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水曜日にサッカー2018/19シーズンラスト、アジアチャンピオンズリーグ最終試合を生観戦で終わり。
それで(結果がどうであれ、事前の諸々も含め)色々消耗するだろうなとは思ってたのですがどうしても次の日の夜も出かけたい理由がありました。
それがちょっとぶりのSecret Symphonyコンサート。イベント自体は前回私が参戦してから2,3回はやってたのかな?なんにせよだいぶ久しぶりな感じです。
久しぶりなのでまずは説明から。Secret Symphonyはメル響主催の不定期無料コンサートイベント。2週間くらい?前から日にちとコンサート開催を発表、そこからインスタで場所、曲などのヒントをちょこちょこだしていく謎解き要素のあるコンサートです。コンサートはフルオケでなく小編成(メル響メンバーが出演)で、普段とはまた違う感じのレパートリーをメルボルンのシティorその周りの特徴ある場所で演奏。場所と曲がリンクしてたり+α要素もあったりで面白いです。まだ3回目?4回目?くらいですが毎回楽しい。
今回は333 Collins Streetがコンサートの舞台。昔は銀行の建物だったそうでロビーのドーム構造が美しく、結婚式などの会場にもなっているみたい?
Secret Symphonyは古コンサートより短い分、そして平日の夕飯後に時間設定してるため夜9時開演なのですが25分前にもすでに建物のこれまた凝ったゲートの前にかなり人が集まってました。若い人も結構多かったですね。
そこでなにやらチケットを渡されてしばらく待ってから入場するとに。
渡されたチケットはドリンクチケットでした。なんと無料でワイン一杯orビール一缶がいただけました。無料イベントなのにすごいなあ。
席もあっという間に埋まって私は(まあ短めだとはわかっていたので)立ち見席で聴きました。
プログラムはこちら。
Secret Symphony
演奏:Plexus (バイオリン:Monica Curro、クラリネット:Philip Arkinstall、ピアノ:Stefan Cassomenos)
Anne Cawrse 「Flame and Shadow」(ソプラノ:Greta Bradman)
Stefan Cassomenos 「Melodies Francaises」
リヒャルト・シュトラウス 「四つの最後の歌」(編曲:Stefan Cassomenos、ソプラノ:Greta Bradman、チェロ:Michelle Wood、コントラバス:Stephen Newton)
謎解きの時点でシュトラウスのこれが演奏されることはわかってました。それでそれをsecret symphonyでやるなら編曲版になるな、というのと別のヒントでPlexusが噛んでることもわかってました。
ただここで新しい曲(Cawrseの曲)に初めましてできるとは思ってなかったのでいい出会いができました。
ちなみにMelodies Francaisesは以前Plexusのコンサートでやったののナレーションなし+楽章縮小版という形でした。
あとでちょっと話を聞いたら今回のコンサート場所は音響が結構特殊でお互いの音がなかなか聞こえない箇所も多々あったそうで(汗)でも聴く方も色々音響によって処理されちゃってる音を聞くからそんなに問題はなかったと思います。歌声を聞くにはとても贅沢な場所でしたねー。歌ってる人から近いけどしっかり空間に響いた音を味わえる感。
謎解きでシュトラウスとわかるちょっと前くらいからなんだか晩年シュトラウスとか晩年マーラーが聴きたい気分だったのでちょうどその部分が満たされた感じでした。あとワイン飲んで聴くシュトラウスなかなか良い(笑)多分そこはマーラーだと効かないとこあるかも。
基本Secret Symphonyは平日開催なので演奏してるのが友人でも終わったあと長くしゃべってたり場所を移して飲んだりできないのがちょっと残念ではありますがしっかり楽しんできました。やっぱり行ける時はなるべく行きたいイベントです。次はいつかなー楽しみ-。
来月も色々行きたいコンサートなどなどあるのでお財布の許す限り楽しみたいです。
今日の一曲: リヒャルト・シュトラウス 「四つの最後の歌」より「九月」
ほんと第3楽章第4楽章がこの歌曲集だと大好きなんですけど前紹介したと思うんでこちらを。
音楽において特定の季節を表すにはどんな要素の印象が大切か、みたいなことはよく考えるのですが(特に鳥カタ弾くときですが)、気温だったり風の感じだったり光の感じだったり湿度だったり、そういうのをどう音楽で表現するかってまだまだ謎が多く感じます。
それに加えて秋という季節にくっついてくるこのなんともいえない儚い感じ。歌詞を読んでみるとヘッセもそこんとこ上手いのですがシュトラウスも同じくらい上手い。もとはオケでこんな繊細で儚い表現してる見事さ。
でも秋といってもまだ9月の話なんですよねこれ。元々がドイツの詩人・作曲家ってのもありますが現代の日本だって9月はがっつり残暑で暑いですしメルボルンでいうと3月ならまだ40度超えの日とかもあり得ますし。だから余計に「9月にしちゃあまりにも儚いよ!」みたいなイメージになっちゃうのかもしれません。
ちなみにオケ版ではこの楽章の最後のホルンソロがもう素敵な聴きどころなのですが今回の編曲版ではチェロが担当してました。いいですねえこの横取り(笑)他の楽器が気持ちいいソロを弾けるって楽しいだろうなあ。でもソロは置いておいてオケのための曲を(ピアノ込みとはいえ)5重奏で弾くのは役割分担がかなり大変みたいです。
リンクしたのは同じくシュトラウスの「死と変容」、「メタモルフォーゼン」と死にまつわる作品でそろえたアルバム。メタモルフォーゼン、そしてそこからのこの歌曲につながる色々はまた語り始めると止まらないので割愛しますがこの3曲の組み合わせは色々と美味しいです。
それで(結果がどうであれ、事前の諸々も含め)色々消耗するだろうなとは思ってたのですがどうしても次の日の夜も出かけたい理由がありました。
それがちょっとぶりのSecret Symphonyコンサート。イベント自体は前回私が参戦してから2,3回はやってたのかな?なんにせよだいぶ久しぶりな感じです。
久しぶりなのでまずは説明から。Secret Symphonyはメル響主催の不定期無料コンサートイベント。2週間くらい?前から日にちとコンサート開催を発表、そこからインスタで場所、曲などのヒントをちょこちょこだしていく謎解き要素のあるコンサートです。コンサートはフルオケでなく小編成(メル響メンバーが出演)で、普段とはまた違う感じのレパートリーをメルボルンのシティorその周りの特徴ある場所で演奏。場所と曲がリンクしてたり+α要素もあったりで面白いです。まだ3回目?4回目?くらいですが毎回楽しい。
今回は333 Collins Streetがコンサートの舞台。昔は銀行の建物だったそうでロビーのドーム構造が美しく、結婚式などの会場にもなっているみたい?
Secret Symphonyは古コンサートより短い分、そして平日の夕飯後に時間設定してるため夜9時開演なのですが25分前にもすでに建物のこれまた凝ったゲートの前にかなり人が集まってました。若い人も結構多かったですね。
そこでなにやらチケットを渡されてしばらく待ってから入場するとに。
渡されたチケットはドリンクチケットでした。なんと無料でワイン一杯orビール一缶がいただけました。無料イベントなのにすごいなあ。
席もあっという間に埋まって私は(まあ短めだとはわかっていたので)立ち見席で聴きました。
プログラムはこちら。
Secret Symphony
演奏:Plexus (バイオリン:Monica Curro、クラリネット:Philip Arkinstall、ピアノ:Stefan Cassomenos)
Anne Cawrse 「Flame and Shadow」(ソプラノ:Greta Bradman)
Stefan Cassomenos 「Melodies Francaises」
リヒャルト・シュトラウス 「四つの最後の歌」(編曲:Stefan Cassomenos、ソプラノ:Greta Bradman、チェロ:Michelle Wood、コントラバス:Stephen Newton)
謎解きの時点でシュトラウスのこれが演奏されることはわかってました。それでそれをsecret symphonyでやるなら編曲版になるな、というのと別のヒントでPlexusが噛んでることもわかってました。
ただここで新しい曲(Cawrseの曲)に初めましてできるとは思ってなかったのでいい出会いができました。
ちなみにMelodies Francaisesは以前Plexusのコンサートでやったののナレーションなし+楽章縮小版という形でした。
あとでちょっと話を聞いたら今回のコンサート場所は音響が結構特殊でお互いの音がなかなか聞こえない箇所も多々あったそうで(汗)でも聴く方も色々音響によって処理されちゃってる音を聞くからそんなに問題はなかったと思います。歌声を聞くにはとても贅沢な場所でしたねー。歌ってる人から近いけどしっかり空間に響いた音を味わえる感。
謎解きでシュトラウスとわかるちょっと前くらいからなんだか晩年シュトラウスとか晩年マーラーが聴きたい気分だったのでちょうどその部分が満たされた感じでした。あとワイン飲んで聴くシュトラウスなかなか良い(笑)多分そこはマーラーだと効かないとこあるかも。
基本Secret Symphonyは平日開催なので演奏してるのが友人でも終わったあと長くしゃべってたり場所を移して飲んだりできないのがちょっと残念ではありますがしっかり楽しんできました。やっぱり行ける時はなるべく行きたいイベントです。次はいつかなー楽しみ-。
来月も色々行きたいコンサートなどなどあるのでお財布の許す限り楽しみたいです。
今日の一曲: リヒャルト・シュトラウス 「四つの最後の歌」より「九月」
ほんと第3楽章第4楽章がこの歌曲集だと大好きなんですけど前紹介したと思うんでこちらを。
音楽において特定の季節を表すにはどんな要素の印象が大切か、みたいなことはよく考えるのですが(特に鳥カタ弾くときですが)、気温だったり風の感じだったり光の感じだったり湿度だったり、そういうのをどう音楽で表現するかってまだまだ謎が多く感じます。
それに加えて秋という季節にくっついてくるこのなんともいえない儚い感じ。歌詞を読んでみるとヘッセもそこんとこ上手いのですがシュトラウスも同じくらい上手い。もとはオケでこんな繊細で儚い表現してる見事さ。
でも秋といってもまだ9月の話なんですよねこれ。元々がドイツの詩人・作曲家ってのもありますが現代の日本だって9月はがっつり残暑で暑いですしメルボルンでいうと3月ならまだ40度超えの日とかもあり得ますし。だから余計に「9月にしちゃあまりにも儚いよ!」みたいなイメージになっちゃうのかもしれません。
ちなみにオケ版ではこの楽章の最後のホルンソロがもう素敵な聴きどころなのですが今回の編曲版ではチェロが担当してました。いいですねえこの横取り(笑)他の楽器が気持ちいいソロを弾けるって楽しいだろうなあ。でもソロは置いておいてオケのための曲を(ピアノ込みとはいえ)5重奏で弾くのは役割分担がかなり大変みたいです。
リンクしたのは同じくシュトラウスの「死と変容」、「メタモルフォーゼン」と死にまつわる作品でそろえたアルバム。メタモルフォーゼン、そしてそこからのこの歌曲につながる色々はまた語り始めると止まらないので割愛しますがこの3曲の組み合わせは色々と美味しいです。
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昨日に引き続いてまた更新。
精神関係カテゴリといえばそうなのか?くらいの話ですが関係はしてるのでこれで。
以前このエントリーで書きました双極性障害についての研究、唾液サンプルを提供してくれませんかというお便りが来ました。めでたしめでたし。ちょうど先日サンプル用キットも来たところで。とりあえず説明など文字の部分はざっと目を通しました。
唾液のサンプルを取る手順自体はそんなに難しそうではないですがサンプル取るタイミングとかに決まりがあるようなので(送り返すまでにある程度余裕がありますが期限までに)読み返したりシミュレーションしたりせねば。一応唾液の量とか時々意識してるんですけど大丈夫かな?みたいな量な気がします。リチウム飲んでるのが主因だと思いますがそこは頑張らなきゃ。
ちゃんと役立つサンプルが採れるといいなあ。役立ちたいですよこれは。
そしてこの数週間悩んでた動悸息切れですが昨日お医者さんに行ったときに「軽い運動誘発ぜんそくかもしれない」と言われて今日シティに行ったときにさっそく薬を買ってシティを歩き回る前にさっそく使ってみたら呼吸が大分違いました。これはビンゴかもしれません。(ただし薬を買う前にも寄り道したりして一度バテてるので疲れたは疲れた)
時々息を大きく吸う必要ができるのですが息を吸ったときちゃんと空気が肺に入ってくる感。息ができるっていいな!と思わず喜びそうになりました(笑)
ただ本番は、というかちゃんと違いを試すのは明日のバレエのレッスンで。バテて一番困ってるのがバレエなのでこれが解決すれば万々歳です。
精神的な原因があるのかも、と言われてたのでちょっとほっとしています。別に心理的な要因があること自体は全然悪いとかそういうことは無いのですが、血液検査が異常なしで返ってきて「そうかメンタルの調子がこんなに身体に悪影響与えるんだ・・・」と凹みがちでしたし、激しい運動なしに息苦しい時に不安症状じゃないかと心配になったりしたので。やっぱりそこら辺はきっぱりはっきりさせておいたほうがいいのかな。少なくとも今回は別だと分かってどちらも対応しやすくなった感があります。あと前も書きましたが軽躁とかとの兼ね合いとかも考えるとぜんそくの方が不安症状よりもずっと扱いやすい。
ちょこっと調べ物したら運動誘発ぜんそくは体力を維持することも大切みたいですね。薬で発作(自分の今のはそういえるレベルのではないような気もしますが)を抑えることによって苦にならず楽しくより長い時間運動ができるようにして、結果体力を維持できるようにする。
これはメンタルの方の薬との付き合い方と一緒ですね。薬でなるべく調子を安定させてそれを土台にさらに調子を改善してしっかりできるような仕組み作りをしていく。
(私は基本的に自分の健康でもなんでも、特にメンタルヘルスに関してはシステムでがっちりなんとかしていくやり方が好きです。もちろんそれをやるには例えば薬とかドクターのサポートで底上げ土台作りが必要ですが。)
とりあえず今後うまいこと運動前とかに薬を吸入してバレエのレッスンやそこらへんほっつき回ってるくらいでバテないようになりたいです。どっちも自分が楽しくてやってることですし一応日常アクティビティの一環ですからね。苦しくちゃ不便。
あと何回も書いてますが秋冬はメンタル方面のマネージメントもちょっとレベルが上がることが予想されるのでできるだけ全体的にいい状態を保ちたいものです。
今日の一曲はおやすみ。また長いこと留守にせずちゃんと書いて今日の一曲もちゃんと書く。
精神関係カテゴリといえばそうなのか?くらいの話ですが関係はしてるのでこれで。
以前このエントリーで書きました双極性障害についての研究、唾液サンプルを提供してくれませんかというお便りが来ました。めでたしめでたし。ちょうど先日サンプル用キットも来たところで。とりあえず説明など文字の部分はざっと目を通しました。
唾液のサンプルを取る手順自体はそんなに難しそうではないですがサンプル取るタイミングとかに決まりがあるようなので(送り返すまでにある程度余裕がありますが期限までに)読み返したりシミュレーションしたりせねば。一応唾液の量とか時々意識してるんですけど大丈夫かな?みたいな量な気がします。リチウム飲んでるのが主因だと思いますがそこは頑張らなきゃ。
ちゃんと役立つサンプルが採れるといいなあ。役立ちたいですよこれは。
そしてこの数週間悩んでた動悸息切れですが昨日お医者さんに行ったときに「軽い運動誘発ぜんそくかもしれない」と言われて今日シティに行ったときにさっそく薬を買ってシティを歩き回る前にさっそく使ってみたら呼吸が大分違いました。これはビンゴかもしれません。(ただし薬を買う前にも寄り道したりして一度バテてるので疲れたは疲れた)
時々息を大きく吸う必要ができるのですが息を吸ったときちゃんと空気が肺に入ってくる感。息ができるっていいな!と思わず喜びそうになりました(笑)
ただ本番は、というかちゃんと違いを試すのは明日のバレエのレッスンで。バテて一番困ってるのがバレエなのでこれが解決すれば万々歳です。
精神的な原因があるのかも、と言われてたのでちょっとほっとしています。別に心理的な要因があること自体は全然悪いとかそういうことは無いのですが、血液検査が異常なしで返ってきて「そうかメンタルの調子がこんなに身体に悪影響与えるんだ・・・」と凹みがちでしたし、激しい運動なしに息苦しい時に不安症状じゃないかと心配になったりしたので。やっぱりそこら辺はきっぱりはっきりさせておいたほうがいいのかな。少なくとも今回は別だと分かってどちらも対応しやすくなった感があります。あと前も書きましたが軽躁とかとの兼ね合いとかも考えるとぜんそくの方が不安症状よりもずっと扱いやすい。
ちょこっと調べ物したら運動誘発ぜんそくは体力を維持することも大切みたいですね。薬で発作(自分の今のはそういえるレベルのではないような気もしますが)を抑えることによって苦にならず楽しくより長い時間運動ができるようにして、結果体力を維持できるようにする。
これはメンタルの方の薬との付き合い方と一緒ですね。薬でなるべく調子を安定させてそれを土台にさらに調子を改善してしっかりできるような仕組み作りをしていく。
(私は基本的に自分の健康でもなんでも、特にメンタルヘルスに関してはシステムでがっちりなんとかしていくやり方が好きです。もちろんそれをやるには例えば薬とかドクターのサポートで底上げ土台作りが必要ですが。)
とりあえず今後うまいこと運動前とかに薬を吸入してバレエのレッスンやそこらへんほっつき回ってるくらいでバテないようになりたいです。どっちも自分が楽しくてやってることですし一応日常アクティビティの一環ですからね。苦しくちゃ不便。
あと何回も書いてますが秋冬はメンタル方面のマネージメントもちょっとレベルが上がることが予想されるのでできるだけ全体的にいい状態を保ちたいものです。
今日の一曲はおやすみ。また長いこと留守にせずちゃんと書いて今日の一曲もちゃんと書く。
いやあーーー・・・色々ありました。
それは置いておいて土曜日にちょっと珍しい(自分にしては)コンサートに行って来ました。
学校時代の友人が所属している、というか運営にもちょっと噛んでるPolyphonic Voicesという合唱団とその合唱団のそこそこな数のメンバー(友人含む)が前所属していたメルボルン大学の寮Trinity Collegeの合唱団の合同のコンサート。合唱のコンサートに行くのも珍しいですがオールアカペラのコンサートでした。そしてプログラムはオール英国作品。すっかり私ホイホイな内容でした。
場所はうちの学校もよくコンサートや大きめの礼拝イベント(?)にも使ったブライトンのSt. Andrew's Church。大聖堂ではないですがそこそこに大きい教会。古いスタイルですがしっかりした作りで、なんとpews(教会のベンチみたいな椅子)はヒーター付き。この季節にお尻があったかくコンサートが聴けるのはありがたいです。
フォーマットとしては別々に歌う曲もあり合同で歌う曲もあり。いいですね、リハーサル時間や人
数に限りがあったり環境でこういうフォーマットだと色々充実したコンサート内容に出来て。元々交流があるならなおさら。
プログラムはこんな感じでした。
Bushes & Briars
Polyphonic Voices & Trinity College Choir
場所:St. Andew's Church, Brighton
ジェラルド・フィンジ 「7つの合唱曲(Seven Poems of Robert Bridges)」(PV)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 「3つのシェイクスピアの歌」(PV)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 「旅の歌」より「放浪者」(PV)
ハーバート・ハウエルズ 「Salve Regina」(TC)
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード 「3つのラテン語モテット」より「Justorum Animae」(TC)
(休憩)
グスタフ・ホルスト 「アヴェ・マリア」(合同)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 「Bushes and Briars」(合同)
グスタフ・ホルスト 「Nunc Dimittis」(合同)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ ミサ曲 ト短調
見てくださいこのてんこ盛り。英国圏外ではイギリス音楽は20世紀前半あたりの盛り上がった時期のものでもマイナーな分類ですがこんなに色々合唱曲あるんですよ。というかハウエルズとスタンフォードは私もお初。
いいですねやっぱりイギリス音楽は。自分にとって馴染みがあるという以上にこの懐かしさを掻き立てるフレーバー。そして印象派を取り入れたような新しい響きとバロック以前の宗教音楽を持ってくるような古き良き雰囲気が共存してて。
合唱曲もこうやって曲リストみるだけでも古典文学やら宗教音楽やらその他secularな題材やらが見えて面白い。
そしてイギリス音楽、そして特に宗教音楽に求められる歌い方という範囲でものすごく上手いソロが聴けてほんと美しかったです。すごく透明でまっすぐで伸びる声。生で&教会で味わえるって贅沢な体験です。今回聴いた曲はほぼ全部録音持ってない曲ですがどうしてもまた生演奏を聴きたいと思ってしまいます。
ちなみにPolyphonic Voicesはようつべに演奏上げてたりCD出してたりしてます。こちら。Soundcloudにも色々あるみたいです。
すっかり寒くなりましたけど色々外に楽しみなものがあるので楽しく出かける秋冬になるといいなあ。おいしいものも食べたいし面白い音楽も聴きたいしその他色々。バレエも観に行くし兵馬俑も来るらしい。体調にちょっと不安は残ってますが仕事もまた来ながらアクティブに過ごせますように。
今日の一曲: グスタフ・ホルスト 「Nunc Dimittis」
今回知らない曲ばっかりたくさんということでコンサートで座ってる間から今日の一曲にどの曲を使うか考えてました。ヴォーン=ウィリアムズの3つのシェイクスピアの歌の各楽章の入りがトリッキーながら合唱としてのエフェクトも好きでしたしミサ曲で古きと新しきの共存を広げていくのも面白そうだと思いましたが一番好き&美しいと思ったのはこれ。
まずスタートラインとしては「惑星だけがホルストじゃない」というところから話したいですね。(ついでに「木星だけがホルストの惑星じゃない」ってのは普段から話してますがそっちはまた別の日に)。惑星でも海王星の女声合唱パートでその片鱗が伺えますが面白い合唱音楽を書く人です(ただし海王星はかなり例外的にトリッキーではあるかもしれない)。
歌というと横のメロディーの線が大事と思われますが合唱だと和音=縦のラインの重要さがぐんとアップ。その縦のラインの気持ち良さが冒頭からこの曲はあって思わずにやにやしてしまう。人の声の響きだけで成り立つ世界って面白いですねえ。
リンクの録音は今回のコンサートで歌われた曲が結構入ってるやつにしてみました。シェイクスピアの歌の「Full fathom five」は試聴部分だけでも難しさが分かる(汗)アカペラってほんと大変だー。
それは置いておいて土曜日にちょっと珍しい(自分にしては)コンサートに行って来ました。
学校時代の友人が所属している、というか運営にもちょっと噛んでるPolyphonic Voicesという合唱団とその合唱団のそこそこな数のメンバー(友人含む)が前所属していたメルボルン大学の寮Trinity Collegeの合唱団の合同のコンサート。合唱のコンサートに行くのも珍しいですがオールアカペラのコンサートでした。そしてプログラムはオール英国作品。すっかり私ホイホイな内容でした。
場所はうちの学校もよくコンサートや大きめの礼拝イベント(?)にも使ったブライトンのSt. Andrew's Church。大聖堂ではないですがそこそこに大きい教会。古いスタイルですがしっかりした作りで、なんとpews(教会のベンチみたいな椅子)はヒーター付き。この季節にお尻があったかくコンサートが聴けるのはありがたいです。
フォーマットとしては別々に歌う曲もあり合同で歌う曲もあり。いいですね、リハーサル時間や人
数に限りがあったり環境でこういうフォーマットだと色々充実したコンサート内容に出来て。元々交流があるならなおさら。
プログラムはこんな感じでした。
Bushes & Briars
Polyphonic Voices & Trinity College Choir
場所:St. Andew's Church, Brighton
ジェラルド・フィンジ 「7つの合唱曲(Seven Poems of Robert Bridges)」(PV)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 「3つのシェイクスピアの歌」(PV)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 「旅の歌」より「放浪者」(PV)
ハーバート・ハウエルズ 「Salve Regina」(TC)
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード 「3つのラテン語モテット」より「Justorum Animae」(TC)
(休憩)
グスタフ・ホルスト 「アヴェ・マリア」(合同)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 「Bushes and Briars」(合同)
グスタフ・ホルスト 「Nunc Dimittis」(合同)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ ミサ曲 ト短調
見てくださいこのてんこ盛り。英国圏外ではイギリス音楽は20世紀前半あたりの盛り上がった時期のものでもマイナーな分類ですがこんなに色々合唱曲あるんですよ。というかハウエルズとスタンフォードは私もお初。
いいですねやっぱりイギリス音楽は。自分にとって馴染みがあるという以上にこの懐かしさを掻き立てるフレーバー。そして印象派を取り入れたような新しい響きとバロック以前の宗教音楽を持ってくるような古き良き雰囲気が共存してて。
合唱曲もこうやって曲リストみるだけでも古典文学やら宗教音楽やらその他secularな題材やらが見えて面白い。
そしてイギリス音楽、そして特に宗教音楽に求められる歌い方という範囲でものすごく上手いソロが聴けてほんと美しかったです。すごく透明でまっすぐで伸びる声。生で&教会で味わえるって贅沢な体験です。今回聴いた曲はほぼ全部録音持ってない曲ですがどうしてもまた生演奏を聴きたいと思ってしまいます。
ちなみにPolyphonic Voicesはようつべに演奏上げてたりCD出してたりしてます。こちら。Soundcloudにも色々あるみたいです。
すっかり寒くなりましたけど色々外に楽しみなものがあるので楽しく出かける秋冬になるといいなあ。おいしいものも食べたいし面白い音楽も聴きたいしその他色々。バレエも観に行くし兵馬俑も来るらしい。体調にちょっと不安は残ってますが仕事もまた来ながらアクティブに過ごせますように。
今日の一曲: グスタフ・ホルスト 「Nunc Dimittis」
今回知らない曲ばっかりたくさんということでコンサートで座ってる間から今日の一曲にどの曲を使うか考えてました。ヴォーン=ウィリアムズの3つのシェイクスピアの歌の各楽章の入りがトリッキーながら合唱としてのエフェクトも好きでしたしミサ曲で古きと新しきの共存を広げていくのも面白そうだと思いましたが一番好き&美しいと思ったのはこれ。
まずスタートラインとしては「惑星だけがホルストじゃない」というところから話したいですね。(ついでに「木星だけがホルストの惑星じゃない」ってのは普段から話してますがそっちはまた別の日に)。惑星でも海王星の女声合唱パートでその片鱗が伺えますが面白い合唱音楽を書く人です(ただし海王星はかなり例外的にトリッキーではあるかもしれない)。
歌というと横のメロディーの線が大事と思われますが合唱だと和音=縦のラインの重要さがぐんとアップ。その縦のラインの気持ち良さが冒頭からこの曲はあって思わずにやにやしてしまう。人の声の響きだけで成り立つ世界って面白いですねえ。
リンクの録音は今回のコンサートで歌われた曲が結構入ってるやつにしてみました。シェイクスピアの歌の「Full fathom five」は試聴部分だけでも難しさが分かる(汗)アカペラってほんと大変だー。
お久しぶりです流 星姫です。
かなり長いこと書いてませんでしたがやっと余裕が出来ました。
こんなに長く書く事がなかった、いやそれよりも文章を書こうと思う気にならなかったのはなんだか自分でもほぼ異常事態に分類しそうですがとりあえず生きてはいました。
サッカーが色々あったり(現在進行形)ちょっと体調が落ちてたり、あと意外とインパクトがあったのが買って早々まき直す際に盛大に絡まった毛糸をほどくのに時間だけでなく自分の精神力の多くを持ってかれたこと。ほんとほどけない間は他の編み物も出来ませんでしたし万年筆の手書きも(手帳・サッカーノート以外)ぱたっと止まって。それであいた時間をほぼ使い続けて数週間。今ちょうど「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ステージですが次回からはちゃんとswiftを使って巻こうと思います。
体調はこれも現在進行形なのですが2週間くらい息苦しさがあって。目が覚めた直後とかなんでも無いときとか動悸息切れ。バレエだったりシティに行って歩き回ったりでも体力が消耗しやすくて。とりあえずお医者さんに行って血液検査したら何もひっかからなかったので原因は今の所不明。でも精神的な要素もあるのかなあ。鬱・軽躁・不安方面と三つ揃うのは勘弁していただきたいんですけどねえ。特に今の時期はそんなにですが軽躁と不安は大変相性が悪い。ただでさえ軽躁のコントロールには手を焼いてるのに連動でもされたりしたら大変。
でもとりあえず日本での連休の間は仕事もお休みでピアノも内容・時間を調整したりしてゆるーく過ごしました。あ、サッカーは観に行きましたしシティに行ったりもしましたが。バレエも週2体制。例外はあるけど基本無理しない生活。やっと毛糸もほどけましたし万年筆のインクの新しいのも届きましたし編み物したり手書きしたりも再開できて気持ち面ではちょっとは落ち着いた感はあるかな。それでも息苦しさは訪れますが。
そういえばMiscellaneousついでに一つ気になったこと。
こないだメルボルン・ヴィクトリーのAリーグ通常シーズン最終試合があった週末にアウェーユニフォームの選手プリント半額+サイン入りというセールがあったのでついつい買っちゃいまして。
チームのユニフォームだったら基本ホームユニフォームがメインですしヴィクトリーの特徴的なV字デザイン+きれいな紺色がホームは素敵だと思うのですが今回アウェーユニを手にとってそのデザインに驚きました。
上半身の紺色の部分、前々から画面でみて何か点々?みたいな模様があるなと思ってたのですがよーくみると細かい三角形がちらばっていて、それよりもう一段薄く放射線状+同心円みたいな線が。そして白い三角形で南十字星。
・・・これってもしかして実際の(南天の)星空を模様にしてる?
星座早見表(南天仕様)で見てもなかなか判別は難しかったのですが実際正確だったらすごいなあ。正確でなくてもアイディアとしては好き。
音楽でもなんでもモチーフに使う際鳥とか虫とか星とかみたいな大きなカテゴリで使うのよりも種名ピンポイントで指名してる(またはその種とはっきりわかるくらいディテールを使ってる)作品がものすごく好きで。ダリの蝶々なんかもそうですし、もちろん鳥のカタログやマクロコスモス第4巻とかもそう。なので突然こんなデザインに出会ってものすごくテンションがあがりました。でもいずれホームユニフォームも買いたいなあ・・・(ホームユニフォームはデザインが大きく変わることはないと思うんで急ぎはしなさそう)
紺色といえばすっかりほどくのに時間がかかってしまった毛糸が紺色で、寒い時期(or場所)での観戦用にちょっとbeanieを編もうかなーと思って買ったのですがもう今シーズンには間に合わなさそうです(笑)やっぱりちゃんとswift使って巻くべきでしたね。
でもチームカラーが紺だと編み物(や万年筆!?!?)にもつなげやすくて便利です。サッカーはこっちだとそんなにですがオージーフットボールのチームでちょっと難しい色の組み合わせのとこもあるのでなんか地味に得した気分です(?)。
ちょこちょこまだ色々ありますがそれなりの頻度の更新に戻っていきたいと思います。
体調は一つ持ち直したのでここからは(外出だけでなく)動いて行く方向に戻ってかなきゃ。行きたいコンサートもある。連休中に出かけられなかった件も脳裏でくすぶってる。
そしてアウトプットできるようにしていきたいと思います。
今日の一曲: ジョージ・クラム マクロコスモス第4巻「天体の力学」より「Beta Cygni」
ピンポイントで特定の星の名前を出してくる曲集から今日は一つ。今ざっと検索かけたら一番自分が思い入れが深い第3楽章(Gamma Draconis)はすでに2回紹介してましたが(正直何度語っても語りきれない)他はまだだったのでモチーフが分かりやすいこの楽章を。
例えばメシアンが「鳥のカタログ」でピンポイントの鳥の種類を出してくるとその鳥の外見だったり生息地、生態や環境などを理解するのが曲を理解・解釈する上での前提になります。まあメシアンの場合前書きで結構そこんとこ説明してくれちゃったりするんですけど。でも実際弾く時に自分で色々調べるにこしたことはないと思います。
それと比べるとクラムはヒントが少ない。クラムの作品全般だと例えば歌曲の歌詞や背景、使ってる打楽器の種類とか楽譜の指示語なんかから汲み取ることができるけどこの曲集は前者3つに関してはかなり限られてて。
要するにヒントは「Beta Cygni」と「天体の力学」だけと思っていいんじゃないかな。
ただBeta Cygni=はくちょう座βは「アルビレオ」とも呼ばれる結構有名な天体。特に日本人にとっては宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくるのがよく知られていると思います。青色と黄色という特徴的な外見をした二重星、でも実際はものすごく遠く離れてお互いを回っているふたごの連星・・・という辺りから私だったら解釈を広げていきたいですね。
・・・とは言ったものの今調べたら去年(!)アルビレオは連星でなくみかけの二重星であるという説が発表されたらしく。作曲時点では連星だったのですがこれからみかけの二重星が常識になったら「作曲時点に準拠」「科学的に準拠」の二つの考え方ができそうです。だからピンポイントなモチーフを使うことにはリスクもあり、はたまたそれが面白いこともあり。
(とはいえ音楽の演奏自体に大きい影響を与えるわけではなさそうですがね)
録音はスペイン歌曲集第3巻が入ってるアルバムで。まだ持ってないんですよ第3巻は。最近手書き用にまたロルカの詩も読んでたところだったので今すぐでも欲しくなってしまう。クラムはまだまだ元気で他にも曲書いてらっしゃるからなるべく追っかけて録音も入手したいのですが・・・そのうち。他にも要入手の曲がたまってきてるのでまたクラムの似合う夏に会わせてでも。
かなり長いこと書いてませんでしたがやっと余裕が出来ました。
こんなに長く書く事がなかった、いやそれよりも文章を書こうと思う気にならなかったのはなんだか自分でもほぼ異常事態に分類しそうですがとりあえず生きてはいました。
サッカーが色々あったり(現在進行形)ちょっと体調が落ちてたり、あと意外とインパクトがあったのが買って早々まき直す際に盛大に絡まった毛糸をほどくのに時間だけでなく自分の精神力の多くを持ってかれたこと。ほんとほどけない間は他の編み物も出来ませんでしたし万年筆の手書きも(手帳・サッカーノート以外)ぱたっと止まって。それであいた時間をほぼ使い続けて数週間。今ちょうど「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ステージですが次回からはちゃんとswiftを使って巻こうと思います。
体調はこれも現在進行形なのですが2週間くらい息苦しさがあって。目が覚めた直後とかなんでも無いときとか動悸息切れ。バレエだったりシティに行って歩き回ったりでも体力が消耗しやすくて。とりあえずお医者さんに行って血液検査したら何もひっかからなかったので原因は今の所不明。でも精神的な要素もあるのかなあ。鬱・軽躁・不安方面と三つ揃うのは勘弁していただきたいんですけどねえ。特に今の時期はそんなにですが軽躁と不安は大変相性が悪い。ただでさえ軽躁のコントロールには手を焼いてるのに連動でもされたりしたら大変。
でもとりあえず日本での連休の間は仕事もお休みでピアノも内容・時間を調整したりしてゆるーく過ごしました。あ、サッカーは観に行きましたしシティに行ったりもしましたが。バレエも週2体制。例外はあるけど基本無理しない生活。やっと毛糸もほどけましたし万年筆のインクの新しいのも届きましたし編み物したり手書きしたりも再開できて気持ち面ではちょっとは落ち着いた感はあるかな。それでも息苦しさは訪れますが。
そういえばMiscellaneousついでに一つ気になったこと。
こないだメルボルン・ヴィクトリーのAリーグ通常シーズン最終試合があった週末にアウェーユニフォームの選手プリント半額+サイン入りというセールがあったのでついつい買っちゃいまして。
チームのユニフォームだったら基本ホームユニフォームがメインですしヴィクトリーの特徴的なV字デザイン+きれいな紺色がホームは素敵だと思うのですが今回アウェーユニを手にとってそのデザインに驚きました。
上半身の紺色の部分、前々から画面でみて何か点々?みたいな模様があるなと思ってたのですがよーくみると細かい三角形がちらばっていて、それよりもう一段薄く放射線状+同心円みたいな線が。そして白い三角形で南十字星。
・・・これってもしかして実際の(南天の)星空を模様にしてる?
星座早見表(南天仕様)で見てもなかなか判別は難しかったのですが実際正確だったらすごいなあ。正確でなくてもアイディアとしては好き。
音楽でもなんでもモチーフに使う際鳥とか虫とか星とかみたいな大きなカテゴリで使うのよりも種名ピンポイントで指名してる(またはその種とはっきりわかるくらいディテールを使ってる)作品がものすごく好きで。ダリの蝶々なんかもそうですし、もちろん鳥のカタログやマクロコスモス第4巻とかもそう。なので突然こんなデザインに出会ってものすごくテンションがあがりました。でもいずれホームユニフォームも買いたいなあ・・・(ホームユニフォームはデザインが大きく変わることはないと思うんで急ぎはしなさそう)
紺色といえばすっかりほどくのに時間がかかってしまった毛糸が紺色で、寒い時期(or場所)での観戦用にちょっとbeanieを編もうかなーと思って買ったのですがもう今シーズンには間に合わなさそうです(笑)やっぱりちゃんとswift使って巻くべきでしたね。
でもチームカラーが紺だと編み物(や万年筆!?!?)にもつなげやすくて便利です。サッカーはこっちだとそんなにですがオージーフットボールのチームでちょっと難しい色の組み合わせのとこもあるのでなんか地味に得した気分です(?)。
ちょこちょこまだ色々ありますがそれなりの頻度の更新に戻っていきたいと思います。
体調は一つ持ち直したのでここからは(外出だけでなく)動いて行く方向に戻ってかなきゃ。行きたいコンサートもある。連休中に出かけられなかった件も脳裏でくすぶってる。
そしてアウトプットできるようにしていきたいと思います。
今日の一曲: ジョージ・クラム マクロコスモス第4巻「天体の力学」より「Beta Cygni」
ピンポイントで特定の星の名前を出してくる曲集から今日は一つ。今ざっと検索かけたら一番自分が思い入れが深い第3楽章(Gamma Draconis)はすでに2回紹介してましたが(正直何度語っても語りきれない)他はまだだったのでモチーフが分かりやすいこの楽章を。
例えばメシアンが「鳥のカタログ」でピンポイントの鳥の種類を出してくるとその鳥の外見だったり生息地、生態や環境などを理解するのが曲を理解・解釈する上での前提になります。まあメシアンの場合前書きで結構そこんとこ説明してくれちゃったりするんですけど。でも実際弾く時に自分で色々調べるにこしたことはないと思います。
それと比べるとクラムはヒントが少ない。クラムの作品全般だと例えば歌曲の歌詞や背景、使ってる打楽器の種類とか楽譜の指示語なんかから汲み取ることができるけどこの曲集は前者3つに関してはかなり限られてて。
要するにヒントは「Beta Cygni」と「天体の力学」だけと思っていいんじゃないかな。
ただBeta Cygni=はくちょう座βは「アルビレオ」とも呼ばれる結構有名な天体。特に日本人にとっては宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくるのがよく知られていると思います。青色と黄色という特徴的な外見をした二重星、でも実際はものすごく遠く離れてお互いを回っているふたごの連星・・・という辺りから私だったら解釈を広げていきたいですね。
・・・とは言ったものの今調べたら去年(!)アルビレオは連星でなくみかけの二重星であるという説が発表されたらしく。作曲時点では連星だったのですがこれからみかけの二重星が常識になったら「作曲時点に準拠」「科学的に準拠」の二つの考え方ができそうです。だからピンポイントなモチーフを使うことにはリスクもあり、はたまたそれが面白いこともあり。
(とはいえ音楽の演奏自体に大きい影響を与えるわけではなさそうですがね)
録音はスペイン歌曲集第3巻が入ってるアルバムで。まだ持ってないんですよ第3巻は。最近手書き用にまたロルカの詩も読んでたところだったので今すぐでも欲しくなってしまう。クラムはまだまだ元気で他にも曲書いてらっしゃるからなるべく追っかけて録音も入手したいのですが・・・そのうち。他にも要入手の曲がたまってきてるのでまたクラムの似合う夏に会わせてでも。
過去のエントリーに拍手ありがとうございます。(気づく頻度がまばらですみません・・・)
ちょこちょこ家飲みの日がブログ書きの日に重なるのですが今日もそんな日で。
そんな中今年もこの季節がやってきました。
6月の連休に恒例放送の豪ABCのクラシック100カウントダウン。
不思議なもので2月3月くらいまでは「まだかまだか」と待ちわびていながら3月末~4月になるとすっかり存在を忘れてて(笑)でも今年もしっかり投票してきました。
今年のテーマは「作曲家」。つまり例年のように曲に投票するのでなく作曲家に投票するシステム。つまりは「推し」に直接票を入れる、人によってはいつもより熱いテーマとなってます。
しかもテーマの副題が「これなしには生きられない作曲家」ですから。
10人まで投票可とのことだったのでこの10人に票を入れてきました。
(1)オリヴィエ・メシアン
(2)ドミトリ・ショスタコーヴィチ
(3)モーリス・ラヴェル
(4)グスタフ・マーラー
(5)レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ
(6)ロス・エドワーズ
(7)フランツ・シューベルト
(8)ヨハネス・ブラームス
(9)セルゲイ・ラフマニノフ
(10)イーゴリ・ストラヴィンスキー
私にしてはちょっと保守的かな?くらいに思えますがだいたいこんな感じです。
あと投票登録するときに10人のうち一番好きな作曲家と特に好きな作品を書けと言われたのでショスタコーヴィチのヴィオラソナタにしました。これでもメシアンの鳥のカタログと迷ったんです。でもやっぱり自分の人生においてのつきあいの長さ濃さなど総合的に評価した結果ショスタコに。
1~5くらいまでは本当に迷いなく自分に圧倒的に大切で、「これなしには生きられない」要素満載の5人です。
6はオーストラリアの音楽で真っ先に誰の音楽を勧めたいか、という観点から自分にとってデフォルトの作曲家です。同時に自分にとってオーストラリアを離れてるときにオーストラリアを感じたくなる音楽、という意味でこれなしではやってけない。
7と8は普段熱意を持って推しているわけではないですけど前者は歌曲やピアノ曲、後者は特に室内楽において欠かせないと思っている作曲家。
9と10はほんと悩みましたね。でも最終的にラフマニノフの交響的舞曲や交響曲第2番、ヴォカリーズの存在感は自分の中で大きいですし、自分の(特にチェロでの)オケ活動はストラヴィンスキーの作品に彩られていたので。
この10人はサイト内リストから選んだのですがもしも追加したければ別途ABCにメールで送ってちょ、みたいなことが書いてあったのでジョージ・クラムをリクエストして数日待ったのですが音沙汰なしで。しょうがないなと先に投票したらそのまた数日後メールが来てすでに投票してたらリクエスト分も一票としてカウントしますよ、とのこと。
もうクラムなんか誰が票入れてるか、って話ではあるんですがそれでも「好き」の熱意を汲んで対応してくれたのはほんと嬉しいです。ということで私の投票リストは11人いる!(雑なreferenceはやめなされ)
クラムは本来ならメシアン・ショスタコーヴィチとならぶ自分にとっての三本柱ですからね。今もちょっと弾いてますし、自分のイマジネーションだったりファンタジー・SF的な方向性だったり色々と影響を受けたり反応することが多く。わざわざメールしても追加したい作曲家です。
例年の投票では特に中堅どころというか「玄人好みかつ100位周りで入るかどうか難しいかもしれない曲」だったり「100位以内には入るであろうけどなるべく上の順位をとって欲しい曲」に注力する部分があるのですが今回はそういう票の入れ方は無理ですね(笑)「推し」を純粋に推したいというところもありますし普段より予想が付きやすい、ポピュラーな作曲家がどんどん上にくるランキングなのでとにかく好きな作曲家をストレートに応援しなきゃ。
その中でヴォーン=ウィリアムズがどのくらいの順位にくるかってのはちょっと興味深い。英国文化圏なので多くの人に親しみはありそうですがよく知られている曲数曲のために票を投じてくれる人がどれくらいいるかなあ。自分の入れた10人だったらラヴェル、シューベルト、ブラームス辺りが上位にくるかな。マーラーも上位に入るかもしれないけどどこまでいけるだろう。みんなどんどん入れてくれよ。メシアンは100位以内に入ったら上等だし祝杯に値する。
例年どおり101位~200位のラインアップも気になりますしね。
ということで投票締め切りは5月20日、実際のカウントダウン放送は6月8日9日の2日間。
ネット経由でもABC Classic FMは聴けるようになっています。
時間が合えば是非。一般の人の理由コメントや「こんなことしながらカウントダウン聴いてます」的なお便りもたまに面白いです。
今日の一曲: レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 交響曲第5番第1楽章
ヴォーン=ウィリアムズといえば吹奏楽も有名ですし(日本では主に吹奏楽作品になるのかな)こちらでいうとタリス幻想曲や揚げひばりみたいな単独オケ作品みたいなものもなじみが深く。なじみもあり愛されてもいますがそれでもわざわざ票を入れるほどの熱意が集まるかは難しいなあ、とどうしても思ってしまう。それは「馴染み」ということもあり、ヴォーン=ウィリアムズの音楽の性格もあり、その他いろいろ細かい理由がありそうで。
自分がヴォーン=ウィリアムズに票を入れるのは吹奏楽音楽もオケ作品も、さらに交響曲もものすごい好きでものすごい美しいと思ってもっともっと愛されたいといつも思ってて。結構広く深く思い入れがある作曲家なんです。
その思い入れを力説するときにまず推したいのがタリス幻想曲、そしてこの交響曲第5番。
ヴォーン=ウィリアムズの音楽は牧歌的で美しくて、でも深さというかがっつりさに欠けるという印象は確かにあるのですがこの第1楽章のクライマックスは自分にとってとにかく叫びたくなる音楽です。美しさだったりなつかしさだったり、そういった感情がMAXに高まった激しさと深さは他の偉大な交響曲作品に張り合えるものがあると本気で思ってます。
あとは交響曲としての世界観もこの第5番に限らず壮大で、音楽のスタイルというか響きが濃くなくてもそういう意味では十分濃いと思うんですよね。
ヴォーン=ウィリアムズの(他のジャンルと比べての)交響曲の知名度の低さは作曲家として結構珍しいと思うのですがもっともっと弾かれて知られて愛されて欲しいです。
リンク先はロンドンフィル+ハイティンク指揮のを選んでみました。クリーンな演奏に定評があるハイティンクなので大変相性がいい(はず)。ついでにひばりも揚げちゃってください(カップリング曲)。
ちょこちょこ家飲みの日がブログ書きの日に重なるのですが今日もそんな日で。
そんな中今年もこの季節がやってきました。
6月の連休に恒例放送の豪ABCのクラシック100カウントダウン。
不思議なもので2月3月くらいまでは「まだかまだか」と待ちわびていながら3月末~4月になるとすっかり存在を忘れてて(笑)でも今年もしっかり投票してきました。
今年のテーマは「作曲家」。つまり例年のように曲に投票するのでなく作曲家に投票するシステム。つまりは「推し」に直接票を入れる、人によってはいつもより熱いテーマとなってます。
しかもテーマの副題が「これなしには生きられない作曲家」ですから。
10人まで投票可とのことだったのでこの10人に票を入れてきました。
(1)オリヴィエ・メシアン
(2)ドミトリ・ショスタコーヴィチ
(3)モーリス・ラヴェル
(4)グスタフ・マーラー
(5)レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ
(6)ロス・エドワーズ
(7)フランツ・シューベルト
(8)ヨハネス・ブラームス
(9)セルゲイ・ラフマニノフ
(10)イーゴリ・ストラヴィンスキー
私にしてはちょっと保守的かな?くらいに思えますがだいたいこんな感じです。
あと投票登録するときに10人のうち一番好きな作曲家と特に好きな作品を書けと言われたのでショスタコーヴィチのヴィオラソナタにしました。これでもメシアンの鳥のカタログと迷ったんです。でもやっぱり自分の人生においてのつきあいの長さ濃さなど総合的に評価した結果ショスタコに。
1~5くらいまでは本当に迷いなく自分に圧倒的に大切で、「これなしには生きられない」要素満載の5人です。
6はオーストラリアの音楽で真っ先に誰の音楽を勧めたいか、という観点から自分にとってデフォルトの作曲家です。同時に自分にとってオーストラリアを離れてるときにオーストラリアを感じたくなる音楽、という意味でこれなしではやってけない。
7と8は普段熱意を持って推しているわけではないですけど前者は歌曲やピアノ曲、後者は特に室内楽において欠かせないと思っている作曲家。
9と10はほんと悩みましたね。でも最終的にラフマニノフの交響的舞曲や交響曲第2番、ヴォカリーズの存在感は自分の中で大きいですし、自分の(特にチェロでの)オケ活動はストラヴィンスキーの作品に彩られていたので。
この10人はサイト内リストから選んだのですがもしも追加したければ別途ABCにメールで送ってちょ、みたいなことが書いてあったのでジョージ・クラムをリクエストして数日待ったのですが音沙汰なしで。しょうがないなと先に投票したらそのまた数日後メールが来てすでに投票してたらリクエスト分も一票としてカウントしますよ、とのこと。
もうクラムなんか誰が票入れてるか、って話ではあるんですがそれでも「好き」の熱意を汲んで対応してくれたのはほんと嬉しいです。ということで私の投票リストは11人いる!(雑なreferenceはやめなされ)
クラムは本来ならメシアン・ショスタコーヴィチとならぶ自分にとっての三本柱ですからね。今もちょっと弾いてますし、自分のイマジネーションだったりファンタジー・SF的な方向性だったり色々と影響を受けたり反応することが多く。わざわざメールしても追加したい作曲家です。
例年の投票では特に中堅どころというか「玄人好みかつ100位周りで入るかどうか難しいかもしれない曲」だったり「100位以内には入るであろうけどなるべく上の順位をとって欲しい曲」に注力する部分があるのですが今回はそういう票の入れ方は無理ですね(笑)「推し」を純粋に推したいというところもありますし普段より予想が付きやすい、ポピュラーな作曲家がどんどん上にくるランキングなのでとにかく好きな作曲家をストレートに応援しなきゃ。
その中でヴォーン=ウィリアムズがどのくらいの順位にくるかってのはちょっと興味深い。英国文化圏なので多くの人に親しみはありそうですがよく知られている曲数曲のために票を投じてくれる人がどれくらいいるかなあ。自分の入れた10人だったらラヴェル、シューベルト、ブラームス辺りが上位にくるかな。マーラーも上位に入るかもしれないけどどこまでいけるだろう。みんなどんどん入れてくれよ。メシアンは100位以内に入ったら上等だし祝杯に値する。
例年どおり101位~200位のラインアップも気になりますしね。
ということで投票締め切りは5月20日、実際のカウントダウン放送は6月8日9日の2日間。
ネット経由でもABC Classic FMは聴けるようになっています。
時間が合えば是非。一般の人の理由コメントや「こんなことしながらカウントダウン聴いてます」的なお便りもたまに面白いです。
今日の一曲: レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 交響曲第5番第1楽章
ヴォーン=ウィリアムズといえば吹奏楽も有名ですし(日本では主に吹奏楽作品になるのかな)こちらでいうとタリス幻想曲や揚げひばりみたいな単独オケ作品みたいなものもなじみが深く。なじみもあり愛されてもいますがそれでもわざわざ票を入れるほどの熱意が集まるかは難しいなあ、とどうしても思ってしまう。それは「馴染み」ということもあり、ヴォーン=ウィリアムズの音楽の性格もあり、その他いろいろ細かい理由がありそうで。
自分がヴォーン=ウィリアムズに票を入れるのは吹奏楽音楽もオケ作品も、さらに交響曲もものすごい好きでものすごい美しいと思ってもっともっと愛されたいといつも思ってて。結構広く深く思い入れがある作曲家なんです。
その思い入れを力説するときにまず推したいのがタリス幻想曲、そしてこの交響曲第5番。
ヴォーン=ウィリアムズの音楽は牧歌的で美しくて、でも深さというかがっつりさに欠けるという印象は確かにあるのですがこの第1楽章のクライマックスは自分にとってとにかく叫びたくなる音楽です。美しさだったりなつかしさだったり、そういった感情がMAXに高まった激しさと深さは他の偉大な交響曲作品に張り合えるものがあると本気で思ってます。
あとは交響曲としての世界観もこの第5番に限らず壮大で、音楽のスタイルというか響きが濃くなくてもそういう意味では十分濃いと思うんですよね。
ヴォーン=ウィリアムズの(他のジャンルと比べての)交響曲の知名度の低さは作曲家として結構珍しいと思うのですがもっともっと弾かれて知られて愛されて欲しいです。
リンク先はロンドンフィル+ハイティンク指揮のを選んでみました。クリーンな演奏に定評があるハイティンクなので大変相性がいい(はず)。ついでにひばりも揚げちゃってください(カップリング曲)。