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先生のコンサートに行っておきながら感想エントリーを書くのを忘れるとは不覚。
というか原因は完全にはっきりしてます。コンサートから帰宅してから見たサッカーの試合、パースとメルボルン・ヴィクトリーの試合でついにパースを倒したの+試合内容が嬉しくて嬉しくて。もう仕方がないですほんとそこは。
さて70代をのんびり?ひた走り?どちらかわかりませんが相変わらず大学で教えたり演奏したり海外に行ったりしている私のピアノの先生、Stephen McIntyre。いつも会えば(とはいえ最近はずっと演奏の場です)変わらずのキャラと指の動きと脳の冴え、元気で過ごしているようで何よりです。
今回はこんなプログラムのリサイタルでした。
プログラム:
ヨハネス・ブラームス 4つのバラード op.10
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン ディアベリ変奏曲
ちょっと短めではありますが内容しっかり。特にディアベリの最後の(後で足されたという)変奏曲群は例えば似たような性質の四重奏曲やピアノソナタに負けないprofoundさがあり。
でも最初に作曲された方の、より軽い感じの変奏曲も先生の手にかかるとユーモアと魅力が光ります。やっぱり先生の演奏にはユーモアの要素は欠かせない、というか個人的に聴いてて楽しいです。(自分が比較的苦手としているところだから余計に)
大学にいたとき弾いたブラームスはことごとく晩期の作品だったので先生の手で初期のブラームスを聴くのは新鮮でした。先生もその先生(ミケランジェリ)の演奏でこの曲を初めて聴いたのが始まりと話してたのでこうやって師弟のつながりで影響が広がり受け継がれて行くのが面白いなー・・・と思ったのでもしかしたら冬あたりに一つくらいバラード弾いてみるかな。
ブラームスのバラード、演奏としては第1番のひんやり感だったりそこから各々違う雰囲気を纏うのがすごく好きだったのですが相変わらず先生せっかちで(笑)座ってから第1番に取りかかる時間がものすごく短かったです。なんというか事前の空気というものがあの曲はあるんじゃないかなとちょっと思ったり。
さてプログラムが短いこともあって感想も短くなっちゃいました。本当はもう一つ話したいトピックがあるのですがカテゴリ的に別のエントリーを立てるのが望ましいと思ったのでまた後日。忘れなければ明日。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス バラード op.10 第1番
ブラームスのバラードで一番有名なのはこれかな。高校時代VCEの音楽のレパートリーリストにも入っててその時点で弾いてた人も結構いたはず。ブラームスはあんまり題名を付けたり特定の題材で曲を書いたりすることが少ないのでこのバラード第1番みたいな例外は音楽そのもの以外のキャッチー要素がある気がします。
題材はスコットランドの民族詩らしいです。スコットランドで最後に首が切られて落ちるというとマクベスと割と共通点が。(ちなみにうちの高校は英語の授業でマクベスやりました)
この曲もそうですが北欧風味の2つのラプソディーも音の響きだけでブラームスが実際住んでたドイツよりぐっと緯度が上がる感かなりツボです。あとブラームスの音楽をあまりエキゾチックと呼ばない中この3曲は異国情緒みたいな雰囲気がすごい良い。
基本(ピアノに限らずですが)寒々しさを演出するのには音が開いた配置の和音を使うのが一般的なテクニック・・・なため私みたいに手が小さいと「ずっとオクターブ和音続き・・・でもある程度メロティーのラインはつなげたいんだけど・・・」みたいなところでちょっとつまづいたりします(笑)高校のころは正にそうだったのですが今は色んな曲を弾いて色んな回り道を編み出して(?)きたので多分なんとかなるやと思えます。まだこの第1番を弾くと決めたわけじゃないですがやっぱり有力候補かなー。
本文の方で書いた先生の話から今回はミケランジェリが弾いてる録音にしました。
彼は弾いたレパートリーが点々としている印象で面白いです。(先生はまんべんない)好きな曲ばっかり弾いてるのかな。でも自分も点々と弾く傾向があるなか少なからず共通レパートリーがあって見つけるとちょっと嬉しいです。
ただそういうこともあってミケランジェリの録音はアルバム・CDとして入手するとちょっと他ではみない曲の組み合わせで収録されてることがたびたびあります。ということでベートーヴェンとシューベルトのピアノソナタ1つずつもいっしょにどうぞ。
というか原因は完全にはっきりしてます。コンサートから帰宅してから見たサッカーの試合、パースとメルボルン・ヴィクトリーの試合でついにパースを倒したの+試合内容が嬉しくて嬉しくて。もう仕方がないですほんとそこは。
さて70代をのんびり?ひた走り?どちらかわかりませんが相変わらず大学で教えたり演奏したり海外に行ったりしている私のピアノの先生、Stephen McIntyre。いつも会えば(とはいえ最近はずっと演奏の場です)変わらずのキャラと指の動きと脳の冴え、元気で過ごしているようで何よりです。
今回はこんなプログラムのリサイタルでした。
プログラム:
ヨハネス・ブラームス 4つのバラード op.10
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン ディアベリ変奏曲
ちょっと短めではありますが内容しっかり。特にディアベリの最後の(後で足されたという)変奏曲群は例えば似たような性質の四重奏曲やピアノソナタに負けないprofoundさがあり。
でも最初に作曲された方の、より軽い感じの変奏曲も先生の手にかかるとユーモアと魅力が光ります。やっぱり先生の演奏にはユーモアの要素は欠かせない、というか個人的に聴いてて楽しいです。(自分が比較的苦手としているところだから余計に)
大学にいたとき弾いたブラームスはことごとく晩期の作品だったので先生の手で初期のブラームスを聴くのは新鮮でした。先生もその先生(ミケランジェリ)の演奏でこの曲を初めて聴いたのが始まりと話してたのでこうやって師弟のつながりで影響が広がり受け継がれて行くのが面白いなー・・・と思ったのでもしかしたら冬あたりに一つくらいバラード弾いてみるかな。
ブラームスのバラード、演奏としては第1番のひんやり感だったりそこから各々違う雰囲気を纏うのがすごく好きだったのですが相変わらず先生せっかちで(笑)座ってから第1番に取りかかる時間がものすごく短かったです。なんというか事前の空気というものがあの曲はあるんじゃないかなとちょっと思ったり。
さてプログラムが短いこともあって感想も短くなっちゃいました。本当はもう一つ話したいトピックがあるのですがカテゴリ的に別のエントリーを立てるのが望ましいと思ったのでまた後日。忘れなければ明日。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス バラード op.10 第1番
ブラームスのバラードで一番有名なのはこれかな。高校時代VCEの音楽のレパートリーリストにも入っててその時点で弾いてた人も結構いたはず。ブラームスはあんまり題名を付けたり特定の題材で曲を書いたりすることが少ないのでこのバラード第1番みたいな例外は音楽そのもの以外のキャッチー要素がある気がします。
題材はスコットランドの民族詩らしいです。スコットランドで最後に首が切られて落ちるというとマクベスと割と共通点が。(ちなみにうちの高校は英語の授業でマクベスやりました)
この曲もそうですが北欧風味の2つのラプソディーも音の響きだけでブラームスが実際住んでたドイツよりぐっと緯度が上がる感かなりツボです。あとブラームスの音楽をあまりエキゾチックと呼ばない中この3曲は異国情緒みたいな雰囲気がすごい良い。
基本(ピアノに限らずですが)寒々しさを演出するのには音が開いた配置の和音を使うのが一般的なテクニック・・・なため私みたいに手が小さいと「ずっとオクターブ和音続き・・・でもある程度メロティーのラインはつなげたいんだけど・・・」みたいなところでちょっとつまづいたりします(笑)高校のころは正にそうだったのですが今は色んな曲を弾いて色んな回り道を編み出して(?)きたので多分なんとかなるやと思えます。まだこの第1番を弾くと決めたわけじゃないですがやっぱり有力候補かなー。
本文の方で書いた先生の話から今回はミケランジェリが弾いてる録音にしました。
彼は弾いたレパートリーが点々としている印象で面白いです。(先生はまんべんない)好きな曲ばっかり弾いてるのかな。でも自分も点々と弾く傾向があるなか少なからず共通レパートリーがあって見つけるとちょっと嬉しいです。
ただそういうこともあってミケランジェリの録音はアルバム・CDとして入手するとちょっと他ではみない曲の組み合わせで収録されてることがたびたびあります。ということでベートーヴェンとシューベルトのピアノソナタ1つずつもいっしょにどうぞ。
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