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前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
ただいま真・三國無双7 Empiresでエディット武将作りにはまっております。実在の人物(目の前にいた妹やら自分やら)を作ってみたり、漫画の人物を作ってみたり、自分の脳内にもほとんどアイディアがない状態から武将を作ってみたり。今度エンパとAoW3とそれぞれキャラクター作成についての(How toでなく楽しみについて)エントリーを立てたいです。
さてちょっと思い出して書いてみたくなった話。今年の豪ABCのカウントダウンについて書いたときコメントを寄せたリスナーの皆さん(&プレゼンターの皆さん)がどんなシチュエーションで音楽を楽しんでいるかという話がいろいろ寄せられてその多彩さが興味深かったので、それをちょっと思い返しながら&自分の体験・習慣を思い返しながら音楽の楽しみ方をちょっと色々書いてみようと思いました。
ついでにそれぞれのシチュエーションに合う曲をくっつけてみたり。例によって個人的な見解ですが。
(1)コンサートで生で聴く
やっぱり最初にこれを挙げたい。以前Metropolisコンサートシリーズの感想書いたときに書きましたがJonny Greenwoodも生で音楽を聴く体験の大切さについて語っていたり。集中力はかなり必要ですしお金もそこそこ要りますが、臨場感や音の圧、音楽や人間の存在感など生で間近でしか味わえないものも多いです。頻度は少なめで、とにかくIntenseな音楽体験が味わえるのがやめられないです。
おすすめ曲:マーラーの交響曲、ストラヴィンスキーの春の祭典、レスピーギのローマの松(ステージ以外で弾いてる奏者ありなので特に)、あとオルガン曲は建物が楽器なので楽器の中で聴く体験は貴重です。
(2)車のステレオで聴く
私の音楽諸々の大部分は子供の頃車で聞いた音楽に育まれてるはず。カウントダウンの時も家にラジオがないから車の中に座って聴いた人も居ましたし、ラジオを聴く場としても車は優秀かも。特にクラシックだと弱音部分が聞こえないことも多いですが、なんとなく聞き流すうちに特定のフレーズにふと心惹かれたり、予期せぬ出会い方をすることも。
おすすめ曲:ムソルグスキーの展覧会の絵、ストラヴィンスキーの三大バレエ、などなど。序曲集とかコンピレーション的なCDも楽しいのが色々あります。ピアノ曲とかよりもオケ曲の方が聞こえやすいし聴いてて楽しい。
(3)映像とともに聴く
最近では音楽演奏がCDだけでなくDVDや動画でも味わえるようになってて、オペラやバレエからリサイタル、コンサートまで奏者が弾く姿を見ながら音楽を聴くことも普通にできるようになっています。特にオケ演奏の映像は生で聴くときと違って注目奏者にその都度ズームしてくれたりカメラアングルもちゃんとしてて至れり尽くせり。それから音楽に後から映像をつけたり、特に関連がなくても音楽と映像を組み合わせて楽しんだり、多彩な楽しみ方があるわけです。
おすすめ曲:バレエやオペラは言わずもがな。リムスキー=コルサコフのシェヘラザードはコンサート演奏の映像もちょっと面白いかも。自分との戦い的なピアノリサイタル、細やかなコミュニケーションが見れる室内楽コンサートも良い。
(4)食べ物・飲み物をお供に聴く
好きに動き回れる自分の家でくつろぎながら音楽を聴くのももちろん大好きです。(ステレオがあるといいのですがそうでなくてもポータブル音楽機+そこそこのスピーカー・イヤフォンとかPCとかでも十分聴ける事が多い)音楽を聴きながらご飯は最近はないですが、お茶を飲みながらとかお酒を飲みながら(宅飲み少ないですが)音楽を楽しむことが多いです。家で聴いてる時は音楽と一緒に盛り上がったり歌ったり踊ったりしながら楽しんだり、はたまたごろごろ何もしないお供に音楽もいい。カウントダウンの時も自宅で食べたり飲んだりお供にラジオ、という話が色々。メルボルンの冬、家で過ごすには暖かいお茶・コーヒーと甘いものに音楽を合わせたいです。
おすすめ曲:ドヴォルザークのピアノ五重奏曲第2番(若干季節に合わせて)など室内楽曲をBGMにくつろぐもよし、マーラー7番とかショスタコ5番とかがんがん盛り上がる曲で一緒に盛り上がるもよし。曲の国籍(作曲家ではなく)と料理の国籍は合わせるのが良いです。お酒に合う曲はまた別の機会にまとめてみたい。
(5)外で聴く
iPodとイヤフォンをお供に外で音楽を聴くことも多いです。もちろん安全面はちゃんと考えなくちゃいけないですが、外の音や景色を音楽と合わせてみるのもまた趣があります。その組み合わせることにより景色にも音楽にも新しい発見や見方、魅力を見つけたり。今の季節はあんまりあれですが公園とかでしばし座って音楽を聴くとかいいですよー。場所がメルボルンなのでイギリス系の音楽がしっくりくる事も多いですが、意外に国籍関係なく環境と音楽がしっくりくる場合も。
おすすめ曲:メシアンの鳥のカタログを実際の鳥に合わせてみたり、クラムの夏の夜の音楽の最終楽章を星空に合わせてみたり、自然を題材にした曲は一度外に持っていってみると面白いかも。都会は都会でまた合う曲があるのですが、ゆっくり楽しめるのはやっぱり自然の中でかな。
その他にも自分は仕事するときは常に音楽かけてますし、料理の友にも音楽だったり(イタリア系とか食欲を刺激します)、他にも色々音楽を楽しんでるはずなんですがこんなにもう書いてしまったので今回はおしまい。
お酒に合う曲、さっきも書きましたが考えると面白いかもしれないですね。宅飲みの機会は少ないですが一つ課題として考えておこう。
今日の一曲: ガブリエル・フォーレ エレジー ハ短調
メルボルンのほど寒い秋冬の季節に自宅で毛布膝にかけてあったかいミルクティー(またはチャイ)を入れてゆっくり何を聴きたいっていうとフォーレの音楽はかなりトップに来ると思うのですよね。レクイエムもピアノ曲も(弾くのはなかなか食指が動かないのに)室内楽曲も歌曲もとにかくほっこりするシチュエーションで聴きたい音楽。
そんなフォーレのこの曲はチェロとピアノ(またはチェロとオケ)のために書かれた、チェロのレパートリーでは有名でチェリストにとっては避けて通れない曲だったりします。私も弾きました。チェロパートを。(あれ、ピアノパートは弾いたっけ)
ほんとフォーレのチェロ曲ってロマンチックで程よい流れがあって。どれもチェロの美しさが存分に味わえるおいしくておいしい音楽なんです。(間違いではないですよ)
その中だとエレジーは比較的大きめの分類に入るかな。エレジー=哀歌のタイトルの通り悲痛な曲で、重さとシリアスさが心臓を鷲掴みにする音楽。特にABA形式のAセクションの重さは同じフォーレのレクイエムにも匹敵する厳粛さ。
ただその悲痛さの中で思い出にひたるような暖かくて柔らかくて甘さのあるBセクションの美しさが際だって、弾いてたときからあのセクションが大好きです。チェロがメロディー弾いてないところまで全部愛しい。そこからクライマックスに上り詰めるのもたまらん!
この曲については自分が弾いたことより記憶に残る思い出があって。
始めて精神病院に入院したときピアノが弾けないもんだからチェロを持ち込ませてもらったのですが、それを見て一緒に入院してた患者仲間の男の子も両親にチェロをちょっとだけ持ってきてもらって。その子の部屋から夜に聞こえてきたのがこの曲でした。場所とこの曲の性質が相まって今でもその時のことは忘れられないです。これもまた一つの音楽と聴くシチュエーションの組み合わせの魔法ですね。
今回は前述「ほっこり聴きたい」をテーマとしてSteven Isserlisによるフォーレのチェロ音楽集のCDを。(エレジーはチェロとピアノ版)他にもデュ・プレの演奏も手元にあります(こちらは色んな作曲家のチェロ小曲集)。
前も書きましたが冬がもろにヒットしております。
ありがたいことに仕事もほどよいペースであってなんとか昼の間に眠ることは最小限にとどめられてますが気分だったり集中力だったり生活のペースだったりちょっと影響があるのは確かで。
その影響を一番受けてるのがピアノでもなく仕事でもなく、多分ここに書くことかもしれないなと最近思いつつあります。仕事は文を書くといっても全くのゼロからのアウトプットではないですし、ピアノも今技巧的なところで取り組むところがはっきりしているし、とにかくやることがきっちりはっきりすでに決めてある、問題と課題が明確になってるとある程度気分の落ち込みに耐性ができるのか。
(なので夕飯でいうと料理するのは苦にならないのですが献立を考えるのは苦。考えをまとめるというところがブログ書きと似てるわけですな)
ただ今年は結構動けてるんですよね。外にコーヒーやら食べ物があることだったり、バレエやってたりするのが効いてるぽいです。やっぱ体を動かすのは大切。
そして仕事・ピアノ・ゲームで色々頭も動かし続けてるのも別の意味で効いてると思いたい。(もちろんほどほどに、ですし夜遅くの電子機器の使用は睡眠に影響があると言われてますからあれですけど)
でもやっぱり行動する時間は昼が短いと短くなりますね。夕方コンサートとかバレエに出かけるのは普通に出かけるにしてもスーパーに歩いて買い物に行くのは昼の内にしておきますし、ピアノ練習も外が暗くなるとちょっと気が引ける。(あとまなざし6番とか楽譜がものすごく読みにくくなります、夕方は)
冬至は過ぎたといっても日が長くなるにはまだまだ。夏が恋しいです。
ということで一応書きたいトピックは2つほど考えてあるんですけど前述のとおり頭の中で色々まとまらないため今日はここらで。
来週はコンサート行きもあるんでその感想は更新する予定です。
今日の一曲: セルゲイ・プロコフィエフ 交響的協奏曲(Sinfonia Concertante) 第2楽章
こないだのコンサートで演奏されたもう一つの曲。これも紹介したかった。
感想エントリーでも書きましたがこの曲はチェロのレパートリーで最難関とも言われる曲。技巧もそうですし音楽的なこともそうですし、体力的なことも多分そう。長さ的にもけっこうがっつりな協奏曲です(ただチェロ協奏曲は結構がっつり系多いかもしれませんね、ドヴォルザークとかエルガーとか)。
で、同じく感想エントリーに書いた通りこの曲は聴いててストレートに心に来るような曲じゃないんですよ。ちょっと音楽の流れとか盛り上がり方がちょっと不完全燃焼になりがちというか、聴く方にとってもちょっと難しい曲。
そんななかで私が多分一番聴きやすいと思うのが(そして普段聴きに入れてるのが)第2楽章だと思うのです。
第2楽章は大まかに言えばA-B-Aの三部構成になってる・・・はず。Aセクションはプロコフィエフらしい(と私は思う)ちょっとダークでドライでひねくれたキャラクタ-。木管楽器が頻繁に使われていて、その丸い音とチェロの尖った音のコントラストが楽しいです。チェロのパートの技巧的なのもいいですが交響的というだけあってバックのオケのパートもなかなか素敵。ファゴットが地味に活躍してるのが嬉しかったり。
Bセクションはどっちかというとロマン派の「古き良き」チェロ協奏曲みたいにチェロがメロディーを歌い上げて無双するセクション。セクションAとは違ったロマンチックなチェロの音が聴けます。
ちなみにこの曲はチェロの神・ロストロポーヴィチに献呈され、その作曲にはロストロポーヴィチの助けもあったそうで(だからそんなに難しいんだ!)。最晩年の作品でプロコ自身はこの曲の初演(もちろんロストロさん演奏)を聴くことはなかったそうですが、今調べてみたらこの初演であの偉大なピアニスト、リヒテルが指揮したとかあります(唯一の指揮舞台だったとか)。
それからこの曲に関してはショスタコーヴィチが影響を受け、後にチェロ協奏曲第1番を作曲したなんて経緯もあるそう。元々ちょっと似てるとこがある2人ですが、確かにこのチェロ曲2曲はそれ以上の共通点がある。(ショスタコのチェロ協奏曲第1番はもちょっと聴きやすい楽しい曲なのでそちらもオススメ)
さて、案の定長くなってしまいましたがリンク録音を。もちろん神の演奏です。
(自分の持ってるのはプロコの交響曲第2番がカップリングの小澤征爾指揮のなのですが・・・)
それからこの曲ではヨーヨー・マ演奏、マゼール指揮の録音がグラミー賞を獲ってるらしいです。それがこちら。ヨーヨー・マもとにかく外れがない奏者なので聴いて損はないと思います。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
なんだかちょっとばたばたしそうな予感がする今日この頃ですがピアノは数日続けて練習できてるのがものすごく落ち着きます。やっぱ毎日続けられると安定しますね。毎日どのまなざしを弾くかプランニングも落ち着いてできますし。
さて、こないだやるっていったゲームエントリー。AoW3でもなく無双でもなく、たまたま話を聞いて知った、それでプレイして好きになったゲーム2つを紹介。どちらも「滅びた世界」を舞台にした作品ですがジャンルなど大分違います。
(ちなみにWindows版はどちらもsteamで購入可です)
1つめはDejobaan GamesによるElegy for a Dead World。以前Wiredかどっかの記事で紹介されてて知った、創作の物語を書くゲームです(英語のみ)。
ゲーム内には3つの世界があって、その中を旅しながら物語の断片を順次執筆していくシステムで、完全自由に執筆するタイプや文豪の作品の穴埋めとして書いていくパターン、韻を踏む詩など特定の形式や題材で書く形式もあり。また、教材としての利用も意図していて文法を直すフォーマットもあります(正誤判定はゲーム内ではしてくれないので先生に見せるのかな)。
ストーリーを書き進めるにあたって分岐や選択肢はなく、単純に書き進めていくゲームですが、フォーマットを変えて色々挑戦できるし同じフォーマットでも挑戦するときによって違うストーリーが書けるのである意味やりこみ要素は結構あるんですよね。
また、書き上がった作品は編集したり管理したり絵本の様に表示したり、さらにはSteam Workshopで共有したり他の人が書いた作品を読んだりもできるようになっています。(共有しないオプションもあり。あとこのゲームの実績は共有した物語の評価となっています)
文を書くのはなあ、というも多いかと思われますが前述通り穴埋め形式のものが結構あって、文書きのちょっとしたエクササイズみたいに遊べるようになっています。ものによっては英作文の練習とかにできるかも。
それで穴埋めとはいえ言葉のチョイスとか物語の運びとか(それなりに自由はあるんです)に書き手のスタイルとか好みが現れます。ちょっと自分の書く文を見てみるにも面白いエクササイズ。
それからなにより旅する3つの世界のイラストがとても素敵。美しい、雰囲気がすごいというのもそうですが、ある程度抽象的だったり象徴的なエレメントが混ざってて物語のお供としてちょうど良いのかも。見てるだけでも楽しいです。
教材としての発展、それから似たようなゲームが増えると面白そうだな。
もう一つのゲームは友人から紹介があったThe Talos Principle(タロスの原理)。Croteamによる「哲学的パズル」ゲームです。こちらは日本語版もある様子(日本語ローカライズの具合はどんなかかな)。
人間型をした機械として遺跡を探索し、時に天の声に導かれ、時にそこらに落ちてるコンピューターに記録されたデータを読みながらこの世界のこと、自分の存在について様々な謎を解き明かしていくゲームです。
ゲーム内で何をするかというと、遺跡に落ちている様々な機械を操作することでパズルのピースを集め、そのピースを石版にはめて別のエリアに進む、が基本のよう。各種パズルには時間制限はなく、じっくり取り組むようになってますが、たまに天の声が「別にここじゃなくて他のとこを挑戦してもいいんだよ」みたいなこと言ってきたり。その言葉の通り様々な「部屋」があって、進むルートも複数あるとか。それでルートの選択にはそれぞれ報いがあるそうで。
このゲームは一人称ゲームで、デフォルトの設定でデモ(そう、無料のデモがあるんです)じっくり遊んでたらちょっと気持ち悪くなりました(汗)
ですがご安心を。ゲーム内にちゃんと乗り物酔い軽減設定があります。ワンタッチ設定・手動設定どっちも可なのもいいですね。(あとこの設定の項目とかで乗り物酔いが何に左右されるかってのも分かって面白い)
パズルの難易度は色々みたいですが、どれもちゃんと各機械の機能をちゃんと分かって、目指す解決状態とそこまでのプロセスを頭の中で組み立てていったり試行錯誤していくのが楽しい。それから時間制限がなくじっくり何度も考えていくのもいいですし。結構せっかちな自分ですが気長に構える楽しみ。
The Talos Principleのゲーム全体にわたるストーリーというかテーマについてはまだ何も言えないですがこれから少しずつ解明されてくのが楽しみです。あと遺跡とか島諸々の景色がいいのに憩います。
そして前も書いたと思いますが真・三國無双7Empiresを購入・インストールして遊ぶまではいかないながらもそわそわしながらエディット機能を弄ったり辞典機能で年表をみたりなんだりしています。エディット機能、衣装がパーツで替えられたり顔のパーツを細かく変えられるのが全然マスターできてないのですがここもまたゆっくり楽しみに。
あとAoW3のEternal Lordキャンペーンゲームのラストは完全にビビってるのでキャラクター作成とランダムマップをいじってハードル下げようかなー・・・
今日の一曲: グスタフ・マーラー 交響曲第4番 第3楽章
こないだのコンサートから。(プロコフィエフは後日また)
マーラーが書いた9つ+αの交響曲の中で第4番は比較的短くて軽くて聞きやすい方(あと第1番も同じくらいかな)だとは毎回言いますし実際そう思ってるのですが、だからといってこの第4番が内容が薄いとかマーラーの交響曲としてのクオリティに欠けるとかそういうことでは全然ないのですよ。(ただダークさとか濃厚さを求めてるとやっぱり4番は違うかなあ)
4番を聞いてるとその繊細かつ壮大な世界に毎回驚かせられ上記の素晴らしさを感じるのですが、その筆頭がこの第3楽章だと思います。第1楽章、第2楽章とlight-heartedで踊るような軽さ、スタッカートが特徴的な楽章が続いたあとのこの歌うようなロマンチックレガートの弦の音。チェロのメロディーが静かにかっこいい!マーラーのこういうチェロの使い方が大好きなんですよ。
そして最後の方の突然とも思える大きなクライマックスの壮大さと輝き、そこからの終わりへの導きにも惚れ惚れ。
マーラーの交響曲はこの曲もそうですし第3,5,6番なんかもスローな音楽が「眠り」を思わせるような性質があって。(特に第4番は子供とか自然が主役ですから眠りの要素と思って自然かな)それが割とメシアンの「眠り」(まなざし15番とかトゥーランガリラ第6楽章とか)に通じるところがあるような気がするのです。Sleepというかslumberという言葉がフィットする、甘くけだるいところがある眠り。マーラーの「夜の音楽」的な表現って本当に美しい。
スローな楽章とあって弦楽器が大活躍するなか前述の通りチェロの美しさは何度言及しても足りないくらいですが、ホルン(マーラーといえば!)とハープ(マーラーのスローな楽章といえば!)の活躍も聞き逃せません。どちらもサポートの役割が多くて狙って聞いてないともしかしたら聞き逃すかもですがホルンは第1ホルンが一人で出ずっぱりの助演俳優してるところもあったり、それがまた4番ならではのささやかな、でもかっこいい活躍の形になってます。
ということでリンクしたのはテンシュテット指揮の録音(手持ちと同じはず)。ボックスセットでマーラーの交響曲を買うならテンシュテットが今最有力候補かな(というか両親が持ってるのがそう)。もちろんボックスセットでいきなり揃えなくてもマーラーの交響曲は様々な録音がさまざまな組み合わせで販売されてます。色々な指揮者・オケのマーラーを聴いてみるのも楽しいですよ。
今日は屋内が(ヒーターつけても)寒いのがいけなかったのか家事しながら息切れしてしまったり。とりあえずダイソーで買ったフリースのネックウォーマーが手放せません。
そんな中昨日は久しぶりにアイリッシュパブで食べたアイリッシュシチューがおいしかった!やっぱり冬はアイリッシュシチューですね!気候もありますがこんなにテンションが上がる食べものが他にあるだろうかというくらい幸せです。
で、もちろん外に出たのはご飯を食べるだけでなくコンサート行き。マーラーサイクル第4弾、マーラー交響曲第4番でした。
4番はマーラーの交響曲では短い方なのでもう一曲プログラムに入ってました。
メル響「Mahler 4」
指揮:Sir Andrew Davis
セルゲイ・プロコフィエフ Sinfonie Concertante(チェロ:Pieter Wispelwey)
(休憩)
グスタフ・マーラー 交響曲第4番(ソプラノ:Jacqueline Porter)
前回(いつだったっけ)Pieter Wispelweyがメル響と共演したときにこのSinfonie Concertanteを演奏する予定だったのがプログラム変更でハイドンになって、その時の演奏からも20世紀レパートリーが得意そうだなと思ったのですが、確かにこっちの方が曲と演奏スタイルがうまく合う感じ。
(ちなみに手元にある彼の録音はブリテンの無伴奏組曲。これもまたいいです。)
Sinfonie Concertanteはチェロのレパートリーの中で最も難しい曲とも言われてますが、技巧の難しさはもちろん、音楽的な難しさもあり。比較的聴く曲ではあるのですが未だにうまく掴めない。盛り上がり方とか曲のつながり方とかがちょっと難解なイメージ。好きな曲なんですがね。
そんなSinfonie Concertanteの今回の演奏は素晴らしかったと思います。堅実だけど重くはなく、神経質とも軽妙とも奇をてらったのとも違う不思議な繊細さがある演奏で。ハイドンの時も思ったのですが良い意味で変というか変わってるんだろうな。あと曲に現れるプロコフィエフの様々なスタイルのメリハリがあって、新古典的・ロマン派的・20世紀的なプロコフィエフとチェロの魅力が多彩で。曲に新たな魅力を感じました。
今回マーラー4番の最終楽章のソプラノソロを歌ったJacquerine Porterは私と同じ高校出身の先輩で、在学中に学校のオケ(というか先生中心のオケ)とドヴォルザークの「ルサルカ」から「月に寄せる歌」を歌ったのが忘れられなくて。学校の合唱団のCDでも彼女の歌声が聞けるのですがやっぱりルサルカなんだよなー。
そんな彼女の歌声はものすごく力強いとか太い声じゃないのですが(そのためバルコニーの後ろの方だと低音がちょっと聞こえにくかった)、慎ましさが美しい声で。素朴なところがあるこの最終楽章にぴったりなのです。(あとドイツレクイエムとかも聴きたいし、もっと近いセッティングで色々聞きたい)
マーラー4番全体の演奏はとてもマーラー4番らしい、牧歌的な美しさが存分味わえる演奏でした。王道というか、とにかくほどよいマーラー4番。ちょこちょこ「あれれ」と思った箇所もありましたが、特に第3楽章の美しさは至福の時でした。やっぱ4番も素晴らしいと改めて。
そして第2楽章ではチューニングを変えた「死神のバイオリン」を使うのですが、メロディーの強弱の起伏や音程の微妙な加減で「友ハイン」を演じるのは面白かったです。演奏によってその演じ方って色々あって自分の中でも理想の「友ハイン」がまだ固まってないので、今回の演奏を聴いて興味深かったですし、もっとこれから色々なマーラー4番聴きたくなりました。
マーラーの交響曲といえばホルンが活躍することでも有名ですが4番も例外ではありません。ただセクション(4人編成、平均的ではあるけどマーラーとしては少ない)揃っての活躍より第1ホルンのソロの活躍が目立ちましたね。昨日の演奏もかっこよかった。
マーラー4番はマーラーの交響曲としては割と軽め明るめなところがあるのですが、牧歌的で平和な美しさの中にも死が隣り合わせでいるみたいなテーマがあります。第2楽章しかり、第4楽章の歌詞しかり。プログラムでそこらの解説読んでると同じマーラーの交響曲で一つ前の第3番(そもそも第4楽章は第3番の最後に付くはずだった、入らなくてよかった)や第7番のファンタジー的な部分とも繋がるところがあって色々面白いです。マーラーの交響曲って単一楽章で楽しめるものも多く、1つでもお腹いっぱいに存分楽しめるのですが、複数の交響曲のつながり、そして全部の流れもまた別のストーリーとして興味深い。こうやってサイクルとしてやってくれてありがたいです。
さあマーラーサイクルも次は5番、6番、7番と私の特に好きな3つが続きます。ちょっと先のことになりますが言うまでもなく楽しみです。
そして冬の間にアイリッシュシチューをまた食べるのも楽しみにしています(笑)
一人パブにひるまず挑戦したいです。
今日の一曲はお休み。次回今日のコンサートから選びます。プロコフィエフにしようかマーラーにしようか迷うところ(なので今日書けない)。
こないだ友達集まりでご飯食べた時にPCゲームやってる友人からThe Talos Principleというパズルゲームを紹介されたのでデモプレイした後本編がセールになったのを買っちゃいました。(あと真・三國無双7Empiresもセールなので購入。Steamの大規模セールは22日までだったかな)
一人称視点でちょっと乗り物酔いになるのですが(設定で調整可、まだまだ調整余地有り)パズルに悪戦苦闘するのも哲学的・歴史文明関連のテーマもものすごく気に入ってます。近いうちに紹介したいです。
さて、真・三國無双7with猛将伝のDLCステージ、未だにきれいにクリアできない(=味方がほとんど敗走したり士気がぼろぼろになったり)ながら遊び進めています。これは今後長くチャレンジできるかな。何回チャレンジしたところで郭淮延命戦で郭淮を敗走させずにクリアって果たして可能なのか(ぶつぶつ)
以前も書きましたが無双は英語字幕・日本語音声でプレイしています。もちろんプレイアブル武将は誰が誰だか英語日本語問題なく分かるようになりましたし、モブ武将も同音異字とか発音とかからわかる部分も多いのですが、ステージ途中で撃破目標で(特に無双以外の三国志で)よく知らないモブが出てくると日本語の攻略サイトで調べることも。
あとやっぱり英語でも異民族(山越とか羌族とか)の名前はやっぱりぱっと見でも異彩を放ってますね。スペースなしで一つに繋がってる名前もそこらが多いみたい。
異彩を放つといえば天水の戦いで出てきた「上官子脩」さん。英語表記は「Shangguan Zixiu」。天水を走り回ってるとすっごい名前が横に長い人がいきなり来た!誰あれ!となりましたよ。即座にスクショ撮って調べましたもんね。
あと初見では「Huche'er」って名前もちょっとびっくりしましたね。スペースなし+アポストロフィの組み合わせ技。ちなみに「胡車児」のことです。(宛城で初出だったらすぐ分かったのですが別の所だったので)
もとの中国語の発音がとにかく難しいので(母音がなんかフランス語方面に行ってるような)キャラクターの名前の発音が分かるようにというのも含めたまにはたまに英語音声でプレイするときもあります。どうも音声によるキャラクターの幅が日本語に大きく及ばないなあというのが全体の印象なのですが(特にちょっとうさんくさい系のキャラクターは色々惜しい)、そんな中陳宮さんの英語ボイスは素晴らしいと思います。台詞に日本語ほど繰り返す癖を入れる機会は少ないもののある程度は健在ですし、ミュージカルっぽい口調・話し方も日本語に負けてない。遊んでて楽しいしとても嬉しいです。
英語版で日本語版ほど入る機会がない、といえばダジャレ兵士。でも確か各ストーリーに1回は英語版でも出てくるので要注目です。ダジャレのクオリティも脱力感もなかなかです。ダジャレが醸し出す雰囲気というか、そういうものは言語が違っても共通なんですね。
(ちなみに他にもsteamのスクショでは字幕言語だと中国語、フランス語、ドイツ語あたりもありますが各言語でダジャレ始めどうなってるか興味あります)
英語は日本語に比べて台詞によるキャラ分けで言葉のチョイスが大きくなると思うので、一人一人がどんな言葉を使ってるのかもっと細かく見たいなーと思います(英語で台詞のリストってあるのかな)。興味ももちろんですが翻訳としての視点だったり、創作方面の勉強にもなるはずなので。細かくは見てないながらも于禁殿(真面目で堅い台詞回しの良い例)なんかはものすごく様になってるし、司馬昭のちょっとリラックスした、若い男性的な(ただし良いところの坊っちゃん)ナチュラルに入ってくる英語も面白いですし。
あと普段映画をあんまり見ないので映像関連の翻訳の視点としてイベントムービーを見るのも面白いです。興味深い「面白い」じゃなくて笑っちゃう「面白い」話なんですが、諸葛亮初登場のところで日本語で「仁」(1音節)というところを英語で「Benevolence」(4音節)と訳しているのかな、劉備が一瞬ものすごく早口になるのが面白くて面白くて6秒動画にして手元に置いておきたいくらい好きです(謎)
そして英語版でかなり好きなのが武器の名前。各武器の種類の名前・種類の中のグレードの違う武器の名前・ユニーク武器の名前と色々ある中、どれもいい感じの名前になっていると思います。
武器の種類の名前は英語でシンプルに表す言葉がないのも含めほとんど短くわかりやすくまとまってるし(一部中国風の名前もあり)、同じ種類の武器(特にユニーク武器)でテーマを統一してあったり、一般武器と比べてユニーク武器の名前に華というか特別感があったり。これだけの武器の数があってこのラインアップは凄いなーと手持ちの武器のリストやギャラリーの武器リストを見ててほんと楽しいです。
ということで英語で無双も楽しいです。英語は英語でまた別の楽しみがあるというか。
英語の無双ファンの方々もかなりいるみたいですが(三国志の背景とかも色々読んだりしてる人もたくさんいるみたい)、英語圏の人が英語から無双に入ってキャラクターとかに抱くイメージって日本語から入るプレイヤーとどれくらい違うのかというのもちょっと気になります。
そういえばEmpiresって音声は日本語だけなんだっけ。英語があってもほとんど日本語で遊ぶのですが、それでもちょっとばかり残念だなー。
さて次回はマーラー4番の感想に。Pieter Wispelwayの弾くプロコフィエフのSinfonie Concertanteも楽しみですし(前回来られた時は急遽プログラム変更でプロコフィエフじゃなくハイドン聴くことになりましたがあの人は現代音楽の方が得意なはず)、我が高校の先輩Jacqui Porterが歌うマーラー4番もすごく楽しみです。
(無双7、音楽もいいのいくつかあるのにゆっくり聴けてなくて今日の一曲で紹介できてない。いずれはきっと・・・!)
今日の一曲はお休み。なんか前回・前々回のエントリーで力が入ってたので。(多分また次回力入るに違いないし)
