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その話もまたいずれしたいのですが今日はちょっと仕事が想定より早く終わって買い物に繰り出して大変わくわくした結果になったのでそちらについて。
2年前、30の誕生日を迎えるちょい前にバレエを再開したときに買ったバレエシューズ(キャンバス生地)のつま先辺りがすり切れて穴があいてきまして。今こんな感じ。
多少穴があくくらいなら使えるのですが一度あくと一段と速く劣化するような感じがあったので今日買い換えにバレエ屋さんいってきました。
そして来年から今通ってるクラスのあとにやってるベーシックビギナーのトウシューズクラスを始めることになったので(先生にOKもらいました)トウシューズを買ってきました。
なんか楽器と似た様なレベルで「プロの道具」ですからねえ。どきどきしながら行ったのですがスムーズに選べました。面白い体験でしたねー。
トウシューズと一口にいっても例えば今日行ったバレエ屋さんだとこれだけラインアップがあるんです。写真だとみんな一緒に見えますがもちろんそれぞれ違う特徴があって、それで人の足もそれぞれなので店員さんに聞いて色々試させてもらうのが大切。時間的には説明とかも含めて45分とかかかるらしいです。
今回はビギナー用(底がたしか柔らかめ)のを4種類試着させてもらいました。
まずは裸足で基本の立ち姿とかプリエとかつま先立ち(足の指で立つ普段の方)を見てもらい、下履きのストッキングはいてその上にクッション素材のパッド(店員さんはouch pouchって呼んでていちいち笑いそうになった)を履いて、その上から試着用のバレエタイツを履いてのシューズ試着。シューズは長さも幅も色々サイズがあるようでちょいあひる足の私は幅が広めのサイズ着用(バレエシューズも同じく)。
トウシューズは足の形にフィットしてとにかくつま先をいいこと支えて圧迫し過ぎないことが大切だそう。一番でのプリエ、つま先立ち(本当のつま先で立つ)でつま先の方で足の指がつぶれる感覚はNG。色々試してるとこの「支えられてる感」が微妙に(でも確かに)違うのが面白いです。あと履いてるうちにつま先側が柔らかくなるのでかなりぴったりフィットしてた方が良いそうです。
ちなみに私は小さい頃バレエやってたときも(日本で)トウシューズをちょろっと使ってたので早速比較してみました。
確かに足は成長したけどそんなには大きくなってなかった。
ちなみに新しく買ったシューズにはまだリボンが付いてません。先生に見せて大丈夫なようだったらリボン(別売り)とゴム(別売り)を自分で縫い付けなきゃいけません。それについてもプリントもらったので何をするかはよくわかったのですが普段縫い物をしないので大丈夫か私の縫い物スキル。(そして縫うのは内側の布部分だけで外側のサテンまで突き抜けちゃいけません)
今回購入したリボンは足首の後ろ、アキレス腱に当たる部分がゴムになってて伸びるようになっています(長さは各自測って調節)。全部リボンだとつま先立ちしたときに食い込んでしまうので今ではそういうリボンを売り出しているそうです。
そういう話を聞くとトウシューズ自体も昔と今では変わってるのかなあ、と気になります。もちろん基本は伝統的に受け継がれてるものはあるんだろうけど進化もきっとしているはず。
進化といえば今回買い換えたバレエシューズ、キャンバス生地の新しいのが入ってきてかなり良い感じだと店員さんがおっしゃってたので革のとキャンバスのとどっちも試したらそのおニューのキャンバス生地のシューズのフィット感が素晴らしくて。なんか靴とか靴下というよりもう足みたいな感じで感動しました。2年でこんなに変わるものかー。来年履き始めるのが楽しみ(今年中は古いのでがんばる)。
私が通ってる教室は子供のバレエ教室と違って一年中ずっとやってるのですがさすがに年末年始はお休みです。今年のラストレッスンは23日、あっという間に一年が終わってしまいそうですがそれまで楽しみたいです。
あとそのうちモダンにトライする夢もまだまだ先に。上手くなる楽しみは尽きません。
今日の一曲: ジョン・アダムズ 「CIty Noir」より「Boulevard Night」
最近ベルリンフィルがジョン・アダムズのCDセットを出すということでちょっとささやかに色めき立ってみたりしました。存命の作曲家で豪華にCDセット出すほど作品があってそれなりに売れる勝算があるってのはすごいですね。アダムズの場合オペラなんかも書いてて最近の作曲家には珍しいかな?大規模編成の作品が充実してるからなあ。
あとミニマリズムから脱する進化過程がCDセットで楽しめるのもこの作曲家の魅力かな。
アダムズは最近の作品に限らず複雑ながらもノリが良いので聞いてて楽しいですね。
アメリカの作曲家だからってのもあるのかなあ。アメリカのクラシック音楽は確かに明るさが旧大陸とは違う気がする。中米とか南米の明るさと似ててちょっと違う感じ。
このCity Noirもダークなテーマとイメージではあるんだけどジャズの影響を差し引いても(どうやって?)ノリがいいんですよね。この最終楽章(?部分?)の盛り上がりが大好きでここだけ聞いちゃうことも多いです。(City Noirは3つの楽章に分かれてるのですが切れ目なく演奏されます。手持ちの録音はトラックが分かれてますが)
それにしても手持ちのこの録音、生録音なのがいつも信じられない。こんな複雑な曲を軽ささえ感じるノリの演奏でまとめあげるとは。Dudamelさんの指揮もあってこそかな。
あとこの作品の舞台というかインスピレーションになったのがサンフランシスコだったかロサンゼルスだったかアメリカ西海岸の大都会だったので色んな意味でロスのオケが弾いてるのはぴったり。メルボルンもそういう曲が書かれないかな、うらやましくなっちゃいます。
いやー負けた負けた完敗だった。
ポケモンでこんなにきれいに負けるのはいつぶりだろう。
今はもうストーリーだいぶ進みましたがマーマネの試練でこてんぱんにやられました。
第2の島では前作とぬしポケモンが違うなあと思ってましたしそれで若干苦戦するとこもありましたがここまでとは。いやあ怖かった。
でんきタイプの試練じゃないじゃん。でんきタイプにはそこそこ準備できてたのにはがねタイプには4倍弱点だったり2倍弱点だったり無効だったり、そうでない子たちは飛行タイプのわざにばっさばっさやられて。しかも2軍として待機してたポケモンでも打つ手なしということでさらにパーティ見直しになってやっと勝てた。
そしてはがねタイプに毒タイプの技は無効なのですが特性いかく・まひ入れのへびにらみを持ってるアーボックはそれでも使い道があってやっぱり頼れるやつ。いつまでも相棒です。
前回の更新からあれもこれも育ててみたいとなって今手持ちにちょこちょこ使ってるのがジュナイパー、ユンゲラー、クチート、カラマネロ、メレシー、サナギラス、アーボック、アマージョ、アマルルガ、アメモース。
わかってます多いです。しかもタイプかぶりがち弱点かぶりがち対応できないタイプ・相手が結構あったり。関係ないけど「ア」始まり多いですね、日本語で見ると(英語で遊んでるので木津かなkった)
ぱっと見じめん、はがねタイプに弱めで水タイプ+αの複合タイプも実は困ることが多い。あとストーリー的にこれからあくタイプの相手をしなきゃいけないのに珍しく持ってるフェアリータイプがフェアリータイプの技をなかなか覚えてくれないむなしさ。そういうことがあってポケモンの使いやすさがあんまり実感できてないような気がします。
そういうば同じくモクローで始めた友人も3つめの島終わりでこれといってぴんとくる炎ポケモンがいないって言ってたしみんな迷ってるんだろうなあ。
これから諸々のストーリー上のトレーナーのバトルもいろいろありますし最後の島では人造の施設や道もなくただひたすらwildernessのなかでたくさんポケモンに出会うことだろうとは思いますがいいことチームが結晶になる日はくるのか。せめて四天王相手にどったんばったんしないくらいにはなんとかしたいです。
さて万年筆もまたインク入れ替えたりしたのでその話もいずれ。
一方今日の一曲はどうも語りたい気分ではないのか今日もお休みすることに。
珍しく早起きして向かった先は Malvern Town Hall。
オケのリハーサルの場所の一つとしてなじみ深いロケーションですが今日の用事はまた別ジャンルで。
今朝はMelbourne Pen Showに初参戦してきました。
開場が9時で入場料10ドル、先着100名にインクの福袋がもらえるとの理由での早起きでした。
各種万年筆他筆記用具(&インクをはじめ周辺アイテム色々)が新品・中古で購入できるだけでなく修理を頼んだりインクを試したりなんだりできるスペースもある世界的には小さい規模でもオーストラリア・メルボルンでは重要なイベント機会でした。
ゲットした品々はこちら。インク試しステーションで使った紙はいくつかあるうち分厚くて端がちょっとぎざぎざになってる変わった紙。福袋の中身はダイアミンのMarineの30mLボトル、Robert OsterのBlue Water Ice(既に持ってるので残念ではある)とJadeのサンプル、そしてラミーのコーラルのカートリッジ(ラミーの限定カラーは探してもないものが多い中これはどこでも見るので多分在庫処分に困っている色なんだろうなあ)。
そして購入したのはTWSBIの廉価モデルEco。廉価ですがピストン式でたくさんインクが入るし前はちょっとごつくて気に入らなかったデザインが来年使うほぼ日のペンループにぴったりで(クリップもしっかりしてるし)今紫インクに使ってるコクーンにリタイヤしてもらってEcoを手帳用にする予定。コクーンはもう一本持ってますしね。コンバーターとインクサンプルとセットにして万年筆ビギナーに売るか譲るかしたいものです。
もちろん今の家の財政では遠く手が届かないのですがこっちでお店でもあまり見られない高級万年筆を直接見れたのも貴重でした。OMASとか、デルタとか、あとヴィスコンティの透明なやつとか。確かに美しい。ただ自分には手が届かないし相応しくない印象が。どっちかというとやっぱりその線で狙うはペリカンかなあ。
それで朝が早かったので今月したかったもう一つの買い物を済ませてきました。
ニュージーランドの漫画・絵本作家Katie O'Neillさんのお茶のドラゴンの素敵漫画。ウェブ(こちら)で連載されてたのが紙の絵本になって売り出したというので買いに行きました。ほんとは昨日のサイン会に行きたかった・・・
本編に出てこなかった種類のドラゴンちゃんたちの図鑑もあるので紙の絵本は買いですよー。私はジャスミン茶の子が一番かなーと思ってたのですが巻末の図鑑をみてちょっとゆらぐものもあり。
次回作も来年に出版予定らしく、先ほどのサイトのトップにリンクされてるPatreonでの寄付(額によってスケッチ公開などありのシステム)でその進捗なども入ってくるみたいなのでちょっと月額寄付考えてます。次回作はシードラゴン関連とか聞いてるので出る前に色々見たいー。
あとそれとは別にグッズ販売みたいのもあったはず。どこいったかな(ブックマークがすごいことになってる今日この頃)。
この絵本を買ったのはシティのAll Star Comicsという店だったのですが西洋物コミックスが多くおいてある中にこういうインディーズ作品(↑の前の作品も)、そして日本の漫画の英語版などもありました。また面白いもの探しにいけるかな。
ということで今日は意義がありすぎるほどあった早起きだったのであとはポケモンやりながらゆっくりしたいです。明日も涼しいですがそこからまた気温が上がったり下がったり。メンタルはまああれとしてフィジカルな体調崩さずにいけるといいな。
今日の一曲はおやすみ。
明らかに音楽とポケモンの話を同時にしようとしているのにカテゴリ:音楽だったのは吉か凶か。
とりあえず演奏後の新しいレパートリー弾き&ポケモン・ウルトラムーン始めました。
どちらもまあまあ順調でそれなりに悩むこともあり、何かそこには共通するようなことがあり。
まずは今夏(もう夏扱いです、四捨五入で30度な日が続いてますし)のピアノの練習レパートリーがこちら:
・シューベルト ピアノソナタハ短調 D.958(新)
・グラナドス 「ゴイェスカス」より「嘆き、またはマハと夜うぐいす」(新)(鳥)
・スクリャービン 練習曲 op.8-12(新)
・メシアン 「鳥のカタログ」より「ヨーロッパうぐいす」(新)(鳥)
・ラヴェル 「鏡」より「悲しい鳥」(鳥)
・メシアン 20のまなざしより第10番「喜びの聖霊のまなざし」
まずは6曲中3曲(50%)という鳥曲の多さに自分でもちょっとびっくりしています。2曲はまあありかなと思うのですがちょっと通常運転の域を超えているような。でもポケモンで飛行複合タイプが多くてもそんなに気にはならない(飛行+αはほんと多いですしね)のと似て鳥が多くてもその表現がそれぞれ違うし曲調・方向性も違うからそんなに気にはならない。さすがに全部鳥のプログラムやったら異様かもしれませんが。(やらないとは言っていない)
まっさらに新しいもの弾きたいなーと思ってた結果がグラナドスなんです。一応。
そこそこ聞いてすごい知ってる曲なのですが手持ちの楽譜の作曲家で唯一ちゃんと弾いてなかったので。
ほんとうに一から初めて築き上げたいレパートリーはまだ模索中です。楽譜を入手しなきゃいけないですからね。色々な作曲家の曲を色々弾いてきて今ちょうど外部に新しいリソースを探さなきゃいけない段階に来ているようで。完全なる新鮮!となると現代音楽に向きがちで、そろそろクセナキスに挑戦する時期か、それとももっと早い時代の音楽で盲点を突くべきか。吟味したいと思います。
シューベルトは多分自分には(特にソナタ全体となると)ちょっと難しいですが構成的に「大曲」に挑戦してみたいと思ってたのでまずは始めの一歩。
スクリャービンは今日の一曲で書く予定なのですがちょっと予期せぬ道草というかなんというか。
ラヴェルとメシアンは定期周回の扱いでやってます。「鏡」も構成的に大曲ですし常に自分の物にしておきたい曲なので。
シューベルトは今のところ噛んでかなりタフな感じなのですがスクリャービンだったり喜びの聖霊だったり特に結構chunkyな曲が以前より腕とか手に軽く感じるようになってきた気がします。とはいえ無理は禁物なのですがより楽に弾けるようになるのと成長を感じるのは嬉しいです。
さてピアノはだいたいこれでしばらくいけるかな(+マイナーチェンジで弾きたい曲も若干考えてある)と思うのですがむしろ頭をひねってるのはポケモンの方。
最初のモクローを除いて前世代で使ったポケモンを使わない方針で進めてただいま第2の島の大試練手前。
手持ちはフクスロー(モクローから進化)、アーボック、マーイーカ、メレシー、ユンゲラー、クチート。
一見そこそこ新鮮な面々かも?と思ったらアーボックとかマーイーカなんかは以前もパーティに入れてたのでやっぱり使い慣れた・使いやすいポケモンに頼りがちなんだよなあ。
いかく・へびにらみでデバフできるアーボックだったりデバフをバフに変える特性とか面白いマーイーカはどうしても便利なのです。
それでこの組み合わせでストーリー攻略中の今のレベルだとそんなに多くのタイプに対して抜群は取れないし弱点も若干かぶってるところがあったり、タイプ的に連携がうまくできてない感がひしひし。今の島での炎・水・草ポケモンをパーティに加えるはからいも結局活かせてないしこれからどうなるんだーという印象が強いです。
ピアノと一緒でこっちも視野を広く保って新しい風を入れたいところ。
一応進歩?としてはフェアリータイプ(メレシー、クチート)と岩タイプ(メレシー)が手持ちに入ってることかな。まだまだどっちも本領は発揮されてない感があるのでなるべく手持ちからはずさずじっくり育てたいです。メレシーは本来サポートタイプなんですけどストーリー攻略用パーティで活躍できるかな。
ストーリーは今の所前作と誤差があるなあ、くらいの感じで進んでます。この小さい差がどれくらい後に響いてくるのか、どういう展開になってるのか先が読めない感じが今は楽しいです。
まあ「手持ちが安定しない(汗)」というのも毎回行ってる気がするので今作も最終的にこの6匹でよかったーというチームに落ち着くといいなと思ってます。道のりに色々出会いがあるといいな。ゆくぞアローラ。
今日の一曲: アレクサンドル・スクリャービン 練習曲 op.8-12
誰しも若いときと年を重ねてからと性格だったり好みだったり表現方法だったり変わってきますがスクリャービンの豹変たるやいつ見ても(聞いても)信じがたいレベルです。
何回かここでも書いてますが初期はショパンによく似た繊細なロマンチシズム、そして後期はもうよくわからない悪魔的で神秘的な独特の世界。
私はそんな後期の作品でいくつか「これは自分に合う!」というのがあってそこら辺もっと広げて沼に入っていこうと日頃思っているのですがそんなトレンドに逆らって今回は初期の練習曲を弾く運びとなりました。
一番好きな(中期ですが)練習曲42-5を復習するついでにこれも弾いてみるかーと思って弾いてみたら案外イケて。これは今弾いてみろとのお告げだなととりあえず挑戦することにしました。
この曲はもともと自分では弾けない!と思ってました。この曲に出てくるオクターブ超える和音だったり、とにかく右手が全部オクターブだったり小さい手にはいろいろキツいので。そもそもスクリャービンだって手が小さいんだからこんなの弾けるわけないのに。
でも今回弾いてみたら意外とオクターブもリラックスして弾けたし10度は別にオクターブでもいいかなということになって、これはオクターブ多い曲をなるべく楽に弾く方法を模索してみようかな、という経緯で。ギブアップしても全然良いですしね。
曲調的には(作曲家の年齢関係なく)すごく若い!という音楽ですね。#6つの嬰ニ短調とかショパンの「革命」をもじったような感じとオクターブだったり盛り上がりだったりちょっと厨二的要素もあったりで。でもそれを素直にかっこいい&楽しいで弾きたい気分です、今。
燃えるように&かっこよく&勇ましく弾く演奏もいいですが私はこの曲はスクリャービンの名手ホロヴィッツのアンコールとしての演奏が好きです。op.42-5もこの曲も練習曲なのにアンコールとして弾いたときの崩しというか自由さが枠を超えたスクリャービンらしさがあって心地良い。自分もそんだけ自由に弾けたらなー
St. Mark's in Spotswoodでのコンサート(ソロ+伴奏)やってきましたー。
弾く前にちょっとしゃべらなきゃいけなかったり(&それで噛んだり)、ピアノがかなり小さかったりなんだりしましたがまあまあ弾けました。シューベルトの「水の上で歌う」とメシアンの前奏曲第8番「風の反映」、そして伴奏はモーツァルトのフルートとオケのためのアンダンテ。
とりあえずシューベルトがそこそこ焦らないテンポで弾けたのはやっとのことでブレイクスルーかも。何があってもとりあえず一つ一つ音を弾くことを今後でもできたらいいなあ・・・というよりはメシアンでももちょっとできたらよかったな。勢いでいける曲ではあるんだけどちょっと雑だった。
ただペダルを踏んで足が震えるのが一番困る。普段から人前で演奏してないからなあ。でも今回は前の日にお隣さんに聴いてもらったりしてそれが良い方に効いてはいたんですが。色々維持が難しくなってきてるかも。
去年書いたか分からないのですが今回弾いた教会は結構建物が新しくて施設もきれいでスペースも結構あるのですが複数団体でシェアして利用しているらしく。
その一つの団体がAustralian Zotung Churchという団体で、なんでもミャンマーの多数ある少数民族Zotungの人々のキリスト教教会の集まりだそうで。今回歌と踊りを若い人たち数人で(伝統衣装で)披露したのですが最初ベトナムでもないしタイとも違うしなんか歌詞ファイルに見たことない文字が書いてあるしなんだろうと思ってたらそういうことらしかったです。
メルボルンには中国系、韓国系など地域によってキリスト教の教会でも特定民族に特化してるのがあるのも面白いですね。それでも学校に居た頃住んでた方(&親友がコンサート弾く教会がある方)だとほとんど白人ですし。
あ、あと地域色といえばこのSt. Mark's Spotswoodはコンサートの運営とかにしても若い人がアクティブで面白い。教会の集まりっていうとかなり年配の人が多いイメージがあるので。
ということで何はともあれ今年もなんとかおつとめ(?)を済ませました。
嬉しいお言葉もたくさん頂きなによりメシアンを(あんな雑な演奏だったのに)気に入ってくれたという人達もいて大変ありがたい。それが主目的なので(笑)ストックが続く限りはちょこちょこメシアン出していきたいなあ。ピアノが小さかったりして音量が頭打ちになったりして難しいのは承知なんですが。
それで昨日はシティの向こう側で5時開演だったので終わったら早々に会場を後にしてシティでご飯食べて家に帰って(それでも9時とかだった)自分で混ぜたジントニック(ジンがおそらく多かった)で潰れるほど酔いながらめでたくポケモンのウルトラムーンをプレイし始めて。
今日もちょっと仕事があった以外はピアノも休みでじっくり遊んでました。たまにはゆっくりしないと。
明日からは前弾いてたレパートリーさらったりしながら新しいレパートリーにとりかかる予定。
そちらの話もまた。あとウルトラの話もまた。
今日の一曲: クロード・ドビュッシー 「シランクス」
自分が弾いてないけどコンサートで演奏された曲を紹介。このコンサートを主催してる大学の友人のフルート吹きがトリで弾いた無伴奏の曲です。
ピアノとかオルガンとかハープとか以外の曲で無伴奏の曲を書くとなると大体音楽に厚みを持たせるためにどうするか、という課題が出てくると思われます。弦楽器は同時に4つ音を弾くことができますが管楽器だと特殊奏法無しでは基本一度に1つしか音が出せない。
しかもフルートという楽器は音域の下限がピアノでいう真ん中のド周りくらいなので全体的に音が高くなるのでそういう意味でも厚みが出しにくい楽器。しかも音質もふかふかというかairyで。
でも神話とか絵画とかだと横笛無伴奏はよくあるんですよね。なんというかちょっとロマンというか。鳥が鳴くのを単旋律と考えればさえずりに相当するとも言えるかなあ。でもそれでもほとんどの場合背景に人の声とか他の鳥とか何やらの環境音がある想定である場合が多いと思うのです。
オケだとラヴェルのダフニスとクロエのソロなんかフルートの独擅場みたいな感じではありますがそれでもオケがさりげなくしっかり支えてますしね。
ということでこのフルート一本でコンサートという静寂の中でこういう曲を弾くのって勇気がいるなあと思います。大きい演奏場所だとあの音一つでホールを満たさなきゃならないし、色々難しそう。でもこんなにじっくりフルートの音色の一番繊細なところまで聴けるのはかなり贅沢とも言えるかも?
リンクしたのはメル響との共演で生でモーツァルトの協奏曲を聴いたことがあるEmmanuel Pahudの演奏。あの人すごいですね。出てくる音一つ一つがものすごく自然というか何かユーモアのあるスピリットが宿ってるしっかりした音で。ようつべで前述のダフクロのソロとか聴いてみたらびっくりしました。これなんですけどね。時空を超えてこの人のために書かれてる?みたいな錯覚までしそう。