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仕事が続きます!仕事がもらえることは嬉しいのですがそろそろスイングロジカルTODAYノートのページがなくなってきてるので・・・スイングロジカルダイアリー早く送って欲しいです。
ちょっと前からやりたいと思っていたキーワードto音楽のトピック、一日のうちの時間帯。
やっぱり音楽のなかでもある時間帯にしか聴かない曲ってありますね。
そのなかでも特に「夜」にしか聴かない、というか聴く気になれない曲が多いです(・・・まあ、私の好きな曲の特徴もあるんですが・・・)。
あと朝がちょっと弱いんで(それほど早くから仕事始めてるわけではないんですが)、音楽の力を借りて景気づけしたり。いろいろと意識はしていますが改めてまとめてみたいなーと思いまして・・・
なのでさっそく本題の方へ。
夜明け: リヒャルト・シュトラウス 「アルプス交響曲」 冒頭
この企画にお題の言葉が題名に入っている曲を使うのはなるべく避けて来たんですが、本当にこの曲ほど夜明けを深く鮮明に表している曲はないです!シュトラウスの曲全般あまり好きではないのですが、例外とも言えるこの曲。夜の闇から輝く太陽が山の陰から顔を出すまでの音楽に現れる自然の壮大さは日本の山でもなかなか経験できないものかも?
早朝: グスタフ・マーラー 交響曲第1番第1楽章
これはもう断然のチョイス。朝の霧や露が感じられて、朝の爽やかさだったり喜びだったり、自然と一体の朝を感じさせてくれます。以前も朝の仕事でipodで回ってくると嬉しい曲の一つとして紹介しましたね♪
なんだかマーラーの曲でよくあるんですが「少年視点」なんです、イメージ的に。森に朝が来て、その光景と空気と光だけでなんだかわくわくしてしまう、そんなピュアさがあります。
朝: パウル・ヒンデミット ピアノソナタ第3番第1楽章
ちょっとゆったりめの朝を。イギリス音楽に通じるところが多いヒンデミットの音楽ですが、この牧歌的な、しばし足を止めて草原にねっころがってぼーっとするみたいなゆるーい雰囲気も彼の専門範囲内。
ハーモニーがゆるゆると変わって微妙に明暗するのもなんだか雲が流れて光の度合いが少しずつ変わるようで。
正午・昼: ジョージ・ガーシュウィン 「キューバ序曲」
このチョイスには今のメルボルンの季節もちょっと関係しているかも。この曲には真上から降り注ぐ強い太陽の光が感じられ、そして街が忙しく動き回る人々の活気にあふれていると思います。
ちょろっとなんか食べ物の気配もあって(なぜ?)。
ただやっぱり冬にこれやってたら違う曲を選んでたかな―という感じは残ります。
昼下がり: ウィリアム・ウォルトン 「クラウン・インペリアル」
かなり根拠らしい根拠に欠けるチョイスなのですが・・・イギリス系のマーチ全般午前よりは断然午後、というイメージが。光の具合、というのでしょうか、午後に日が西に傾いていくその移り変わりの方が昇っていく太陽の光よりイギリスのマーチにはふさわしい気がします。もしかしたらイギリス音楽だったりお国柄のノスタルジックなところが関係しているのかしら?
夕方: フランツ・シューベルト 交響曲第7番「未完成」 第2楽章
先ほどのイギリスマーチが傾きつつある太陽の光なら、こちらはもうだんだん空の変わっていく様子。
太陽が沈んでいくと同時に今日という日が去って行ってしまう、そんな寂しさがだんだん冷えていく風とともに感じられる、ちょっぴり切ない曲です。
夕暮れ: レイフ・ヴォーン=ウィリアムス 「ヨブ」 冒頭&終曲
夕暮れにはイギリス音楽、特に弦の音が似合います。ノスタルジックな曲調もそうですが、ハーモニーの移り変わりの魅力を弦楽器の音で引き出しているのもあります。音楽的には最初と最後のキーとかには違いはないのですが、暗くなって星が出て落ち着く、みたいな。この曲ではその薄暗く気まぐれな夕暮れの空の美しさが存分に味わえます。
夜: ヴィトルト・ルトスワフスキ 葬送の音楽
クラムの夜の音楽はほとんど題名に「夜」が入ってるし、あと鳥のカタログの夜の2曲を抜いたとき脳内で飛び出てきたのがこの曲。恐怖も暗さもがっつりの、あらゆる意味での「夜」の音楽です。夜空の暗さ、孤独に輝く星達、自分のちっぽけさ・・・そういうものが弦の響きだけで直撃します。独特の圧迫感もまた聞き所です。
真夜中・丑三つ時: バルトーク・ベーラ 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 第3楽章
この二つの言葉を一緒にしてよかったかは別として・・・バルトークのスローな曲の多くが夜・真夜中・丑三つ時の時間帯にパーフェクトなのですが、悩んだ末この曲をチョイス。静けさだったり、恐怖だったりもそうなのですが、この楽章で活躍するチェレスタの音が夢のような要素を強く与えるので・・・つくづくいい仕事してくれます。
そして番外編。
「よもすがら(終夜)」「ひもすがら(終日又はひねもす)」という言葉でなにかないかなーと思ったのですが、それだけ長い時間の移り変わりを表現しているものは少なく。
ただよもすがらとひもすがらを足すとメシアンの鳥のカタログの「ヨーロッパヨシキリ」にぴったりだ!という事に気づきました。
27分という長い演奏時間で日が昇る前からまた次の夜明け前までの27時間をカバーする、演奏時間以外でもあらゆる意味でスケールが壮大な曲。
同じく一日まるまるを表現しているシュトラウスのアルプス交響曲よりも「時間の流れ」に重きを置いている、という意味でもまさによもすがら、ひもすがらが体験できる曲だと思います。
今日の一曲はお休み。
そして水曜日に行ったメンタルヘルスの公開レクチャーの感想はきっと日曜日にアップしますね♪
ちょっと前からやりたいと思っていたキーワードto音楽のトピック、一日のうちの時間帯。
やっぱり音楽のなかでもある時間帯にしか聴かない曲ってありますね。
そのなかでも特に「夜」にしか聴かない、というか聴く気になれない曲が多いです(・・・まあ、私の好きな曲の特徴もあるんですが・・・)。
あと朝がちょっと弱いんで(それほど早くから仕事始めてるわけではないんですが)、音楽の力を借りて景気づけしたり。いろいろと意識はしていますが改めてまとめてみたいなーと思いまして・・・
なのでさっそく本題の方へ。
夜明け: リヒャルト・シュトラウス 「アルプス交響曲」 冒頭
この企画にお題の言葉が題名に入っている曲を使うのはなるべく避けて来たんですが、本当にこの曲ほど夜明けを深く鮮明に表している曲はないです!シュトラウスの曲全般あまり好きではないのですが、例外とも言えるこの曲。夜の闇から輝く太陽が山の陰から顔を出すまでの音楽に現れる自然の壮大さは日本の山でもなかなか経験できないものかも?
早朝: グスタフ・マーラー 交響曲第1番第1楽章
これはもう断然のチョイス。朝の霧や露が感じられて、朝の爽やかさだったり喜びだったり、自然と一体の朝を感じさせてくれます。以前も朝の仕事でipodで回ってくると嬉しい曲の一つとして紹介しましたね♪
なんだかマーラーの曲でよくあるんですが「少年視点」なんです、イメージ的に。森に朝が来て、その光景と空気と光だけでなんだかわくわくしてしまう、そんなピュアさがあります。
朝: パウル・ヒンデミット ピアノソナタ第3番第1楽章
ちょっとゆったりめの朝を。イギリス音楽に通じるところが多いヒンデミットの音楽ですが、この牧歌的な、しばし足を止めて草原にねっころがってぼーっとするみたいなゆるーい雰囲気も彼の専門範囲内。
ハーモニーがゆるゆると変わって微妙に明暗するのもなんだか雲が流れて光の度合いが少しずつ変わるようで。
正午・昼: ジョージ・ガーシュウィン 「キューバ序曲」
このチョイスには今のメルボルンの季節もちょっと関係しているかも。この曲には真上から降り注ぐ強い太陽の光が感じられ、そして街が忙しく動き回る人々の活気にあふれていると思います。
ちょろっとなんか食べ物の気配もあって(なぜ?)。
ただやっぱり冬にこれやってたら違う曲を選んでたかな―という感じは残ります。
昼下がり: ウィリアム・ウォルトン 「クラウン・インペリアル」
かなり根拠らしい根拠に欠けるチョイスなのですが・・・イギリス系のマーチ全般午前よりは断然午後、というイメージが。光の具合、というのでしょうか、午後に日が西に傾いていくその移り変わりの方が昇っていく太陽の光よりイギリスのマーチにはふさわしい気がします。もしかしたらイギリス音楽だったりお国柄のノスタルジックなところが関係しているのかしら?
夕方: フランツ・シューベルト 交響曲第7番「未完成」 第2楽章
先ほどのイギリスマーチが傾きつつある太陽の光なら、こちらはもうだんだん空の変わっていく様子。
太陽が沈んでいくと同時に今日という日が去って行ってしまう、そんな寂しさがだんだん冷えていく風とともに感じられる、ちょっぴり切ない曲です。
夕暮れ: レイフ・ヴォーン=ウィリアムス 「ヨブ」 冒頭&終曲
夕暮れにはイギリス音楽、特に弦の音が似合います。ノスタルジックな曲調もそうですが、ハーモニーの移り変わりの魅力を弦楽器の音で引き出しているのもあります。音楽的には最初と最後のキーとかには違いはないのですが、暗くなって星が出て落ち着く、みたいな。この曲ではその薄暗く気まぐれな夕暮れの空の美しさが存分に味わえます。
夜: ヴィトルト・ルトスワフスキ 葬送の音楽
クラムの夜の音楽はほとんど題名に「夜」が入ってるし、あと鳥のカタログの夜の2曲を抜いたとき脳内で飛び出てきたのがこの曲。恐怖も暗さもがっつりの、あらゆる意味での「夜」の音楽です。夜空の暗さ、孤独に輝く星達、自分のちっぽけさ・・・そういうものが弦の響きだけで直撃します。独特の圧迫感もまた聞き所です。
真夜中・丑三つ時: バルトーク・ベーラ 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 第3楽章
この二つの言葉を一緒にしてよかったかは別として・・・バルトークのスローな曲の多くが夜・真夜中・丑三つ時の時間帯にパーフェクトなのですが、悩んだ末この曲をチョイス。静けさだったり、恐怖だったりもそうなのですが、この楽章で活躍するチェレスタの音が夢のような要素を強く与えるので・・・つくづくいい仕事してくれます。
そして番外編。
「よもすがら(終夜)」「ひもすがら(終日又はひねもす)」という言葉でなにかないかなーと思ったのですが、それだけ長い時間の移り変わりを表現しているものは少なく。
ただよもすがらとひもすがらを足すとメシアンの鳥のカタログの「ヨーロッパヨシキリ」にぴったりだ!という事に気づきました。
27分という長い演奏時間で日が昇る前からまた次の夜明け前までの27時間をカバーする、演奏時間以外でもあらゆる意味でスケールが壮大な曲。
同じく一日まるまるを表現しているシュトラウスのアルプス交響曲よりも「時間の流れ」に重きを置いている、という意味でもまさによもすがら、ひもすがらが体験できる曲だと思います。
今日の一曲はお休み。
そして水曜日に行ったメンタルヘルスの公開レクチャーの感想はきっと日曜日にアップしますね♪
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