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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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遊んでばかりに見えますが
昨日31歳になりましたー。
まああんまり変わらずですが、一人暮らしになってからは初めての誕生日。
ちょっと大きい買い物をしてきました。こちら。


以前ここでも書いたと思うのですがWunderkammerにおいてあるAviva ReedのRevolutionシリーズよりジュラ紀(額入り)です。さすがに全部は無理ですがとりあえず一番好きなのを。
カード版もペルム紀を残すのみとなってるのですが来週カードも入るそうなのでできたらのぞきにいきたいです。

あ、あとその買い物の前にちょっと珍しくシティの西半分でご馳走昼ご飯してきました。Lawyers, Guns and Moneyという中国系レストラン。朝昼ご飯がメインで、中国粥出してるのが有名なのですがお粥は朝ご飯(11時まで)だけだそうで残念。次回はもちょっと早起きしてお粥食べる。皮蛋を入れるんだ。

相変わらず手首の調子がどうも良くはないので仕事もピアノも時間を短め&濃度を薄めにしてお送りしています。どっちかというとピアノは内容を無理しないようにすることが、仕事は休憩を忘れないようにすることが難しい印象。
ついでに言えば例えばそれでピアノの練習時間を難しくしたからって仕事を多くやっちゃわないようにするのもちょっと難しい(これは単なるアホではないか)。
仕事もピアノも好きだし、ぼーっと休んでるのもあんまりうまくないのでこうなるようです。

ただそんなちょっといいタイミングでポケモンGO(いわゆるIngressがポケモンになったやつ)が豪で一足先に発表されました。
さっそく今朝1時間くらい外を歩いてたのですが電波がちょっと悪くなるとへそを曲げる以外は概ね良好。
住宅地でもそこそこなバラエティのポケモンが出現(昼夜もあるみたい)。家に居てもたまにポケモンが迷い込んできます。他にもポケスポット(Ingressのポータルみたいの)でタマゴがもらえたりします。孵化には本編と同じく歩きます。(移動速度はある程度リミットがあって車だとカウントされないようになってるぽい)

捕獲にはバトル要素はないようですがトレーナー自身のレベルをあげると各地にあるジム(うちの周りは今日みただけで5つはあった)に挑戦できるとか。Ingressの時もそうでしたが最初のうちは様子見ですね。あんまりジムが強くなっても困りますが手持ちの種類を増やしたい。

そして三国志13の方も再開しました。前回までのあらすじ:「官渡の戦い」を孫策で始めたら曹操と天下二分になって歯が立たなかった・・・だったので難易度を初級に戻して、劉表(父の仇だけど)を滅ぼさず外交を細かくmanouverしながら曹操と劉表と戦っていくというプラン。
なんとかどっちも少しずつ削ってはいますが難しい。群雄割拠のメリットを痛感しております。

そんなこんなでちょっと冬にやられたり手首が痛い以外は31歳になっても変わらずやってます。
もちろん新しいことにもたまにはできる限りで挑戦したいです。
じゃあ手始めに今日の一曲で挑戦してみますか。


今日の一曲: ヘンリー・パーセル 「ディドとエネアス」より「When I am Laid in Earth」&「With Drooping Wings」



バロック音楽はバッハ以外はほんと縁が薄くて。古楽器での演奏とかどういうスタイルとか奏法がauthenticなのかとか色々分からないことも多く。
でも「ディドとエネアス」は(イギリス文化圏に住んでるのもあって)ちょこちょこ出会いがあった曲。こないだの豪ABC Classic FMのカウントダウンでなんと15位という快挙を遂げたのを見て「あっこれはちゃんと録音買って聴こう」と自分と約束して、最近やっと購入しました。(他に買った2枚はワーグナーです(笑)最近ここもワーグナー多いし曲は大分かぶってるんでしばらくは紹介しないでおこうと思います)

そもそもこの曲に最初に出会ったのは学校のとき。7年生か8年生のときに上級生の(オーディションありの方の)合唱がこの曲をやった記憶がうっすらとあります。
うちの母校はそのころから数年合唱がとにかく強くて、今こうやって聴いてみると技巧よりも音楽性や演技のmatureなのが求められるような難しい曲をよくやったなと。(友達のお姉さんが歌ってたはずなのでどうだったかこんど聞いてみよう)
ただ調べてみると元々女学校で演奏されたとか書いてある。そっちもすごいな。(女声のみ版と男声入り版もあるようで、手持ちの録音は男声入りのようす)

ちなみにカウントダウンで代表部分としてノミネートされてたのがディドの最後のアリア「When I am Laid in Earth」。エネアスが自分の元を去った後自身の命を絶つシーンで、シンプルながらも純粋な悲しみが染み渡るような歌です。
それでその後の「With Drooping Wings」での合唱→弦楽器のinstrumentalでの閉幕もいいです。ずっと悲しい!100%悲しみがとにかく美しくてたまらない。

で、前述の通りこの時代の音楽はどこのどんな演奏が良いかとか分からないので買った録音をそのままリンク。主役の歌手の人は聞いたこと・聴いたことある人だしオケはイギリスなので悪くはないはず。もっと古音楽に親しみたいなあ。

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メル響「Mahler 6」感想
ずーっと前のエントリーでメルボルンの芸術関連施設は近いところにかたまってると書いたような来ますが昨日の夜はそれがものすごく顕著に表れてたというか。
Hamer Hallではメル響のマーラー6番のコンサート、State TheatreではロミジュリバレエにSingin' in the Rainのミュージカル、それがみんな似た様な時間に終わってState Theatreのバーに音楽畑の人々が集まる集まる。晴れてたとはいえ冬だというのにみんなで外で集まって飲んでました。楽しかったー。

さてコンサート自体の感想ももちろん。
プログラムはこんなでした。
メルボルン交響楽団「Mahler 6」
指揮:Sir Andrew Davis
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ピアノ協奏曲第21番(ピアノ:Jonathan Biss)
(休憩)
グスタフ・マーラー 交響曲第6番

モーツァルトは割とよく演奏される協奏曲でしたがちょっと真面目な感じの演奏でしたね。
色々思うことはありますがちょっと割愛。でも有名なスローな第2楽章はよかったです。

何よりメインディッシュのマーラーについて色々書きたくて。(そうです、マーラーサイクルの続きです)
メル響のコンサートプログラムには演奏される曲それぞれにメル響による初演・最近の演奏の年と指揮者(とソリスト)が書いてあるのですがマーラー6番はなんと10年ぶり。その10年前のコンサートも行きましたがもう10年経ったのか。でもそれくらいなのかもなあこの曲が演奏される頻度は。

なんたってマーラーの交響曲の中でも暗さ・重さ・濃さが半端ないこの6番。
聴く方も聴き応えを通り越したがっつり感がありますし、もちろん弾く方も大変。
でもマーラーの交響曲の中で、そして交響曲のレパートリーの中で、さらには音楽全体のなかで独特の存在感と圧倒的な体験ができる曲です。生で聴けるときにはしっかり生で味わっておかなかいと(今後ももちろん)。

オケの編成もこれまた半端ない。木管は5管編成でホルンは(アシ含め)9人。
もちろん今回も活躍してましたコントラフォルテさん。もしかしたらこんなにぼいぼいクリアにパートを響かせるのは本来のマーラーの意図を超えてるのかもしれないけどかっこいいぜコントラフォルテ。
本来のマーラーの意図を超えて、といえば交響曲での出演は珍しいチェレスタも。弾いてるときはバルコニーの後ろの席からもはっきり聞こえました。マーラーの頃の楽器は私がちょくちょく弾かせてもらってるやつみたいだったのかな、元は3台必要とか指示にあったそうです。

金管の皆さんのスタミナには本当に頭が下がります。特にホルン。吹く箇所もかなり多いですし、3日連続公演、その間にリハもあったりしたそうでみんな第4楽章の最後の方までずっとあの音量ってどうやるの!?・・・ということを後で(7番吹いてた)ホルン友達に聞いたら「多分アドレナリン」だそうで。弾いてたみんなもすごいがそれができる曲を書いたマーラーも凄い。

マーラー6番といえば打楽器も活躍。リハではバランスが難しかったらしいカウベル、そして第4楽章で2回振り下ろされるハンマー。結構音でかいですねあれ。中がある程度は空洞になってるのか。あと「楽器らしくない」音だから余計に異質。今回は台が縦に長い箱状で、ハンマーを叩くにはちょっとした階段を上らなくちゃいかなかったのと、あとハンマーの台があるところにスポットライトが当たってたのでこの曲を知らない人にも分かりやすかったんじゃないかな。

それにしてもすごい曲。音の密度がとんでもないんですね。音量と複雑さと弾いてる人数全部合わせて。この曲を知ってる人でも多分全部の音は聞き取れない&脳で処理しきれないと思うんです。(多分すごい指揮者だと大分近づくのではないかと思われますが)
それに圧倒される体験というのもこの曲の楽しいところだと思います。そしてそんな音楽を一人の人間が書くことができるという驚きも。

その複雑さ、濃さ、カオスさがMAXになる第4楽章はテンポを引き下げる箇所でもそうすることなくがんがん前に進んでいく感じが印象的でした。ぐーっと引き延ばすことで得られる効果もありますがこういうエフェクトもあり。もうこの楽章は戦場でしたね。
逆にテンポ落ち着きめのスケルツォ(6番は真ん中のスローな楽章とスケルツォの順番で色々議論があるみたいですが今回スケルツォは第3楽章として演奏されました)の重みもよかった。スケルツォ史上最重。

さて、ちょっと早い気もしますがマーラーサイクルの今年分はこれで終わり。次は7番、来年までお預けです。7番も好きで(やっぱり5・6・7がお気に入り)、オケにとっても色々大変らしいのでその話を聞くのも含めて楽しみです。


今日の一曲: グスタフ・マーラー 交響曲第6番 第4楽章



マーラー6番の第4楽章は私のipodに入ってる曲の中でも1トラックとしては最長クラスなのですが(30分くらい)、今回聴いたときはあっという間に感じましたね。前述立ち止まらずざくざく進んでいく感じが効いたのかな。
ただ3番みたいに第1楽章がとんでもなく長い(45分とか)よりは最後が長いほうがまだ聴きやすいのかも。ただ第4楽章にたどり着くまえの音楽情報量が多いことには変わりないですが。

第4楽章は特に人の心の緊張とか盛り上がりをうまーく操作してる気がします。最初のチェレスタの微妙な(?)和音だったり、長和音→短和音のモチーフの使い方だったり、ハンマーやハープの特殊奏法的な音だったり、スローで静かな部分での楽器の使い方だったり、終始マーラーに振り回されっぱなし。ただそれがいい。

そしてみんながみんな忙しい&アグレッシブ。ベルアップの木管やホルン、勇ましいトランペット、そして荒々しいビオラも味わえます!弾いてる方も聴いてる方もアドレナリンがよく出そう。私は出ます。こうやって考えてるだけで出ます。
色んな意味でオケの限界に挑戦するような音楽だなーこれは。

そのエキサイティングなのを生で味わうこと以外でもマーラー6番は生演奏or映像つきで聴くのがものすごくオススメです。
というのは音楽があまりにも複雑すぎるので、視覚情報をヒントにした方が聞こえやすいという理由もあり。さらに聴き所だけでなく見所も満載なので。ハンマーを振り下ろすのとか、ちょっと変わった奏法で弾くハープの姿とか、ベルアップする奏者の姿とか、そして指揮者の動きとか。聴いて楽しい見て楽しい。

とはいえ聴くのにやっぱりある程度の時間とエネルギーと覚悟(?)のいる曲ではあるのは確か。マーラー初めての方は交響曲1番とか5番とか4番とかから入るのがいいかも。
ただ素晴らしい曲で好きな曲でもっとたくさんの人に体験してほしい音楽なことは確か。
なのでベルリンフィルによる3分ほどの一部動画を2つあげときますねー。
Harding指揮の第1楽章Rattle指揮の第4楽章

リンクしたのは手持ちのTennstedt指揮の録音。今のところこの録音が一番好きです。でも思い入れがあるのでさらに探し続けてます。

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The Australian Ballet 「Houston Ballet's Romeo and Juliet」感想
一昨日行ってから昨日感想書こうと思ってすっかり忘れてました。
今夜はマーラー6番なのでその前に書いておかなきゃ。

ということで今年1回目のバレエ観劇。ヒューストンバレエのロミオとジュリエットのプロダクションをThe Australian Balletが踊る、というシステムで良いんですかね。バレエの世界は色々難しい。ヒューストンバレエのダンサーさんたちも踊ってたみたいでした(キャストの書いてある紙によると)。

まずオケは頑張ってました。管楽器がちょこちょこ残念なとこあったのですが弦楽器はなかなか。あの弦パートは鬼のように難しいですからね。特にチェロのセクションソロで難しいとこしっかりなってたので嬉しかった。

舞台の上は面白かったです。コミカルなパートがいちいち細かくて面白かったり、バレエなんだけど演劇的なエレメントも多く。作品の性質上その方が面白いのかも。各登場人物の演技が生き生きしてて(特に助演級)、恋人・身内を殺されたときの女性登場人物のリアクションとか見所がぎゅっと詰まってました。

個々のキャラクターの魅力ももちろんでしたが(マキューシオの死は悲しかった!色んな意味で&いろんなところで全部持ってくな彼は!)、一番印象に残ったのがキャピュレット家のダンスパーティーの「騎士たちの踊り」でした。振り付けはシンプルんだけど一つ一つの動きと集団とフォーメーションがかっこよくて。
ちなみにようつべで探したらちょうどヒューストンバレエ自身の公演でちょうどそのシーンが見つかりました。こちら。やっぱここかっこいいよなー。

そしてロミジュリは音楽が素晴らしいバレエ、そして舞台と音楽がシンクロするバレエと言われますがむしろその実態は「作曲家が振り付け師と演出家の首根っこ掴んでる」に近いのかも。
音楽によってシーンの移り変わりやどの登場人物が前に出てくるべきか、さらには振り付けのステップとかまで濃く影響を与えてるような気がひしひしと。
だからこそ音楽だけでも成り立つんだろうなあ(実際プロコフィエフは自分でバレエをオケ用・ピアノ用に編曲してます)。

そういうこともあって舞台で細かいところが見えなくても(バルコニーでしたが見えました、新しい眼鏡万歳)音楽が補完してくれる、という意味でも伝統的にキャラクターのグループが色分けされてる(キャピュレットは赤、モンタギューは青、大公関係は金&白)という意味でも、そしてストーリーがシンプルかつよく知られているという意味でも初めてのバレエにもってこいの作品かもしれません、ロミジュリ。
(プラス前述の個々のキャラクターの表現の魅力と音楽の良さも)

バレエは次は9月のニジンスキー。今度はもうちょっとお金を使って良い席で見るぞ-。
実はその時期に弾く方のオケの予定も入っててばたばたしそうですが見逃せない!
オケの方のお知らせはまた今度に。


今日の一曲: セルゲイ・プロコフィエフ 「ロミオとジュリエット」第2組曲より「モンタギュー家とキャピュレット家」



日本でもこの曲はCMやなんかでも多用されててこのバレエの中で突出して有名な曲ですね。
さっき書いてた「騎士たちの踊り」は組曲版ではこのタイトルになってます。
舞台では貴族の大人達が踊る荘厳さなのですがタイトル一つで敵対と闇が強調されるというからくり。

この曲をかっこよく聞かせるポイントはリズム。しっかり音の長さを3:1にしなきゃ曲全体がだれてしまう。学校やユースでもやりましたがこのリズムをしっかりするだけで印象は変わります。
あとはチェロ・コントラバス・トロンボーン・テューバ・ティンパニあたりの低音楽器の活躍でダークさが増すのも楽しいところ。

あとは再現部でちょっと注目したいのが(フランスとかアメリカの音楽以外では)珍しいサキソフォンのソロ。短いですが特徴的。

そしてなぜ今回バレエ版じゃなくて組曲版にしたかというと・・・チェレスタがいるから。
バレエだと前半と後半の間にちょっと短いシーンが入るのですが、組曲版だとジュリエットのソロのバリエーションを一部借りて中間部にしてます。チェレスタはちょっとしたソロなのですがジュリエットの心の中の迷いを表す様にバレエの要所要所で出てくる、小さいながらもオイシイパートだと思います。

プロコのロミジュリはバレエ版の他にピアノ組曲版とオケ組曲版が3つあるのですが、オケのコンサートで弾くにはプロコフィエフが集めてくれた組曲じゃなくて3つの組曲から曲をpick & mixすることが多いです。それだけ聴き所が多いバレエ。
組曲版から始めるのもいいですが、バレエ版しかない聴き所もたくさんありますし、舞台の踊りと合わせてさらに楽しめる所もありますので。バレエ観劇オススメです。

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Three Kingdoms English
こないだの今日の一曲でレディオヘッドのSpectreのリンクがない!と若干混乱しましたが見つけました。シングルでiTunes Storeに出てたリンクがこちら。

今日はゲームなどカテゴリに入れるのも仕事カテゴリに入れるのもちょっと違うお話。

最近facebookでコーエーの三国志13の英語版のお知らせとかキャプチャとかいっぱい出てきてちょっとうずうずしております。もちろん日本語版持ってますよ。絶賛停滞中です。

というのも孫策で順調に進めて(死なずに)曹操と天下を二分したもののいざ曹操とぶつかってみると勝てる気がしない。孫家で始めたら父の敵&地理的にいい荊州を基盤にしてる劉表を討ちたくなるしそこらでふらふらしてる劉備の勢力も吸収したいし、だけど本当はなるべく早く曹操の芽(若草くらいにはなってますが)を摘んでもっと楽な相手を後に残しとけば・・・と。
近いうちにやり直し予定。

まあそんなで日本語版も楽しんでるわけですが諸々の英語翻訳がどうなってるか職業柄&三国志ファンとしてちょっと気になります。人名地名はともかく、今回史実・演義準拠の「絆」の名前がどうなってるかとか特技や台詞はどんな感じとか、ちら見しただけじゃ足りないぞ-。

あとはこないだやっと「レッド・クリフ」のDVDを観たのですが、マレーシアで買った安いDVDで中国語音声+英語字幕版、結構よかったです。ちゃんとしてなかったらやだなーと思ったのですが(安かったので)一安心。同じ時に買った「曹操暗殺」もこの調子でお願いいたしたい。

あと三国志は最近「女諸葛亮」という漫画の連載を毎週読んでるのですが、文字の手書き練習(リハビリ?)も兼ねて日本語をちょこちょこ直しながら自分で英語に翻訳してみてます。テキストもそんなに多くないですが独特な切り口が面白いとこ多々。

三国志関連の翻訳ってしばらく興味がありましたし英語の三国志作品もちょこちょこ触れあってきましたが実際に翻訳してみると面白いですね。
自分がまず基本としてるのは真・三國無双7の英語版で。あれはアクションゲームだからなるべくシンプルにまとめてるのが目的にかなってると前々から思ってました。
例えば名前を全部姓+諱で統一したり、州をProvinceと訳してたり、多少generalでも分かりやすい。ただそうすることで例えば諸葛亮+龐統+徐庶のお互いの呼び方の違いからわかる関係性の微妙な差が省かれたり、なんてこともあり。でもそこは仕方がないかなあ。

あとは仕事でもそうですが分かりやすく、まぎらわしくない言葉を使うことは大事だなあと痛感します。あと一貫性も大事。英語じゃない固有名詞が多々混ざるので人名・地名・その他がある程度ぱっと見分けられるようにしたいところ。例えば年号を書くときどう書けばすぐ年号と分かるか、とか。

さらに作品のスタイルでどう言葉の使い分けをするかってのも三国志は難しい。(これも仕事に似てますね)さっき書いたみたいに無双なら名前はほぼ姓+諱で通せるけど、実際に字(あざな)についての話がでるなら字も出さなきゃいけないし、後宮関係の話が出てくるなら貴人とか皇后とかの階級の使い分けもしなきゃいけない(もしかしたらいずれはそういうことがあるかも)。でも例えば「女諸葛亮」だと全体的にはゆるめの感じの印象の作品でなきゃいけない。内容によっては無双より専門用語が多くなることも多いけど小説作品や「三国志」戦略シミュレーションゲームよりはやわらかく保ちたい。

ということで手書きの練習とかいいながら結構仕事脳になってしまってるのは否めませんが(なので無理はしないようにとは思っています)、前述通り興味はありましたし仕事でやってることを別の分野に「応用」できるってのは面白いです。

無双を通じて知ったのですが英語圏のファンも結構いるみたいで、無双から入って歴史的なバックグラウンドまでがっつり知ってる英語の人も色んなところで見ます。日本の漫画やゲームが様々な言語に翻訳されて広まっても東アジアの歴史物はちょっとだけハードル高いのかなーとも思われますが実際広がりを見るのは楽しいです。漫画とかでももっと三国志作品が英語圏に進出しないかなー。ゆるいのから堅いのまで色々。ささやかに指をクロスしています。


今日の一曲はお休み。

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こちらも20年だそうで
引き続きのインドア生活です。やっと明日は買い物に、と思ったら明日の最高気温は11度とか。
幸い遠くではないのですがそれでもしっかり着込んでいかなきゃ。

それはともかくこないだ新しい3DS(LLサイズ)に買い換えてから3DS版のポケモン赤を始めました。
赤版は1999年くらいに遊んでたのかな?(最初の入院で銀だったので)実際に赤・緑(英語版だと青)が出たのは20年前で、記念にピカチュウ版もまとめて3DS版に移植された模様。
ただゲーム機が変わっても中身は同じなので不具合とかもそのままかな。

第1世代だとピカチュウ版(黄)がちょっと仕様が面白いのですがやっぱりアーボ・アーボックが育てたいので赤版で。持ち歩けるアイテムの数に限度があったり、ポケモン預かりコンピューターの仕様やわざマシンのsingle useや諸々不便があるのが分かってるので少なくとも序盤はなるべく楽に行きたい、と思って初めてフシギダネでスタート。今の所かなりそのチョイスに助かりながらハナダシティなう。

いやあ不便があるにはありますがそれ以上になんかバトルメカニック全般が「原始的だなー」と感じてしまいます。最初のジム(vsタケシ)なんかお互いの手持ちのレベル低さもありタイプ相性もあるようでないような(=岩タイプにはノーマルわざが効きにくいよ、程度のみ)。
もちろん手持ちのポケモンが増えてレベルが上がれば変わるんですけど、世代を経る毎に覚えるわざが色々調整されてったのがものすごく分かるしものすごくありがたい。

手持ちはとりあえず目当てのアーボは捕まえてこれから他のメンバーも考えていく予定。むかーし遊んだ時はとにかく四天王でカリン(氷・実質水も)に苦しめられた記憶が今も残ってるのでしっかりした電気タイプかなにかを連れていきたいところ。
ポケモンの好み自体は1999年から変わってないみたいですがそれでも視野はちょっとは広がってる・・・はず。多分。

そしてポケモンといえばポケモンingressことポケモンGO、そして新作サン・ムーンの情報も色々入ってきてます。
前書いたか分かりませんがムーン版購入+モクローで始める予定。くさ+ひこうで氷4倍だがそれがどうした!フクロウ最高!というチョイスです。(舞台がハワイがモデルなら氷もそんなにいないのか・・・?)最終進化形はまだ発表されてなく、たくましい猛禽類になるかかわいいフクロウのままでかくなるか楽しみです。
それにしても氷4倍以外にも多々弱点があるのでパーティでカバーすることも考えなくては。

そしてどうもXYと同じで前の諸々の世代のポケモンも登場する様子。
何がどこまで出てくるのかまだ見当もつきませんが、出てきたら使いたいポケモンもちょっと考え中。
まずはなによりドラピオン(進化前スコルピ)を優先したい。毒タイプが得意とかいいながら弱点のエスパーに強い毒・悪タイプのポケモンは今まで使ったことなかったので(新しい毒悪ポケモン大歓迎)。そういえばポケナガでもスコルピ・ドラピオンはもてあましてた。

毒タイプといえば毒タイプの伝説ポケモンまだ!?という悩みも。XYでやっと毒のドラゴンが出てきて一歩前進、と思ったのだけど今回もサン・ムーンそれぞれのパッケージになってる伝説はタイプが確定しちゃったし。しかももしも(XYでのジガルデみたいに)3匹目の伝説が出てそれが毒タイプでも他の二匹にタイプ的に不利になってしまう。がんばれ毒タイプ。

ただそれは11月なので何はともあれ目の前のピクセルっぽいやつとポケモンGOですよ。
GOはやりますよー。寒い時期でも外に出なくては。プラスの端末は様子見かな。
そちらはまた出た時に。楽しみにしています。


今日の一曲: リヒャルト・ワーグナー 「神々の黄昏」より「ジークフリートの葬送行進曲」



ワーグナーが(後略 という割には頻繁に今日の一曲に出してますねー。
ただちょっと前からこの曲にはまってしまったのはいくつか理由があり。

まずはそもそもこの曲は自分にとって大変縁の深い曲。父と母がそれぞれミニスコアを持っててそれぞれ分析したり弾いたりなんだりした曲で。自分の血のどっか、遺伝子のどっかにもいるのかもしれない。

あと実際聴くと金管奏者にとっては大変おいしい音楽なのがものすごく分かって楽しくなっちゃうんですよね。ほんと自分はそれに弱い。それからロミジュリとかと同じで「舞台の上で人が死ぬとオケは楽しい」法則。

そしてこの寒さがこういう重厚でbrassyな音楽を欲してしまう。こんくらいの音楽を聴きながら自分のメンタルの炎をがーっと燃やさないと乗り切れない、みたいな心持ちで。
ワーグナーの音楽は全般秋冬向けだなーと思うのですが、この「神々の黄昏」を含む指輪サイクルは北欧神話が舞台なので余計にこういう季節にぴったりだと思います。

さて今回リンクするのは手持ちの録音ですが言及しておきたい録音がもう一つあって。
この「神々の黄昏」というのは「ニーベルングの指環」という15時間のオペラサイクルを構成する4つのオペラの一つなんですが、それをロリン・マゼールが一続きのオケ曲として仕立てた「Der "Ringe" Ohne Worte」という曲があって(前N響アワーかなんかでやってた)。
もちろん時間も(比較的)短いですし声がないほうが聞きやすいという人も結構いると思うのでこちらから聴いてみるのもいいかも。もちろんこの葬送行進曲も、有名なワルキューレの騎行も入ってます。私もこの際買ってしまおうかな。

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