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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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昔のブツを掘り返していたら
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

ここ数日どういうことか、もしかしたら頭に色々詰めすぎたのか考えすぎたのかほぼ何も考えられない状態で(刺激に対して反応する形でのみ意識的に考えられるみたいな)。頭がフルキャパになってしまったというか、苦痛とはまた違うのですがなにか色々おかしい状態で(それも気づくのにちょっと時間がかかった)。
今日はでも大分楽になって余裕が出来ました。寝てる間に大分こなれたかな。こんなところにも気をつけなきゃいけないですね(汗)

そんな状態で頭がぐるぐるするのを抑えられず一昨日から昨日にかけて自分が過去に書いた創作文(非公開もの・書きかけ・メモ・設定含む)を読み返してました。
基本恥ずかしかったりなんだりで最近メモしたものも読み返すのも難しいときもあるのですが、読めるときは結構前に書いたものもゆっくりじっくり読めたり。
それこそ本当に(気分がのってるときでも)とんでもなくこっぱずかしいものももちろんあるのですが、アイディアだったりピンポイントな要素だったり読んでて楽しかったり、何らかの形で再利用できたらいいなあ、と思う物に出会うことも多いです。

そうやって色々自分が書いたものを読んでると身にしみて思うことが一つ。
・・・自分ほんと食べる・飲むことを創作に盛り込むのが好きだなあ!
どんな作品でも(単発で遊びで書いたものでも)ほぼ食べたり飲んだりするシーンが入っている(二次創作の場合は元の設定にもよりますが)。
オケでコンサートの後に飲みにいったり、野外でバーベキューやったり、ワンタンを包んだり、旅路で会った人間に雑なシチューを振る舞われたり、お茶をのんだり物に乏しい世界で工面してご飯をつくったり、etc. etc.

私自身食べることは好きですがそんなに食にこだわりがあるわけでもなく、でも食べたり飲んだりするシーンを書くのは好きみたいです。そういうシーンがあるのが自然というのもありますが、どうも書くのが楽しいらしい。
ちなみに自分のところのキャラでひどく偏食・少食なのが一人いるのですがそんなキャラクターの偏食ぶりを書くのも好きだったりします。(だから必ずしも複数の登場人物でわいわい食べたり飲んだりするのが好き、というわけでもなさそう)

自分のとこのキャラクターたちがどんな食べ物が好き・嫌いでどんな飲み物を飲むか、とかそういうことについては早い段階から把握する(まあは分かっている)傾向はあると思います。
何をいつ、どういう風に食べたり飲んだりするかというのが分かると少なくともそのキャラクターの日常での動きは割と見えてくるような気もします。
それに加えて複数の人物が同じ場所で食べたり飲んだりするときの行動とか振る舞い方なんかも見えてくるような。食がコミュニケーションのきっかけになることも少なくない。

思えば食欲は基本的な欲の一つですし、食は日常の基本的な要素の一つ。
なので食は人間(または類似の生物)を形作る基本中の基本、みたいなことは言えるかもしれないですね。
そして食文化は特に外国・異世界を舞台とした作品で世界観を作り上げるのにものすごく大切です。異世界舞台の作品での食文化ってほんと難しい!
オーストラリア舞台の話では作中でちょこちょこ食文化を紹介できたらなあ、と思っています(思ってはいるのですが実際反映できてるのは少ないかも)。

色々考えてみると食は創作のなかでかなり重要な役割をもつ要素だなーと改めて思うのですが、同時に食はものすごく身近なものなのでアプローチしやすい要素でもありそうですね。
何か世界観とかキャラクター描写とか諸方面で詰まったら食べたり飲んだりしてるところを思い浮かべたり、そういうシーンを作ったり・・・すでにしているかも。(なのでそういうシーンが多いのかも)

ということで色々読み直して恥ずかしかったり懐かしかったり、はたまた再利用欲が湧いたりこれからまた(細々と)頑張りたいなという気持ちになったりしました。
頻度・速度はあんまり上げられないながらもこれからもちょこちょこ書き続けていきたいです。読み返す楽しみも楽しみに。
(一応某所で公開してるのも続行中ですが、そっちでも公開しない完全に遊びのものとかもまた書いてみたいですね)


今日の一曲: 核P-MODEL 「Timelineの東」



今年の1月(だいぶ経ってしまったのでもはやいつだったか記憶があやふや)に平沢師匠のTwitterで核P-MODELのライブのUstream中継があると聞いて聞きに行ったものの音質の関係で聞こえなかった部分多々ありで、ちょうどそのちょっと後に両親がマレーシアから日本に一時帰国したためリベンジ兼ねて核P-MODELの最新アルバム「гипноза(Gipnoza)」を日本で購入して送ってもらった・・・という経緯。

それがものすごく正解でした。ものすごく好きなCDです。まだ平沢進名義・核P-MODEL名義どちらもCD1枚ずつしか持ってないので全体がどうとも言えないのですが少なくとも前回買ったCDよりこっちの方を愛聴しています(あとやっぱりクラシック内外である「より後の方の作品が好きな法則」もありそう)。なによりリズムに惹かれています。

ツボった曲はいくつもありますがその中でも暗い方面では「Dμ34=不死」がお気に入り、そして明るい方ではこの「Timelineの東」がお気に入り。CDの最後で、確かライブでも最後に演奏されてた記憶が(あやふやagain)。

なんたって最初っから色彩が素晴らしい。この色んな色の見える感、どこかはかなさというか切なさがある光がたまらない。
それからペンタトニックの至る所での使い方・現れ方が素敵で。聴き始めから惚れずには居られない。

で、あまりにも強烈に一聞き惚れしてしまったためにすぐさまこの曲が「特別なので頻度抑えめに」の引き出しに入ってしまって実は回数はまだそんなにたくさんは聞いていなかったり。
でもその数少ない聞いた回数の中には2月のWhite Night Melbourneも入ってて、あの夜の闇の中の幻想的な色とりどりの光のイメージがこの曲にリンクしていたりもします。

それにしてもこの曲始めこのCDから多くの曲があっというまにヘビーローテーションに入ってびっくり。こりゃ次も核Pを選んでしまいそうだなあ・・・
あと生で聴いてみたい欲も増進中。色々条件が合致すれば果たして・・・?

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