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行って来ましたDaylesford & Hepburn Springs!
・・・なのですがちょっとまだ写真も整頓してなかったり色々なので旅行自体のことは次回に。
旅行前夜と旅行の主目的の一つだったコンサートについてささっと感想。
旅行に行く前に行ったのは第2の師と仰ぐMichael Kieran HarveyのMelbourne Recital Centreでのコンサート。ピアニストでありながら作曲家でありその他諸々ひっくるめてすごい音楽家で、あと色々クレイジーな伝説があったりする偉大な変人。
普段はタスマニアにいるのでこうやって生で演奏が聴けるのは貴重。
プログラムはこうでした:
「City of Snakes」
ピアノ・シンセサイザー・作曲:Michael Kieran Harvey
ピアノソナタ第3番「Aporia」
City of Snakes
From the Walls of Dis (after Robert Smithson)
Deaths Head Mandala
N Chromium
48 Fugues for Frank (Zappa); No. 6 "G-spot tornado"
The Green Brain; No. 6 "Beetles"
Budapest Sunrise (after Saxby Pridmore)
Kazohinia (after Sandor Szathmari)
ピアノで演奏したのは最初のソナタだけであとはシンセ。その間ずっと立っての演奏です。
ちょっと見たら(なんかどっかの教祖みたいな白いローブ着てて)少しお年を召したかなと思ったのですが演奏もしゃべりも相変わらず若いままでしたね。後で挨拶したら見た目全然変わらないとか驚かれましたがあの脳と指の動きの衰えないことのほうがびっくりですよ。
ちなみにこのプログラムで唯一録音を持ってる(初演3つ含め最近の作品が多い)48 Fugues for Frankの第6楽章、手持ちはピアノ版ですが今回の演奏はシンセでした。技巧のが音楽に活きるのはピアノ版だと思いますがシンセサイザーでいろんな音色があると曲が分かりやすくなるというか、難解すぎるマイケルの頭の中がもうちょっと分かるようになる気がします。
とはいえ常に頭と心と指が直結してるような、難解でエネルギッシュでクレイジーな音楽が変わらずで良かったです。1時間のリサイタルですがもっと聞きたいような、でも情報量の多さで頭がパンクしそうになったり、それでもすごく楽しいコンサートでした。
さてDaylesfordで聴きに行ったのは友人2人のコンサート。一人はもうここでもおなじみですがもう一人はしばらく会ってない&演奏を聴いてないユースオケ時代からのチェロ友達。
詳細はこんな。
The Daylesford Sessions: Cello & Piano
チェロ:Michael Dahlenburg
ピアノ:Stefan Cassomenos
フリッツ・クライスラー 「プニャーニの様式による前奏曲」
セシル・シャミナード 「スペインのセレナード」(クライスラー編曲)
フリッツ・クライスラー 「クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ」
セルゲイ・ラフマニノフ チェロとピアノのためのソナタ
アンコール セルゲイ・ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」
クライスラー周りは特に強く思うこともなかったのですが(チェロで、そしてこの2人でこういう曲聞いてもなーと思っちゃう偏屈元チェリストなんです)ラフマニノフ2曲はほんとよかった。
それにしてもラフマニノフのチェロソナタはほんとチェロソナタじゃないなー。なんかチェロのパートの上にピアノ協奏曲第2番をがーっとでっかいおたまで3すくいプラスおまけでちょっとかけたみたいな。ピアノパートの音の数と難しさは鬼畜レベル。
それでもちゃんとチェロはチェロらしい活躍してるし、曲としても聴き応えあるし、ラフマニノフだから文句なしに美しいし。
で、偏屈元チェリストでもやっぱりヴォカリーズの素晴らしい演奏には抗えないわけで。これこそ文句なしの美しさ。Daylesfordまで聴きにきてよかったです。
この2人のコンビで演奏を聴くことは大学時代は多かったのですが卒業してからはさっぱりで。また2人の弾くチェロ&ピアノ曲を聴きたいです。
ちなみにDaylesfordでのこのコンサート、小さい教会がいっぱいになるほど聴衆が来てました。さらに日曜日にはこれまた縁のあるZelman Symphony Orchestraのコンサートがあったらしいのですがちょっと街角で小耳にはさんだところによるとそっちも満員だったらしく。州内演奏旅行は私も少しながら経験があるのですが行く方は諸々大変ながら結構お客さんあつまるし盛り上がるし、良いことも色々あって好きです。また旅行がてらコンサートorコンサート聴きがてら旅行してみたい。
今日の一曲はお休み。次回旅行部分の話とともに。
・・・なのですがちょっとまだ写真も整頓してなかったり色々なので旅行自体のことは次回に。
旅行前夜と旅行の主目的の一つだったコンサートについてささっと感想。
旅行に行く前に行ったのは第2の師と仰ぐMichael Kieran HarveyのMelbourne Recital Centreでのコンサート。ピアニストでありながら作曲家でありその他諸々ひっくるめてすごい音楽家で、あと色々クレイジーな伝説があったりする偉大な変人。
普段はタスマニアにいるのでこうやって生で演奏が聴けるのは貴重。
プログラムはこうでした:
「City of Snakes」
ピアノ・シンセサイザー・作曲:Michael Kieran Harvey
ピアノソナタ第3番「Aporia」
City of Snakes
From the Walls of Dis (after Robert Smithson)
Deaths Head Mandala
N Chromium
48 Fugues for Frank (Zappa); No. 6 "G-spot tornado"
The Green Brain; No. 6 "Beetles"
Budapest Sunrise (after Saxby Pridmore)
Kazohinia (after Sandor Szathmari)
ピアノで演奏したのは最初のソナタだけであとはシンセ。その間ずっと立っての演奏です。
ちょっと見たら(なんかどっかの教祖みたいな白いローブ着てて)少しお年を召したかなと思ったのですが演奏もしゃべりも相変わらず若いままでしたね。後で挨拶したら見た目全然変わらないとか驚かれましたがあの脳と指の動きの衰えないことのほうがびっくりですよ。
ちなみにこのプログラムで唯一録音を持ってる(初演3つ含め最近の作品が多い)48 Fugues for Frankの第6楽章、手持ちはピアノ版ですが今回の演奏はシンセでした。技巧のが音楽に活きるのはピアノ版だと思いますがシンセサイザーでいろんな音色があると曲が分かりやすくなるというか、難解すぎるマイケルの頭の中がもうちょっと分かるようになる気がします。
とはいえ常に頭と心と指が直結してるような、難解でエネルギッシュでクレイジーな音楽が変わらずで良かったです。1時間のリサイタルですがもっと聞きたいような、でも情報量の多さで頭がパンクしそうになったり、それでもすごく楽しいコンサートでした。
さてDaylesfordで聴きに行ったのは友人2人のコンサート。一人はもうここでもおなじみですがもう一人はしばらく会ってない&演奏を聴いてないユースオケ時代からのチェロ友達。
詳細はこんな。
The Daylesford Sessions: Cello & Piano
チェロ:Michael Dahlenburg
ピアノ:Stefan Cassomenos
フリッツ・クライスラー 「プニャーニの様式による前奏曲」
セシル・シャミナード 「スペインのセレナード」(クライスラー編曲)
フリッツ・クライスラー 「クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ」
セルゲイ・ラフマニノフ チェロとピアノのためのソナタ
アンコール セルゲイ・ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」
クライスラー周りは特に強く思うこともなかったのですが(チェロで、そしてこの2人でこういう曲聞いてもなーと思っちゃう偏屈元チェリストなんです)ラフマニノフ2曲はほんとよかった。
それにしてもラフマニノフのチェロソナタはほんとチェロソナタじゃないなー。なんかチェロのパートの上にピアノ協奏曲第2番をがーっとでっかいおたまで3すくいプラスおまけでちょっとかけたみたいな。ピアノパートの音の数と難しさは鬼畜レベル。
それでもちゃんとチェロはチェロらしい活躍してるし、曲としても聴き応えあるし、ラフマニノフだから文句なしに美しいし。
で、偏屈元チェリストでもやっぱりヴォカリーズの素晴らしい演奏には抗えないわけで。これこそ文句なしの美しさ。Daylesfordまで聴きにきてよかったです。
この2人のコンビで演奏を聴くことは大学時代は多かったのですが卒業してからはさっぱりで。また2人の弾くチェロ&ピアノ曲を聴きたいです。
ちなみにDaylesfordでのこのコンサート、小さい教会がいっぱいになるほど聴衆が来てました。さらに日曜日にはこれまた縁のあるZelman Symphony Orchestraのコンサートがあったらしいのですがちょっと街角で小耳にはさんだところによるとそっちも満員だったらしく。州内演奏旅行は私も少しながら経験があるのですが行く方は諸々大変ながら結構お客さんあつまるし盛り上がるし、良いことも色々あって好きです。また旅行がてらコンサートorコンサート聴きがてら旅行してみたい。
今日の一曲はお休み。次回旅行部分の話とともに。
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引き続きばったばたです。
昨日はシティのGames laboratoryというゲームスペースで囲碁・・・のはずがそこにおいてあるボードゲームのラインアップにテンションが上がりMysteriumと言うゲームを遊びました。CluedoとDixitを合わせたような(といって誰が分かるかな)、謎解き要素もあるインスピレーションゲーム。アイディアは面白いんだけど自由さとシンプルさでDixitの方が好きかもな(カードの絵のタッチはほぼ同じなんですが)。
それで明日は久しぶりに第2の師Michael Kieran Harveyのリサイタルを聴きに行きます。全部彼作曲の作品で、ピアノだけじゃなくてキーボードも入ってくるのかな?クレイジーになりそうで楽しみ。
そしてその次の日は朝早くに起きて遠出なので今日これ書き終わったら荷造りせにゃ。荷物少なくいくぞー。
で、そんな中でもピアノも仕事もやってたり家の周りのこともあったりで頭も忙しかったのですがなんとかABC Classicの今年のカウントダウン100の投票も済ませました。
今年のテーマは「Voice」。独唱だったり合唱だったり、ピアノ伴奏だったり無伴奏だったりオケ伴奏だったり室内楽伴奏だったり、中世のHildegarde von Bingenから現在活躍してる作曲家まで多岐にわたって「人間の声」を使った音楽のレパートリーの頂点(と上位100位)を選ぶカウントダウン。
ただその多岐にわたったリストがノミネートされる経緯で自分が挙げた曲が一個も入らなかったのは大変悲しい。自分でノミネートした曲に実際投票するはずだったかって話は別ですけど。
アデスもクラムもゴリホフも一曲もないんだよー(泣)
私がノミネートした(はずの)5曲はこちら。
・ジョージ・クラム「Apparition」
・ジョージ・クラム「Ancient Voices of Children」
・オズバルド・ゴリホフ 「3つの歌曲」
・ドミトリ・ショスタコーヴィチ 交響曲第13番「Babi Yar」
・ピーター・ウォーロック 「シャクシギ」
クラムはほんと声楽で盛り上がるべき作曲家なんだけどなあ。そしてウォーロックのシャクシギもリストに載るくらいはして欲しかった。
そして実際に投票したのはこの10曲。
・ベンジャミン・ブリテン 「戦争レクイエム」
・ベンジャミン・ブリテン テノール、ホルンと弦楽のためのセレナーデ
・セルゲイ・ラフマニノフ 「鐘」
・ナイジェル・ウェストレイク&Lior 「Compassion」
・アルノルト・シェーンベルク 「月に憑かれたピエロ」
・ヨハネス・ブラームス 「ドイツ・レクイエム」
・グスタフ・マーラー 交響曲第2番「復活」
・グスタフ・マーラー 「大地の歌」
・ジェラルド・フィンジ 「Let us garlands bring」
・エイトル・ヴィラ=ロボス ブラジルのバッハ第5番
悩みましたねーかなり。自分の思い入れがある候補曲が本チャンのリストに入らなかったのでちょっと力抜けたのもあり、改めてリストを見るとオペラでも一部しか知らなかったり、作曲家で探してもイマイチ声楽では作品知らなかったり高く評価してないのもあったり。
ただブリテン2つと鐘、ドイツレクイエム辺りはかなり思いがこもった票です。そしてマーラー2番も。マーラーの交響曲で比較的思い入れは薄い・・・と思いきや実際聴いてみるとその美しさ、特にUlrichtあたりでの声楽部分のすごさにがつんとやられてしまうのでそれに敬意を。
それからモダン方面だと避けて通れないピエロ、オケとの歌曲で独特な存在感がある大地の歌、チェロ軍団に歌を合わせる面白さと聞きやすい感じの好きでブラジルのバッハ。ピアノ伴奏の歌曲集はシューベルトとか色々悩んでからのなぜかフィンジに落ち着き。いや好きな曲なんですけどね。
あとはオーストラリア枠でWestlake。今回オーストラリアの作曲家の作品が色々リストに入ってたんであとでそのリストが欲しいです。EdwardsとかStanhopeとかもっと知りたいっす。
投票期間は残り約3日だそうですが(SNSアカウントとかなんらかのログイン方法が必要らしい)、実際の放送は6月10日のオーストラリア東側時間で朝9時からだそう。ラジオ(ネット放送含む)だけでなくtwitterやfacebookなどでも実況があるそうなのでお楽しみに。
今年もあとでここで振り返りエントリーやるつもりです。
ということで次回は帰ってきてからコンサートと遠出の感想など。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 「ドイツ・レクイエム」第6楽章
ドイツ・レクイエムはブラームスの作品のなかでも多分自分のなかでトップクラスに鎮座してるはずなのですがあまりにも大事な感じの曲過ぎてあんまり聴かないのとどうしても室内楽の方を語りたがっちゃうのでなかなかこっちでも紹介することを怠ってしまって。
7楽章編成でどの楽章も美しく聴き応えがあって、一つ一つの楽章でもわりとお腹いっぱいになる感じもある中、自分が一番聴くのは多分この第6楽章。重厚さもあり長めでもあるんですが、中間部の嵐のような部分が勢いがあって聴きやすいのかも。
一応バリトン歌手のソロパートもある楽章ですが、でもやっぱり合唱の力強さがメインかな。オケもかなり弾いてるんですけどあくまでもサポート役。
この合唱パートをずっと聴いてると説明するのは難しいんですがドイツ音楽の合唱音楽ってこういう感じが一番だと思うのです。
ラテン語でカトリック派のスタンダードなレクイエムとは違う、ドイツ語でドイツのためのゲルマン精神の(?)レクイエムって感じがこの楽章にぎゅっと詰まってるような気がします。ベートーヴェンの影響もバッハの影響も聞こえる。ドイツの血が濃い音楽だと思います。
さっきも書きましたがやっぱり中間部から後半ですね、パワフルなのは。特に中間部はドイツ語も割とシンプルなので録音聴きながら一緒に歌うのもすごく楽しいです。こんな曲が歌える合唱って楽しい!
リンクしたのは手持ちの録音。合唱もすごいですがソプラノソロがNZ出身のKiri Te Kanawaってのもかなり注目です。第5楽章のソロたまらない。美しい。
昨日はシティのGames laboratoryというゲームスペースで囲碁・・・のはずがそこにおいてあるボードゲームのラインアップにテンションが上がりMysteriumと言うゲームを遊びました。CluedoとDixitを合わせたような(といって誰が分かるかな)、謎解き要素もあるインスピレーションゲーム。アイディアは面白いんだけど自由さとシンプルさでDixitの方が好きかもな(カードの絵のタッチはほぼ同じなんですが)。
それで明日は久しぶりに第2の師Michael Kieran Harveyのリサイタルを聴きに行きます。全部彼作曲の作品で、ピアノだけじゃなくてキーボードも入ってくるのかな?クレイジーになりそうで楽しみ。
そしてその次の日は朝早くに起きて遠出なので今日これ書き終わったら荷造りせにゃ。荷物少なくいくぞー。
で、そんな中でもピアノも仕事もやってたり家の周りのこともあったりで頭も忙しかったのですがなんとかABC Classicの今年のカウントダウン100の投票も済ませました。
今年のテーマは「Voice」。独唱だったり合唱だったり、ピアノ伴奏だったり無伴奏だったりオケ伴奏だったり室内楽伴奏だったり、中世のHildegarde von Bingenから現在活躍してる作曲家まで多岐にわたって「人間の声」を使った音楽のレパートリーの頂点(と上位100位)を選ぶカウントダウン。
ただその多岐にわたったリストがノミネートされる経緯で自分が挙げた曲が一個も入らなかったのは大変悲しい。自分でノミネートした曲に実際投票するはずだったかって話は別ですけど。
アデスもクラムもゴリホフも一曲もないんだよー(泣)
私がノミネートした(はずの)5曲はこちら。
・ジョージ・クラム「Apparition」
・ジョージ・クラム「Ancient Voices of Children」
・オズバルド・ゴリホフ 「3つの歌曲」
・ドミトリ・ショスタコーヴィチ 交響曲第13番「Babi Yar」
・ピーター・ウォーロック 「シャクシギ」
クラムはほんと声楽で盛り上がるべき作曲家なんだけどなあ。そしてウォーロックのシャクシギもリストに載るくらいはして欲しかった。
そして実際に投票したのはこの10曲。
・ベンジャミン・ブリテン 「戦争レクイエム」
・ベンジャミン・ブリテン テノール、ホルンと弦楽のためのセレナーデ
・セルゲイ・ラフマニノフ 「鐘」
・ナイジェル・ウェストレイク&Lior 「Compassion」
・アルノルト・シェーンベルク 「月に憑かれたピエロ」
・ヨハネス・ブラームス 「ドイツ・レクイエム」
・グスタフ・マーラー 交響曲第2番「復活」
・グスタフ・マーラー 「大地の歌」
・ジェラルド・フィンジ 「Let us garlands bring」
・エイトル・ヴィラ=ロボス ブラジルのバッハ第5番
悩みましたねーかなり。自分の思い入れがある候補曲が本チャンのリストに入らなかったのでちょっと力抜けたのもあり、改めてリストを見るとオペラでも一部しか知らなかったり、作曲家で探してもイマイチ声楽では作品知らなかったり高く評価してないのもあったり。
ただブリテン2つと鐘、ドイツレクイエム辺りはかなり思いがこもった票です。そしてマーラー2番も。マーラーの交響曲で比較的思い入れは薄い・・・と思いきや実際聴いてみるとその美しさ、特にUlrichtあたりでの声楽部分のすごさにがつんとやられてしまうのでそれに敬意を。
それからモダン方面だと避けて通れないピエロ、オケとの歌曲で独特な存在感がある大地の歌、チェロ軍団に歌を合わせる面白さと聞きやすい感じの好きでブラジルのバッハ。ピアノ伴奏の歌曲集はシューベルトとか色々悩んでからのなぜかフィンジに落ち着き。いや好きな曲なんですけどね。
あとはオーストラリア枠でWestlake。今回オーストラリアの作曲家の作品が色々リストに入ってたんであとでそのリストが欲しいです。EdwardsとかStanhopeとかもっと知りたいっす。
投票期間は残り約3日だそうですが(SNSアカウントとかなんらかのログイン方法が必要らしい)、実際の放送は6月10日のオーストラリア東側時間で朝9時からだそう。ラジオ(ネット放送含む)だけでなくtwitterやfacebookなどでも実況があるそうなのでお楽しみに。
今年もあとでここで振り返りエントリーやるつもりです。
ということで次回は帰ってきてからコンサートと遠出の感想など。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 「ドイツ・レクイエム」第6楽章
ドイツ・レクイエムはブラームスの作品のなかでも多分自分のなかでトップクラスに鎮座してるはずなのですがあまりにも大事な感じの曲過ぎてあんまり聴かないのとどうしても室内楽の方を語りたがっちゃうのでなかなかこっちでも紹介することを怠ってしまって。
7楽章編成でどの楽章も美しく聴き応えがあって、一つ一つの楽章でもわりとお腹いっぱいになる感じもある中、自分が一番聴くのは多分この第6楽章。重厚さもあり長めでもあるんですが、中間部の嵐のような部分が勢いがあって聴きやすいのかも。
一応バリトン歌手のソロパートもある楽章ですが、でもやっぱり合唱の力強さがメインかな。オケもかなり弾いてるんですけどあくまでもサポート役。
この合唱パートをずっと聴いてると説明するのは難しいんですがドイツ音楽の合唱音楽ってこういう感じが一番だと思うのです。
ラテン語でカトリック派のスタンダードなレクイエムとは違う、ドイツ語でドイツのためのゲルマン精神の(?)レクイエムって感じがこの楽章にぎゅっと詰まってるような気がします。ベートーヴェンの影響もバッハの影響も聞こえる。ドイツの血が濃い音楽だと思います。
さっきも書きましたがやっぱり中間部から後半ですね、パワフルなのは。特に中間部はドイツ語も割とシンプルなので録音聴きながら一緒に歌うのもすごく楽しいです。こんな曲が歌える合唱って楽しい!
リンクしたのは手持ちの録音。合唱もすごいですがソプラノソロがNZ出身のKiri Te Kanawaってのもかなり注目です。第5楽章のソロたまらない。美しい。
前回のエントリーで今月まだコンサート3つあると言いましたがそれ以外にも外出いろいろ。
昨日は友人を通じて知った友人(日本にも何回も行ってるらしくてそれで気が合ったです)がこれからパートナーと2人で北米(アメリカ・カナダ)に行くとの事で送別会的な飲み会に行って来ました。
場所はシティの1000£bend。以前一人でもピッツァ食べに行ったところです。ガレージな雰囲気が面白いところで、さらに壁向こうにイベントスペース、階段上にバースペースもあったり。
ちょうどその時は壁向こうのスペースで結婚式やってました。裏からもアクセスできるのかな。
で、結婚式やってたのでメインのキッチンが一般使用できず別にあるピザ用キッチン(釜)で作るピザのみ注文できました。あそこのピザはおいしいし飲みながらつまむのにもいいサイズ(長方形、ほぼ耳なし)。種類も色々あるのでオススメです。
オススメと言えばもう一つ。そこで初めて出会った人がメルボルンで帆船クルーズのボランティアをやってるそうで。こういう船だそうです。本格的でかなりかっこいい船。メルボルン周りだったり郊外だったりもっと遠くだったり、1時間から複数日間まで様々なコースでの航海をやってるそう。詳細はサイトのカレンダーに。夏時間の期間のイブニングクルーズなんか楽しそうですが今の季節だったらWilliamstownでクラフトマーケットと合わせて1時間クルーズも良さそう。さらにカレンダーを見るとPirate Weekendなる1時間クルーズがあって、こちらは仮装コンテスト(大人も子供も!)や宝探しなどもやるそうです。
そのうち船乗ってみたいです!(天気の良いときに)長い船旅も憧れますがまずは1時間から。
それにしてもどうもみんな旅に出る時期みたいでみんな北米やら欧州やら南米やら色んなところに旅立ってるようす。まあこれから雨の多くて寒い冬ですし、ここでないどこかに行くなら今が行きどきなんだろうなー。ただしスノースポーツ関連を除く。VIC州スキー場周りはもう雪が降ってるようですよ。
冬は冬で風情はあるとは思うんですけどね。雨がしとしと降ってるMt. Dandenongとか(濡れなければ&景色なくても構わなければ)いい感じですし、シティ周りでカフェの外の席でガスヒーターの熱を感じながらコーヒーとかチャイとかまたいいんですけど。
家でテレビ見たり本読んだりしながら暖かいお茶とかにもいい季節。
今度行くのは山の方だけど寒いかな。温泉といっても熱々じゃないですし、昼は外を歩き回ることも多いと思われるのでしっかり暖かい服で行かなければ。
この季節自分の住んでる周りより暖かい場所なんてまずないもんなあ・・・
ということで自宅の心地よさと外の諸々の楽しみを引き続き行き来しながら楽しみたいと思います。メルボルン内外の観光情報も引き続き徐々に蓄積していきたい。
今日の一曲: エイノ・タンベルク トランペット協奏曲第1番 第2楽章
こないだアルバムを買ったので遅ればせながら改めて。
いやあ渋い曲だこれ。こんど弾くコープランドのクラリネット協奏曲もそうですが、その特定の楽器の業界だけでしか知られてない曲って色々面白いです。色んな楽器の人と話すとほんと面白いことが聴けて、新しい曲に出会えて楽しい。難しい曲に関してはどうして難しいかを聴くのも面白い。
このタンベルクもStonnington Symphonyのコンサートがなかったら出会うことはなかったかもしれないなあ。うちの父はトランペット吹いてたけどここまでではなかったし(すごい難しい曲ですよ、オケだけでなくソリストも)。それでまた同じくトランペット奏者くらいしか知らないアルチュニアン(ただし曲調は真逆といっていい)といっしょでなかなか聴き広げるのが難しい。
でもなんかクラスの隅にいつもいる感じというか、音楽のなかで、ロシア周辺音楽の中でちょっと独特なポジションにいるような気がします、この曲。ショスタコとかと共通点はあるし、その暗さはあっちの地方に特徴的な暗さなんですが、でもそれでも性質は他の作曲家と大分違う。
だからこそいずれは録音を手元に、と思ってたわけです。
特にこの第2楽章好きです。全体的なサスペンスな感じ、不気味な暗さ、低音の活躍、そして途中からテンポがだんだん速くなる箇所とトロンボーンのカウンター。ソロトランペットがこんなに暗いトーンを披露することって珍しいんじゃないかな。
一応ポジションとしてはスローな楽章なんですが、元々のテンポもそんなに遅くないでうっし、音も多めで複雑でそんなにゆっくりには感じません。
地味ではあるし、音楽としてものすごく素晴らしいってわけではないのかもしれないですけど、それでも愛すべきユニークな音楽であり、特定のツボにぐっとくる代わりがない音楽。
カップリング曲2つもまだあんまりぴんと来てないのですが縁があればまたそのうち紹介できるといいな。
昨日は友人を通じて知った友人(日本にも何回も行ってるらしくてそれで気が合ったです)がこれからパートナーと2人で北米(アメリカ・カナダ)に行くとの事で送別会的な飲み会に行って来ました。
場所はシティの1000£bend。以前一人でもピッツァ食べに行ったところです。ガレージな雰囲気が面白いところで、さらに壁向こうにイベントスペース、階段上にバースペースもあったり。
ちょうどその時は壁向こうのスペースで結婚式やってました。裏からもアクセスできるのかな。
で、結婚式やってたのでメインのキッチンが一般使用できず別にあるピザ用キッチン(釜)で作るピザのみ注文できました。あそこのピザはおいしいし飲みながらつまむのにもいいサイズ(長方形、ほぼ耳なし)。種類も色々あるのでオススメです。
オススメと言えばもう一つ。そこで初めて出会った人がメルボルンで帆船クルーズのボランティアをやってるそうで。こういう船だそうです。本格的でかなりかっこいい船。メルボルン周りだったり郊外だったりもっと遠くだったり、1時間から複数日間まで様々なコースでの航海をやってるそう。詳細はサイトのカレンダーに。夏時間の期間のイブニングクルーズなんか楽しそうですが今の季節だったらWilliamstownでクラフトマーケットと合わせて1時間クルーズも良さそう。さらにカレンダーを見るとPirate Weekendなる1時間クルーズがあって、こちらは仮装コンテスト(大人も子供も!)や宝探しなどもやるそうです。
そのうち船乗ってみたいです!(天気の良いときに)長い船旅も憧れますがまずは1時間から。
それにしてもどうもみんな旅に出る時期みたいでみんな北米やら欧州やら南米やら色んなところに旅立ってるようす。まあこれから雨の多くて寒い冬ですし、ここでないどこかに行くなら今が行きどきなんだろうなー。ただしスノースポーツ関連を除く。VIC州スキー場周りはもう雪が降ってるようですよ。
冬は冬で風情はあるとは思うんですけどね。雨がしとしと降ってるMt. Dandenongとか(濡れなければ&景色なくても構わなければ)いい感じですし、シティ周りでカフェの外の席でガスヒーターの熱を感じながらコーヒーとかチャイとかまたいいんですけど。
家でテレビ見たり本読んだりしながら暖かいお茶とかにもいい季節。
今度行くのは山の方だけど寒いかな。温泉といっても熱々じゃないですし、昼は外を歩き回ることも多いと思われるのでしっかり暖かい服で行かなければ。
この季節自分の住んでる周りより暖かい場所なんてまずないもんなあ・・・
ということで自宅の心地よさと外の諸々の楽しみを引き続き行き来しながら楽しみたいと思います。メルボルン内外の観光情報も引き続き徐々に蓄積していきたい。
今日の一曲: エイノ・タンベルク トランペット協奏曲第1番 第2楽章
こないだアルバムを買ったので遅ればせながら改めて。
いやあ渋い曲だこれ。こんど弾くコープランドのクラリネット協奏曲もそうですが、その特定の楽器の業界だけでしか知られてない曲って色々面白いです。色んな楽器の人と話すとほんと面白いことが聴けて、新しい曲に出会えて楽しい。難しい曲に関してはどうして難しいかを聴くのも面白い。
このタンベルクもStonnington Symphonyのコンサートがなかったら出会うことはなかったかもしれないなあ。うちの父はトランペット吹いてたけどここまでではなかったし(すごい難しい曲ですよ、オケだけでなくソリストも)。それでまた同じくトランペット奏者くらいしか知らないアルチュニアン(ただし曲調は真逆といっていい)といっしょでなかなか聴き広げるのが難しい。
でもなんかクラスの隅にいつもいる感じというか、音楽のなかで、ロシア周辺音楽の中でちょっと独特なポジションにいるような気がします、この曲。ショスタコとかと共通点はあるし、その暗さはあっちの地方に特徴的な暗さなんですが、でもそれでも性質は他の作曲家と大分違う。
だからこそいずれは録音を手元に、と思ってたわけです。
特にこの第2楽章好きです。全体的なサスペンスな感じ、不気味な暗さ、低音の活躍、そして途中からテンポがだんだん速くなる箇所とトロンボーンのカウンター。ソロトランペットがこんなに暗いトーンを披露することって珍しいんじゃないかな。
一応ポジションとしてはスローな楽章なんですが、元々のテンポもそんなに遅くないでうっし、音も多めで複雑でそんなにゆっくりには感じません。
地味ではあるし、音楽としてものすごく素晴らしいってわけではないのかもしれないですけど、それでも愛すべきユニークな音楽であり、特定のツボにぐっとくる代わりがない音楽。
カップリング曲2つもまだあんまりぴんと来てないのですが縁があればまたそのうち紹介できるといいな。
ユニクロ関連仕事着(=部屋着)だったりレッグウォーマーだったり色々暖かい服はいい買い物してるのに水着となると完全にオフシーズンで迷ったあげく高い奴買っちゃったりして完全に迷走中。あとは安いビーチサンダルをなんとか・・・(汗)
迷走はでも全体的にしてるかもですね。ちょっと仕事があたふたしたりその他トラブルとはいかないまでも何か色々やらかしてたり。慎重に諸々進めなければ。
ということで月曜日は先生にメシアン聴いてもらいに行きました。1から初めて、6と10飛ばして順に11番まで。つまりはまあ一番簡単な部分ですね。でもそれで結構リラックスできたというか自信もついたというか、次回は先生がヨーロッパ行って帰ってきてからになりますがそれまでもうちょっとがんばれそうです。6番も10番も含めメシアンがんばります。
それで久しぶりの先生のピアノなのでキーも重いし大丈夫かなと思ってたら腕でなく右脚ふくらはぎが筋肉痛になりました。そういえば鍵盤だけでなくペダルも重いんだ。ただそれも火曜日の(1週休んでからの)バレエレッスンでまんべんなく両ふくらはぎ筋肉痛上書きされましたが。
でも実際のレッスンでは体の動きよりも振りが覚えられない(バーでも!)のがかなり悔しかったです。やっぱ冬に向かって頭が鈍ってるのか・・・
それで昨日は友人のトリオPlexusのコンサートに行って来ました。今回も5曲comissionで世界初演。もうかれこれ2年くらいは行ってるので私もかなりの数の現代作曲家とその作品を聴いてきてることに。現代の音楽と作曲家、演奏家(友人でもある)を支えることも大事と思ってますがそれ以前に色んな音楽に出会えるのは楽しいです。
今回のプログラムはこちら。
迷走はでも全体的にしてるかもですね。ちょっと仕事があたふたしたりその他トラブルとはいかないまでも何か色々やらかしてたり。慎重に諸々進めなければ。
ということで月曜日は先生にメシアン聴いてもらいに行きました。1から初めて、6と10飛ばして順に11番まで。つまりはまあ一番簡単な部分ですね。でもそれで結構リラックスできたというか自信もついたというか、次回は先生がヨーロッパ行って帰ってきてからになりますがそれまでもうちょっとがんばれそうです。6番も10番も含めメシアンがんばります。
それで久しぶりの先生のピアノなのでキーも重いし大丈夫かなと思ってたら腕でなく右脚ふくらはぎが筋肉痛になりました。そういえば鍵盤だけでなくペダルも重いんだ。ただそれも火曜日の(1週休んでからの)バレエレッスンでまんべんなく両ふくらはぎ筋肉痛上書きされましたが。
でも実際のレッスンでは体の動きよりも振りが覚えられない(バーでも!)のがかなり悔しかったです。やっぱ冬に向かって頭が鈍ってるのか・・・
それで昨日は友人のトリオPlexusのコンサートに行って来ました。今回も5曲comissionで世界初演。もうかれこれ2年くらいは行ってるので私もかなりの数の現代作曲家とその作品を聴いてきてることに。現代の音楽と作曲家、演奏家(友人でもある)を支えることも大事と思ってますがそれ以前に色んな音楽に出会えるのは楽しいです。
今回のプログラムはこちら。
Plexus「Pulsations」
バイオリン:Monica Curro、クラリネット:Philip Arkinstall、ピアノ:Stefan Cassomenos
Andrew Batt-Rawden「Relentless City: Sydney」(エレクトロニクス:Ben Hinchley & Andrew Batt-Rawden)
James Wade「The good rain knows its season」
Jesmond Grixti「Ritrovandomi Perdendomi: Un viaggio dentro di me」
Graeme Koehne「Love Song」
John Parker「Metropolis Vignettes」
Plexusのこういうコンサートで面白いのは聴衆みんながプログラムを初めて聴いて、作曲家の名前とかも初めて聴いて、まっさらな第一印象でそれぞれ違う曲を好きになる、ということ。
今回私が特に好きだったのはJames WadeとJohn Parkerの作品。前者は杜甫の詩(「春夜喜雨」)をイメージした穏やかで流動的な音楽、そして後者は曲調の移り変わりが激しいけど芯がまっすぐ通ったエネルギッシュな曲。タイトルだけでいくと最初と最後がペアだけど、曲調のコントラストでいうち2番目と最後ナイスペア。
そして言及すべきは最初のAndre Batt-Rawdenの曲。エレクトロニクスとの共演はPlexus初!ってのもそうですが音楽のテンポを取るのに奏者の心拍を利用したのはさらに凄いアイディア。もちろん演奏中もセンサー付けて作曲者自身がモニターしながら色々エレクトロニクス調整もしてた様子。なんでも20秒ほど3人の心拍が完全に一致してた箇所もあったとか。これはもうちょっと突き詰めて色々知りたい。
それでコンサート後は例によって集まって飲みました。トリオのメンバーはもちろん、作曲家なども交えて。今回の作曲家でいうとJamesとJesmond、そして大学時代に作曲科のトップを務めてたBrenton Broadstockともご一緒させてもらいました。大学時代から色々話は聞いてたしまだ少ないながらも手元に作品がある巨匠とここで出会えるとは。
そしてJesmondはマルタ出身ということでそちらの話も多かったです。例えばマルタ語はアラビア語とイタリア語が混ざってるとか、全く知らなかったマルタのことを色々聞きました。
なんかコンサートで音楽に出会い音楽を楽しむのももちろんすごく楽しいですが後で人に会うのも楽しいです。音楽畑という畑ですがいろんな人物がいて、色んな話が聞けて。音楽という共通点があるってだけで比較的リラックスできるようなところはある。
今月は遠出含め3つほどコンサート行きの予定があります。音楽とその他の諸々全部ひっくるめて楽しみたいです。ただお財布は堅めに!
今日の一曲はお休み。これを機に近いうちにBrentonの曲手持ち増やしたいです。あと杜甫を始め漢詩も読みたい。
Andrew Batt-Rawden「Relentless City: Sydney」(エレクトロニクス:Ben Hinchley & Andrew Batt-Rawden)
James Wade「The good rain knows its season」
Jesmond Grixti「Ritrovandomi Perdendomi: Un viaggio dentro di me」
Graeme Koehne「Love Song」
John Parker「Metropolis Vignettes」
Plexusのこういうコンサートで面白いのは聴衆みんながプログラムを初めて聴いて、作曲家の名前とかも初めて聴いて、まっさらな第一印象でそれぞれ違う曲を好きになる、ということ。
今回私が特に好きだったのはJames WadeとJohn Parkerの作品。前者は杜甫の詩(「春夜喜雨」)をイメージした穏やかで流動的な音楽、そして後者は曲調の移り変わりが激しいけど芯がまっすぐ通ったエネルギッシュな曲。タイトルだけでいくと最初と最後がペアだけど、曲調のコントラストでいうち2番目と最後ナイスペア。
そして言及すべきは最初のAndre Batt-Rawdenの曲。エレクトロニクスとの共演はPlexus初!ってのもそうですが音楽のテンポを取るのに奏者の心拍を利用したのはさらに凄いアイディア。もちろん演奏中もセンサー付けて作曲者自身がモニターしながら色々エレクトロニクス調整もしてた様子。なんでも20秒ほど3人の心拍が完全に一致してた箇所もあったとか。これはもうちょっと突き詰めて色々知りたい。
それでコンサート後は例によって集まって飲みました。トリオのメンバーはもちろん、作曲家なども交えて。今回の作曲家でいうとJamesとJesmond、そして大学時代に作曲科のトップを務めてたBrenton Broadstockともご一緒させてもらいました。大学時代から色々話は聞いてたしまだ少ないながらも手元に作品がある巨匠とここで出会えるとは。
そしてJesmondはマルタ出身ということでそちらの話も多かったです。例えばマルタ語はアラビア語とイタリア語が混ざってるとか、全く知らなかったマルタのことを色々聞きました。
なんかコンサートで音楽に出会い音楽を楽しむのももちろんすごく楽しいですが後で人に会うのも楽しいです。音楽畑という畑ですがいろんな人物がいて、色んな話が聞けて。音楽という共通点があるってだけで比較的リラックスできるようなところはある。
今月は遠出含め3つほどコンサート行きの予定があります。音楽とその他の諸々全部ひっくるめて楽しみたいです。ただお財布は堅めに!
今日の一曲はお休み。これを機に近いうちにBrentonの曲手持ち増やしたいです。あと杜甫を始め漢詩も読みたい。
数日前にネクロダンサーの方からアップデートのお知らせがあったのですがゲーム内のアプデに咥えてなんとリミックス2セットが追加されてました。デラックスバージョンなので無事音楽ファイル回収。これ考えるとやっぱりデラックスバージョンすごいお得かも?
最初のリミックスにはかなわない印象ですが2つ違う意味でレトロな感じがなかなか良い。大分長いことゾーン3で詰まってるのでランダムサントラにして楽しんでます。
さてしばらくぐだぐだ言ってましたが一人旅行の予定立ちましたー。
1泊ですがちょっとお金かけ気味。理由は後ほど。
行き先はDaylesford/Hepburn Springs。この2つの街はメルボルンの北西方向、車で2時間くらいのところにあります。温泉が出るので有名なのですが、メインの街のDaylesfordより約3km先のHepburn Springsの方がもうちょっと山中リゾート的な雰囲気の様子。
今回私の友人のチェロ仲間とピアノ仲間が2人で演奏するということで(ほんとこのコンビの演奏長いこと聞いてなかった!)これは旅行ついでにコンサート行ってみようか、ということになりました。
ただ今現在どっちがついでなのかわからない感じの献立になっています。
Hepburn Springの温泉はお風呂の温泉というよりスパリゾート的な温泉で、お湯の温度も一般的に低めで入る時は水着です。日帰りで入れるbathhouseもありますし、宿泊にスパがついてるところもありますし、その他美容関係サービスもいろいろ。
(ちなみにメルボルン南にあるPeninsula Hot Springsは屋内屋外色んなbath施設で水温も色々、日帰りメインの施設です)
その中でも「Shizuka」という日本風の旅館があるということは前々から聞いてたので今回一人だしちょっと贅沢して泊まってみようか、ということに。朝食込み+オプションで特定の曜日に夕食も付けられるというシステム。コンサートの日にちの都合で週末料金なのですが楽しみです。
もちろん今回私は公共交通機関で移動。長距離のバスはDaylesfordに止まるのですが、向こうローカルのバスは週末ほとんどない。観光地なのに!まあ車がある人が行く場所なんだろうけど。
詳しいことは向こうについてから観光情報センターで確認ですがタクシーはあるとのことでコンサートがあるDaylesfordと宿泊があるHepburn Springs間はタクシー移動で決定か。
つまりはコンサート前に向こうでちょっと荷物降ろして、なんてことは勿体なくてできない。
そのため今回はなるべく荷物は少なくすると決めました。
旅館風で浴衣があるのでパジャマなし・温泉入るときはタオル込みのパッケージ(あとデボンシャーティー付き)でさらに荷物縮小。身軽に旅するぞー。
ちなみに温泉は水着・ビーチサンダル持参だそうなのですが私ビーチサンダルもう何年も持ってないんです。いわゆるあの「つっかけ」の足ではさむやつが嫌いで。
ついでに水着もいかにも小柄な20代みたいなやつなのでできれば出かける前に新しいの買ったほうがよさげ。なるべく高くなくて30代らしいやつを。幸いここ数年ワンピース型も流行ってる。
今日の一曲: Danny Baranowsky 「The Crypt of Necrodancer」サウンドトラックより「Dance of the Decorous / March of the Profane」
Bandcampでのリンク
今日は諸々の色々でテンションがちょっと上がってるのでまたネクロダンサー。
多分この曲がオリジナル版では一番好き。イントロ微妙に長めなのですが既にイントロのテンポとリズムだけで明確に自分が食いついて乗る、自分でもなんか不思議な惹かれ方。
もともとsimple time(各ビートが2の倍数で割れる)よりcompound time(各ビートが3の倍数で割れる)のリズムより性に合いやすい気がするのですがテンポは?何かどこか記憶のどこかにこのテンポに乗る要素があるのか?最高にNecrodancableに感じるのは私だけ?
ゲームの中でいうとこの2曲はZone 3-2のサントラ。ゾーン3は一つのダンジョンがHotな赤い部分と青のColdな部分に分かれてて、hotのタイルにいる間はhotの音楽(3-2だとMarch of the Profane)、coldのタイルにいる間はcoldの音楽(同じくDance of the Decorous)が流れるようになってます。各ステージのhot/coldのBGMはメロディー(+店主の歌)は同じで違うアレンジになってるので曲の変化もスムーズ。プレイヤーの行動によって変化するのである意味「偶然の音楽」要素もありますね。
ちなみに新しく追加されたリミックスだとGirlfriend Recordsの方でColdのDance of the Decorousのイントロがちょっと変わってます。地味にびっくりしました。それにしてもネクロダンサーのリミックスは「音楽をみんながみんなどう見るか、リミックスとは何か」的なことを考えさせられます。色んなバージョンで(ただし店主歌ありがオススメ)レッツ・ネクロダンス。
最初のリミックスにはかなわない印象ですが2つ違う意味でレトロな感じがなかなか良い。大分長いことゾーン3で詰まってるのでランダムサントラにして楽しんでます。
さてしばらくぐだぐだ言ってましたが一人旅行の予定立ちましたー。
1泊ですがちょっとお金かけ気味。理由は後ほど。
行き先はDaylesford/Hepburn Springs。この2つの街はメルボルンの北西方向、車で2時間くらいのところにあります。温泉が出るので有名なのですが、メインの街のDaylesfordより約3km先のHepburn Springsの方がもうちょっと山中リゾート的な雰囲気の様子。
今回私の友人のチェロ仲間とピアノ仲間が2人で演奏するということで(ほんとこのコンビの演奏長いこと聞いてなかった!)これは旅行ついでにコンサート行ってみようか、ということになりました。
ただ今現在どっちがついでなのかわからない感じの献立になっています。
Hepburn Springの温泉はお風呂の温泉というよりスパリゾート的な温泉で、お湯の温度も一般的に低めで入る時は水着です。日帰りで入れるbathhouseもありますし、宿泊にスパがついてるところもありますし、その他美容関係サービスもいろいろ。
(ちなみにメルボルン南にあるPeninsula Hot Springsは屋内屋外色んなbath施設で水温も色々、日帰りメインの施設です)
その中でも「Shizuka」という日本風の旅館があるということは前々から聞いてたので今回一人だしちょっと贅沢して泊まってみようか、ということに。朝食込み+オプションで特定の曜日に夕食も付けられるというシステム。コンサートの日にちの都合で週末料金なのですが楽しみです。
もちろん今回私は公共交通機関で移動。長距離のバスはDaylesfordに止まるのですが、向こうローカルのバスは週末ほとんどない。観光地なのに!まあ車がある人が行く場所なんだろうけど。
詳しいことは向こうについてから観光情報センターで確認ですがタクシーはあるとのことでコンサートがあるDaylesfordと宿泊があるHepburn Springs間はタクシー移動で決定か。
つまりはコンサート前に向こうでちょっと荷物降ろして、なんてことは勿体なくてできない。
そのため今回はなるべく荷物は少なくすると決めました。
旅館風で浴衣があるのでパジャマなし・温泉入るときはタオル込みのパッケージ(あとデボンシャーティー付き)でさらに荷物縮小。身軽に旅するぞー。
ちなみに温泉は水着・ビーチサンダル持参だそうなのですが私ビーチサンダルもう何年も持ってないんです。いわゆるあの「つっかけ」の足ではさむやつが嫌いで。
ついでに水着もいかにも小柄な20代みたいなやつなのでできれば出かける前に新しいの買ったほうがよさげ。なるべく高くなくて30代らしいやつを。幸いここ数年ワンピース型も流行ってる。
今日の一曲: Danny Baranowsky 「The Crypt of Necrodancer」サウンドトラックより「Dance of the Decorous / March of the Profane」
Bandcampでのリンク
今日は諸々の色々でテンションがちょっと上がってるのでまたネクロダンサー。
多分この曲がオリジナル版では一番好き。イントロ微妙に長めなのですが既にイントロのテンポとリズムだけで明確に自分が食いついて乗る、自分でもなんか不思議な惹かれ方。
もともとsimple time(各ビートが2の倍数で割れる)よりcompound time(各ビートが3の倍数で割れる)のリズムより性に合いやすい気がするのですがテンポは?何かどこか記憶のどこかにこのテンポに乗る要素があるのか?最高にNecrodancableに感じるのは私だけ?
ゲームの中でいうとこの2曲はZone 3-2のサントラ。ゾーン3は一つのダンジョンがHotな赤い部分と青のColdな部分に分かれてて、hotのタイルにいる間はhotの音楽(3-2だとMarch of the Profane)、coldのタイルにいる間はcoldの音楽(同じくDance of the Decorous)が流れるようになってます。各ステージのhot/coldのBGMはメロディー(+店主の歌)は同じで違うアレンジになってるので曲の変化もスムーズ。プレイヤーの行動によって変化するのである意味「偶然の音楽」要素もありますね。
ちなみに新しく追加されたリミックスだとGirlfriend Recordsの方でColdのDance of the Decorousのイントロがちょっと変わってます。地味にびっくりしました。それにしてもネクロダンサーのリミックスは「音楽をみんながみんなどう見るか、リミックスとは何か」的なことを考えさせられます。色んなバージョンで(ただし店主歌ありがオススメ)レッツ・ネクロダンス。