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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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「血」の慣用句でキーワードto音楽
久しぶりのキーワードto音楽でいきなり題材が若干物騒ですが気にしない。
どうも最近メンタルの調子色々なのかそっちに(どっちとは言わないですが)傾きやすく、それでどうもメシアンが音楽的にうまくいってなかったり(汗)
ただ多少物騒なメンタルも音楽では他に活かせることもあるのがいいところ。ということで今回は久しぶりに一つまとめてみました。

お題はタイトルの通り「血」という字を使った慣用句。思いついただけでは足りなかったのでネットで適当に調べました。そして作曲家かぶりは今回OKにしました。ある程度の偏りが予想されたので。

(1)「血が騒ぐ」:ドミトリ・ショスタコーヴィチ 交響曲第10番第2楽章
個人的に自分が聴いて血が騒ぐ曲といったらこれ。ショスタコーヴィチ全体「血」題材に縁が深いですがこの楽章のひたすら前に前に突っ走る感じ(ショスタコにしてはちょっと珍しい突撃スピード&勢い)が何より血を騒がせるのです。とにかくアグレッシブな演奏がいいですね。特に打楽器が元気がいいと盛り上がる、DNAに刻まれてるレベルの戦いの音楽。

(2)「血の涙」:オリヴィエ・メシアン 「アーメンの幻影」より「イエスの苦しみのアーメン」
血の涙を流すような苦しみを表す曲は色々ありますが、一番「血」のイメージだったのがこの曲。赤い血、というよりはメシアンらしいサイケデリックな苦痛の色の涙ではあります。絞り出すような涙の雫に幾千もの強烈な色が詰まっている、ものすごく濃い痛み。
苦痛に限らずメシアンも実はなにかと「血」のエレメントが強い曲も結構あったりするのです。

(3)「血が通う」:ヨハネス・ブラームス ピアノ四重奏曲第3楽章 第2楽章
血が通った人間らしいブラームスの音楽のなかで自分が一番ストレートに血を感じるのがピアノ四重奏曲第3番、その中でも心臓が送り出してる血液を感じるのが第2楽章。以前も書いてると思いますが刺したら鮮血が飛ぶだけでなく肉や臓器、骨の感触が伝わってくる音楽です。

(4)「血祭りに上げる」:ベドジフ・スメタナ 「我が祖国」より「シャールカ」
あらすじが正に「血祭りに上げる」話。というかこの曲だけで「血」に関する慣用句ほとんどに当てはまってしまう、「血」のイメージが濃い曲です。題材もそうですが音楽も半端ない。特にエンディングの惨殺シーンのたたみかけるような性質は血に酔いそうです。

(5)「血に飢える」:バルトーク・ベーラ 組曲「野外にて」より「狩り」
ちょっと見身近な風景を描写しているようにも思える組曲「野外にて」ですが、どうも恐怖の要素がつきまとう。「舟歌」の恐ろしい淵をのぞいたような雰囲気もそうですし、この「狩り」のガチで追いかける感じもそう。ストラヴィンスキーの「春の祭典」の儀式にも通じる、魂の底からわき上がる「追いかけ狩る」本能。

(6)「血気にはやる」:リヒャルト・シュトラウス 「ドン・キホーテ」
こちらも題材がそもそも血気にはやってる曲。それがシュトラウスの音楽でさらに血気にはやります。同じシュトラウスの後述「血の気が多い」よりもさらにダイレクトに行動に通じてるのが特徴的。そしてこんなにせわしない&地に足がついていないチェロも珍しい!

(7)「血を吐く思い」:トーマス・アデス 「Arcadiana」より「Et...」
この慣用句を表すには聞きにくいくらい強烈な弦の響きがぴったり。特に「吐く」部分に重きを置いての選曲です。その吐き具合は聴いたら分かると思います。声も涙も出ない地獄のような苦しみ。ある意味タンゴの枠を大きく超えた規格外のタンゴ。

(8)「血の気が引く」:バルトーク・ベーラ 「中国の不思議な役人」より最後の方の部分
殺せども殺せども生き返る中国の役人がシャンデリアに吊されシャンデリアごと落ちて、暗闇のなかでぼうっと光る場面。ホラーはホラーでもバルトークの闇はすごい。生き返るのはこれが初めてではないのに改めて感じる不気味さと恐怖がたまらない音楽です。

(9)「屍山血河」:ドミトリ・ショスタコーヴィチ 交響曲第11番 第2楽章「1月9日」
このブログでも何回か紹介している、「血の日曜日事件」を描写した音楽。虐殺そのものだけでなくその後の余韻もしっかり描いているのが特にこの言葉にふさわしいと思い(どストレートだなと思いながらも)チョイスしました。ただ景色としては「山」「河」というよりものすごく凍り付いているイメージ。

(10)「血の気が多い」:リヒャルト・シュトラウス 「英雄の生涯」より「英雄」
シュトラウスの音楽はそういう傾向にありますが、多分この曲が一番わかりやすく血の気が多い。ドン・キホーテと違って意気重視だとこっち。これから行動を起こす、その自分の姿を考えて盛り上がっている様子(多分)。

(11)「血も涙もない」:リゲティ・ジェルジュ 練習曲第14番「無限柱」
曲調がどうとかいうよりこの曲の難しさが「血も涙もない」。とにかく容赦ない。そもそも弾くように書かれてなくて普通にピアノで弾ける別版があるくらい。あと曲が機械的に書かれてるのも余計に血も涙もない感じがあったり。ぱっと聴きの印象ではなくピアノ弾きとして難しさを感じながら聴くと痛感する曲です。

(12)「血湧き肉躍る」:オットリーノ・レスピーギ 「ローマの松」より第4楽章「アッピア街道の松」
これまでの選曲とは違って音楽に「血」のエレメントが入っているわけでないながらも自分の血が湧いて肉が躍る。イメージとしては夜明けにローマに向かって凱旋行進で、黄金の太陽が昇りながら故郷に近づく昂ぶりというのもあるのだけど、実際の演奏で金管楽器が響き渡るのが一番興奮するのです!レスピーギ好きな人が周りに少ないけど私にとってはこの曲のラストがたまらなく熱いです。

キーワードto音楽はお題探し&曲まとめにちょっと時間がかかるのですが選んだり書いたりするのは楽しいのでもうちょっと頻繁にやるべきだなーと思ってます。善処します。

今日の一曲はお休み。

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パブで碁 & Myers-Briggs
なんだか引き続き疲れる日々。仕事・ピアノが続くのはもちろんですが焦燥傾向と若干のテンションの高さ?それから気温の高さが積み重なって消耗していると考えるのが妥当かな。

そんな中昨日は夜にシティのSherlock Holmesというパブで友達と碁を打って来ました。
シャーロック・ホームズをゆるくテーマにしたごく普通のイギリス風パブで、平日はほどよい賑やかさ。ご飯食べてから飲みながら碁を打つのに良かったです。目立ってはいたかな(笑)

4人で2セット使ってそれぞれ遊んだのですが、私はまだ2回目(&久しぶり)なので親友と私は碁盤を縮めて(区切って)11×11の盤にしました。
結局私が負けた?んだったかな。スコアのしかたが中国式・日本式で違ったりなんだりでどっちを採用するかまだ決めてなかったり。

でも戦線がかなり押されてたのは分かったし勝負が大体決まった(これもジャッジが難しい)後にはなにしても後手後手に回ってたから精神面では確実に負けてたはず。
お互いテーブルトークしながら進めてるにしてもまだまだ考え方・見方がわからないところが多くて完全に手探りでした。うーむ。でも戦線・領土として考えると確かにちょっと見えやすくなるようなところはあるかなー(普段のゲームの諸々からそっちの方がわかりやすいのかも)。
盤を大きくすると選択肢は増えるけど戦線が増えたりなんだりでややこしくなるにはなるからしばらく11×11でゲームを繰り返した方がいいのかな。(あとPCの囲碁をダウンロードして練習するべきですねー)

さて、こないだ遠出したときに話が出て以来Myers-Briggs性格診断について学校での友人周りちょっと盛り上がっています。
Myers-Briggs Personality Testは設問に答えることで16の性格タイプに分ける性格診断。設問の数は結構多いんじゃないかな。少なくとも公式のMyers-Briggsは多い。
Myers-Briggsは高校生の時にキャリア選択のなんとかかんとかのワークショップの何かの一環として公式のをやってレポートももらいました。公式のは有料ですがネットで類似診断がいくつもあります(多分設問が少なかったりちょっと違ったりするんだろうな)。16つのタイプに分かれてIとかEとかいうアルファベットでタイプを表すのはMyers-Briggsの類似診断、ということでいいのかしらん。

で、あれから10年以上経って果たしてどうなってるか、ということで友人紹介のこの英語サイトでみんな診断してみました。ここは各問の答えをスケールで表すこと、タイプをアルファベット4文字だけでなく「役割・職業」みたいな言葉でも表すこと、16のタイプを4つのカテゴリに分けてること、それからAssertive/Turbulentの5つめの要素が絡んでくるのが特徴的。あとレポートがかなり詳細。
(ちなみに日本語のサイトだとこの「辛口性格診断」が類似みたいです。4つのカテゴリ分けも同じ。他にも探したらあるかも。)

ちなみに高校1年の時に公式のをやったとき、私は「ISTJ」で、(90人ちょいの人数が少なめ学年とはいえ)一緒のタイプだったのが化学の先生だけだったという思い出が。
あとその時に解説があったのがほとんどの人が生涯を通じて特定のタイプの方に向かって変わっていく、という話。今ちょっと思い出せないんだけどENなんとかだったかな。友人だれか1人は覚えてるはずだけど。

そしてこないだ上記のサイトでやってみたら一文字変わって「INTJ」でした。
サイトの説明だとこんな説明(英語)、日本語の診断サイトの説明だとこんな感じ。特に女性ではレアなタイプってそういうものなのか。
実際にやった英語のサイトではINTJに関しては架空の人物のリストが長めなのが面白い。ハンニバル(歴史上の人物)とハンニバル・レクター博士が同じとか、レクター博士とクラリス・スターリングが同じとか自分の結果よりインパクトが強い(&ツッコミ入れたくなる)要素が色々。

INTJはなんか色々「うーむ」と思ってしまうけど、でもまあ合ってるっちゃあ合ってるかなあ。
レポート読んでるとたまに三国無双の司馬懿がちらちら頭をかすめるのだけど(汗)
傾向は確かにそうかもしれないけど「そこまで」とは思ってなかったなーという印象でした、全体に。
ISTJより今のINTJのほうがある意味偏屈に・・・そうでもないか、どっちもどっちか。

さて、昨日は日本で買ったiTunesカードを消費する&手持ちの音楽ライブラリに新しい風を通すために色々買っちゃいましたよー。去年両親が言及してた吹奏楽作品(「呪文と踊り」、「朝鮮民謡の主題による変奏曲」)、ポルノグラフィティのシングルコレクション、それから映画サントラ関連で長い間入手を延ばし延ばしにしてきたもの(別に日本のiTunes storeでなくてもよかったけど)。
ということで今日はそこらから1曲紹介します。


今日の一曲: 映画「ムーラン・ルージュ」サウンドトラックより「El Tango de Roxanne」



こないだピアソラのLe Grand Tangoを紹介したばっかりですが、似たところのあるダークで激情のタンゴ。
この曲が長いこと手元に欲しくてこれだけでもいいかなーと思ったのですが結局「ムーラン・ルージュ」はサントラ丸ごと購入しちゃいました。久しく見てないけど好きな映画だしサントラも楽しい曲ばっかりなので。

「El Tango de Roxanne」はもう自分の中では「激情」といえば!みたいなところがあって。そこをフルに味わうにはやっぱり映像も大事だと思うのですが、でも音楽だけでもいいですよーもう。
ちょっとバイオリンの音が(自分の好みだと)甘めだと思うのですが、バイオリンのソロがものすごく好きです。

フランスが舞台の「ムーラン・ルージュ」ですがサウンドトラックはタンゴだったりインド風だったり色んなスタイルの音楽が収録されててとりあわせが色々面白い。そしてまとめて買ってよかった。他には「Complainte de la Butte」とかも好き。


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2月らしく

前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

1月はこれ本当に夏?みたいな天気が続きましたが今週から低湿高温のメルボルンの夏になりました。
2月らしく仕事に忙しく、ついでにピアノに忙しく、大分伸びた髪もかなり邪魔でうざったいので切ってもらいに行きました。
最近どうも疲労+焦燥?方向に不調で髪が長い(多い)とイライラが数倍増しになるので今日短く切ってもらって本当によかった。(焦燥は相変わらずですが)
つくづく髪は長く伸ばせないなーと思います。髪は太いし癖っ毛でボリュームも出るし焦燥が痒みとして現れるしで、肩に付く長さにもできないです。メンテナンスの諸々考えても多分一生無理。

さて、くったくたでブログも書けませんでしたが明日は友達よりシティのイギリス系パブで碁のお誘いがありまして。
読み間違いではありません。平日の夜にパブで碁を打つそうです。2セットあるそうです。
前回ボードゲームの集まりのときに誰かの家でなくても例えば図書館で、とか話してた覚えがありますがパブとは。雰囲気・環境が良ければお酒(&ご飯)片手にというのも面白そう。
とはいえ囲碁セット持ちの友達含めみんな碁は初心者。きっとあーだこーだいいながら試行錯誤すると思われます。そういうところも合わせて楽しみ。

そういえば三国志の時代から囲碁はあったのは知ってましたが真・三國無双に囲碁の話が色々出てくるのにちょっとびっくりしました。タイミング良かったな。せっかくなので(?)碁の話が出てくる于禁の将星モード台詞を解除しちゃいました。

あ、こないだのグラミー賞の件。
クラムは残念、残念ながら賞を逃しましたがこれまた惚れた曲であるジョン・アダムズのCity Noirの録音がBest Orchestral Performanceに輝きました。
アダムズは今でもミニマル・ミュージックの作曲家として知られていますがCity Noirは現在の彼のより交響的な音楽のスタイル、その完成度を表し、アダムズを再評価する作品としてものすごくふさわしいんじゃいかな。あと題材が現代の都会なのもポイントかも。

そしてここでも出てきた、John Luther Adams(ジョン・アダムズとは別人)。オーストラリアではあんまり名前も聞かないけどアメリカではどうやら強いみたい。「Becomes Ocean」、要チェックですね。

そして相も変わらず三国志11&三国無双の日々。
仮想シナリオを新武将で進めてると色々不確定&予想外の要素がどんどん出てきてこれも一つのストーリー。あと登用武将がカオスで楽しい。
あと無双で初めて(名前だけじゃなく)知った武将を積極的に自勢力に組み込んだりもしています。賈充とか法正とか。積極的に登用しなくても結構いますが。

晋のアナザーifクリアしましたが賈充いいですねー。晋勢力の闇を担うダークなキャラクターってのもいいけれど、そこここでユーモアのエレメントが出てくるのがなんかいい。公式の未年年賀だったりDLC衣装だったり(意図はともかく見てると笑える)、あとアナザーifのcomic relief的なシナリオで結構ノリノリ(普段比)だったり。あとなにげに女性武将の得意武器に相性が良い武器が多かったり。今度武器テスト&スクショ撮りに使ってみよう。

引き続き英語字幕・日本語音声でプレイしてますがギャラリーのイベントとかボイスとかを英語でチェックしたりもしてます。英語音声は司馬昭が良い印象。元々のキャラクターもカジュアルな英語に向いてるんだろうな。画面でのキャラクターの動きと合わせてもしっくりくる。

そして今は呉のアナザーifを攻略中。魏以外でアナザーifをプレイすると魏と対戦することが多いので魏の武将の武器がよく溜まるような気が。気のせいか。

さてくたくたなので明日の仕事&ピアノ&囲碁に向けてちょっとは回復しなければ。
明日はこれまたメルボルンの夏らしく最高気温は36度ですが午後~夕方に雷雨とか書いてあるので出かける時にあんまり天気が悪くないといいな。


今日の一曲: ジョン・アダムズ 「City Noir」第3楽章「Boulevard Night」



この曲をメル響のコンサートで生で初めて聴いた時に今日の一曲で紹介しましたがもう一回。
3つの楽章が続けて演奏されるので分ける必要特にないんですがシャッフルした時に多分一番聴いてるのが最終楽章なので。

City Noirは以前紹介したとおり20世紀半ばにアメリカで多く作られた犯罪映画のジャンル「フィルム・ノワール」に影響を受けていて、その舞台となる都会とその闇を描くような作品になっています(確か)。ものすごく現代な交響詩です。
ちなみに以前インタビューによるとアダムズは自身が関係深いロサンゼルスの都会をイメージしているそうです。

賑やかで華やかな都会の闇の部分を(以前の今日の一曲で書いた通りロマンチックに)描くこの曲。もしかして本文の方で賈充に言及したのがなんかタイミング良かったかも。
光の後ろで暗躍する影という意味では共通するところがあると思います。

闇をはらんだ街の雰囲気を描きながらクライマックスで盛り上がって行くこの最終楽章ですが、盛り上がってもまるで目に見えるようなものすごく規則正しい構造を保っているというか、そこがものすごく都会的。(これは元々得意としていたミニマル・ミュージックのスタイルが生きてるとこですね)
洗練されて規律的なところがある、その制約の中で燃えたり狂ったり、それがたまらなくエキサイティング。

リンクしたのは今回グラミー賞に輝いた録音。同じくアダムズのサキソフォン協奏曲も収録ですがこちらはまだ聴いたことがないので聴いてみたいです。
ついでにフィルム・ノワールの作品も一度見てみると面白いし曲がより身近に感じられるかな・・・?


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割り当て話
Age of Wonders 3でエラーが起きて(多分steamの不具合とかPCの不具合と重なった?)profileフォルダーのファイル2つを消した結果カスタムキャラがことごとく消えてしまいへこんでいます流 星姫です。
(前回もそうでしたね、カスタムキャラ・オートセーブ・クイックセーブ・キャンペーンのクリア状況が消えるみたいです)
カスタムキャラ、スクショでレシピは残してあるのですが数が数なんで再現は時間がかかる・・・明日ブログ書かないときにちまちま作り直そう。

さて今日はこっちでしたか、それともこの手のネタを主に記録してる鍵付きの方でしたか、どうも記憶が曖昧な、個人的な趣味の話。

なんか長年の癖というか趣味というか(もう少なくとも15年やってるみたい)、人物がオケでどんな楽器を弾くか割り当てるということを日常的にやっています。
基本登場人物の多い作品を好きになる事が多いのでジャンル毎にオーケストラほぼそろっちゃうことも少なくなく。
それでどんな楽器を弾くか、にとどまらずちょっと考えを巡らせるとどんな曲が得意か、誰とアンサンブルを組んでどんな曲を弾くか、楽器のケースはどんなのか、演奏服(全部黒)はどんなか、弾くときの動きの癖はどんなか、スタンバイ時とかリハーサル時はどういう行動をとっているか、とか色々広がっていってしまうのです。

以前このブログでやっていた楽器と性格シリーズは人物に似合う楽器を決める上でもちろん重要なベースになっています。ただ必ずしもテンプレート一番優先ではなく、最初にひらめいた印象の方が強いことが多いです。特定の楽器を弾いている姿がぱっと浮かぶ、そのイメージが核になるようです。

そこからイメージを固めるか方向性を変えるか吟味する作業。楽器と性格にあるような性格・性質のことだったり、体型だったり。体型は背の高さ(特にコントラバス)だったり姿勢だったり、管楽器の場合は口の形とマウスピースの相性だったり、手の形もあるかな。
あとは持病とかもあれば考慮対象にしていたりもします。(常に咳き込んでいる人は管楽器にしにくいとか)

どんな曲が得意か、と弾くときの動きの癖はかなり関係が深い。つまり頭の中に音付きの映像ができる感じ。映像として想像すると今まで実際に聞いたことがない解釈と音の演奏が聞こえるというのは本当に不思議。同じ曲を違う人物に弾かせてみるとその差は明らか。

アンサンブルに関してはあらかじめアンサンブルが組めるように関係性がある人物を楽器に割り当てたりすることもありますが、大体の場合はそうしなくてもぴったり楽器の関係性と合う場合が多く。あと全然関連しないキャラクターをアンサンブルにするのもそれはそれで面白いです(笑)
それからアンサンブルとは違いますがオケの中で同じファミリーの楽器(金管楽器、木管楽器など)の中でどんな感じでやってるのか、というのも楽しい。

他はもうここまでで確立されたイメージがベースにあれば自然と思い浮かびます。
楽器ケースに関しては中身にこだわりがあれば中身まで。ただやっぱり一番テンションが上がるのはチェロのケース。チェロのケースのバラエティ&使い込み&シール貼ったりなんだりで一人ずつ違うし、ケースの担ぎ方・持ち方も違う。
いつかジャンル超えてチェロ弾きになると思った人物全員分のチェロケースを並べてみたいです。脳内で。

ということで一人で楽しんでりゃいいこと長々と書いてしまいました。
ちょっと一回やってみたかったのですが、やっぱりなんだか恥ずかしいところがあって中途半端になってしまったような。(せっかく久しぶりの音楽関連エントリーだったのに)

そうそう、メルボルンは昨日から暑くなったのでもちょっと外出して夏をエンジョイしたいです。


今日の一曲: アストル・ピアソラ 「Le Grand Tango」



今ブログ内検索してこの曲が特集的な記事では紹介されてるのに今日の一曲として紹介したことがなかったのにちょっと自分でショックを受けました。こんなにも愛しているのに!

ピアソラのタンゴとしてかなりクラシック寄りだけどそれがまた素晴らしい名曲なのですが、なによりチェロの名曲としてこの曲を何度でも紹介したい。(前回紹介したときもチェロのおすすめ曲として挙げてる)

今回人物に楽器割り当てする話をしましたが、人物が楽器を弾くのを想像する際に基準みたいに使う曲がそれぞれの楽器に数曲あって(不勉強でまだない楽器もある)。
例えばバイオリンだったらブラームスのソナタとかイザイのソナタとかいくつか想像してみたり、Ross EdwardsのManinyasだったり。
それがチェロだったら真っ先にこの曲なんです。色んな(想像)チェロ弾きがいますがみんなこの曲が似合う。もちろんみんな弾き方は違います。

なんかもう、チェロの魂そのもののような曲ですね。情熱的でメロディーが美しくて、存分にダークな部分も表現できて、チェロの広い音域のあらゆる美しさをあますことなく発揮する。再現部からの狂おしい叫びのチェロもたまらない。暗く激しく燃える情熱の炎です。

ピアソラのタンゴにしてはちょっと長い曲ですがとにかく濃く、いいとこばっかり詰まった音楽。それでも長いと感じるなら最後の4分くらいだけが一番良いとこどりかも(私もたまに最後だけ聞いたりしています(笑))

リンクしたのはヨーヨー・マ演奏のピアソラ作品集のCD。ハズレがないラインアップなので他のトラックも試聴是非是非。
ようつべにはロストロポーヴィチがこの曲を弾いている録音もあるのですがどっかで手に入らないかなー・・・


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もう大分言及してますが
前回のエントリーに拍手&拍手コメントありがとうございます。
他人の菜園は気が楽でいいです(笑)

噛んだ舌がとにかく大変なここ数日。(最初の2日は大丈夫だったのに・・・)
固いものとか崩れないものは食べられないし、食べるのも遅いし、食欲も湧かない(そのくせお腹はよくすく)という食の問題はもちろんですが電話とか独り言とかテレビに対する反応とかしゃべる側の問題も気が滅入る。
はやく治らないもんかなー。

色々ペース落とし気味で進んでますが相も変わらずゲームだけは進む。
今回は改めてDynasty Warriors 8 Xtreme Legends Complete Edition=真・三國無双7with猛将伝の途中経過感想みたいなもの。

三国志は久しぶりでしたが三国無双シリーズをプレイするのはこれが初めて。アクションゲームは果たしてどんな感じでプレイできるのか未知の領域だったのですがとりあえず操作もシステムも慣れてきた感じです。

とりあえずストーリーモード、ということで猛将伝部分の蜀アナザーifを一通りざっとやって(解除してないステージ内イベントもいくつかある)、それで法正筆頭にちまちまいろんなキャラクターでフリーモード試したり、将星モードで法正の台詞全解除したり(これがとりあえず一番最初の目標でした)。
将星モードは他部分が全部クリアではないので他に台詞拾いたいキャラをちょっと考えておく。これから他のキャラクターと(私が)お知り合いになるべくストーリーモードに戻って晋のアナザーifをやってみようかなと。
(あとフリーモードで使えるマップを増やすという目的もある。さすがに大分勝手が分かってきた。)

ちなみに英語版steamでDLして英語字幕+DLCの日本語音声でプレイしているのですが、将星モードの一部音声(2ページ目以降)を英語音声に変えて再生しようとすると音がでないのなぜだー

キャラクターの魅力的なことったらほんと「みんな好きだぜーーーー」と常になってるほどなのですが今のところ本当に使用キャラが偏っている。人見知りなのかこれも?
メインは法正(性能でなくキャラとして好きなのです)。倍返し系軍師。使う武器がうちのドアマットにそっくり。破壊力はそんなですが設置したりなんだり出来て面白い、便利なドアマット。あとヴァリアブルの時の蹴りがかっこいいですな。
ちなみに2nd武器はまだ模索中です。破壊力とある程度のはじき飛ばし性能が欲しい・・・?

そして法正は将星モードで女性武将と絆を上げたときの「親愛2」台詞が大変なことになっています。英語字幕でも大変なことになっていた。
英語といえば音声日本語&英語字幕でプレイしているとところどころちょっと「これ意味大分違うけど意図してるのか?」とちと疑問に思う翻訳がちらほら。でも拠点兵士のダジャレも英語でがんばってたり概ね良い印象です。

他には徐庶が大変使いやすくて好きです。(衣装は蜀色でフード付きがよい)さくさく決まるしアクションもかっこいいし文官軍師偏りなのでパワーが比較的あるのもいい。
他には司馬懿もよく使ったり、郭淮に「倒れるなああ」とツッコミいれながら使うのも楽しいし。陳宮の使い勝手はまだ慣れないなあ。
魏と呉はまだまだ味方としては未知の領域。好きな武将結構いるんだけどなんでだろう。

そして武器のラインアップもキャラクターと同じくらいエキサイティングです。
どのキャラクターもどの武器が使えるというシステムとその試行錯誤がとにかく楽しい。あと将星モードの武器合成も。
ただ武器のカテゴリ名は全部英語でしか見たことないので日本語名をよく知らない(汗)
手元に「飛燕剣」がたくさんあるのはきっと火計を仕掛けられそうになった回数を表してるに違いない。

ということで堪能しています。楽しいです。ただ操作中の方向感覚とコマンドの正確さをもうちょっと何とかしたいところ。


今日の一曲: ジョージ・クラム アメリカ歌曲集第3集「Unto the Hills」より第1楽章「Poor Wayfaring Stranger」



今週末のグラミー賞でクラムのアメリカ歌曲集第7集「Voices from the Heartland」&スペイン歌曲集第2集「Sun and Shadow」のCDが賞を獲得することを祈願してのチョイス。CD早く買いたい!そして賞獲ったらまたここでクラムを紹介するぞ!

アメリカ歌曲集はゴスペル方面だったりイギリスから来た民謡だったりネイティブ・アメリカンの歌だったり、とにかくアメリカの民族音楽を集めたカバーアルバムのシリーズなわけですが、同時にある意味歴史的な記録という役割もあるような気がします。
もちろんクラムの音楽がその音楽のオリジナルの形に忠実に再現して記録しているわけではないのですが、その音楽の背景や雰囲気、風景まで含めて描ききる、という風にみれば単にメロディーやハーモニーをなぞること以上に歴史を記録していると思うのです。
ショスタコの音楽と同じくクラムの音楽もその国の歴史を表す貴重な資料じゃないかな。

その「既成のメロディー」と「クラムの描き足す風景」のシナジーというか、クラムがメロディーを背景にセッティングするやりかたと結果がものすごく好きです。特に暗い方面の曲はものすごい雰囲気の音楽になっていて。
今回の「Poor Wayfaring Stranger」もその一つ。さまよう歌い手の周りに広がる未知なる世界、困難や暗い雲など、雰囲気や感情や意志などが景色として描かれています。

そして何度も言いますがこのアメリカ歌曲集で使っている楽器はピアノと打楽器のみ(ピアノもある意味打楽器だし)。とんでもなく多数の打楽器を駆使することでこの雰囲気を作り上げているわけです。ロマン派~20世紀の普通のオケでも雰囲気や場を作るのに打楽器がものすごく重要なのはもっと知られて欲しいですが、クラムは本当に打楽器だけの世界ですからね。

さらに元のこのメロディーがやっぱり美しい。それを歌うクラムの娘さんのアン・クラムの歌い方もあんまり艶が出すぎず、背景によく馴染む。
ちなみにアン・クラムは「Voices from the Heartland」to「Sun and Shadow」でも歌ってるそうです。聴くのが楽しみ!

ということで多分まだ唯一の録音リンク。なんたって2000年以降に作曲されてますからね。
(どっかでスコアも手に入らないかな)


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