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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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今年も〆に向かって。
2018年も終わりなのにすっかりご無沙汰してしまいました。
なんといってもテレビとかサッカーとかで各種スクリーンが忙しく。仕事も何かとばたばたした2週間でした。

さて今年の話は今年のうちに、ということでざっとダイジェスト。
メルボルンシティvsメルボルンヴィクトリーの試合はすっごい楽しかったです。選手に近いところで見れて(妹に感謝)点が入るのをすぐそばで見れて。しかもAリーグ初・チーム合計600点目の特別なゴール(誰が入れるかの予想も当たりました)。久しぶりのスタジアムの熱気も素晴らしかったです。アウェー側とはいえ力強い応援でほんとテンション上がりました。
とはいえ最後の最後で追いつかれての引き分けだったので悔しさもひとしお。今回見れなかった選手(まさかのホンダさん欠場でしたし他にも)を見るのも含め早めにリベンジしたいです。
(ちなみにこの日帰ってからもテレビ観戦が2試合あったり色々大変でした(汗))

クリスマスは編み物や万年筆で一緒の友達の家族のクリスマスにお邪魔させてもらいました。
プレゼント交換がちょっと特殊で面白かったです。予算は30ドルでそれぞれプレゼントを買って、くじ引きの順番にプレゼントを新しくあけるかすでに人の手に渡ったプレゼントを横取りするか(プレゼントが横取りされて手元になくなった人が次開けるor横取り)。ぱっと見機能するのかわかりにくいシステムですが結構これがいい感じに回るんですよ。私もハチミツ6種類セットを(横取りで)ゲットしましたし私が買ったティーグラス+包んだ風呂敷も最終的には横取りでもらわれていきました。

そしてボードゲームも面白かった。「Tsuro(通路)」という道付きタイルを並べてコマを進めるゲームが英語があまりわからない人にも説明しやすく、あと不確定要素がほどよく入り込んできて気軽に楽しく遊べました。親子のせめぎ合いはその場でリアルタイムで見せたかった。

ということで25日と26日(こちらではこの2日は祝日)は仕事もピアノも休んで、今日明日と働いて仕事納めにできるかなーという予定でいます。仕事がある今日明日が特に暑いのがちょっと残念ですがまあ過ごせる暑さなのでしっかり水分補給してがんばります。
年越し・・・はどうかなあ、諸々祝杯やお出かけで最近飲むことが多かったので。でも飲み物にしろアクティビティにしろ何かしらん特別なことはしたいです。おいしいデザートでも食べるか(やっぱり飲食方面)

前回があんなに間が空いたので今年中にもう一回更新できるかは微妙ですね(汗)
なのでちょっと早めですが今年もアクセスありがとうございました。良いお年をお迎えください。


今日の一曲: ジョージ・クラム マクロコスモス第1巻第3楽章「Pastorale (from the Kingdom of Atlantis, ca. 10,000 B.C.) (Taurus)」



クラムよ、私は帰ってきた。
というか相変わらずくたびれたアップライトピアノなんでできることはだいぶ限られてるのですが、でもその限られたことでもやりたいなあと思って今レパートリーに正式に加えてます。正式ではありますが実際練習する作品・楽章はきっちりとは決めてません。とりあえず(自分が定義するところの)最初から、と思ってマクロコスモス第1巻から始めてみました。

どんな作曲家でもそうですがその作風とかやり口とかに耳と脳が慣れてくると色んな勘が働くことが多くなるような気がします。気のせいかな。でも例えばこの第3楽章だとなんとなくクラムが引用か、そこまでいかなくても何かをにおわせてるようなセクションがあるというアンテナが反応する、というか前大学時代に弾いてからずっとしてたんです。引用は元ネタがわからないと手も足も出ないし、クラムの引用のしかただと逆引き的に見つけるのは至難の業。

ただ今回弾き始めてみて「これか??」と思ったのが一曲思いついたところから芋づる式にインスピレーションが湧いてしまって自分でもびっくりしています。最初思いついたのはドビュッシーの「喜びの島」(特徴的なリズムが類似)、バルトークの組曲「戸外にて」の「夜の音楽」、メシアンの20のまなざし第16番(牧歌つながり)、それから確信は持てないけどシマノフスキの「メトープ」から「ナウシカアー」(ハーモニーが、と思ったのですが詳しくは要分析。ただ題材としては一番近いかも)。特にドビュッシーとバルトークはクラムが影響を受けた作曲家としてよく話に出るのであり得るんですけどねー。ともかく曲の一部から題の「Pastorale」と「Atlantis」に関連する曲がこれだけ出てくるのもすごい(自画自賛)。

そういう曲自体から枝をぐにぐに伸ばして音楽だけでなくその外の世界まで巻き込んでいく解釈の作業がクラムを弾くにあたってすごく楽しいです。クラムの音楽は夏が楽しいっていうのは作風に関した話だけでなくしっかり暖まって活動的な脳みそをぐるぐる回していく楽しさもきっとあるんだな。レパートリーが尽きるまで楽しく弾きたいと思います。

今貼る録音探してたらAmazonの検索が勝手にスペルを修正して検索するもんだからこういう「ちょっと似てるもっとメジャーな何かがある」曲名は格段にたどり着きにくくなりました。年末ですがこれは腹を立てていいだろう。解決策としてGoogleからAmazon JPを検索キーワードとして曲名に追加して探しましたが・・・これは色々いかんだろう。一時的なものだと思いたい。または報告しなきゃいけないか。

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