×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
水曜日にサッカー2018/19シーズンラスト、アジアチャンピオンズリーグ最終試合を生観戦で終わり。
それで(結果がどうであれ、事前の諸々も含め)色々消耗するだろうなとは思ってたのですがどうしても次の日の夜も出かけたい理由がありました。
それがちょっとぶりのSecret Symphonyコンサート。イベント自体は前回私が参戦してから2,3回はやってたのかな?なんにせよだいぶ久しぶりな感じです。
久しぶりなのでまずは説明から。Secret Symphonyはメル響主催の不定期無料コンサートイベント。2週間くらい?前から日にちとコンサート開催を発表、そこからインスタで場所、曲などのヒントをちょこちょこだしていく謎解き要素のあるコンサートです。コンサートはフルオケでなく小編成(メル響メンバーが出演)で、普段とはまた違う感じのレパートリーをメルボルンのシティorその周りの特徴ある場所で演奏。場所と曲がリンクしてたり+α要素もあったりで面白いです。まだ3回目?4回目?くらいですが毎回楽しい。
今回は333 Collins Streetがコンサートの舞台。昔は銀行の建物だったそうでロビーのドーム構造が美しく、結婚式などの会場にもなっているみたい?
Secret Symphonyは古コンサートより短い分、そして平日の夕飯後に時間設定してるため夜9時開演なのですが25分前にもすでに建物のこれまた凝ったゲートの前にかなり人が集まってました。若い人も結構多かったですね。
そこでなにやらチケットを渡されてしばらく待ってから入場するとに。
渡されたチケットはドリンクチケットでした。なんと無料でワイン一杯orビール一缶がいただけました。無料イベントなのにすごいなあ。
席もあっという間に埋まって私は(まあ短めだとはわかっていたので)立ち見席で聴きました。
プログラムはこちら。
Secret Symphony
演奏:Plexus (バイオリン:Monica Curro、クラリネット:Philip Arkinstall、ピアノ:Stefan Cassomenos)
Anne Cawrse 「Flame and Shadow」(ソプラノ:Greta Bradman)
Stefan Cassomenos 「Melodies Francaises」
リヒャルト・シュトラウス 「四つの最後の歌」(編曲:Stefan Cassomenos、ソプラノ:Greta Bradman、チェロ:Michelle Wood、コントラバス:Stephen Newton)
謎解きの時点でシュトラウスのこれが演奏されることはわかってました。それでそれをsecret symphonyでやるなら編曲版になるな、というのと別のヒントでPlexusが噛んでることもわかってました。
ただここで新しい曲(Cawrseの曲)に初めましてできるとは思ってなかったのでいい出会いができました。
ちなみにMelodies Francaisesは以前Plexusのコンサートでやったののナレーションなし+楽章縮小版という形でした。
あとでちょっと話を聞いたら今回のコンサート場所は音響が結構特殊でお互いの音がなかなか聞こえない箇所も多々あったそうで(汗)でも聴く方も色々音響によって処理されちゃってる音を聞くからそんなに問題はなかったと思います。歌声を聞くにはとても贅沢な場所でしたねー。歌ってる人から近いけどしっかり空間に響いた音を味わえる感。
謎解きでシュトラウスとわかるちょっと前くらいからなんだか晩年シュトラウスとか晩年マーラーが聴きたい気分だったのでちょうどその部分が満たされた感じでした。あとワイン飲んで聴くシュトラウスなかなか良い(笑)多分そこはマーラーだと効かないとこあるかも。
基本Secret Symphonyは平日開催なので演奏してるのが友人でも終わったあと長くしゃべってたり場所を移して飲んだりできないのがちょっと残念ではありますがしっかり楽しんできました。やっぱり行ける時はなるべく行きたいイベントです。次はいつかなー楽しみ-。
来月も色々行きたいコンサートなどなどあるのでお財布の許す限り楽しみたいです。
今日の一曲: リヒャルト・シュトラウス 「四つの最後の歌」より「九月」
ほんと第3楽章第4楽章がこの歌曲集だと大好きなんですけど前紹介したと思うんでこちらを。
音楽において特定の季節を表すにはどんな要素の印象が大切か、みたいなことはよく考えるのですが(特に鳥カタ弾くときですが)、気温だったり風の感じだったり光の感じだったり湿度だったり、そういうのをどう音楽で表現するかってまだまだ謎が多く感じます。
それに加えて秋という季節にくっついてくるこのなんともいえない儚い感じ。歌詞を読んでみるとヘッセもそこんとこ上手いのですがシュトラウスも同じくらい上手い。もとはオケでこんな繊細で儚い表現してる見事さ。
でも秋といってもまだ9月の話なんですよねこれ。元々がドイツの詩人・作曲家ってのもありますが現代の日本だって9月はがっつり残暑で暑いですしメルボルンでいうと3月ならまだ40度超えの日とかもあり得ますし。だから余計に「9月にしちゃあまりにも儚いよ!」みたいなイメージになっちゃうのかもしれません。
ちなみにオケ版ではこの楽章の最後のホルンソロがもう素敵な聴きどころなのですが今回の編曲版ではチェロが担当してました。いいですねえこの横取り(笑)他の楽器が気持ちいいソロを弾けるって楽しいだろうなあ。でもソロは置いておいてオケのための曲を(ピアノ込みとはいえ)5重奏で弾くのは役割分担がかなり大変みたいです。
リンクしたのは同じくシュトラウスの「死と変容」、「メタモルフォーゼン」と死にまつわる作品でそろえたアルバム。メタモルフォーゼン、そしてそこからのこの歌曲につながる色々はまた語り始めると止まらないので割愛しますがこの3曲の組み合わせは色々と美味しいです。
それで(結果がどうであれ、事前の諸々も含め)色々消耗するだろうなとは思ってたのですがどうしても次の日の夜も出かけたい理由がありました。
それがちょっとぶりのSecret Symphonyコンサート。イベント自体は前回私が参戦してから2,3回はやってたのかな?なんにせよだいぶ久しぶりな感じです。
久しぶりなのでまずは説明から。Secret Symphonyはメル響主催の不定期無料コンサートイベント。2週間くらい?前から日にちとコンサート開催を発表、そこからインスタで場所、曲などのヒントをちょこちょこだしていく謎解き要素のあるコンサートです。コンサートはフルオケでなく小編成(メル響メンバーが出演)で、普段とはまた違う感じのレパートリーをメルボルンのシティorその周りの特徴ある場所で演奏。場所と曲がリンクしてたり+α要素もあったりで面白いです。まだ3回目?4回目?くらいですが毎回楽しい。
今回は333 Collins Streetがコンサートの舞台。昔は銀行の建物だったそうでロビーのドーム構造が美しく、結婚式などの会場にもなっているみたい?
Secret Symphonyは古コンサートより短い分、そして平日の夕飯後に時間設定してるため夜9時開演なのですが25分前にもすでに建物のこれまた凝ったゲートの前にかなり人が集まってました。若い人も結構多かったですね。
そこでなにやらチケットを渡されてしばらく待ってから入場するとに。
渡されたチケットはドリンクチケットでした。なんと無料でワイン一杯orビール一缶がいただけました。無料イベントなのにすごいなあ。
席もあっという間に埋まって私は(まあ短めだとはわかっていたので)立ち見席で聴きました。
プログラムはこちら。
Secret Symphony
演奏:Plexus (バイオリン:Monica Curro、クラリネット:Philip Arkinstall、ピアノ:Stefan Cassomenos)
Anne Cawrse 「Flame and Shadow」(ソプラノ:Greta Bradman)
Stefan Cassomenos 「Melodies Francaises」
リヒャルト・シュトラウス 「四つの最後の歌」(編曲:Stefan Cassomenos、ソプラノ:Greta Bradman、チェロ:Michelle Wood、コントラバス:Stephen Newton)
謎解きの時点でシュトラウスのこれが演奏されることはわかってました。それでそれをsecret symphonyでやるなら編曲版になるな、というのと別のヒントでPlexusが噛んでることもわかってました。
ただここで新しい曲(Cawrseの曲)に初めましてできるとは思ってなかったのでいい出会いができました。
ちなみにMelodies Francaisesは以前Plexusのコンサートでやったののナレーションなし+楽章縮小版という形でした。
あとでちょっと話を聞いたら今回のコンサート場所は音響が結構特殊でお互いの音がなかなか聞こえない箇所も多々あったそうで(汗)でも聴く方も色々音響によって処理されちゃってる音を聞くからそんなに問題はなかったと思います。歌声を聞くにはとても贅沢な場所でしたねー。歌ってる人から近いけどしっかり空間に響いた音を味わえる感。
謎解きでシュトラウスとわかるちょっと前くらいからなんだか晩年シュトラウスとか晩年マーラーが聴きたい気分だったのでちょうどその部分が満たされた感じでした。あとワイン飲んで聴くシュトラウスなかなか良い(笑)多分そこはマーラーだと効かないとこあるかも。
基本Secret Symphonyは平日開催なので演奏してるのが友人でも終わったあと長くしゃべってたり場所を移して飲んだりできないのがちょっと残念ではありますがしっかり楽しんできました。やっぱり行ける時はなるべく行きたいイベントです。次はいつかなー楽しみ-。
来月も色々行きたいコンサートなどなどあるのでお財布の許す限り楽しみたいです。
今日の一曲: リヒャルト・シュトラウス 「四つの最後の歌」より「九月」
ほんと第3楽章第4楽章がこの歌曲集だと大好きなんですけど前紹介したと思うんでこちらを。
音楽において特定の季節を表すにはどんな要素の印象が大切か、みたいなことはよく考えるのですが(特に鳥カタ弾くときですが)、気温だったり風の感じだったり光の感じだったり湿度だったり、そういうのをどう音楽で表現するかってまだまだ謎が多く感じます。
それに加えて秋という季節にくっついてくるこのなんともいえない儚い感じ。歌詞を読んでみるとヘッセもそこんとこ上手いのですがシュトラウスも同じくらい上手い。もとはオケでこんな繊細で儚い表現してる見事さ。
でも秋といってもまだ9月の話なんですよねこれ。元々がドイツの詩人・作曲家ってのもありますが現代の日本だって9月はがっつり残暑で暑いですしメルボルンでいうと3月ならまだ40度超えの日とかもあり得ますし。だから余計に「9月にしちゃあまりにも儚いよ!」みたいなイメージになっちゃうのかもしれません。
ちなみにオケ版ではこの楽章の最後のホルンソロがもう素敵な聴きどころなのですが今回の編曲版ではチェロが担当してました。いいですねえこの横取り(笑)他の楽器が気持ちいいソロを弾けるって楽しいだろうなあ。でもソロは置いておいてオケのための曲を(ピアノ込みとはいえ)5重奏で弾くのは役割分担がかなり大変みたいです。
リンクしたのは同じくシュトラウスの「死と変容」、「メタモルフォーゼン」と死にまつわる作品でそろえたアルバム。メタモルフォーゼン、そしてそこからのこの歌曲につながる色々はまた語り始めると止まらないので割愛しますがこの3曲の組み合わせは色々と美味しいです。
PR