いたときからものすごい自分のセンサーがアラート出していて。
なんでそんなに危ない物を感じるのか自分でもよくわからなくてびっくりです。でもその分好きな曲であることは確か。
ただ一つ言えるのはウンディーネにもあるように水は美しい顔で優しく手招きしながら人を(物理的に・精神的に)深みに引きずり込んで溺れさせて沈めようとしているものなので、そういう意味での危うさはあるかなー。そこまでひっくるめて炎とか水とかもっとピアノでも色々遊んでみたいです。
今日ようつべで録音をあさってたらホルヘ・ボレットの名前がこの曲の演奏に関して多く出てたので探してみたらちょうどシューベルト歌曲のリスト編曲を集めたCDが出てきました。(2)の菩提樹も入ってるし魔王も入ってるし、これ私も欲しいなあ。
昨日は音楽友達のバースデーでBYO家飲み(キリンのシードルを二本持ってきました)でした。
私がまだメシアン弾いてない頃大学でメシアン弾いてた先輩と初めて会ったり、なんかクラシック音楽畑の小ささに驚くこと色々。
大学を出た後海外に行った音楽仲間も多いのですが、海外から帰ってくる(+パートナーを連れてくる)人もそこそこいるようで。住みよさだったり、あと現代音楽音楽(あとダンスもらしいです)で色々やりやすいとい文化背景があるらしく。
それで似たような話だとオーストラリアでメルボルンってのは文化のミックス的に他の都市とかなり違うみたいです。私はあんまり他の州都に行ってないのですが、色んな文化背景の人が混在しててそれが普通、みたいな感じなのはほぼメルボルンだけだとか聞きました。(最近ホバートいったんですけど人口がだいぶ少ないんで比較しづらいですね、でもまあアジア人は少なかったかも)
なので観光はあれですが街の雰囲気という意味でも外国からメルボルンにもっと遊びに・住みに来て欲しいと改めて思いました。
さてその同じパーティーで去年シューベルトを歌った(友人の)友人の歌手に「あんたらのおかげでシューベルト弾きたくなったよ」と話したら「シューベルトの歌曲のピアノ編曲も色々あるよ-」とそそのかされた(?)ので今日探してみたらかなり有りました。しかもリスト編曲中心に。
リスト版の「魔王」は有名ですが他にもたくさんシューベルトの歌曲編曲しているみたいで。しかもシューベルトに限らずリストはピアノ編曲が多い!ベートーヴェンの交響曲やワーグナー辺りも有名ですが幻想交響曲とかまで手がけてたのは初耳。逆にピアノ編曲結構やってるイメージのラフマニノフは曲数は意外と少なかった。
とりあえず著作権ひっかからない20世紀初頭より前の音楽ならIMSLPに楽譜アップされてるので(便利ですよ-)シューベルト歌曲リスト編曲でちょっと探してみて絞り込んでとりあえず以下の3曲を印刷してみました。
(1)「白鳥の歌」より「影法師(ドッペルゲンガー)」
(2)「冬の旅」より「菩提樹」
(3)「水の上で歌う」
(知ってはいるのですが今改めて一覧スクロールしてたら編曲はされてないけど面白そうな歌曲がいっぱい!)
とりあえず(1)は去年その前述元凶の友人達が歌ってかなり記憶にのこった曲。短くてインパクトあるし影だから今弾いてるアデスのDarknesse Visibleと相性がよさげ?ただピアノだけでどうなってるかなー。
「菩提樹」はだいぶ前から好きな歌曲で、ピアノで弾けたらいいなーと憧れがあります。楽譜見たら結構リスト分入ってるみたいで果たして技巧的に弾けるか自信ないのですが今でなくてもそのうち。
そして(3)も実はアデスの音楽から(四重奏曲Arcadianaの楽章タイトルから)知った曲。だいたい20~21世紀から遡って元ネタを見つけるのがデフォルトな自分。それで今日歌曲版・ピアノ版初めて聴いてみたのですが歌詞の自然美題材と対照的になんか魔物が住んでそうな曲ですねこれ(汗)これもピアノ編曲のフレーバーが強いんで見た目難しいんですが・・・夜ガス「絞首台」に続いて魔物に魅入られたい気持ちがひしひし。
ということで初見の楽しみ&ピアノソナタまで行かないシューベルトの楽しみが増えました。
秋冬これで過ごせる、というほどではないですがとりあえず短期的な刺激。
引き続きアンテナ広げて行きたいと思います。
今日の一曲: フランツ・シューベルト「水の上で歌う」(リスト編曲版)
ほんと最近弾きたい音楽の好みが不健全なような。Darknesse Visibleから絞首台から、ついでに言えばその前のウンディーネの水+魔物から、それでこの曲に(実際あるかないかわからないけど)魔物を見つけてしまって。
未だに悩んでるインクサンプルも油断すると青緑の深めなところが多いしなんか似たような変な偏りに囚われているのか・・・
この「水の上で歌う」は調号・エンディングが「変イ長調」で書かれてるのですが実際曲の半分ぐらいが実質「変イ短調」で。今弾いてる即興曲みたいなシューベルトのヘ短調の暗さも独特ですがこの曲みたいなシューベルトの「変イ短調と変イ長調の明暗の紙一重」にも色んな意味でヤバい物を感じます。あとシューベルトの転がるようなきらめくような速めのパッセージ(特に水面を表すような)と変イ短調の組み合わせもなかなかすごいです。
何をするにしてもシューベルトの「変さ」「独特さ」「ヤバさ」って一見素通りしちゃうくらいに繊細でさりげないんですよね。この曲にしても歌詞が前述のとおり自然美を歌う美しい詩なのですが、でも最初この曲を聴いたときからものすごい自分のセンサーがアラート出していて。
なんでそんなに危ない物を感じるのか自分でもよくわからなくてびっくりです。でもその分好きな曲であることは確か。
ただ一つ言えるのはウンディーネにもあるように水は美しい顔で優しく手招きしながら人を(物理的に・精神的に)深みに引きずり込んで溺れさせて沈めようとしているものなので、そういう意味での危うさはあるかなー。そこまでひっくるめて炎とか水とかもっとピアノでも色々遊んでみたいです。
今日ようつべで録音をあさってたらホルヘ・ボレットの名前がこの曲の演奏に関して多く出てたので探してみたらちょうどシューベルト歌曲のリスト編曲を集めたCDが出てきました。(2)の菩提樹も入ってるし魔王も入ってるし、これ私も欲しいなあ。
またちょっと間があきました~
今月これが最初のエントリーとは(汗)
大きな仕事が終わりに近づいたり季節が変わりつつあったり相変わらずばたばたしてますが家の掃除をちょっとばかりしたりなんだり、ちょっと余裕は作れてる様子。
ただピアノで弾きたい曲がどうも思いつかなかったり欲しいインクで迷ったり、どうも形にならないところがあるようで。ピアノもちょっと思うように進んでないところもあるかなあ。多分。
でもipodをシャッフルにしていろんな曲を聴いたり、facebookのコミュを始めいろんなところで他人の万年筆やインクを見たりするのは楽しいし目・耳と心の保養になっています。
あとちょこちょこ片付けしたり家計つけたり入ってきたお金を必要なところから使ったり整頓するのも心にちょっといい気が。
あとは美味しいご飯を作って食べられるのも何よりの癒やしです。
ご飯と言えばこないだ行きつけのアジアンスーパーで春菊が売ってまして。しかも学名で。(中国語表記も「春菊」じゃなかった)
結構量があったんで1回目は見送ったのですが2回目は思い切って買って食べてみました。生よりもおひたし+ポン酢がおいしい。茹でると嵩が大分減りますし茎も美味しく食べられますし。
最近は日本の調味料も「そんなに大きいサイズの買わなくていいかなー」とポン酢も小さいボトル(ドレッシングサイズ)を買ってたのですが白菜+豚肉蒸しに続いてこれだけどあっという間にポン酢がなくなる(汗)
これから鍋の季節なんでちょくちょく売っててくれないかなー。
万年筆とインクですがねー。
こないだのニブみたいなことがあったのでメンテナンスキットを米Goulet Pensから取り寄せるついでにインクのサンプルなど買い物いくつか・・・と思ってます。
インクサンプルはオーストラリアだと手に入らないことが多いのでこれを機に(送料なんかもありますんで)色々試したいなーとは思いつつ、今もってるペン+次買うペンに入れるインクをどうするかが優先で。そうなるとブルーブラックブルーにグリーンお試し・・・うーんバリエーションが。
手持ちのFire and IceでおなじみのRobert Osterもいくつか新色を出してる(発売してる、まではいかないものもありますが)ようなのですが自分がすでに試したい・欲しいと思ってるインク色のすぐ横につけてくるみたいな感覚で悩ましい。
例えば日本に行ったとき愛知拠点なんで名古屋限定三光堂の「山崎川桜」が欲しいかも、と思ってるところにROのCherry Blossomもまたちょっと似たような泡目のピンク(ただしこっちは渋め)が出てきてどうしよう、とか。
オーストラリアで手に入りにくい万年筆・インクもまた色々悩ましいものがあり。
セーラーのインクとか万年筆とか海外のオンラインショップとかでしかないんですよね。facebookの万年筆コミュニティに入ってからほぼ途切れなく誰かが日本を訪れてるみたいなんですがオーストラリアでもそこら辺製品流通しないかなーとつくづく思います。
(自分も一時帰国でちゃんと予定通りで買い物抑えられるかな・・・)
コミュ内でのペン・インクの売買を見てると予定外のいい万年筆との出会い(と経済的に賢いお買い物)にも憧れますが・・・さてどうなるか。
見てるだけでも楽しいですし学ぶことも多く。趣味の世界はいいですなあ。
ピアノでちょっと停滞してるのもそこかなー。音楽友達と会って音楽の話をすることが少ないというかコンサートにも忙しくてあんまり行ってないし。全く聞いたことのない音楽でも知ってる曲の新しい見方でも新鮮な風が吹いてくれればいいんだけど。
今日の一曲: アレクサンドル・スクリャービン ピアノソナタ第9番「黒ミサ」
万年筆愛好家の世界では「Grail Pen」なる言い回しがありまして。
これはGrail=アーサー王が探した聖杯にかけて自分が最高で欲しいと思ってもなかなか手が届かない万年筆のこと(でいいんだよね)を指す言葉で、人それぞれではあるのですがオージードルだと3桁後半~4桁いくような価格のものがよく挙げられます。私はまだまだそこまでは行かないけどペリカンのスーベレーンシリーズで手に合うサイズのが近いかな?
それじゃあピアノで「Grail Piece」はあるのかと考え始めると面白いですね。万年筆と比べて若干手が届きやすそうな曲を選んでしまう?まあ大学卒業した後はそういう風になるような、なんとなく。例えばシューベルトのハ短調ソナタとか、クラムのマクロコスモス第2巻(ほとんど弾いたけど)、ラフマニノフの長めの曲とか、あとは夜ガスとか。
そしてこの黒ミサソナタもまた自分にとって一種のgrail分類かもしれません。届きそうでなかなか届いてない。この曲をしっかり手にする日が待ち遠しくてたまらない。
自分にとってgrail pieceに求める性質があるとしたらそれはやっぱり技巧や音楽的なことじゃなくて音楽の頭というか心というか魂の深さなんじゃないかなあ。曲を学ぶ過程でそういうものにがっつり向き合ってどっぷり浸かる、そんな曲を欲している。
そういう意味ではこの曲は本当に自分に合ってると思います。あと後期スクリャービンの闇の炎と相性がいい。通じ合ってる気はするのですが実際にそれを表現するとなると本当に難しい。
楽譜も音楽的な表現も恐れられてる程は難しくない気がするのですが音楽の向こうの諸々が手強いのなんのって。それがたまらない。
だからもっとスクリャービンの曲を自分で弾けばいいと思うし、もっとgrailな曲に挑んでみるべきだと思うし、さらに言えば新しいgrailを見つけたりもっと上のレベルのgrailを設定してみればいいのかもしれない、そんなことを思う秋です。
もしかしたら結局この曲に戻ってくるのかもしれませんが、今秋冬なんらかのスクリャービンに取り組みたいです。
リンクしたのはスクリャービンといえばファーストチョイスのホロヴィッツ。初期から後期までスクリャービンの豹変する作風が楽しめます。いつも思うけど別人みたい。
そしてトラック7の練習曲op.42-5もお気に入りの曲です。
今月これが最初のエントリーとは(汗)
大きな仕事が終わりに近づいたり季節が変わりつつあったり相変わらずばたばたしてますが家の掃除をちょっとばかりしたりなんだり、ちょっと余裕は作れてる様子。
ただピアノで弾きたい曲がどうも思いつかなかったり欲しいインクで迷ったり、どうも形にならないところがあるようで。ピアノもちょっと思うように進んでないところもあるかなあ。多分。
でもipodをシャッフルにしていろんな曲を聴いたり、facebookのコミュを始めいろんなところで他人の万年筆やインクを見たりするのは楽しいし目・耳と心の保養になっています。
あとちょこちょこ片付けしたり家計つけたり入ってきたお金を必要なところから使ったり整頓するのも心にちょっといい気が。
あとは美味しいご飯を作って食べられるのも何よりの癒やしです。
ご飯と言えばこないだ行きつけのアジアンスーパーで春菊が売ってまして。しかも学名で。(中国語表記も「春菊」じゃなかった)
結構量があったんで1回目は見送ったのですが2回目は思い切って買って食べてみました。生よりもおひたし+ポン酢がおいしい。茹でると嵩が大分減りますし茎も美味しく食べられますし。
最近は日本の調味料も「そんなに大きいサイズの買わなくていいかなー」とポン酢も小さいボトル(ドレッシングサイズ)を買ってたのですが白菜+豚肉蒸しに続いてこれだけどあっという間にポン酢がなくなる(汗)
これから鍋の季節なんでちょくちょく売っててくれないかなー。
万年筆とインクですがねー。
こないだのニブみたいなことがあったのでメンテナンスキットを米Goulet Pensから取り寄せるついでにインクのサンプルなど買い物いくつか・・・と思ってます。
インクサンプルはオーストラリアだと手に入らないことが多いのでこれを機に(送料なんかもありますんで)色々試したいなーとは思いつつ、今もってるペン+次買うペンに入れるインクをどうするかが優先で。そうなるとブルーブラックブルーにグリーンお試し・・・うーんバリエーションが。
手持ちのFire and IceでおなじみのRobert Osterもいくつか新色を出してる(発売してる、まではいかないものもありますが)ようなのですが自分がすでに試したい・欲しいと思ってるインク色のすぐ横につけてくるみたいな感覚で悩ましい。
例えば日本に行ったとき愛知拠点なんで名古屋限定三光堂の「山崎川桜」が欲しいかも、と思ってるところにROのCherry Blossomもまたちょっと似たような泡目のピンク(ただしこっちは渋め)が出てきてどうしよう、とか。
オーストラリアで手に入りにくい万年筆・インクもまた色々悩ましいものがあり。
セーラーのインクとか万年筆とか海外のオンラインショップとかでしかないんですよね。facebookの万年筆コミュニティに入ってからほぼ途切れなく誰かが日本を訪れてるみたいなんですがオーストラリアでもそこら辺製品流通しないかなーとつくづく思います。
(自分も一時帰国でちゃんと予定通りで買い物抑えられるかな・・・)
コミュ内でのペン・インクの売買を見てると予定外のいい万年筆との出会い(と経済的に賢いお買い物)にも憧れますが・・・さてどうなるか。
見てるだけでも楽しいですし学ぶことも多く。趣味の世界はいいですなあ。
ピアノでちょっと停滞してるのもそこかなー。音楽友達と会って音楽の話をすることが少ないというかコンサートにも忙しくてあんまり行ってないし。全く聞いたことのない音楽でも知ってる曲の新しい見方でも新鮮な風が吹いてくれればいいんだけど。
今日の一曲: アレクサンドル・スクリャービン ピアノソナタ第9番「黒ミサ」
万年筆愛好家の世界では「Grail Pen」なる言い回しがありまして。
これはGrail=アーサー王が探した聖杯にかけて自分が最高で欲しいと思ってもなかなか手が届かない万年筆のこと(でいいんだよね)を指す言葉で、人それぞれではあるのですがオージードルだと3桁後半~4桁いくような価格のものがよく挙げられます。私はまだまだそこまでは行かないけどペリカンのスーベレーンシリーズで手に合うサイズのが近いかな?
それじゃあピアノで「Grail Piece」はあるのかと考え始めると面白いですね。万年筆と比べて若干手が届きやすそうな曲を選んでしまう?まあ大学卒業した後はそういう風になるような、なんとなく。例えばシューベルトのハ短調ソナタとか、クラムのマクロコスモス第2巻(ほとんど弾いたけど)、ラフマニノフの長めの曲とか、あとは夜ガスとか。
そしてこの黒ミサソナタもまた自分にとって一種のgrail分類かもしれません。届きそうでなかなか届いてない。この曲をしっかり手にする日が待ち遠しくてたまらない。
自分にとってgrail pieceに求める性質があるとしたらそれはやっぱり技巧や音楽的なことじゃなくて音楽の頭というか心というか魂の深さなんじゃないかなあ。曲を学ぶ過程でそういうものにがっつり向き合ってどっぷり浸かる、そんな曲を欲している。
そういう意味ではこの曲は本当に自分に合ってると思います。あと後期スクリャービンの闇の炎と相性がいい。通じ合ってる気はするのですが実際にそれを表現するとなると本当に難しい。
楽譜も音楽的な表現も恐れられてる程は難しくない気がするのですが音楽の向こうの諸々が手強いのなんのって。それがたまらない。
だからもっとスクリャービンの曲を自分で弾けばいいと思うし、もっとgrailな曲に挑んでみるべきだと思うし、さらに言えば新しいgrailを見つけたりもっと上のレベルのgrailを設定してみればいいのかもしれない、そんなことを思う秋です。
もしかしたら結局この曲に戻ってくるのかもしれませんが、今秋冬なんらかのスクリャービンに取り組みたいです。
リンクしたのはスクリャービンといえばファーストチョイスのホロヴィッツ。初期から後期までスクリャービンの豹変する作風が楽しめます。いつも思うけど別人みたい。
そしてトラック7の練習曲op.42-5もお気に入りの曲です。
前々回のエントリーで言ってたラミーのサファリ透明(Vista)用EFニブ、買ったお店に行ったら替えてもらえました。
個体差があるという話は聞いてましたが新しいニブはなめらかだけどちょっと太め。まあいいやこれくらい大丈夫。もしかしたら自分で調整できるかもですがまだそこをいじるのは早いかな。
州外・海外からものすごく速くデリバリーしてくれるオンラインショップもありますがローカルの店で買い物するのも良いものです。万年筆の場合いろいろ使い分けて買い物上手になるのも楽しいです。
今や人口が追い抜くとか多くの会社のビジネス拠点があるとか諸々の要素でシドニーに負けない規模のメルボルンですが(注:バイアスは入ってます)、万年筆界隈の話を聞くとちょっとシドニーに負けてるなーと思うことはあります。
具体的にいうと全国チェーンでメルボルンでも本屋として親しみがあるDymocks、シドニーに行けば文具類が充実しているだけでなく万年筆に特化した部分もあり、しかも万年筆のセールとかまでやってると聞いちゃあおのれ地域格差めとしかいいようがないですよ。
他でいうと観光関連にしては量も質もメルボルンはシドニーと比べものにならないですし。
オペラハウス、タロンガ動物園、各種クルーズとかくらいしか知らないのですが(そもそもシドニーに行ったのが20年くらい前)シドニーの方がずっと観光っぽいことやってるなー整ってるなーと思うのです。
その分ホバートとかアデレード(行ったことない)とかパース(行ったことない)とかはメルボルンと似たような感じというか風土というか。アデレードはワイン&グルメで売ってますし、メルボルンとかぶってるというか向こうの方がすごいらしいですし。パースはもっと海にウェイトが大きいかな。
ブリスベン・ゴールドコーストが感じとしてはシドニー寄り、ということでいいのかな。
観光は別にして、オーストラリアのシドニー以外の都市で暮らしていて日常でこれが足りない、これがあったらなあ、なんてことは(特にメルボルンでは)ないと思われます。ただ今回みたいにたまーに特定分野でシドニー偏りになってるってことはもしかしたら結構あるのかなあ・・・
イベント関係で各国ツアーでオーストラリアはシドニーだけ、というシチュエーションはあるかも。
で、もちろんこの国では各州の州都とそのほかの街の格差もものすごく。VIC州でもジーロングまで出てからの雰囲気と店揃えの違いにびっくりしますし。その次に大きい町ってどこ!?ですし。(バララットか?ベンディゴか?)
そういう話になるとやっぱオンラインショッピングは便利だなーと思います。
田舎の友達も最近はスーパーの買い物オンラインで済ませてるって言ってましたし子供服・自分の服買うのももっとネット活用したいみたいなこと言ってましたし。
万年筆界隈ではお店で直接ペンの大きさとかを確認できなくてもfacebookで情報交換したり地方のオフみたいなもので集まったりもあるそうで。
だから便利な時代ではあるのですがもうちょっとこうかゆいところに手が届いてほしいことも結構あります(特に郵便輸送が絡むと・・・)。たとえば前述のように海外から(うちの国の郵便とは別の輸送で)速く荷物が届いたり、そういう競合に反応して国内の諸々も良くなってくれないかなあ。Amazonも来るらしいし。
とりあえず今は「万年筆いろいろな店でウィンドウショッピングできるシドニーずるいー」とじたばたしておきます。そしてメルボルンの数少ない万年筆屋も大切に。そのうちまたお世話になりに行きたいです。
今日の一曲: Spice Girls 「Denying」
イベントでの地域格差めの話に戻りますが、海外アーティストがシドニー来てメルボルン来ないのはよくあるんじゃないかなー。スパイス・ガールズはどうだったかなと調べたのですがキャンセルされたコンサートだったり最近の20周年どうなる的な憶測ページがいろいろ出てきて情報交錯しすぎ。
話は変わるのですが最近日本で録画してもらった水曜のダウンタウンを見ながら「このテーマ音楽好きだな」と思ってたら変ロ短調だった件。自分がなにげに好きになった曲の変ロ短調率は本当に高いです。このスパイス・ガールズの「Denying」もそう。自分でもよく理由がわからないうちに好きになってた。
たぶん使ってる和音の色彩が好みなのかなーと思うのですが実際のメカニズムはさて。
この曲も特にメロディーがきれいとか曲調がすごい好みとかそういうのとはちょい違って。
しっとりめでパンチがある中の変ロ短調ベースジャズ風ハーモニーというなんか地味だけど絶妙なフレーバー。
でもサビ前のメロディックになって厚みを増すところとか音楽的に理にかなってて気持ちいいとこもあり。あと歌詞を聴く・覚える・歌うのが苦手な私(特に中学時代で英語だと)にとって歌詞が比較的早く通った曲でもあるのでそれもなんかあるのかな。
何にせよこの曲の曲調だったり歌詞のスタンスみたいなものは中学生のときから心に刺さってます。アルバムだとこの曲の次の「Viva Forever」がすごい美しい名曲なんですが、それでも独特のポジションにいるような。
結局何を言いたかったのかあれですが、いわゆる「メジャーな名曲がいくつか入ってるアルバムの中のマイナーな曲」なこの「Denying」も味があるいい曲だよー・・・みたいな。
その「メジャーな名曲がいくつか入ってるアルバム」であるSpiceworld。結構バランスもいいし聞いてて今でも楽しい曲揃い。ノスタルジー以上のものはあると思います。
あと未だに3枚目のアルバム(Foreverでいいんだよね)持ってないのが惜しくて。いつか手に入れる。
個体差があるという話は聞いてましたが新しいニブはなめらかだけどちょっと太め。まあいいやこれくらい大丈夫。もしかしたら自分で調整できるかもですがまだそこをいじるのは早いかな。
州外・海外からものすごく速くデリバリーしてくれるオンラインショップもありますがローカルの店で買い物するのも良いものです。万年筆の場合いろいろ使い分けて買い物上手になるのも楽しいです。
今や人口が追い抜くとか多くの会社のビジネス拠点があるとか諸々の要素でシドニーに負けない規模のメルボルンですが(注:バイアスは入ってます)、万年筆界隈の話を聞くとちょっとシドニーに負けてるなーと思うことはあります。
具体的にいうと全国チェーンでメルボルンでも本屋として親しみがあるDymocks、シドニーに行けば文具類が充実しているだけでなく万年筆に特化した部分もあり、しかも万年筆のセールとかまでやってると聞いちゃあおのれ地域格差めとしかいいようがないですよ。
他でいうと観光関連にしては量も質もメルボルンはシドニーと比べものにならないですし。
オペラハウス、タロンガ動物園、各種クルーズとかくらいしか知らないのですが(そもそもシドニーに行ったのが20年くらい前)シドニーの方がずっと観光っぽいことやってるなー整ってるなーと思うのです。
その分ホバートとかアデレード(行ったことない)とかパース(行ったことない)とかはメルボルンと似たような感じというか風土というか。アデレードはワイン&グルメで売ってますし、メルボルンとかぶってるというか向こうの方がすごいらしいですし。パースはもっと海にウェイトが大きいかな。
ブリスベン・ゴールドコーストが感じとしてはシドニー寄り、ということでいいのかな。
観光は別にして、オーストラリアのシドニー以外の都市で暮らしていて日常でこれが足りない、これがあったらなあ、なんてことは(特にメルボルンでは)ないと思われます。ただ今回みたいにたまーに特定分野でシドニー偏りになってるってことはもしかしたら結構あるのかなあ・・・
イベント関係で各国ツアーでオーストラリアはシドニーだけ、というシチュエーションはあるかも。
で、もちろんこの国では各州の州都とそのほかの街の格差もものすごく。VIC州でもジーロングまで出てからの雰囲気と店揃えの違いにびっくりしますし。その次に大きい町ってどこ!?ですし。(バララットか?ベンディゴか?)
そういう話になるとやっぱオンラインショッピングは便利だなーと思います。
田舎の友達も最近はスーパーの買い物オンラインで済ませてるって言ってましたし子供服・自分の服買うのももっとネット活用したいみたいなこと言ってましたし。
万年筆界隈ではお店で直接ペンの大きさとかを確認できなくてもfacebookで情報交換したり地方のオフみたいなもので集まったりもあるそうで。
だから便利な時代ではあるのですがもうちょっとこうかゆいところに手が届いてほしいことも結構あります(特に郵便輸送が絡むと・・・)。たとえば前述のように海外から(うちの国の郵便とは別の輸送で)速く荷物が届いたり、そういう競合に反応して国内の諸々も良くなってくれないかなあ。Amazonも来るらしいし。
とりあえず今は「万年筆いろいろな店でウィンドウショッピングできるシドニーずるいー」とじたばたしておきます。そしてメルボルンの数少ない万年筆屋も大切に。そのうちまたお世話になりに行きたいです。
今日の一曲: Spice Girls 「Denying」
イベントでの地域格差めの話に戻りますが、海外アーティストがシドニー来てメルボルン来ないのはよくあるんじゃないかなー。スパイス・ガールズはどうだったかなと調べたのですがキャンセルされたコンサートだったり最近の20周年どうなる的な憶測ページがいろいろ出てきて情報交錯しすぎ。
話は変わるのですが最近日本で録画してもらった水曜のダウンタウンを見ながら「このテーマ音楽好きだな」と思ってたら変ロ短調だった件。自分がなにげに好きになった曲の変ロ短調率は本当に高いです。このスパイス・ガールズの「Denying」もそう。自分でもよく理由がわからないうちに好きになってた。
たぶん使ってる和音の色彩が好みなのかなーと思うのですが実際のメカニズムはさて。
この曲も特にメロディーがきれいとか曲調がすごい好みとかそういうのとはちょい違って。
しっとりめでパンチがある中の変ロ短調ベースジャズ風ハーモニーというなんか地味だけど絶妙なフレーバー。
でもサビ前のメロディックになって厚みを増すところとか音楽的に理にかなってて気持ちいいとこもあり。あと歌詞を聴く・覚える・歌うのが苦手な私(特に中学時代で英語だと)にとって歌詞が比較的早く通った曲でもあるのでそれもなんかあるのかな。
何にせよこの曲の曲調だったり歌詞のスタンスみたいなものは中学生のときから心に刺さってます。アルバムだとこの曲の次の「Viva Forever」がすごい美しい名曲なんですが、それでも独特のポジションにいるような。
結局何を言いたかったのかあれですが、いわゆる「メジャーな名曲がいくつか入ってるアルバムの中のマイナーな曲」なこの「Denying」も味があるいい曲だよー・・・みたいな。
その「メジャーな名曲がいくつか入ってるアルバム」であるSpiceworld。結構バランスもいいし聞いてて今でも楽しい曲揃い。ノスタルジー以上のものはあると思います。
あと未だに3枚目のアルバム(Foreverでいいんだよね)持ってないのが惜しくて。いつか手に入れる。