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昨日の記事に拍手ありがとうございます。
最近シティに行く機会は主にコンサートで、ちょっとぶりに昼に外に出たら結構用事が溜まってて半分くらい未消化のまま帰ってきました。
そのなかでやっと!消化できたのがメルボルン博物館のアステカ展。トラムとかで宣伝見るたびに行きたい行きたいと思ってたのですがなんとか行ってきました。
創作書き物に関して(あと普通に趣味興味で)色んな神話に関して調べたり参考にしたりすることは多いのですが中南米の神話はこれまでなかなか手が出づらいというか、そこまで手が届かないと思いがちというか(神様の名前が長くてしかも司るエリアがちょこちょこ重なるので難しいってのもあるかな)。なのでこの機に歴史・文明・神話のとっかかりを作るべく勉強しようということで。
アステカ展ではこちらに(さっきTwitterに貼ったリンクが切れてるのでこっちも残ってるかどうか分からない)The Ageの記事があります。展示の一部の写真も。ところで見出しにBarbarityとあってやっぱりキリスト教ベース社会・現代社会からみるとアステカの人身御供の週間は野蛮に映るのか、と思うのですが実際展示を見てたときはそういう形容詞は浮かばなかったです。
主な展示内容はアステカ人がメキシコに拠点を構えてから周囲の勢力と協力したり飲み込んでいったりの歴史、それから生活と信仰、戦いと生け贄、そしてスペインによる征服まで。
神々を象った品が多く他にも生活の道具や儀式の道具などものすごく多いわけではないですが様々な要素がしっかりカバーされてました。
元々アステカの神話や文化にもちょっと親近感を持てるかなあ、と思って望んだのですが結果自分の知っている文化や価値観や世界とはものすごく違うことを突きつけられたというか、ものすごくカルチャーショックながらその違うものに出会うことがすごく楽しかったです。
例えばアステカ人が近隣の部族とあらかじめ予定して「生け贄にする人間を捕獲するために」戦争をやることとか、人の死に方として自然に死ぬより人身御供や溺死が死後の世界的にはいいところにいけたり、主に生け贄関連だけどそれに限らず。
そもそもアステカでいつもすごく好きで同時にものすごくわからなかったのが絵柄。例えば今回の展示にあったCodex Borgia(ボルジア絵文書)という神々や儀式などを描いた絵巻にこのアステカの絵柄が一面描かれているのですが、見れば見るほどなんでこういう絵柄になるのか、どうしてこういうスタイルがデフォルトになるのかわからない。シンプルな線とか図形をベースにして作っていく文化の人間として首をかしげるばかり、だけど(だからこそ)見てて飽きない。Codex Borgiaが手元に欲しいです。
スペインによるアステカ征服はまた別に勉強したいですが今回の展示でスペイン軍とアステカ軍の装備の違いだったり、それがそもそもアステカが文化・習慣として殺すための戦いでなく傷つけ捕らえるための戦いしか知らなかったこととか、妙に「それは仕方がないなあ」みたいな歴史のすれ違い的な側面もあったりで。
あとスペインによる征服で興味深かったのは軍事面よりも宗教面でしたね。アステカの神殿の土台や彫刻などを一部破壊したり流用したりというのは文化や宗教のtakeoverの過程の一例として破壊的でありながら結果一部保存にもなってたり、面白い例だと思います。
展示されているもので印象に残ったのは黒曜石の刃諸々(金属がなかった文明における刃)だったり、暦に関する品だったり、あと神々の姿を彫ったものはみんな面白いですし、色々真面目にすごいなあーと思ったものも多いのですが、ちょっと違ったテイストで印象に残った品も。
生け贄の話って元々厳かな儀式で実際こういう展示で語られるときも結構血なまぐさい感じで語られるのですが(映像資料にはちょっと刺激が強いかもとか注意書きがあったり)、どうしても笑ってしまうようなものがいくつか。
例えばさっきのThe Ageの記事にあったこの本物の人間の頭蓋骨で作った仮面。目つけたのか!「本物の人間の骨です」と注意書きがあったのでわくわくしてたらこの顔に出迎えられたんですよ!
これと似たテイストで生け贄のナイフもすごかった。儀式用のナイフって宗教的なモチーフとかで飾ってあったりするイメージですが(しかもこの場合実用ですし)、今回展示してあったナイフはこのサイトにあるのと一緒のでした。吹き出しかけました。一応水の神様の顔なんですが、一つじゃなくていくつも並んでるのみんなこの顔で安定のクオリティで。これで殺されるのかと思うと脱力する。
とにかくそのカルチャーギャップ含めて面白かったです。見るのも知るのも考えを巡らせながら歩くのも。接点が出来てよかった。これから神話面の復習&フォローアップがっつりせねばですが。(そういえばアステカの神々で数少ない知ってる神、イツパパロトルさんがいなくて残念でした。Codex Borgiaに描いてあるみたいですが解説なしだとわからない)
メルボルン博物館まできたのでついでにルーチン訪問で恐竜周りと虫の展示にも行ってきました。相変わらずタランチュラさんたち元気そうに静止していてなにより。よーくみると足の先にちっさい爪があったり出す糸(網は作らないですが)が意外に繊細でなめらかで綺麗だったり、見所は尽きませんがそれでもちょっとは動いてくれ。ムカデも完全にだらけてましたし。
さて、今の本文のほとんどは昨日書きかけたのを今日終わらせたもの。
昼間にめずらしく更新してるのは今夜コンサートに行く予定があって明日その感想をかかなきゃならないので。ビオラのコンサートですよー。楽しみ楽しみ。ショスタコのソナタが特に楽しみ。
今日の一曲もそんなわけでお休みです。
最近シティに行く機会は主にコンサートで、ちょっとぶりに昼に外に出たら結構用事が溜まってて半分くらい未消化のまま帰ってきました。
そのなかでやっと!消化できたのがメルボルン博物館のアステカ展。トラムとかで宣伝見るたびに行きたい行きたいと思ってたのですがなんとか行ってきました。
創作書き物に関して(あと普通に趣味興味で)色んな神話に関して調べたり参考にしたりすることは多いのですが中南米の神話はこれまでなかなか手が出づらいというか、そこまで手が届かないと思いがちというか(神様の名前が長くてしかも司るエリアがちょこちょこ重なるので難しいってのもあるかな)。なのでこの機に歴史・文明・神話のとっかかりを作るべく勉強しようということで。
アステカ展ではこちらに(さっきTwitterに貼ったリンクが切れてるのでこっちも残ってるかどうか分からない)The Ageの記事があります。展示の一部の写真も。ところで見出しにBarbarityとあってやっぱりキリスト教ベース社会・現代社会からみるとアステカの人身御供の週間は野蛮に映るのか、と思うのですが実際展示を見てたときはそういう形容詞は浮かばなかったです。
主な展示内容はアステカ人がメキシコに拠点を構えてから周囲の勢力と協力したり飲み込んでいったりの歴史、それから生活と信仰、戦いと生け贄、そしてスペインによる征服まで。
神々を象った品が多く他にも生活の道具や儀式の道具などものすごく多いわけではないですが様々な要素がしっかりカバーされてました。
元々アステカの神話や文化にもちょっと親近感を持てるかなあ、と思って望んだのですが結果自分の知っている文化や価値観や世界とはものすごく違うことを突きつけられたというか、ものすごくカルチャーショックながらその違うものに出会うことがすごく楽しかったです。
例えばアステカ人が近隣の部族とあらかじめ予定して「生け贄にする人間を捕獲するために」戦争をやることとか、人の死に方として自然に死ぬより人身御供や溺死が死後の世界的にはいいところにいけたり、主に生け贄関連だけどそれに限らず。
そもそもアステカでいつもすごく好きで同時にものすごくわからなかったのが絵柄。例えば今回の展示にあったCodex Borgia(ボルジア絵文書)という神々や儀式などを描いた絵巻にこのアステカの絵柄が一面描かれているのですが、見れば見るほどなんでこういう絵柄になるのか、どうしてこういうスタイルがデフォルトになるのかわからない。シンプルな線とか図形をベースにして作っていく文化の人間として首をかしげるばかり、だけど(だからこそ)見てて飽きない。Codex Borgiaが手元に欲しいです。
スペインによるアステカ征服はまた別に勉強したいですが今回の展示でスペイン軍とアステカ軍の装備の違いだったり、それがそもそもアステカが文化・習慣として殺すための戦いでなく傷つけ捕らえるための戦いしか知らなかったこととか、妙に「それは仕方がないなあ」みたいな歴史のすれ違い的な側面もあったりで。
あとスペインによる征服で興味深かったのは軍事面よりも宗教面でしたね。アステカの神殿の土台や彫刻などを一部破壊したり流用したりというのは文化や宗教のtakeoverの過程の一例として破壊的でありながら結果一部保存にもなってたり、面白い例だと思います。
展示されているもので印象に残ったのは黒曜石の刃諸々(金属がなかった文明における刃)だったり、暦に関する品だったり、あと神々の姿を彫ったものはみんな面白いですし、色々真面目にすごいなあーと思ったものも多いのですが、ちょっと違ったテイストで印象に残った品も。
生け贄の話って元々厳かな儀式で実際こういう展示で語られるときも結構血なまぐさい感じで語られるのですが(映像資料にはちょっと刺激が強いかもとか注意書きがあったり)、どうしても笑ってしまうようなものがいくつか。
例えばさっきのThe Ageの記事にあったこの本物の人間の頭蓋骨で作った仮面。目つけたのか!「本物の人間の骨です」と注意書きがあったのでわくわくしてたらこの顔に出迎えられたんですよ!
これと似たテイストで生け贄のナイフもすごかった。儀式用のナイフって宗教的なモチーフとかで飾ってあったりするイメージですが(しかもこの場合実用ですし)、今回展示してあったナイフはこのサイトにあるのと一緒のでした。吹き出しかけました。一応水の神様の顔なんですが、一つじゃなくていくつも並んでるのみんなこの顔で安定のクオリティで。これで殺されるのかと思うと脱力する。
とにかくそのカルチャーギャップ含めて面白かったです。見るのも知るのも考えを巡らせながら歩くのも。接点が出来てよかった。これから神話面の復習&フォローアップがっつりせねばですが。(そういえばアステカの神々で数少ない知ってる神、イツパパロトルさんがいなくて残念でした。Codex Borgiaに描いてあるみたいですが解説なしだとわからない)
メルボルン博物館まできたのでついでにルーチン訪問で恐竜周りと虫の展示にも行ってきました。相変わらずタランチュラさんたち元気そうに静止していてなにより。よーくみると足の先にちっさい爪があったり出す糸(網は作らないですが)が意外に繊細でなめらかで綺麗だったり、見所は尽きませんがそれでもちょっとは動いてくれ。ムカデも完全にだらけてましたし。
さて、今の本文のほとんどは昨日書きかけたのを今日終わらせたもの。
昼間にめずらしく更新してるのは今夜コンサートに行く予定があって明日その感想をかかなきゃならないので。ビオラのコンサートですよー。楽しみ楽しみ。ショスタコのソナタが特に楽しみ。
今日の一曲もそんなわけでお休みです。
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前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
Age of Wonder 3のキャンペーンゲームElven CourtのTorchbearersミッション5無事クリアしました。やっぱスピード大事。本拠都市(Throne city)でない戦闘でリーダーを倒した場合3ターンでリーダーが本拠都市に復活するのでその前に本拠都市を落とすと格段に楽なので。
ただ最後に残ったWerlac(Sundrenの父ちゃんの右腕だったエルフ)はちょちょっと攻めると逃げるので(卑怯なやつめぶつぶつ)あっけなくクリアになっちゃいました。攻略サイトみると最後でなくとも1つ2つ都市落とすと逃げるらしいです。ターン数も残ってたし本拠攻城戦は機械動員しようと思ったのに何一つDreadnoughtらしいことしないまま終わった。
ミッション6はなんとマップ上に8つも勢力が!しかも半分ずつ同盟してる!でも勝利条件は8つ撃破でもマップ制覇でもないのでそんなに骨は折れないそうですが・・・でも見かけ怖いのでまたランダムマップに逃げています(笑)詳細は今後また。
さて、ここのブログにAge of Wonders関連でアクセスがあるようなのでお知らせをシェアしようと思いまして。
今日の朝起きたら公式サイトのブログにこんなお知らせがありました。Age of Wonders 3、開発は続いているそうです。
とりあえず全部書き出すのはあれなんでWindows以外のOSでのリリース、それから新しい種族、クラスを含む追加各種の拡張も同じタイミングで出る可能性が高いそうです。
特に種族に関しては前作からごっそり減ってるだけあって前作まであった種族のカムバックが強く望まれています。複数の種族が追加になる中現時点でかなり作業が進んでいる「-lingで終わる種族」に関してはコメント欄・フォーラム両所で期待と推測と大喜利(?)で盛り上がっている様子。そしてクラスも複数追加ということでこちらも期待と(後略)。やっぱりいっぺんに全部出すのは難しかったんですね。
-lingの種族についてはやっぱりFrostlingかHalflingかの2択っぽいですね。今作のストーリーにHalflingが噛み合わない的な話が以前からあり、それから地形・攻撃/耐性の種類を考慮してFrostlingという声が大きいみたいです。種族固有ユニットとかキャラクター面を考えるとHalflingもありかなと思いますがDwellingとして出る可能性もあり。ただ「エキゾチックな」Dwellingって書いてあるんでその形容詞だとAzracs/Nomads辺りがちょっと頭をよぎる。
そしてずっと前からフォーラムでは新クラスとしてNecromancerがよく挙げられてるのですが(今回のコメント欄もしかり)どうも自分はぴんとこないっす。だってアンデッドは独立してDwellingとしてあるし。ただArchdruidとかSorcererとかみたいに召還中心のクラスになるってことは召還できるユニットがそっち方向に増えるってことか。あと複数クラス追加だからNecromancerが入る場合他のクラスは召還型以外になるってことか。他にどんなのがあるかな。
とにかく続報が楽しみです。そして今ある分をしっかり遊び込みたいです。
最近、というかここ数ヶ月ピアノがさっぱり進まなくて停滞具合が地味にしんどいです。
そもそもピアノに限らず腰がいつもに増して重い。動き出すのが難しいし遅い。特に一日中曇りで暗い日とかはほとんど動けなかったり。
ここずっとしばらくインプットならなんとかできるけどアウトプットはほんとできないです。
そんな中ちょこちょこっと新しく曲を弾き始めてみたり初見で弾いてみたり他にも試す曲ないかゆるり見回してみたりしています。
こないだNPRのアルヴォ・ペルトのインタビューの記事を読んで「Fur Alina」弾いてみたいなーとか思ってます。記事を読んでペルトの音楽を通じて空間とか時間とか静寂とか感じ考え直してみたいと思ったのと、あとそもそもなんで今まで弾いてこなかったのかと。
あと鳥のカタログも新しいの弾き始めました。第4楽章の「カオグロサバクヒタキ(Traquet Stapazin)」です。この曲1曲で第2巻を構成してるだけあって長いです。1曲でカバーしている景色の時間も長い。出演してる鳥も多い。でもある程度繰り返し(といっても厳密に同一ではなく同じ鳥のパターンが戻ってくるというおおざっぱなとらえ方)がありますし、なんだかできそうな感覚はあります。
メシアンは前奏曲3つ(第5,6,8番)も比較的順調に行ってますし、やっぱ鳥カタは弾いてて気が楽です、なぜか。馴染みがいいのかな。他の曲で気に病んでてメシアンで気に病まないことってなんだろう。
それから相変わらずショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ第12番嬰ト短調を弾いてて歩みは遅いながらも継続はなんだか力になっているようなのでちょっと息抜きに他の前奏曲とフーガを弾いてみました。
ショスタコーヴィチのフーガってやっぱりバッハのフーガと性質も違えば重要な要素も違ってくっる。フーガとしてのキャラクター、全体のtextureが大事になってくるような。(こないだのコンサートのピーターのフーガもそうですし、やっぱ20世紀以降のフーガは別に考えることが必要ですね)そのキャラクターで言えば今弾いてる第12番、そして長年心の特別なところにしまってある第16番はほんと独特な立ち位置ですね。
そして今回弾いた第24番も面白かった。途中でフーガ放棄してショスタコになるというか、もう前奏曲からしてすでにショスタコが曲を自分の土俵に持ってきたというか。有名な交響曲第5番と同じニ短調ですが、曲調も結構似ています。このオケ的なショスタコ感がピアノで味わえるのってこの曲ぐらいだろうなあ。
ショスタコは(ずっとずっと親しんできた)オケのスタイルとピアノの音楽のスタイルが違って、さらに後期のまた室内楽含め独特の世界に入ってる時期にピアノ曲を残していないという二重苦に長年悩まされています。ピアノで弾くとどうも欲求不満になりがちで(汗)
あとショスタコでもう一つ悩んでるのがこことかTwitterとかでショスタコの音楽に対する愛を語ろうとすると言葉にする過程でものすごく何かが空回りして暴走するんですよね。
自分が好きな音楽全般その傾向はあるんですがショスタコは特にひどい。感情が空回るというレベルじゃないんですよ、なんか。どうにかならないもんですかねえ。
とりあえず一つ全体的に落ち着いてということでぐだぐだはここらにして、今日の一曲はこないだ借りてきたショスタコを紹介してみます。
今日の一曲: ドミトリ・ショスタコーヴィチ 交響曲第15番 第3楽章
こないだ大学の図書館でショスタコの最後の3つの交響曲、第13,14,15番のスコアを借りてきて(余談ですがショスタコは弦楽四重奏曲も遅れたスタートながら15つ書いてます)、今日やっとスコアを見ながら聴くことができました。やっぱ耳で聞くだけでなく目で追いながら聴くとディテールが聴きやすくなりますし記憶にも残りやすく、あとどういうわけか曲の魅力も分かりやすくなったりします。
それで実はスコアを見る前は第2楽章を紹介したかったんですがスコアみたら第3楽章にチェンジしました。
ショスタコの音楽の魅力、というのは音楽一般(特にクラシック)に求められる「美しさ」とは別のところにあると昔から思ってて。すさまじい破壊力だったり、皮肉や毒の苦さと鋭さ、死臭や血の臭い、そして一種の醜悪さとか悪趣味がたまらない(全部ほめ言葉ですよ)。ネガティブな感情や感覚を司る類い希なるマスター。
例えばマーラーの交響曲第4番の第2楽章でバイオリンを弾く死神とこのショスタコの15番の第3楽章の似たようなキャラクター(最初はクラリネットですが)を比べると向こうが「友」である死神であるのに比べて明らかにこっちの方が毒があるというか悪意があるというか。
割とin-your-faceな感じで毒やらなんやらぶつけてきたり爆発させたりするイメージがあるショスタコの音楽ですが、結構計算してるところが意外と多くて面白いです。この第3楽章だと例えば最初のびっこを弾いてるようなリズムもスコアで見てみると意外と普通というか、計算された演出なんだなというのが分かったり。何気ない音型が彼独特の12音技法を使ってたり、不協和音の音の組み合わせもからくりがあったり。
激情と計算、熱さと冷たさ、魔物と人間、鋼鉄と血、意外と色んな反対同士を併せ持ってるのかも。
あと後期のショスタコーヴィチの音楽は打楽器の使い方が面白いです。元々ショスタコはどの楽器群の使い方も良いし初期から打楽器のパートは素晴らしいですが後期の独特の打楽器の雰囲気は言葉で表せない。とりあえずカスタネット使ってスペインを思い出させない、しかも恐怖を感じさせるのはショスタコだけじゃないか。
この交響曲第15番、単体でもものすごく興味深くて面白い曲なのですがさすがに最後の交響曲(ただ作曲自体はこのあとも続けてるので最後の作品ではない)となるといくつか前の交響曲を聴いといた方が楽しめるかもしれません。ショスタコーヴィチの音楽って作曲家と時代の背景が結構キーです。
あとやたらと引用を使う曲なので(第1楽章にすっごいわかりやすいやつがある)クラシック音楽一般知ってるとさらに深く楽しめるかな。必須じゃないですけどね。
ただ第3楽章を今回選んだのはそういうこと全部抜きでもショスタコのエッセンスが味わえるかな、ということなのでとりあえず聴いてみて欲しいです。(それから第3楽章が唐突に終わるのは仕様です。ちょっと私もびっくりした。)
リンクに選んだのはWigglesworth指揮の第1番と第15番。ショスタコーヴィチの交響曲の最初と最後。変わったこともありますが一回りして戻ってきたようなところもあり、そういうところに注目するのも楽しいです。特に第1番の第3楽章と第15番の第2楽章を比べてみると面白いかな?
Age of Wonder 3のキャンペーンゲームElven CourtのTorchbearersミッション5無事クリアしました。やっぱスピード大事。本拠都市(Throne city)でない戦闘でリーダーを倒した場合3ターンでリーダーが本拠都市に復活するのでその前に本拠都市を落とすと格段に楽なので。
ただ最後に残ったWerlac(Sundrenの父ちゃんの右腕だったエルフ)はちょちょっと攻めると逃げるので(卑怯なやつめぶつぶつ)あっけなくクリアになっちゃいました。攻略サイトみると最後でなくとも1つ2つ都市落とすと逃げるらしいです。ターン数も残ってたし本拠攻城戦は機械動員しようと思ったのに何一つDreadnoughtらしいことしないまま終わった。
ミッション6はなんとマップ上に8つも勢力が!しかも半分ずつ同盟してる!でも勝利条件は8つ撃破でもマップ制覇でもないのでそんなに骨は折れないそうですが・・・でも見かけ怖いのでまたランダムマップに逃げています(笑)詳細は今後また。
さて、ここのブログにAge of Wonders関連でアクセスがあるようなのでお知らせをシェアしようと思いまして。
今日の朝起きたら公式サイトのブログにこんなお知らせがありました。Age of Wonders 3、開発は続いているそうです。
とりあえず全部書き出すのはあれなんでWindows以外のOSでのリリース、それから新しい種族、クラスを含む追加各種の拡張も同じタイミングで出る可能性が高いそうです。
特に種族に関しては前作からごっそり減ってるだけあって前作まであった種族のカムバックが強く望まれています。複数の種族が追加になる中現時点でかなり作業が進んでいる「-lingで終わる種族」に関してはコメント欄・フォーラム両所で期待と推測と大喜利(?)で盛り上がっている様子。そしてクラスも複数追加ということでこちらも期待と(後略)。やっぱりいっぺんに全部出すのは難しかったんですね。
-lingの種族についてはやっぱりFrostlingかHalflingかの2択っぽいですね。今作のストーリーにHalflingが噛み合わない的な話が以前からあり、それから地形・攻撃/耐性の種類を考慮してFrostlingという声が大きいみたいです。種族固有ユニットとかキャラクター面を考えるとHalflingもありかなと思いますがDwellingとして出る可能性もあり。ただ「エキゾチックな」Dwellingって書いてあるんでその形容詞だとAzracs/Nomads辺りがちょっと頭をよぎる。
そしてずっと前からフォーラムでは新クラスとしてNecromancerがよく挙げられてるのですが(今回のコメント欄もしかり)どうも自分はぴんとこないっす。だってアンデッドは独立してDwellingとしてあるし。ただArchdruidとかSorcererとかみたいに召還中心のクラスになるってことは召還できるユニットがそっち方向に増えるってことか。あと複数クラス追加だからNecromancerが入る場合他のクラスは召還型以外になるってことか。他にどんなのがあるかな。
とにかく続報が楽しみです。そして今ある分をしっかり遊び込みたいです。
最近、というかここ数ヶ月ピアノがさっぱり進まなくて停滞具合が地味にしんどいです。
そもそもピアノに限らず腰がいつもに増して重い。動き出すのが難しいし遅い。特に一日中曇りで暗い日とかはほとんど動けなかったり。
ここずっとしばらくインプットならなんとかできるけどアウトプットはほんとできないです。
そんな中ちょこちょこっと新しく曲を弾き始めてみたり初見で弾いてみたり他にも試す曲ないかゆるり見回してみたりしています。
こないだNPRのアルヴォ・ペルトのインタビューの記事を読んで「Fur Alina」弾いてみたいなーとか思ってます。記事を読んでペルトの音楽を通じて空間とか時間とか静寂とか感じ考え直してみたいと思ったのと、あとそもそもなんで今まで弾いてこなかったのかと。
あと鳥のカタログも新しいの弾き始めました。第4楽章の「カオグロサバクヒタキ(Traquet Stapazin)」です。この曲1曲で第2巻を構成してるだけあって長いです。1曲でカバーしている景色の時間も長い。出演してる鳥も多い。でもある程度繰り返し(といっても厳密に同一ではなく同じ鳥のパターンが戻ってくるというおおざっぱなとらえ方)がありますし、なんだかできそうな感覚はあります。
メシアンは前奏曲3つ(第5,6,8番)も比較的順調に行ってますし、やっぱ鳥カタは弾いてて気が楽です、なぜか。馴染みがいいのかな。他の曲で気に病んでてメシアンで気に病まないことってなんだろう。
それから相変わらずショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ第12番嬰ト短調を弾いてて歩みは遅いながらも継続はなんだか力になっているようなのでちょっと息抜きに他の前奏曲とフーガを弾いてみました。
ショスタコーヴィチのフーガってやっぱりバッハのフーガと性質も違えば重要な要素も違ってくっる。フーガとしてのキャラクター、全体のtextureが大事になってくるような。(こないだのコンサートのピーターのフーガもそうですし、やっぱ20世紀以降のフーガは別に考えることが必要ですね)そのキャラクターで言えば今弾いてる第12番、そして長年心の特別なところにしまってある第16番はほんと独特な立ち位置ですね。
そして今回弾いた第24番も面白かった。途中でフーガ放棄してショスタコになるというか、もう前奏曲からしてすでにショスタコが曲を自分の土俵に持ってきたというか。有名な交響曲第5番と同じニ短調ですが、曲調も結構似ています。このオケ的なショスタコ感がピアノで味わえるのってこの曲ぐらいだろうなあ。
ショスタコは(ずっとずっと親しんできた)オケのスタイルとピアノの音楽のスタイルが違って、さらに後期のまた室内楽含め独特の世界に入ってる時期にピアノ曲を残していないという二重苦に長年悩まされています。ピアノで弾くとどうも欲求不満になりがちで(汗)
あとショスタコでもう一つ悩んでるのがこことかTwitterとかでショスタコの音楽に対する愛を語ろうとすると言葉にする過程でものすごく何かが空回りして暴走するんですよね。
自分が好きな音楽全般その傾向はあるんですがショスタコは特にひどい。感情が空回るというレベルじゃないんですよ、なんか。どうにかならないもんですかねえ。
とりあえず一つ全体的に落ち着いてということでぐだぐだはここらにして、今日の一曲はこないだ借りてきたショスタコを紹介してみます。
今日の一曲: ドミトリ・ショスタコーヴィチ 交響曲第15番 第3楽章
こないだ大学の図書館でショスタコの最後の3つの交響曲、第13,14,15番のスコアを借りてきて(余談ですがショスタコは弦楽四重奏曲も遅れたスタートながら15つ書いてます)、今日やっとスコアを見ながら聴くことができました。やっぱ耳で聞くだけでなく目で追いながら聴くとディテールが聴きやすくなりますし記憶にも残りやすく、あとどういうわけか曲の魅力も分かりやすくなったりします。
それで実はスコアを見る前は第2楽章を紹介したかったんですがスコアみたら第3楽章にチェンジしました。
ショスタコの音楽の魅力、というのは音楽一般(特にクラシック)に求められる「美しさ」とは別のところにあると昔から思ってて。すさまじい破壊力だったり、皮肉や毒の苦さと鋭さ、死臭や血の臭い、そして一種の醜悪さとか悪趣味がたまらない(全部ほめ言葉ですよ)。ネガティブな感情や感覚を司る類い希なるマスター。
例えばマーラーの交響曲第4番の第2楽章でバイオリンを弾く死神とこのショスタコの15番の第3楽章の似たようなキャラクター(最初はクラリネットですが)を比べると向こうが「友」である死神であるのに比べて明らかにこっちの方が毒があるというか悪意があるというか。
割とin-your-faceな感じで毒やらなんやらぶつけてきたり爆発させたりするイメージがあるショスタコの音楽ですが、結構計算してるところが意外と多くて面白いです。この第3楽章だと例えば最初のびっこを弾いてるようなリズムもスコアで見てみると意外と普通というか、計算された演出なんだなというのが分かったり。何気ない音型が彼独特の12音技法を使ってたり、不協和音の音の組み合わせもからくりがあったり。
激情と計算、熱さと冷たさ、魔物と人間、鋼鉄と血、意外と色んな反対同士を併せ持ってるのかも。
あと後期のショスタコーヴィチの音楽は打楽器の使い方が面白いです。元々ショスタコはどの楽器群の使い方も良いし初期から打楽器のパートは素晴らしいですが後期の独特の打楽器の雰囲気は言葉で表せない。とりあえずカスタネット使ってスペインを思い出させない、しかも恐怖を感じさせるのはショスタコだけじゃないか。
この交響曲第15番、単体でもものすごく興味深くて面白い曲なのですがさすがに最後の交響曲(ただ作曲自体はこのあとも続けてるので最後の作品ではない)となるといくつか前の交響曲を聴いといた方が楽しめるかもしれません。ショスタコーヴィチの音楽って作曲家と時代の背景が結構キーです。
あとやたらと引用を使う曲なので(第1楽章にすっごいわかりやすいやつがある)クラシック音楽一般知ってるとさらに深く楽しめるかな。必須じゃないですけどね。
ただ第3楽章を今回選んだのはそういうこと全部抜きでもショスタコのエッセンスが味わえるかな、ということなのでとりあえず聴いてみて欲しいです。(それから第3楽章が唐突に終わるのは仕様です。ちょっと私もびっくりした。)
リンクに選んだのはWigglesworth指揮の第1番と第15番。ショスタコーヴィチの交響曲の最初と最後。変わったこともありますが一回りして戻ってきたようなところもあり、そういうところに注目するのも楽しいです。特に第1番の第3楽章と第15番の第2楽章を比べてみると面白いかな?
だんだんと日常が戻ってきました。
本当にイレギュラーに弱いというかなんというか、routineを崩すと実質時間に余裕が増えてもすぐメンタルの余裕が無くなるような。
そんなわけでしばらくAge of Wonders III(結構時間・労力・集中力を使う類いのゲーム)もお休みだったのですがちょっとずつ再開してます。
カスタムキャラ作成は最近アイディアが詰まってるのですがランダムマップとキャンペーンゲームを進めたのでちゃっちゃとそちらの感想を。
まずキャンペーンの方。Elven Courtで分岐してハト派(Torchbearersルート)の5ミッション目。
Dwarven Dreadnought(メカニック)のBormacが主人公で、ミッションの最初で地下に拠点を見つけたのをいいことに地下開発と地上の無所属勢力との戦いでだらだら進めてたら途中で「あと20ターンでクリア」という条件が追加されてしまった!
今回のミッションは4勢力撃破なのでその時点で誰も倒してないとなると20ターンでクリアは不可能。ということでやむなくスタートし直しました。
やり直し後2回目はスピード重視。地下に入ると手に入る3つの街は開発スピードが遅いのですが分担して都市開発・ユニット生産を進め、リーダー4人率いる主部隊たちが地上に出た後にどんどん地下から中級ユニットを送りこんで援軍にしたり地上で制圧した都市の防御に回したり。
早くに敵の領土を見つけると2つくらいしか都市持ってないので割と速く攻略できます。いまのところLeanaとVontorを倒して、まだターン制限のお知らせは来てない。
マップがまだまだ結構大きいですし敵の一人は船で偵察に来たのでちょっと遠くにいる可能性が。あんまり面倒なことにならないといいんだけど。
このミッションではDreadnoughtとして初プレイなのですがあんまりメカニックらしいことしてないですねー。Spy Drone(召還)にCannonにFlame Tankに色々機械はあるけど作ってないし使ってない。前述駆け足で進めてるのと開発スピードの遅さもあるんですけど。リーダーやユニットが使えるスキルも機械関係が多いし、大分無駄にしてる感が。
公式のフォーラムではDreadnoughtがオフェンスに良いという評判を聞いたのですが印象としては坊城戦の方が活きそうな感じ。でも使い慣れてないクラスなのでなんとも言えない。
キャンペーンゲームでずっと一緒のリーダーたち(Reskar, Nomlik, Sundren)にはほんと愛着湧いてます。使い勝手も大体定まってきた。ReskarのVengeful Vines(毎ターン城壁全体ダメージ)は攻城戦で真っ先に使って軍隊が城壁に登れる準備を整えたり。
Nomlikと彼が連れてるEvangelistのConvertスキルは相変わらず楽しい。(SundrenもCharm持ってるけどやっぱ性能が違う)戦闘をオートにしてると勝手にConvertして手持ちユニットが増えたり、違うクラスのユニットをお試し感覚で使えたり。
あとSundrenがRogueであることもBlight攻撃に弱いエルフ相手だと地味に有利になったり。
そんな感じで今キャンペーンゲームは順調に続いてますが(ただしどれくらいそれが続くかわからない)、最初にやり直したときは若干心が折れてランダムマップやってました。
カスタムで作ったHigh ElfのSorcererでプレイしてみたのですが、既成のキャラだけでなく自分で作ったカスタムキャラも相手プレイヤーとして出てくる。出会うまで誰がいるか分からないのでまた楽しみ。
マップ上の無所属勢力にはプレイ可能種族の他に巨人、ドラゴン、妖精、アンデッド(前作までのArchonのなれの果て)があるのですが、これらを早いうちに押さえるだけで兵力が違います。
ドラゴンだとすぐ使えるWyvernは半使い捨て的なスペックですがこつこつ開発進めてDragonを生産できるようにすると最強。
拠点を押さえてからほぼすぐ強いユニットが使いたいなら巨人はうってつけ。Dragon>Giant>Wyvernの順かな。
今回のマップではアンデッドの拠点を一つ早いうちに落としたのですが、善悪の関係からどうも相性が悪い。具体的に言うとアンデッドだけで部隊を組むと離反する。なのでアンデッドのユニットを生産しては他の種族のユニットに迎えに行かせるという大変効率の悪い状態に。
でも例えばCaster(魔法使いユニット)は他の種族には珍しいCold bolt(冷気)を使えたり面白い奴らがいます。こんどリベンジ希望。
Steam版のAge of Wonders III(他は知らない)は実績システムがあって、今回のランダムマップ攻略でいくつか面白い実績を解除しました。例えばItem forgeを使ってアイテムを作成するとか(ただしマップ依存でクリアしたら無くなる)。ただ全スキル習得はどうも達成できなかった。こればっかりはほんと時間だもんな。
今回の主人公がStatic Electricityというスキルを覚えたのですがこいつがなかなか良い魔法。Sorcererクラスのかなり高位(Tier VI)魔法なのですが、敵はShock攻撃に弱くなり、味方は相手が接触攻撃を仕掛けたら麻痺がかかる的な効果・・・と書いてあるのですがバグなのかなんなのかこっちが間接攻撃仕掛けても一定確率で麻痺になるように見えたような。連続攻撃だと1回毎に判定がかかってたんですよ。で、例えばユニットがすでに火傷かける能力を持ってると麻痺も追加される。おかしいなあそんなことはどこにも書いてないぞ。もしかしたらバグ(それも修正済)か。
多分ランダムマップはしばらく遊べなさそうですが(キャンペーンがまだまだ進みそうなので)次に遊ぶのが楽しみです。カスタムキャラももっと増やしたい。あと今作ってあるのも改良できたらしたい。
今日の一曲はお休みです。借りたCDの分とかキューができつつあるのですがまた。
本当にイレギュラーに弱いというかなんというか、routineを崩すと実質時間に余裕が増えてもすぐメンタルの余裕が無くなるような。
そんなわけでしばらくAge of Wonders III(結構時間・労力・集中力を使う類いのゲーム)もお休みだったのですがちょっとずつ再開してます。
カスタムキャラ作成は最近アイディアが詰まってるのですがランダムマップとキャンペーンゲームを進めたのでちゃっちゃとそちらの感想を。
まずキャンペーンの方。Elven Courtで分岐してハト派(Torchbearersルート)の5ミッション目。
Dwarven Dreadnought(メカニック)のBormacが主人公で、ミッションの最初で地下に拠点を見つけたのをいいことに地下開発と地上の無所属勢力との戦いでだらだら進めてたら途中で「あと20ターンでクリア」という条件が追加されてしまった!
今回のミッションは4勢力撃破なのでその時点で誰も倒してないとなると20ターンでクリアは不可能。ということでやむなくスタートし直しました。
やり直し後2回目はスピード重視。地下に入ると手に入る3つの街は開発スピードが遅いのですが分担して都市開発・ユニット生産を進め、リーダー4人率いる主部隊たちが地上に出た後にどんどん地下から中級ユニットを送りこんで援軍にしたり地上で制圧した都市の防御に回したり。
早くに敵の領土を見つけると2つくらいしか都市持ってないので割と速く攻略できます。いまのところLeanaとVontorを倒して、まだターン制限のお知らせは来てない。
マップがまだまだ結構大きいですし敵の一人は船で偵察に来たのでちょっと遠くにいる可能性が。あんまり面倒なことにならないといいんだけど。
このミッションではDreadnoughtとして初プレイなのですがあんまりメカニックらしいことしてないですねー。Spy Drone(召還)にCannonにFlame Tankに色々機械はあるけど作ってないし使ってない。前述駆け足で進めてるのと開発スピードの遅さもあるんですけど。リーダーやユニットが使えるスキルも機械関係が多いし、大分無駄にしてる感が。
公式のフォーラムではDreadnoughtがオフェンスに良いという評判を聞いたのですが印象としては坊城戦の方が活きそうな感じ。でも使い慣れてないクラスなのでなんとも言えない。
キャンペーンゲームでずっと一緒のリーダーたち(Reskar, Nomlik, Sundren)にはほんと愛着湧いてます。使い勝手も大体定まってきた。ReskarのVengeful Vines(毎ターン城壁全体ダメージ)は攻城戦で真っ先に使って軍隊が城壁に登れる準備を整えたり。
Nomlikと彼が連れてるEvangelistのConvertスキルは相変わらず楽しい。(SundrenもCharm持ってるけどやっぱ性能が違う)戦闘をオートにしてると勝手にConvertして手持ちユニットが増えたり、違うクラスのユニットをお試し感覚で使えたり。
あとSundrenがRogueであることもBlight攻撃に弱いエルフ相手だと地味に有利になったり。
そんな感じで今キャンペーンゲームは順調に続いてますが(ただしどれくらいそれが続くかわからない)、最初にやり直したときは若干心が折れてランダムマップやってました。
カスタムで作ったHigh ElfのSorcererでプレイしてみたのですが、既成のキャラだけでなく自分で作ったカスタムキャラも相手プレイヤーとして出てくる。出会うまで誰がいるか分からないのでまた楽しみ。
マップ上の無所属勢力にはプレイ可能種族の他に巨人、ドラゴン、妖精、アンデッド(前作までのArchonのなれの果て)があるのですが、これらを早いうちに押さえるだけで兵力が違います。
ドラゴンだとすぐ使えるWyvernは半使い捨て的なスペックですがこつこつ開発進めてDragonを生産できるようにすると最強。
拠点を押さえてからほぼすぐ強いユニットが使いたいなら巨人はうってつけ。Dragon>Giant>Wyvernの順かな。
今回のマップではアンデッドの拠点を一つ早いうちに落としたのですが、善悪の関係からどうも相性が悪い。具体的に言うとアンデッドだけで部隊を組むと離反する。なのでアンデッドのユニットを生産しては他の種族のユニットに迎えに行かせるという大変効率の悪い状態に。
でも例えばCaster(魔法使いユニット)は他の種族には珍しいCold bolt(冷気)を使えたり面白い奴らがいます。こんどリベンジ希望。
Steam版のAge of Wonders III(他は知らない)は実績システムがあって、今回のランダムマップ攻略でいくつか面白い実績を解除しました。例えばItem forgeを使ってアイテムを作成するとか(ただしマップ依存でクリアしたら無くなる)。ただ全スキル習得はどうも達成できなかった。こればっかりはほんと時間だもんな。
今回の主人公がStatic Electricityというスキルを覚えたのですがこいつがなかなか良い魔法。Sorcererクラスのかなり高位(Tier VI)魔法なのですが、敵はShock攻撃に弱くなり、味方は相手が接触攻撃を仕掛けたら麻痺がかかる的な効果・・・と書いてあるのですがバグなのかなんなのかこっちが間接攻撃仕掛けても一定確率で麻痺になるように見えたような。連続攻撃だと1回毎に判定がかかってたんですよ。で、例えばユニットがすでに火傷かける能力を持ってると麻痺も追加される。おかしいなあそんなことはどこにも書いてないぞ。もしかしたらバグ(それも修正済)か。
多分ランダムマップはしばらく遊べなさそうですが(キャンペーンがまだまだ進みそうなので)次に遊ぶのが楽しみです。カスタムキャラももっと増やしたい。あと今作ってあるのも改良できたらしたい。
今日の一曲はお休みです。借りたCDの分とかキューができつつあるのですがまた。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
その前回のエントリーで豪ABC Classic FMが今年のカウントダウンやってたという話をしたのですがその話です。
特集ページとカウントダウン(ほとんどの曲にようつべ動画リンク付いてます)がこちら。ページ右側にあるListen Againで再放送が聞けます。
ちなみに101位から200位までのリストもここにあります。
今回のテーマは「バロック以前」。カウントダウン対象曲の作曲年の下限は決まってなくて、上限はヨハン・セバスチャン・バッハの没年である1750年まで。
前回や前々回と同じく投票が始まる前に曲の追加申請することができるシステムで、投票期間があって先週末6日から9日の間にトップ100の放送がありました。
結構専門外というかあんまり知らない時代の音楽でリアルタイム放送も逃してる(そのうち小分けで再放送聞きたい)なのでそんなに深く感想を書けるわけではないですが毎回恒例でちょっと楽しみにしてて、あとやっぱりラインアップを見ると思うこともあるので少しばかり。
とりあえずトップ10を見てみるとヘンデルの多さ!毎年年末にメル響が演奏する1位の「メサイア」(ハレルヤ・コーラスが有名ですね)を含め実に10曲中4曲ヘンデル作曲。
大バッハ(ヨハン・セバスチャン・バッハ)の曲の中で一番順位が高い曲で5位ですからね(マタイ受難曲)。
大バッハといえばこちらの集計(グラフ拡大はこちら)によるとカウントダウン100曲のうち33%が大バッハの楽曲だったようです。書いた曲も多ければクオリティの高い曲も多く、有名な曲も多い。関係ないですが子供も多い。ただ今回のカウントダウンで大バッハ以外のバッハの楽曲は息子CPEバッハのMagnificatが62位にランクインしたのみ。(200位までだとあと3曲くらいCPEがありますね)
そして全体的な傾向としてイギリス勢強いですね(101位~200位にも強く続いてる傾向です)。とりあえずヘンデルは音楽ジョークにあるように「ドイツとイタリアとイギリスが半分ずつ(でかなり大きい人間だった)」という音楽的バックグラウンドのためイギリス圏での人気が高いですが、他にもパーセル(最高順位は「ディドとエネアス」が7位)やタリス(最高順位は「Spem in Alium」が10位)などちょこちょこランクインしてます。ACOのTimelineでもやってたヘンリー8世の曲とかも200位までに入ってたり。これは英語圏以外だとやっぱり順位が変わってくるのかどうか気になるところです。
「バロック以前」というテーマだとどうしてもクラシック音楽最初の黄金時代でもあるバロック時代がメインになりますね。バロック時代までなら遡っても今の楽器や演奏スタイルでの演奏が通るというか(もちろん当時の楽器やスタイルでも演奏されています)、その後の時代の音楽ともなんらかのつながりがあって演奏のプログラムに一緒に組み込みやすい面があると思います。
ルネッサンスや中世の音楽だとちょっとそうはいかないみたい。
ただトップ100のラインアップを見てみるとルネッサンス・中世の音楽も食い込んできてるにはきてる。前述タリスはルネッサンス時代の作曲家ですし、30位にリュート歌曲がランクインしたダウランドもルネッサンスのイギリスの作曲家。中世だとヒルデガルト・フォン・ビンゲンが55位と58位にいます(ACOのTimelineつながりで知って気になってる作曲家)。
さて、もう一度トップ10を見てみるとさすがというか有名な曲揃い。メサイアに四季に水上の音楽にパッヘルベルのカノンに・・・と見ててふと気づいたのが3位のグレゴリオ・アレグリの「Miserere mei, Deus」。これ聞いたことないぞ!と思ってようつべで聴いてみたらどっかで聴いたことがある。ただ実はこの曲、ACOのTimelineで聴いた印象が強くてその前にどこで聴いたかが思い出せない!どこで聴いたんだろう。3位にランクインするくらいだから相当有名な曲なんだろうけど。
10位のタリス「Spem in Alium」とか11位のバッハのダブル(2台のバイオリンのための協奏曲)とか高い順位にランクインして良かったなーと思ったり、パッヘルベルのカノンが6位とかやめてくれーと思ったり(チェリストとして)、バッハのパッサカリアとフーガハ短調が90位、無伴奏チェロ組曲第5番が104位(一番好きな組曲なんだよ!)は低すぎる、とかランキングに一喜一憂するのも毎年恒例。そこまで含めてカウントダウン100ですよやっぱり。
豪ABCはカウントダウン結果を毎回CDセットとして出しているのですが(過去のもABC Shopで売ってます)、今回のバロック以前100はすでにかなり売れているようです。企画として色々うまく行っているようでなにより。
実は最近出来たABCラジオのクラシックチャンネル2号のアカウントが若干フライング気味に「来年のテーマは何かな!?」とつぶやいてましたが実際次回のテーマは気になりますね。次あたりまた国縛りじゃないかな。ドイツは今回結構出たのでロシアあたりとか?
さて、今日の一曲もバロック以前でひとつ。
今日の一曲: ヨハン・セバスチャン・バッハ 無伴奏チェロ組曲第5番より前奏曲
バロック以前のくくりだとメジャーすぎるほどメジャーですがバッハでいかせていただきます。
一時はチェロ弾いてた身としてやっぱりこの無伴奏チェロ組曲6つは外せない。
そんな6つの組曲ですが今回のランキングでは一番有名な第1番が14位、第2番が77位、第3番が68位、第4番が111位、第5番が104位、第6番が74位と全部がトップ150におさまってます。
なかなかチェロ弾きインサイダーとしてはこの順位が納得いかないというか実感が湧かないというか。とはいえ他にどういう順番だったら良かったのか、と言うのも難しい。
調で言えばニ短調の第2組曲とハ短調の第5組曲が自分にとって特別です。それにはもちろん短調ならではのバッハの音楽の深みがあるというのもそうですが、調だけに限らない魅力があって。
なかでも第5組曲はバッハの音楽世界とチェロの音楽世界を包括しているというか、6つのなかでも一つの聖域になっている。
大体バッハのチェロ組曲で有名なのは一番最初の楽章である前奏曲です(第1番でもそうですし、第3番もそう)。一番技巧的にも音楽的にも充実している楽章なんですよね。他の楽章がメヌエットやクーラントのように踊りの特徴を持っているのに対して前奏曲はそういった決まった形式・キャラクターからある意味自由な曲。なので各組曲の前奏曲同士を比べると他の楽章同士よりもバリエーションに富んでいる、といえます。
第5番の前奏曲は即興的な前半とフーガのような後半に分かれていて結構長い曲です。その性質は弦楽器独奏の曲というよりはオルガンなど鍵盤楽器の曲のようで、チェロの幅広い表現の世界をフルに活かしています。
前半と後半、曲のキャラクターは違うとはいえどちらにしても瞑想的な部分があって、かつ宗教テイストが比較的薄いというか。暗いけど絶望しない、思考も感情も深く作り上げていく世界にたまらなく惹かれます。
バッハに限らず無伴奏の曲は(ピアニストはいつでもそうですが)ステージに一人っきり。弾く側も作曲する側もその一人っきりで作り上げる世界を感じ創っている独特な場。
なのでやっぱり生でそれを味わいたいし、バッハの各組曲やブリテンの同じく無伴奏の各組曲やいろんな「一人が創る世界」を感じたいと思います(創るのはほんと難しいしおっかないですからね!一回やりましたけど!)
バッハの無伴奏チェロ組曲は全てのチェリストが必ず通る道、そして戻ってくる道。一つのバイブル的なポジションではあるかな。そんなわけで巷にはたくさん録音が出てますし、そのそれぞれがユニークな世界で。
そんなわけでどの演奏がいいよとかはっきり言うのはとても難しいのですがとりあえずAmazonであさってみたらフルニエの演奏があって試聴もあってちょろっと聴いたら良い感じだったのでリンク。
演奏を色々あさってみるのも楽しいですよ。そして無伴奏チェロ組曲はチェロ以外にもビオラやサックス、ギターなど色んな楽器の編曲があるのでさらに探すのを広げて見るとまた面白いです。
その前回のエントリーで豪ABC Classic FMが今年のカウントダウンやってたという話をしたのですがその話です。
特集ページとカウントダウン(ほとんどの曲にようつべ動画リンク付いてます)がこちら。ページ右側にあるListen Againで再放送が聞けます。
ちなみに101位から200位までのリストもここにあります。
今回のテーマは「バロック以前」。カウントダウン対象曲の作曲年の下限は決まってなくて、上限はヨハン・セバスチャン・バッハの没年である1750年まで。
前回や前々回と同じく投票が始まる前に曲の追加申請することができるシステムで、投票期間があって先週末6日から9日の間にトップ100の放送がありました。
結構専門外というかあんまり知らない時代の音楽でリアルタイム放送も逃してる(そのうち小分けで再放送聞きたい)なのでそんなに深く感想を書けるわけではないですが毎回恒例でちょっと楽しみにしてて、あとやっぱりラインアップを見ると思うこともあるので少しばかり。
とりあえずトップ10を見てみるとヘンデルの多さ!毎年年末にメル響が演奏する1位の「メサイア」(ハレルヤ・コーラスが有名ですね)を含め実に10曲中4曲ヘンデル作曲。
大バッハ(ヨハン・セバスチャン・バッハ)の曲の中で一番順位が高い曲で5位ですからね(マタイ受難曲)。
大バッハといえばこちらの集計(グラフ拡大はこちら)によるとカウントダウン100曲のうち33%が大バッハの楽曲だったようです。書いた曲も多ければクオリティの高い曲も多く、有名な曲も多い。関係ないですが子供も多い。ただ今回のカウントダウンで大バッハ以外のバッハの楽曲は息子CPEバッハのMagnificatが62位にランクインしたのみ。(200位までだとあと3曲くらいCPEがありますね)
そして全体的な傾向としてイギリス勢強いですね(101位~200位にも強く続いてる傾向です)。とりあえずヘンデルは音楽ジョークにあるように「ドイツとイタリアとイギリスが半分ずつ(でかなり大きい人間だった)」という音楽的バックグラウンドのためイギリス圏での人気が高いですが、他にもパーセル(最高順位は「ディドとエネアス」が7位)やタリス(最高順位は「Spem in Alium」が10位)などちょこちょこランクインしてます。ACOのTimelineでもやってたヘンリー8世の曲とかも200位までに入ってたり。これは英語圏以外だとやっぱり順位が変わってくるのかどうか気になるところです。
「バロック以前」というテーマだとどうしてもクラシック音楽最初の黄金時代でもあるバロック時代がメインになりますね。バロック時代までなら遡っても今の楽器や演奏スタイルでの演奏が通るというか(もちろん当時の楽器やスタイルでも演奏されています)、その後の時代の音楽ともなんらかのつながりがあって演奏のプログラムに一緒に組み込みやすい面があると思います。
ルネッサンスや中世の音楽だとちょっとそうはいかないみたい。
ただトップ100のラインアップを見てみるとルネッサンス・中世の音楽も食い込んできてるにはきてる。前述タリスはルネッサンス時代の作曲家ですし、30位にリュート歌曲がランクインしたダウランドもルネッサンスのイギリスの作曲家。中世だとヒルデガルト・フォン・ビンゲンが55位と58位にいます(ACOのTimelineつながりで知って気になってる作曲家)。
さて、もう一度トップ10を見てみるとさすがというか有名な曲揃い。メサイアに四季に水上の音楽にパッヘルベルのカノンに・・・と見ててふと気づいたのが3位のグレゴリオ・アレグリの「Miserere mei, Deus」。これ聞いたことないぞ!と思ってようつべで聴いてみたらどっかで聴いたことがある。ただ実はこの曲、ACOのTimelineで聴いた印象が強くてその前にどこで聴いたかが思い出せない!どこで聴いたんだろう。3位にランクインするくらいだから相当有名な曲なんだろうけど。
10位のタリス「Spem in Alium」とか11位のバッハのダブル(2台のバイオリンのための協奏曲)とか高い順位にランクインして良かったなーと思ったり、パッヘルベルのカノンが6位とかやめてくれーと思ったり(チェリストとして)、バッハのパッサカリアとフーガハ短調が90位、無伴奏チェロ組曲第5番が104位(一番好きな組曲なんだよ!)は低すぎる、とかランキングに一喜一憂するのも毎年恒例。そこまで含めてカウントダウン100ですよやっぱり。
豪ABCはカウントダウン結果を毎回CDセットとして出しているのですが(過去のもABC Shopで売ってます)、今回のバロック以前100はすでにかなり売れているようです。企画として色々うまく行っているようでなにより。
実は最近出来たABCラジオのクラシックチャンネル2号のアカウントが若干フライング気味に「来年のテーマは何かな!?」とつぶやいてましたが実際次回のテーマは気になりますね。次あたりまた国縛りじゃないかな。ドイツは今回結構出たのでロシアあたりとか?
さて、今日の一曲もバロック以前でひとつ。
今日の一曲: ヨハン・セバスチャン・バッハ 無伴奏チェロ組曲第5番より前奏曲
バロック以前のくくりだとメジャーすぎるほどメジャーですがバッハでいかせていただきます。
一時はチェロ弾いてた身としてやっぱりこの無伴奏チェロ組曲6つは外せない。
そんな6つの組曲ですが今回のランキングでは一番有名な第1番が14位、第2番が77位、第3番が68位、第4番が111位、第5番が104位、第6番が74位と全部がトップ150におさまってます。
なかなかチェロ弾きインサイダーとしてはこの順位が納得いかないというか実感が湧かないというか。とはいえ他にどういう順番だったら良かったのか、と言うのも難しい。
調で言えばニ短調の第2組曲とハ短調の第5組曲が自分にとって特別です。それにはもちろん短調ならではのバッハの音楽の深みがあるというのもそうですが、調だけに限らない魅力があって。
なかでも第5組曲はバッハの音楽世界とチェロの音楽世界を包括しているというか、6つのなかでも一つの聖域になっている。
大体バッハのチェロ組曲で有名なのは一番最初の楽章である前奏曲です(第1番でもそうですし、第3番もそう)。一番技巧的にも音楽的にも充実している楽章なんですよね。他の楽章がメヌエットやクーラントのように踊りの特徴を持っているのに対して前奏曲はそういった決まった形式・キャラクターからある意味自由な曲。なので各組曲の前奏曲同士を比べると他の楽章同士よりもバリエーションに富んでいる、といえます。
第5番の前奏曲は即興的な前半とフーガのような後半に分かれていて結構長い曲です。その性質は弦楽器独奏の曲というよりはオルガンなど鍵盤楽器の曲のようで、チェロの幅広い表現の世界をフルに活かしています。
前半と後半、曲のキャラクターは違うとはいえどちらにしても瞑想的な部分があって、かつ宗教テイストが比較的薄いというか。暗いけど絶望しない、思考も感情も深く作り上げていく世界にたまらなく惹かれます。
バッハに限らず無伴奏の曲は(ピアニストはいつでもそうですが)ステージに一人っきり。弾く側も作曲する側もその一人っきりで作り上げる世界を感じ創っている独特な場。
なのでやっぱり生でそれを味わいたいし、バッハの各組曲やブリテンの同じく無伴奏の各組曲やいろんな「一人が創る世界」を感じたいと思います(創るのはほんと難しいしおっかないですからね!一回やりましたけど!)
バッハの無伴奏チェロ組曲は全てのチェリストが必ず通る道、そして戻ってくる道。一つのバイブル的なポジションではあるかな。そんなわけで巷にはたくさん録音が出てますし、そのそれぞれがユニークな世界で。
そんなわけでどの演奏がいいよとかはっきり言うのはとても難しいのですがとりあえずAmazonであさってみたらフルニエの演奏があって試聴もあってちょろっと聴いたら良い感じだったのでリンク。
演奏を色々あさってみるのも楽しいですよ。そして無伴奏チェロ組曲はチェロ以外にもビオラやサックス、ギターなど色んな楽器の編曲があるのでさらに探すのを広げて見るとまた面白いです。
前回の記事に拍手ありがとうございます。
メルボルンは今日祝日(Queen's Birthday)で連休だったのですがその間に豪ABC Classic FMのクラシックカウントダウン100、テーマ「バロック以前」が放送されました。外出が多いなかちょこちょこTwitterで追ったりラジオちょこちょこっと聞いていましたが印象はまばら。なので改めてリスト(ここに出ているようです)を読んだりしてさらっと感想書ければなと思います。恒例なので。
さてコンサートラッシュ終わりの昨日、コンサート2つの感想を短めに。
まずは昼の部、4月に聴きに行った友達のトリオ「Plexus」のコンサート。
メルボルンにある音楽愛好会?Lyrebird Music Society主催のコンサートで、聴衆は主に会員(年間の会費で主催コンサート行き放題)で、平均年齢かなり高め。Plexusは作曲家に新しい音楽を書いてもらう=現代音楽中心のレパートリーでうけるかなーと思ってたのですが良い感じだったようです。今回レパートリーの工夫の一部としてソロ・デュオの曲を交えたのもよかった。
Plexus
Stefan Cassomenos(ピアノ)、Monica Curro(バイオリン)、Philip Arkinstall(クラリネット)
Richard Grantham 「The Lyrebird in my Piano」(2014)
オリヴィエ・メシアン バイオリンとピアノのためのテーマと変奏曲(1932)
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン バガテル op.33より第1,2,7番(1823~24)
ジェラルド・フィンジ クラリネットとピアノのための5つのバガテル
チャールズ・アイヴス クラリネット、バイオリンとピアノのためのラルゴ(1934)
Charles Hoag SweetMelancholy(lostyourdolly)SlowDragRag(1990)
今回Lyrebird Societyの委託で作曲されたのが最初の曲。もしもモノマネ名人のコトドリが自分のピアノのなかに住んでいたらどんな音楽を真似した音楽を紡ぐのか、というテーマで書かれた曲そうです。3つの楽章それぞれが2人の20世紀の作曲家のミックス(タイトルも)になっていて、その合わさり具合がものすごく分かる、でも全く新しい音楽になっている。モノマネというコンセプトがうまく生きている印象でした。壮大な音楽ではないですが美しく、かつ面白くてうまくできてる。
他の曲だとフィンジのバガテルはほんとに魅力的な曲でした。これまでフィンジは歌曲をちょろっと聞いただけですが(でも好きな曲が多い)、歌曲と似たような世界観とスタイルで。フィンジは調の変化がうまいですねー。ちょっとこれはつながるのか?というキーチェンジもちょっとクサくないか?というキーチェンジも上手にこなす。その色彩が良い。
そして最後の曲・・・については今日の一曲で。聞いててとっても楽しかったです。
そして夜はHamer HallでMelbourne International Jazz Festivalのトリのコンサート、Chick CoreaとGary Burtonのデュエットを聴きに行きました。
ジャズのコンサートは初めてですが場所がいつものHamer Hallなので気持ちは楽でした。
去年父の持ってるCDから聞き始めて・・・というかその1枚しかCD持ってないもんでコンサートでは知らない曲ばっかりでした。どの曲でもビブラフォーンがびっくりするほど荒ぶってました!(笑)技巧的にも「こんなに音弾く!?」というパートばっかりなのですが音楽的表現の幅も「こんな音も出るんだ!?」という驚き。弾くときの動きはそんなに変わらないのに強弱やタッチや色々多彩で多彩で。
もちろんピアノもすごいですよ。自在に動く音、絶妙なリズムの柔軟さ。で、よく見ると&聴くとペダルもあんまり使ってなくてペダルを多用する(まあレパートリーの関係もありますが)ピアノ弾きとしてはちょっと耳が痛いというか頭が下がったまま上がらないというか。
で、リズムの柔軟さに関して面白いのはGary Burtonのリズムがものすごく精密であんまり崩さないというか(強弱とかタッチで崩してるんですよね)、リズムの表現のしかたに2人違いがあるけどそれでもアンサンブルは噛み合う。それも43年一緒に弾いてるらしいですからね。
それで曲の紹介で2人が交互にちょこっとしゃべってたのですがCorea氏のトークのゆるさ(笑)昔の話がかなりおおざっぱだったりステージで聴衆やGaryの写メとったりとか、それがまた演奏の自由さとなんか繋がるようなところがあってちょっと納得でした。
そんな感じでゆるい話を挟みながらずっと進んで、演奏もクラシックと違って似たような長さの曲がずっと続くので(あと初めてのジャズコンサートだったので)コンサート終わりでもっと聴きたい気持ちでいっぱいでした。
それにしても刺激受けましたね。ピアノはあれですがチェレスタでならジャズやりたいかも、とか思ってしまう。ジャズに直に触れてからしばらく急性的に刺激を受けた状態になってしまって。でも時間が経つとまた距離ができちゃう。他の諸々もそうですががっつり取り組むには定期的に浴びて刺激を維持しなきゃいけないんだろうなあ・・・
次の機会がいつになるかわかりませんがもちょっとジャズと触れあうようにしたいです。
今日の一曲: Charles Hoag SweetMelancholy(lostyourdolly)SlowDragRag
長ーいタイトル。表記がいくつかあるみたいですがスペース無しがどうも正式っぽい。
上記友達のトリオPlexusはバイオリン奏者Monicaの先生のトリオ(The Verdehr Trioという同じピアノ・バイオリン・クラリネットの編成)が作曲家に作曲を依頼してそれらを世に出すというフォーマットをとっていたのをモデルにしているというか受け継いでいるらしいです。以前はこの楽器編成のためには8つほどしか曲がなかったのがそのthe Verdehr Trioの活動によってレパートリーが200曲以上にふくれあがったそうです。
今回のこのslowdragragもそんなVerdehr Trioの委託で作曲された曲の一つ。短いけれど魅力的な曲です。
そもそもラグというシンコペーション(ずれるリズム)が特徴的な舞曲は20世紀初頭からあるスタイルで、この曲も1990年作曲とはちょっと思えない古風な雰囲気があります。
そのテイストは古風であるだけでなくちょっとベタというかちょっとシリアスに捉えられない部分があって。
ただこの曲はそのベタなのを出し過ぎない、でもものすごく堂々としてて大胆さがあって、そこにちょっと色気があるような。そして古いスタイルのなかにちょこちょこ新しいハーモニーを入れてくさりげなさ。
そしてなによりクラリネットが格好いい。クラリネットが堂々と歌い上げる様子が1920年とか古い型のフォーマルウェアをさらっと着こなしてる風でちょっと惚れ惚れするような。
それならバイオリンはこれまた古いスタイルのドレスを着こなしている感じかな。ピアノもまた一歩後ろでサポートに徹している部分が多いながらまたあなどれないおしゃれさ。
まあ比較的新しい曲で依頼されて作曲された曲ってのもありで録音は少ないみたいです。ようつべでも見つからなかった。あとタイトルの区切りで検索しにくいのもあるのだろうか。リンク先には試聴がないですが、ここ(iTunes store)は試聴があります。あとAmazonで楽譜も売ってるみたい。メインディッシュな音楽ではないですがもっと演奏されてもいいんだけどなー。
メルボルンは今日祝日(Queen's Birthday)で連休だったのですがその間に豪ABC Classic FMのクラシックカウントダウン100、テーマ「バロック以前」が放送されました。外出が多いなかちょこちょこTwitterで追ったりラジオちょこちょこっと聞いていましたが印象はまばら。なので改めてリスト(ここに出ているようです)を読んだりしてさらっと感想書ければなと思います。恒例なので。
さてコンサートラッシュ終わりの昨日、コンサート2つの感想を短めに。
まずは昼の部、4月に聴きに行った友達のトリオ「Plexus」のコンサート。
メルボルンにある音楽愛好会?Lyrebird Music Society主催のコンサートで、聴衆は主に会員(年間の会費で主催コンサート行き放題)で、平均年齢かなり高め。Plexusは作曲家に新しい音楽を書いてもらう=現代音楽中心のレパートリーでうけるかなーと思ってたのですが良い感じだったようです。今回レパートリーの工夫の一部としてソロ・デュオの曲を交えたのもよかった。
Plexus
Stefan Cassomenos(ピアノ)、Monica Curro(バイオリン)、Philip Arkinstall(クラリネット)
Richard Grantham 「The Lyrebird in my Piano」(2014)
オリヴィエ・メシアン バイオリンとピアノのためのテーマと変奏曲(1932)
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン バガテル op.33より第1,2,7番(1823~24)
ジェラルド・フィンジ クラリネットとピアノのための5つのバガテル
チャールズ・アイヴス クラリネット、バイオリンとピアノのためのラルゴ(1934)
Charles Hoag SweetMelancholy(lostyourdolly)SlowDragRag(1990)
今回Lyrebird Societyの委託で作曲されたのが最初の曲。もしもモノマネ名人のコトドリが自分のピアノのなかに住んでいたらどんな音楽を真似した音楽を紡ぐのか、というテーマで書かれた曲そうです。3つの楽章それぞれが2人の20世紀の作曲家のミックス(タイトルも)になっていて、その合わさり具合がものすごく分かる、でも全く新しい音楽になっている。モノマネというコンセプトがうまく生きている印象でした。壮大な音楽ではないですが美しく、かつ面白くてうまくできてる。
他の曲だとフィンジのバガテルはほんとに魅力的な曲でした。これまでフィンジは歌曲をちょろっと聞いただけですが(でも好きな曲が多い)、歌曲と似たような世界観とスタイルで。フィンジは調の変化がうまいですねー。ちょっとこれはつながるのか?というキーチェンジもちょっとクサくないか?というキーチェンジも上手にこなす。その色彩が良い。
そして最後の曲・・・については今日の一曲で。聞いててとっても楽しかったです。
そして夜はHamer HallでMelbourne International Jazz Festivalのトリのコンサート、Chick CoreaとGary Burtonのデュエットを聴きに行きました。
ジャズのコンサートは初めてですが場所がいつものHamer Hallなので気持ちは楽でした。
去年父の持ってるCDから聞き始めて・・・というかその1枚しかCD持ってないもんでコンサートでは知らない曲ばっかりでした。どの曲でもビブラフォーンがびっくりするほど荒ぶってました!(笑)技巧的にも「こんなに音弾く!?」というパートばっかりなのですが音楽的表現の幅も「こんな音も出るんだ!?」という驚き。弾くときの動きはそんなに変わらないのに強弱やタッチや色々多彩で多彩で。
もちろんピアノもすごいですよ。自在に動く音、絶妙なリズムの柔軟さ。で、よく見ると&聴くとペダルもあんまり使ってなくてペダルを多用する(まあレパートリーの関係もありますが)ピアノ弾きとしてはちょっと耳が痛いというか頭が下がったまま上がらないというか。
で、リズムの柔軟さに関して面白いのはGary Burtonのリズムがものすごく精密であんまり崩さないというか(強弱とかタッチで崩してるんですよね)、リズムの表現のしかたに2人違いがあるけどそれでもアンサンブルは噛み合う。それも43年一緒に弾いてるらしいですからね。
それで曲の紹介で2人が交互にちょこっとしゃべってたのですがCorea氏のトークのゆるさ(笑)昔の話がかなりおおざっぱだったりステージで聴衆やGaryの写メとったりとか、それがまた演奏の自由さとなんか繋がるようなところがあってちょっと納得でした。
そんな感じでゆるい話を挟みながらずっと進んで、演奏もクラシックと違って似たような長さの曲がずっと続くので(あと初めてのジャズコンサートだったので)コンサート終わりでもっと聴きたい気持ちでいっぱいでした。
それにしても刺激受けましたね。ピアノはあれですがチェレスタでならジャズやりたいかも、とか思ってしまう。ジャズに直に触れてからしばらく急性的に刺激を受けた状態になってしまって。でも時間が経つとまた距離ができちゃう。他の諸々もそうですががっつり取り組むには定期的に浴びて刺激を維持しなきゃいけないんだろうなあ・・・
次の機会がいつになるかわかりませんがもちょっとジャズと触れあうようにしたいです。
今日の一曲: Charles Hoag SweetMelancholy(lostyourdolly)SlowDragRag
長ーいタイトル。表記がいくつかあるみたいですがスペース無しがどうも正式っぽい。
上記友達のトリオPlexusはバイオリン奏者Monicaの先生のトリオ(The Verdehr Trioという同じピアノ・バイオリン・クラリネットの編成)が作曲家に作曲を依頼してそれらを世に出すというフォーマットをとっていたのをモデルにしているというか受け継いでいるらしいです。以前はこの楽器編成のためには8つほどしか曲がなかったのがそのthe Verdehr Trioの活動によってレパートリーが200曲以上にふくれあがったそうです。
今回のこのslowdragragもそんなVerdehr Trioの委託で作曲された曲の一つ。短いけれど魅力的な曲です。
そもそもラグというシンコペーション(ずれるリズム)が特徴的な舞曲は20世紀初頭からあるスタイルで、この曲も1990年作曲とはちょっと思えない古風な雰囲気があります。
そのテイストは古風であるだけでなくちょっとベタというかちょっとシリアスに捉えられない部分があって。
ただこの曲はそのベタなのを出し過ぎない、でもものすごく堂々としてて大胆さがあって、そこにちょっと色気があるような。そして古いスタイルのなかにちょこちょこ新しいハーモニーを入れてくさりげなさ。
そしてなによりクラリネットが格好いい。クラリネットが堂々と歌い上げる様子が1920年とか古い型のフォーマルウェアをさらっと着こなしてる風でちょっと惚れ惚れするような。
それならバイオリンはこれまた古いスタイルのドレスを着こなしている感じかな。ピアノもまた一歩後ろでサポートに徹している部分が多いながらまたあなどれないおしゃれさ。
まあ比較的新しい曲で依頼されて作曲された曲ってのもありで録音は少ないみたいです。ようつべでも見つからなかった。あとタイトルの区切りで検索しにくいのもあるのだろうか。リンク先には試聴がないですが、ここ(iTunes store)は試聴があります。あとAmazonで楽譜も売ってるみたい。メインディッシュな音楽ではないですがもっと演奏されてもいいんだけどなー。
