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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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創作のロケーションとしてのSouthbank
創作の話のような、音楽の話のような、メルボルン観光の話のような。

今まで書いてきた、書きかけてきた、そしてこれから書こうかなと思っているストーリーの多くにおいてサウスバンクとその500m周辺ほどの地域はよくストーリーでロケーションとして使われてます。

Google Mapでのサウスバンクはこちら

結構長い間暖めてたアイディアも新しいアイディアも自然と、あんまり意識することもなかったんですがどうやらあそこらへんでキャラを動かすのがなかなか心地いいようで・・・ちょっとそのことについて考えてみました。

理由のひとつはきっとサウスバンクを含むエリアがメルボルンを象徴するような、イメージしやすいエリアだからということかもしれません。
Flinders Street StationやSt Paul's教会のような昔からの建物、Federation SquareやEureka Towerのような新しい建物が混在していて、新旧トラムも通っていますし、観光名所も先ほどの例のように多く・・・観光地の宣伝ではないんですがイメージのしやすさとローカルにとっての懐かしさというか親しみというか。
それに実際に行ってみたりするのにも便利なところですし。

ただEureka Towerはもろ観光地なのとあと新しいのでまだ扱ってないんですよね・・・そこらへんアイディアが思い浮かぶといいな、と思ってます。
あとはレストラン系統もたくさんあるのに使ってないんですよね・・・勿体無い。

もうひとつの理由は私のストーリーがオーケストラ活動を多く扱っていることがあると思います。
そこら辺のエリアにはメルボルン・コンサート・ホール(現 Hamer Hall)、メルボルン・タウン・ホール、BMW Edge、ヴィクトリア芸大、Iwaki Auditoriumなどクラシック音楽のリハーサル、コンサート、合宿にゆかりの深い施設が集まっています。
さらにコンサートがあれば打ち上げもある、ということで・・・だいたい打ち上げはコンサート会場の近場です。ちょっと思い出してみただけで4つ飲み場があります。オケコンサートの打ち上げは自分にとって数々の大切な楽しい思い出の宝庫だったので打ち上げのシーンはいくら書いても書き足りません。

あとは・・・やっぱり好きだからでしょうか。サウスバンクというエリアはもちろん、メルボルンという町が好きだ!というのを表現しようとするとメルボルンとその文化がある意味凝縮されたようなサウスバンクのエリアでキャラを動かしたい、ということになるのかもしれません。

そして歩いても、食べても、飲んでも、演奏しても、見ても、トラムに乗っても楽しめるサウスバンクは書くのも行くのも楽しいので。

さて、打ち上げ場所の話がでたところで明日はメルボルンの飲み場所の話をしたいと思います。


今日の一曲: P.D.Q Bach 「Schleptet」

バッハと言っても3大Bの一人で知られる大バッハとは関係はありません。
これはピーター・シックリーという作曲家がジョーク音楽を書くときに使う偽名。一応設定としてはバッハのできの悪い息子だとか(Wikipediaの項目参照)。

Schleptetは7人のアンサンブル+指揮者のちょっぴりまじめで奇想天外なパフォーマンス。
クラシックを知らない人でもずっこけるような、格調なんて窓の外、なユーモア100%のPDQならではの楽曲です。

あまりネタばれはしませんが、たとえばなんか誰かの弾いてるパートがどこかおかしかったり、最初のほうでホルン奏者が酸欠になって倒れたり(というパフォーマンス)、指揮者がなんかおかしいことをしていたり。
馬鹿馬鹿しさの頂点のなかでもまた最高の種類の馬鹿馬鹿しさだと思います。けっこうこれはききますよー。私の場合一日は笑って暮らせます(笑)

一応生演奏は見たことありますが、楽譜を見たことがないのでどの演奏でどこまでが楽譜に指示があるのかどこからがアドリブなのかはわかりません。いえることはたいていアドリブが混じっている、ということです。

一番面白いと思われるのは作曲者による演奏ですがこれは動画がアップされているので是非。
一番の見所は最終楽章ですので是非最後まで聞いてくださいね。



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