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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Three Kingdoms English
こないだの今日の一曲でレディオヘッドのSpectreのリンクがない!と若干混乱しましたが見つけました。シングルでiTunes Storeに出てたリンクがこちら。

今日はゲームなどカテゴリに入れるのも仕事カテゴリに入れるのもちょっと違うお話。

最近facebookでコーエーの三国志13の英語版のお知らせとかキャプチャとかいっぱい出てきてちょっとうずうずしております。もちろん日本語版持ってますよ。絶賛停滞中です。

というのも孫策で順調に進めて(死なずに)曹操と天下を二分したもののいざ曹操とぶつかってみると勝てる気がしない。孫家で始めたら父の敵&地理的にいい荊州を基盤にしてる劉表を討ちたくなるしそこらでふらふらしてる劉備の勢力も吸収したいし、だけど本当はなるべく早く曹操の芽(若草くらいにはなってますが)を摘んでもっと楽な相手を後に残しとけば・・・と。
近いうちにやり直し予定。

まあそんなで日本語版も楽しんでるわけですが諸々の英語翻訳がどうなってるか職業柄&三国志ファンとしてちょっと気になります。人名地名はともかく、今回史実・演義準拠の「絆」の名前がどうなってるかとか特技や台詞はどんな感じとか、ちら見しただけじゃ足りないぞ-。

あとはこないだやっと「レッド・クリフ」のDVDを観たのですが、マレーシアで買った安いDVDで中国語音声+英語字幕版、結構よかったです。ちゃんとしてなかったらやだなーと思ったのですが(安かったので)一安心。同じ時に買った「曹操暗殺」もこの調子でお願いいたしたい。

あと三国志は最近「女諸葛亮」という漫画の連載を毎週読んでるのですが、文字の手書き練習(リハビリ?)も兼ねて日本語をちょこちょこ直しながら自分で英語に翻訳してみてます。テキストもそんなに多くないですが独特な切り口が面白いとこ多々。

三国志関連の翻訳ってしばらく興味がありましたし英語の三国志作品もちょこちょこ触れあってきましたが実際に翻訳してみると面白いですね。
自分がまず基本としてるのは真・三國無双7の英語版で。あれはアクションゲームだからなるべくシンプルにまとめてるのが目的にかなってると前々から思ってました。
例えば名前を全部姓+諱で統一したり、州をProvinceと訳してたり、多少generalでも分かりやすい。ただそうすることで例えば諸葛亮+龐統+徐庶のお互いの呼び方の違いからわかる関係性の微妙な差が省かれたり、なんてこともあり。でもそこは仕方がないかなあ。

あとは仕事でもそうですが分かりやすく、まぎらわしくない言葉を使うことは大事だなあと痛感します。あと一貫性も大事。英語じゃない固有名詞が多々混ざるので人名・地名・その他がある程度ぱっと見分けられるようにしたいところ。例えば年号を書くときどう書けばすぐ年号と分かるか、とか。

さらに作品のスタイルでどう言葉の使い分けをするかってのも三国志は難しい。(これも仕事に似てますね)さっき書いたみたいに無双なら名前はほぼ姓+諱で通せるけど、実際に字(あざな)についての話がでるなら字も出さなきゃいけないし、後宮関係の話が出てくるなら貴人とか皇后とかの階級の使い分けもしなきゃいけない(もしかしたらいずれはそういうことがあるかも)。でも例えば「女諸葛亮」だと全体的にはゆるめの感じの印象の作品でなきゃいけない。内容によっては無双より専門用語が多くなることも多いけど小説作品や「三国志」戦略シミュレーションゲームよりはやわらかく保ちたい。

ということで手書きの練習とかいいながら結構仕事脳になってしまってるのは否めませんが(なので無理はしないようにとは思っています)、前述通り興味はありましたし仕事でやってることを別の分野に「応用」できるってのは面白いです。

無双を通じて知ったのですが英語圏のファンも結構いるみたいで、無双から入って歴史的なバックグラウンドまでがっつり知ってる英語の人も色んなところで見ます。日本の漫画やゲームが様々な言語に翻訳されて広まっても東アジアの歴史物はちょっとだけハードル高いのかなーとも思われますが実際広がりを見るのは楽しいです。漫画とかでももっと三国志作品が英語圏に進出しないかなー。ゆるいのから堅いのまで色々。ささやかに指をクロスしています。


今日の一曲はお休み。

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