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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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今年もWhite Night
まさかの10日更新なしでしたがお久しぶりです。
無事仕事も入ってきて無事無双新作も遊べるようになって(ほぼ同時だったので忙しさが急上昇)その他にもちょこちょこ色々。

そして今年も夏の祭典White Nightに行ってきました。
メルボルンの気候ってほんと予測不能で、White NIghtも昼の暑さがほんのり残った夜から涼しい上にぬかるみにブーツで踏み込むような時もあったり。今年は歩き回る分には涼しいとは感じないちょうど真ん中みたいな気温でした。



ただ日が長いのは変わらずなのでいつもは開始の7時に家を出るくらいでイルミネーションを楽しむのですが、今年は7時のworld stageでウクライナの踊りが見たかったので早めに家を出ました。
バレエやってると(というか今回バレエレッスンのち、でしたからね)ヨーロッパの各地のダンスは色々と共通点があって面白い。コサックダンスとかマズルカに似てる部分がバレエと共通要素あって見ててちょっとやってみたくなりました。それにしても男性の踊りはコサック系は足腰がものすごい大変だ。
ほんとはその次の次にやる中国の踊り(旧暦正月ですし)も見たかったのですがじっとしてるとまだ明るくても寒かったので残念ながら次に行くことに。

White Nightの夜はシティの一部が歩行者オンリーになるのでどこに行くにも歩きですしどこに行っても混みますがそれもまたわくわくします。なかなかシティから博物館方面までは普段歩かないもんなあ。そんなに遠くないのに。
去年に引き続きRoyal Exhibition Buildingのプロジェクションマッピング最高でした。
世界遺産にもかかわらず普段影の薄いあの建物が、その建物の元々のデザインを活かしたり(例えばスタンバイ中の建物が脈動するようなエフェクトとか)その上に全然違う世界を映像で描くのとか、その映像のテイストもとにかくツボなんだよなあ。幾何学的だったり生物的だったり、特にこの時代、このスタイルみたいな意味での偏りが少なかったり。

今回はしれっと良いポジションで見れてよかった。写真は撮りながらだけどゆっくり見入ることができたので。ちなみに最初の写真はモチーフ的に蛇だと思われるのですがどうしてもチンアナゴに見えました(笑)


これもかっこよかったな。昼間にみてもかなりかっこよさそうなハエ型スチームパンク風車両。
博物館・Royal Exhibition Building辺りは展示物しか光がないので歩き回るにも写真とるにもちょっと大変。


そして州立図書館は今年は外側だけ。バレエ後で足が疲れてたりして並ぶ気になれなかった。
でも外だけでも面白い展示でした。こちらも私が好きな生物・植物など中心のレトロ系アートコレクション。はっきりした形と色のオーストラリアの花ってこういう場面ですごい映えますね。
ただもったいなかったのが一枚目の展示。Paradise/Diseaseという真ん中の文字を共通にした映像だったのですが柱で絵も字もいいとこが隠れちゃったり。アイディア好きなんだけどな-。
私のお気に入りは右の写真のノミたち。動きがなんか機械的・スチームパンク風要素があって素敵でした。


今回ナイスアイディアだったのが音楽のパフォーマーをこういう風にSwanston Streetに面するバルコニーに配置したこと(他にもMelbourne Town Hallのバルコニーでオペラとか、別の長めのバルコニーでポリスコスで歌って踊ってなんかもやってました)。なんたって一番人通りが多い通りなのでこういう形のほうが奏者にとって安全だし集中しやすいですし、風景としても街と一体になる感があって面白い。


そして今年もBar Ampereに寄って一人飲み。ちょっと静かだったのでカウンターに座って一人アブサンしちゃいました。店の雰囲気的にいける、と思えました。そしてつまみに大好きなアイスクリームサンドイッチ。アブサンはオーストラリア(NSW)産のDemoiselle Matilda。なんとなくlemon myrtleみたいな?ちょっとこれまで飲んだアブサンとは違う味が入ってました。メニューにはなんとメルボルン産の樽生産のアブサンも。結構お値段高かったのですがhouse wineみたいなhouse absinthe扱い?こんど詳しく聞いてみようかな。


色んな見世物に写真を撮ろうと人が群がる中、同じくらい注目を集めてたのがこちら。デモ行進とかの時でも出てくる警察の騎馬隊。色々メルボルンでも物騒な事件があったりしたこともあってFlinders Streetあたりに2箇所配置されてました。人も多いし一晩中のお祭りですがありがたいことです。

Flinders Streetといえば今年はそこら辺のプロジェクションマッピングはちょっと控え目でしたね。Federation Squareも生イベントはなかったか。多分人を分散させる目的もあるのかなーと思うのですがちょっと寂しくもあります。


そして今年は東・南にでるトラムのシティ側の終点がDomain Interchangeと祭り会場から大分離れたところにあったのにもちょっとびっくりでした。幸い来た時くらいに知ったので最後にそこまで歩く分の体力と時間も温存できましたが。まあそれでも入院時代は(しかも冬に)よく歩いてたんですけどね、シティからDomain Interchange。ただ足がバレエですでに疲れてるので今回はちょっとだけきつかった。William Streetのトラムに乗って乗り換えという手もあったのだろうけどシティのそっち側に歩くよりはこっちの方が安心?みたいなイメージ。

というわけで足は今日ものすごく筋肉痛でしたが一通り楽しめました。相変わらずの人出ですがリラックスしてマイペースに回って楽しめるイベントなのがありがたいです。今回は音楽ものに行くのが少なめだったのでまた次回のお楽しみに。


今日の一曲はお休みです。


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