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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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アルケミ新作&最強の男(の隣のちっさい軍師さん)の物語
前回のエントリーに拍手&コメントありがとうございました。(コメントは返信済です)

Twitterのフォロー先さんのつぶやきで思い出しましたが(おかしいなあ数週間前は覚えてたのに)アルケミーゴシックの2015年春の新作が出ましたよー。
(ちなみにHP自体も前回ここでアルケミの話をしたとき以来改装されてます。あとまさかのすでに在庫切れの品々。)

今回はちょっと小さめのアイテムが多い?ただアルケミなんで実物みないと大きさについてはなんとも言いがたいですが。ピアスが結構あるんですよね。
モチーフとしては薔薇とか鳥の頭が多い印象。色は引き続き青が追加(私にとって大変嬉しい傾向です)、アンバーとかも出てきたり。スチームパンク系は少ないですがここ数年の金属色のバラエティを生かしたラインアップが続いてるみたい。
スチームパンクはでも全体的に丸いのでなくアシンメトリーなのが好きなので今回はちょっと残念。

気になってるのはKey to the Secret Garden、Dogaressa ChokerとかHeart of Cthulhu(久しぶりのレインボーかな)あたり。あと一番最後の本も気になる。シンボルの本とかはオカルト系の店でたまに見たりするのですが(創作に使えるので普通の本屋で買いました)ゴシック系統モチーフ・作品の本は別に欲しい。
そもそもアルケミ最近新しく買ってないのでまたカタログゆっくり見て検討するかなー。

さてさて、昨日は真・三国無双7猛将伝の呂布伝・史実ルートをクリアしました。といっても史実ルートなんでクリアっていってもバッドエンドで呂布死にますし(身も蓋もない)。
各ステージ攻略・IFのフラグは見ないでプレイしたのですがやっぱ知ってないとフラグは回収できないですね。ただ後から振り返ってみるとヒント的なものは色々あったような心当たりはあります。(張遼が前線の武将が・・・と何回も言ってたり。後からだけどあの人が生きてたら、とか。)

それにしても史実として諸々の顛末を知っていてもしんどいルートでした。
最初のフラグを逃した次くらいのステージからすでに(拠点での会話で)軍にネガティブな雰囲気は漂い始めるし、中盤くらいからカットシーンの諸々に加えて(戦に勝ったりステージをクリアしてるにも関わらず)何をしてもうまくいってない感にまとわりつかれ。

そして最後のステージはほんとうに始まる前から(拠点の会話でもものすごくひしひしと)辛かった。とにかくどこにも絶望しかなかった。ゲームでこんなに心が破砕されたの初めてかもしれない。
完全なる劣勢、包囲+城内に敵、城内に火計、味方の裏切り、水計、天敵、そして唯一の活路も罠。それにステージが雪なのもさらに悲愴さを増すようで。
最後のステージは主人公呂布で最後の戦いに挑むのもいいですが、陳宮を選ぶと自分の無力さと世界が崩れ落ちていく感覚をより味わえるかも。(あと陳宮初登場のステージも陳宮がおすすめ。)

呂布伝はプレイ可能な武将が全部で5~6人なので誰をどこで使おうかあんまり悩まない・・・のですが結局呂布・張遼・貂蝉は1回しか使わず(そもそも史実ルートなら貂蝉は登場1回のみ)、他は全部呂玲綺か陳宮でプレイしてました。れーきちゃん良い子やー。

陳宮はキャラクターとしても好きですし、IFルートで幸せにしてあげたいキャラクターで。
ただ実際の操作はちょっとトリッキー。得意武器の兵法簡は周りの兵士(それも特定タイプ)に加勢させる攻撃がいくつかあるので護衛使わない・1人で突出することが度々ある・劣勢になることが多い呂布伝ストーリーモードでは活きにくいのかも?IFやる前にちょっと武器カスタマイズしようかな。
なのでサブはなるべく素直に使える武器を、と思って検討中。今のところ錫杖が使いやすい印象。あとうさんくさい(失礼)のが似合うし、ダッシュ攻撃の宙返りも可愛らしい。

ということでこれから歴史を一つ一つ書き換えにいきます。どこかいびつな面々にハッピーエンドが迎えられるように。このままでは終われないですから。


今日の一曲: セルゲイ・プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番 第1楽章



本来この曲に思いを馳せる気分でも季節でもないのですが呂布伝史実ルートの最後のシナリオを考えたとき今日の一曲はこれしかないなーと。
寒さと絶望とすさまじいパワーと、なんとなく繋がるイメージが。

なぜか最近ピアノ協奏曲で好きな作品がそんなに多くなく、自分が弾きたいものといったらほとんどなかったり。でもこの曲は最初に出会ったときから憧れがあって、なかなか自分の技巧と手じゃ難しいけど弾きたいなあと思ってます。この協奏曲に溢れるものは表現して自分のものにしたい。

これまでにこの曲の背景についてはちょこちょこ書いてるのでそれは今回おいといて。数あるピアノ協奏曲のなかでも縦横深さ全方向に巨大な曲です。ピアノという巨大な音域・音量の楽器のキャパをがっつり使う作品であり、そのピアノの巨大さに釣り合うでっかいオケパートがある曲でもあります。最後のクライマックスの金管はピアノ主役の曲とは思えないほどのでっかさ(そしてピアノがそれを突き抜けて聞こえてくるのもまたすごい!)

第1楽章は12分くらいだったかな?冷え冷えとした冒頭からダークな道化のような第2主題、そして何よりすごいのが延々とピアノのモノローグ。
もともと協奏曲はカデンツァといってソロ楽器が一人で弾く部分があるのですが、この曲ではそれがかなり長い。一幕ほとんど丸々一人語り、そして一人芝居。第1主題で始まり、だんだん激しく吐露するような、のたうち回るような迫真の演技。圧巻です。

この協奏曲の録音に関してはかなりこだわりたくなります。今のところ気に入ってるのはアシュケナージ、それからブロンフマン。試聴して第1楽章、第3楽章の印象で選びました。重い演奏がおすすめです。
とりあえずアシュケナージがプロコのピアノ協奏曲全部弾いてる録音をリンク。
アシュケナージの演奏・指揮はそんなにものすごく変わったことしないので初めて曲を聴く・録音を入手するにはおすすめです。


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